かつて題名のなかったBLOG

2017年 01月 02日 の記事 (1件)


あけおめことよろ、から。

前→第1回


後半の早押し問題は
「書き出し」「歌詞朗読」「ガール」
の中からチョイス。なぜか私が指名されたので
「ガール」を選びました。

1問目は辻さんが正解。
辻さんは原さんのスウェーデン(+12P)を
奪いました。
これで辻さんがトップの21P、
はらさんは3位に後退です。

ね? 前半のリードなんて意味ないっしょ?www

2問スルーを挟んで、コンさんが正解。
トップの辻さんからではなく、
鰤さんから+5Pを奪いました。

続いては、夢遊さんが正解。
辻さんが持っていった
スウェーデン(+12)を選びました。


ジャンルが変わって「歌詞朗読」。
最初の問題はコンさんが正解。
この時点でギリギリトップだった原さんから、
唯一の国であるポルトガル(+12P)を
奪っていきましたw

しかし、次の問題は原さんが正解し、
先ほど奪われたポルトガルを取り返しましたw

次の問題は鰤さんが正解しましたが、
鰤さんはスチールではなく
新たな国を開くことをチョイス。
オーストリアを選びましたが、+10Pでした。

鰤さんは「ユーロ2016」の出場国は
完璧に把握しているようで、
その後も2問連続で正解し、新たな国を開拓。
イングランドで+10、北アイルランド+3でした。


最後の5問「書き出し」の問題です。
1問目はスルーでしたが、
2問目は原さんが押して誤答。
ポイント半減で14→7に。
エンドレスチャンスのため、
同じ問題で夢遊さんも押しましたが、
こちらもハズレ。13→7に減ってしまいました。

3問目はコンさんが正解。
鰤さんから+10を奪いましたが、
まだ鰤さんがトップ。

4問目は、まず原さんが押しましたが、
思い出しきれずにまた半減。
問題が再度読まれた後、
コンさんが見事に正解しました。
コンさんはなぜかしょーせーさんから
+7を奪いますw

最後の問題はみっくさんが正解。
トップの鰤さんからではなく、
コンさんから+10を奪いました。


結果、この「Aコース」での優勝は
29Pの鰤さんとなりました。
2位は16Pでコンさんがキープ。
3位タイは11Pで佐竹さんとざきおさん。
5位に9Pで辻さん。6位7Pで夢遊さん。
7位4Pで原さん、8位2Pではるさん、
9位1Pでしょーせーさん、
地蔵の私と海苔さんが10位タイw
12位に−3Pでみっくさん、
最下位が−4Pであおえりさんでした。


…さて、最後まで誰も分からなかった
国によって入るポイントの「基準」ですが、
これはその国にある世界遺産の数
しかも、全ての国を平均して
平均値に近ければ近いほど高ポイント、
遠いと低ポイントになっている、とのことでしたw

だからイタリアは+1なのに、
イングランドは+10とかになるのね…。
って、分かるかい、こんなのwww


と、一旦終わるような流れになりましたが、
ここまでで約1時間ぐらいしか経過してませんし、
まだまだ時間はあるので、
「Bコース」もやることに。

ルールは同じですが、
選択肢が女性の名前になりました。
今度は、放送開始日が21世紀以降である
「朝ドラ」の主人公の名前を選べば正解です。
「ある基準」の種明かしは
今回も終わってからです。


ルールは同じなので、
Bコースは端折って紹介しますが、

今回は前半がまず鰤さん無双w
正解数7問とぶっちぎったのももちろんですが、
高畑充希と藤澤恵麻で+15Pを
2回獲得したのも大きく、脅威の+60Pを獲得。
他、3問正解の辻さんと2問正解の佐竹さんが
+12Pで追う展開。

しかし、後半1問目で
いきなり鰤さんが誤答してポイント半減、
しかもその問題を正解した辻さんは
鰤さんから追い打ちで+15を奪取w
この1問だけで−45Pという悲惨なことにwww。

