ゴジラが正義の味方になって第二作目。
今回もキングギドラと再戦。ただし味方はラドンのみ。
本作品の三つのポイント。
まずX星人。一応ヒューマノイドで、X星は木星の衛星ということだから、太陽系の人間。機械と電子計算機しか信じなくて、シリアスにやればやるほどコミカルに見える変な連中。
ゴジラの「シェー」。
何とゴジラが、まんが「おそ松君」の登場人物であるイヤミ
がよくやった「シェー」をやる。
X星でキングギドラを撃退した後と、地球でAサイクル光線を喰らってひっくりかえる時の、二回行う。
そして何といってもあの地球軍猛反撃のシーンに流れる「怪獣大戦争マーチ」です。
オリジナルは第一作「ゴジラ」でフリゲート艦出撃のシーンで流れますがこちらはアレンジされていて、覚えやすいうえに勇壮で、聞いていると楽しくなる曲である。
ストレスを吹っ飛ばすには最適。
この作品のVHSのダビングした物を持っているが、そのシーンだけ見る事もしばしばあります。
X星人の統制官土屋嘉男さんのオタオタぶりが見事である。
「チキュウキチ、ワレワレハダッシュツスル!ミライヘムカッテダッシュツスル。マダミヌミライヘムカッテナ・・・」
と叫ぶのでした。
ただこの作品もしこの曲がかかっての、地球反撃のシーンがなかったら、とんでもない作品に終わっていたかもしれない。
それほどインパクトが強かったと思うのである。