昨日、クライマックスシリーズで、阪神が負けてしまった。
ペナントレースで13ゲームも引っくり返されるなんて・・・っていう人。北京オリンピックの影響も少なからずあったっていう人もいたよね。それもあるかもしれない。
けれど、結局は一人ひとりの意識の問題だったのかな?って気がするんだよね。
だって、オリックスは、シーズン途中に監督が辞めようが、清原選手が頑張ってる姿をファンにいい形で観せられるような試合を最後までしたと思うんだ。
最後まで決して諦めなかったと感じた。
何が何でも、今年日本一になりたい!って思ってた選手は何人いたのかなぁ。13ゲームも差を開けた時点で、今年は楽勝って少し気が抜けた選手がいたんじゃないだろうか?
人間誰だって、気が緩むことはある訳だもの。
私だったら、きっと一瞬気が緩むだろうなぁ。
さて、最近の阪神の試合は、残念ながら勝っても凄く嬉しいって感じがしなかった。モチロン、勝った方が気持ちいいし嬉しいんだよ。
けど、最下位争いをしてた頃のような、やっと勝てた時の嬉しさとは比べ物にならなかった。それが残念でならない。
野村阪神時代までが好きだった私にとっては、仕方がないことなのかな。
球団のスタイルそのものが変わったと思うもの。
生粋の若手選手をミスタータイガースとして育成するというスタイルから、億単位の金を使って良い選手を採る方向に。つまり、金で4番を作った感じ。仕事が出来て当たり前。
初めは、新しい取り組みが上手くいって良かったんだろうけど、だんだん試合が面白くなくなってきた。私はね。
安心して観ていられるようになった分、ハラハラドキドキが少なくなったの。ファンって欲張りだからね〜。
自分が解説者か監督になった気分で、試合を観たい訳よ。
だから、試合の安定なんて要らないの。それより、1点を争う緊迫したゲーム中に飛び出す、超ファインプレーが観たいんだもん。そして、その試合に勝つ! 最高だよね。
応援を批判する訳じゃないけれど、もう少し試合の展開とか、ゲームそのものを楽しんで欲しいなって思う時がある。
ホントに面白いと思える試合って年数回しかないんだもん。
そう思えば、岡田監督は、安定して勝てる試合スタイルを構築したんだと思う。そのスタイルが、一気に崩れてしまったから監督辞める決意したんだろう。5年もお疲れ様でした。
監督も交代するこの機会に、私も野球ファンとして新たな気持ちで楽しんでいきたいなぁ。