2014年 09月 07日 の記事 (1件)


8月30日。
もうすぐ10年というところまで頑張ったのに。
亮太が星になりました。
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私自身、出張中だったので、
亮太が最後の最後、苦しんだのかどうか?
その辺りが解りません。

突然、お昼に飼育係から電話がかかり、
「亮ちゃんが死んでるねん」

えっ?!

びっくりしました。
ちょっと調子悪そうだから、今朝まで撫でててんけど…

だったら連絡ちょうだいな!
一瞬そんなことも思いましが、どうすることもできません。

夜に戻った時は、死後硬直が取れはじめた頃。
随分時間が経ったということです。

気持ちよさそうに眠っているようで…

それが何よりのホッとした材料です。


しこりが2つもあったお腹は重かったんでしょうね。
力が無くなった途端に、悪かった後足は外へ向けられ、
腹ばいになった状態で固まっていました。

せっかくならば、ちゃんと寝させてあげなきゃ。
ということで、下半身を動かして足を揃えてみる。

お腹が張っていたのがよく解りました。
長い間足を揃えることが出来なかった亮太は、
久しぶりにキレイな寝姿となりました。

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なかなか近づこうとしなかったお母さんうさこ。
来実嬢も、ほんの一瞬でしたが顔の傍へ。
これが精一杯の愛情表現なんでしょね。

ここ2年位は、亮太が病気ばかりで一緒に遊ばすことも出来なかったし、ケージ越しに会わせてやっても反応が鈍かったので、ほんの一瞬とはいえ、やはり「おかん」

ちゃんと見送ったんだと思います。


私はというと・・・

葵くんの時と同じく、数珠を持たせてやりました。
日々、財布に入れて持ち歩いていた「指数珠」

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こうやって、数珠を手にして旅立ちました。

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ペットの葬儀屋さんが作って下さった写真。
1年ほど前、お風呂でさっぱりした後のクリクリ眼です。

ここ1年は、私自身が声をかけ、
とても仲良くしていただけに、かなり淋しくなりました。

散々痛みと向き合ってきた亮太にとっては、もう苦しくない訳ですよね。
複雑な気持ちがありますが、痛みに耐える姿はとても男前でした。

5年ほど前、遊んでいる途中にどこかで負傷し、
ギャーーーーーッっと大声を咽喉から出して叫びまわったことがありました。
あの時に、尾てい骨を骨折していたんでしょうね。

表面的には、爪が折れ血だらけの惨事にしか見えなかった。

しばらくしたら、急に片足がうまく動かなくなり、
その足をケージの隙間に挟み、無理に抜こうとしてまた骨折。
それが、右肢全部を失う危機に直面。

1時間半かけ、電車やバスに揺られて病院へ通うこともありました。
そんな状況下の中でも、ご飯の時間には毎日足を引きずってでもお気に入りの場所へ自分で移動し、ウトウトするのが日課でした。

撫でながら一緒に病院に通ったのは私の想い出。

ここ半年は、お皿から水を飲ませたり、食べさせたり。
何度も食べなくなる様子がありましたが、その度に一緒に乗り越えてきました。
だからこそ、良かったとも思う。
ゆっくり眠ってほしいから。

この10年、心の癒しでした。
一緒に成長したんです。
とても愉しかった。とても優しい気持ちになれました。

ありがとうね。箕輪亮太ちゃん。

女の子なのに亮太と名付け、彼氏も作ってやらなかった。
教育係としては、まだまだです。

亮太が星になって、空から見守ってくれるよう、
私は、これからも我が家のうさこたちと頑張ります。
2014 09/07 13:39:39 | ペット日記 | Comment(0)
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