2015年 11月 23日 の記事 (2件)


ご存じ不老不死(若返りが使える)の最強エスパー超人ロックが主人公の長寿漫画です。

40周年以上続いており、日本一みたいです。

自分は大学生当時、大きいサイズの漫画を全巻を持っていました。

(もしかしたら、違うシリーズも存在し、話の全ては網羅できている訳ではないかもしれません。)

ちなみに、「超人ロックが掲載されると、その雑誌は休刊になる」という都市伝説がありますが、その理由は、人気のなくなってきた雑誌に、よくテコ入れの意味で掲載されていたという背景があり、作品が悪いわけではないと思っています。



なお、この漫画を読んでて思うのが、「超人ロック」が強すぎる事です。

それだけ強いんなら、もっと積極的に活躍してくれれば、
もっと被害が小さくて済むのにと、自分の場合は、キャラクター「超人ロック」の活躍に対して、少しガッカリな感じでした。

まぁ、大活躍する話もあるのですが、「超人ロック」は、あまり歴史に介入したくないのか、裏でコソコソするような場合が多いです。
非常に主人公っぽくない所がポイントです。
物語「魔女の世紀」に至っては、「超人ロック」は、端役というか、登場はしますが、物語に全く絡んでいません。

農作業してるシーンが出るだけです。
ただ、この「魔女の世紀」のストーリーが非常に面白かったので、ますます漫画における「超人ロック」の存在の必要性が薄く感じました。

「最強超人ロック」が現れて解決というストーリーではなく、「超人ロック」不在の方が、ストーリーが面白くなっているように感じます。

主人公でありながら、最強すぎてしまい、話の中に登場しにくくなっているという

不思議な主人公とも言えます。

そんな訳で、主人公の割に、登場回数も異常に少ないです。

それでは「超人ロック」がどれだけ強いかと言うと、
若返り能力(不老不死)
相手の心を読む
雷攻撃(別途調査でサイコスピア(光の剣)という名前があるらしい)
確か第3形態まであった(主人公なのに、ラスボスっぽい)
テレポート
変装(化ける)

などがあり、一度「超人ロック」を倒そうという話では、
軍隊が総攻撃をかけて足止めして、一斉にジャマ―(超能力を封じる装置)を使い、それでも倒しきれなかったという話もありました。

別途調査では、第2形態の「超人ロック」ならば惑星を破壊できるともあり、規格外の攻撃力も持っているようです。

また、そもそも

ラーニング

という、相手の超能力を見ただけで使えるようになるという能力もあるようです。

さらに、後半の話では、

ジャマ―耐性

まで身に付けたようです。

さらに治癒技などの便利な技もあったような気がします。
もはやラスボスのような能力です。
(クリア後に出てくる裏ボスと言っても過言ではないかもしれません。)

長年生き続け、ラーニングという能力もあり、とんでもない能力になってしまった感じがあります。
また、あまり登場しないというのが、さらに黒幕(ラスボス)のイメージを増長させています。

ちなみに、自分の読んだシリーズでは分からなかったのですが、別途調査にて、第2形態はバーサーカー(狂人)モードなので、敵味方なく攻撃してしまうらしく、自分が問題を起こさないように、なるべく歴史に介入しないという見解もあるみたいです。
2015 11/23 19:43:15 | none | Comment(0)
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子供や女性向けの作品ではないかもしれませんが、モンキーパンチの原作漫画「ルパン3世」「新ルパン3世」が

個人的には漫画No1です。

「トリック」「ストーリー」が秀逸であり、他の追随を許さない金字塔だと思っています。



そして、非常に残念ながら、モンキーパンチ以外の方が描いた漫画「ルパン3世」は、「世界観」「カッコ良さ」ばかりが誇張されていて、
肝心な「トリック」の部分のキレがいまいちな物が多いです。
だいたい「二流」、せいぜい「一流」どまりです。

「一流」でも満足する方も多く、そして、通常なら全く問題ないのですが、原作が「超一流」のレベルに達しているので、

スペックダウン版リニューアルになってしまっているのが問題です。
しかも、最近の映画版やTVスペシャル版は、このスペックダウン版リニューアルが元になっているので、ちょっとパワーダウンを感じざるを得ません。



では、原作漫画の「トリック」は、何故「超一流」と言えるほど洗練されたのかと言うと、

「銭形刑事」の存在が大きいと思います。

原作漫画における「銭形刑事」は、はっきり言って強いです。

頭もキレているので、単純な「トリック」では騙されません。

このため、ルパン側も2重3重5重と「トリック」を仕掛ける訳です。

この騙し合いが、非常に面白かったです。

そもそも「ルパン3世」という作品は、「世界観」「キャラクター」「カッコ良さ」で勝負している訳ではなく、「トリック」1本で勝負している作品だと思っています。
この原点を忘れては、「ルパン3世」は楽しめないと思います。



ちなみに、原作漫画でも、ルパン側は、ルパン3世、次元大介、石川五ェ門、峰不二子の4人は登場します。
ただし、ルパン3世以外の設定は、キャラクターが定まっていない頃なので、コロコロ変わっている気もします。

峰不二子にいたっては、顔は同じだけど、設定、職業、名前(富士子とかそんな感じ)と、

ルパン以上に正体不明です。
現在のキャラクター設定と比べると、かなりビックリすると思いますが、

誰が何と言おうとも、モンキーパンチ版が原作漫画ですので、
これはビックリしながらも受け入れてください。
意外な発見が多くて、楽しめると思います。

そして、前置きが長くなり、大変申し訳ありませんが、ルパン側4人に対して、銭形刑事1人って不利だと思いますよね?

ところがどっこい原作漫画では、銭形刑事の相棒も何人か登場します。

そして、意外と知られていなくて残念なのが、「刑事メロン(でかめろん)」です。

かなりの長期間登場していたし、実力もかなり高く、頑張ったのですが、実力的に銭形刑事に及ばなかったのと、あまり実績を残せなかった事もあり、アニメ化などで大幅に削除されてしまい、世間の記憶から忘れ去られてしまったのかもしれません。

しかし、銭形刑事側が1人ではなくなる事で、「トリック」がより複雑化し、より面白くなっていたのは、言うまでもありません。



最近テレビアニメとして「ルパン3世」が復活するという噂を聞きましたが、個人的には「トリック」部分が凄く心配です。

なお、モンキーパンチの「ルパン3世」「新ルパン3世」は、
古い作品だからという理由だけで、古本屋などで格安で購入できますので、もし古本屋で見かけたら、迷わず購入する事をお薦めいたします。
2015 11/23 19:40:29 | none
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