その+15は3問目にざきおさんに奪われ、
辻さんは次の問題で正解して
新たな開拓を試みますが、
土屋太鳳は+2Pしかありませんでした。

6問目で佐竹さんが正解。
なぜかはよく分かりませんが、
堀北真紀(+10P)にやたら
こだわりがあったらしく、
わざわざ鰤さんから奪いましたwww

これで鰤さんは、あれだけぶっちぎって
トップだったのが、わずか5Pにw
逆に佐竹さんは23Pでトップ。

次の問題からはしばらく誤答が増えます。
海苔さんの誤答、2休に始まって、
続く問題でコンさんも誤答で半減、
さらにしょーせーさん、あおえりさん、
夢遊さんも誤答。
結局、問題が変わってみっくさんが正解し、
佐竹さんの堀北真紀を強奪wwwナイスwww

しかも、次の問題で
佐竹さんが誤答してポイント半減。
1問スルーを挟んで、みっくさんが正解するも、
新たに開拓した安田成美は正解ではなく−10P。
さらに、ざきおさんも誤答でポイント半減と、
全体的にポイントが減っていきますw

残り3問となったところで佐竹さんが正解。
当然のように堀北真紀を奪い返しますwww

次の問題も佐竹さんが連答、
鰤さんから多部未華子を奪います
ってか、それ+1Pでしょwww
もはやこの人、
自分のハーレムを作ることにしか興味ないよwww

最後は鰤さんが正解。
佐竹さんから堀北真紀を…と思われましたが、
+10Pでは逆転できないのでw
+15Pの倉科カナを奪って逆転優勝を飾りましたw


今回の基準は「演じた女優の生年月日が
12月31日に近ければ近いほど高ポイント」
というものでしたw

う〜ん、分からんwww


〜〜〜〜

さて、というわけであいんすくんの初めての企画、
無事終わりました。

正直、とてもうまくまとまっていたので、
良い意味で非常にビックリしました。

実は、今回1ヶ月前の段階で
「草案」の段階の企画書を
見せてもらってたんですが、ハッキリ言って
あと1ヶ月でどないすんねんな、これ…)
っていうレベルでしたからw

ルールをシンプルなものにして
スッキリさせたのが大正解でしたね。
あいんすさんの努力のあとが伺えて、良かったです。

早押し問題のレベル等も、
概ね問題なかったと思います。
たまにエライ難問がぶっこまれてくるのが
若干気にはなりましたが…。
まあ、アリなレベルでしょう。

何よりもよかったのは、
司会っぷりが堂々としていたことですね。
初めてだし、割とオドオドした感じに
なっちゃうのが普通なんですが、
しっかりハキハキと司会ができていましたし、
ところどころ、場を盛り上げようとする言葉なんかも
入れていたりして、良かったと思います。

以前、どこかの記事で書いたと思うのですが、
一旦企画がスタートしてしまったら、
企画者=司会者=神ですのでw
何か間違っても、不備があっても、
堂々とやりきることが大切です。

そのおかげで、
グダグダ感を感じる場面はなかったですし、
初めてでこれができるっていうのは、
なかなかスゴイことだと思いますよ、マジで。


と、いうわけで、
今回の企画、初めてにしてはよくできていた…
とは思うのですがw
それだけに、ちょっと問題に思う点も
いくつかあるので、ここからは辛口な指摘の方も
させていただきたいと思います。

既にご本人にも、
後日口頭で伝えてはいるんですけどねw
まあ、能力がありそうな人には、
つい言いたくなっちゃうんですよw

また、あの場では私の思うがまま、
整理せずに喋ってしまったので、
伝えたかったことが伝わっていないような
気もしますしw
今回のを見るかぎりは、
あいんすくんには今後も期待できそうなので
敢えてズバズバ行かせていただきますwww


さて、この企画、プレイヤーとして参加してみて
問題に思った点が大まかに2点ありまして、
1つは
「ゲームバランスが考慮されていない点」
もう1つは
「ユーザーフレンドリーさが足りない点」でした。

まずは前者から行きます。
今回、そんなハチャメチャな内容には
なっていないですし、
一見問題なかったように見えますが、
これは「結果的に問題が出なかった」というだけで
ちょっと問題ありだと思っています。

っていうのも、
どうも誤答のペナルティが強すぎるんですよねw

まず、早押しの誤答がポイントが半減という点。
実際、鰤さんが+60Pの時点でやらかして
−30Pされてましたが、
これではリスクが大きすぎます。

しかも、早押しに正解したとしても
その後のチョイスで間違えると、やっぱり
大きくマイナス(最大−20P)となりますよね。
あるいは、正解できたとしても
+1Pとかの場合もあって、正解に見合う
リターンとリスクになっていないんです。

このルールだとある程度ポイントを取ったら
「押さない」っていう方が
断然有利になっちゃいます。
早押しクイズなのに「押さない方がいい」
なんてルールでは本末転倒ですよね。

実際、後半の15問で「スチール」を選ぶ人が
圧倒的に多かったのは、新しく開けようとして
マイナスになるよりそっちの方が安全だからです。
例え「まだ+20が隠されてます!」
なんて言われても「−10も隠されてます!」なら
目に見える「+15」を取りに行きますよ、そりゃw

誤答のときのルールを厳しくするのは、
別に間違いではないんですが、
それは何らかの理由があるとか、
何らかの挽回方法がなければなりません。

例えば、1日企画の決勝なので
より知識を問う形式にしたいとか、
参加人数が多いので失格者を出して
時間短縮できるように、とか。

あるいは、
誤答ペナが大きい代わりに
正解した際のリターンも大きいとか。
後半でもっと大量点を取るチャンスがあって
挽回できるとか。
しょーせーさんの「ハーフイット」のように、
問題やクリア条件は楽だけど、ペナは厳しいとか。

今回はそういった理由や救済措置が特になく、
「なんとなく」で決められていたように感じました。
この点は大きなマイナスですね。

あと、これは好みの問題かもしれませんが、
後半のポイントを奪い合う形式では
トップの人が狙い撃ちされるのは明らかで、
そうすると前半で稼ぐ意味が
あんまりなくなってしまうため、
後半、15問もは要らなかったかもですね。

私なら、前半をもっと増やした上で
後半は5問とかにしますかね。
それなら、前半に稼ぎまくって逃げ切り勝ち
ということができる可能性もあるので。
あるいは前半でスルーが出た問題数分だけ
後半に逆転チャンスとか。

ゲームバランスについてはそんなところです。
ただ、ゲームバランスは実際にやってみないと
分からないっていう要素も多分にあると思いますので、
初めてならある程度は仕方ないかなとも思います。
何回か数をこなして、徐々に掴んでいってもらえれば
良いんじゃないでしょうか。


で、もう1つの
「ユーザーフレンドリーさが足りていない」
という点、実はこっちの方が
より問題かなと思っています。

ユーザーフレンドリーというのは、
1992年のジャパンカップで1番人気だった
イギリスの馬で、英オークスなどを制し、
凱旋門賞でも2着…
あ、間違えたwww

…とまあ、
競馬に明るくない人には難しいボケをしましたが、
今回の企画は、これと同じことを
やっていたのではないかとw
要するに、プレイヤーに対しての配慮が足りなかった
ってことが言いたいんです。


具体的に言うと、例えば
Aコースのパネルを選択する条件と基準。

「正解」となってポイントが入る条件は
「EURO2016の出場国」ってことで、
サッカーの問題じゃないですか。

そうすると、そこに隠されたポイントの「基準」も
サッカーがらみの何かだろうなって思うのが
普通だと思うんですw
実際、ゲーム中も鰤さんから
「強い国が単純に下ってわけでもないし…」といった
発言が出ていました。
「強い」っていうのはサッカーの強さを
指しているのは明らかで、みんな、当然のように
サッカーに関わる問題だと思っていたんですよw

しかし、実際は「世界遺産の数」という
サッカーと何の関係もない基準w
しかも、「平均を取って真ん中に近い方から高得点」
なんてイジワルをされたら、
誰も予測付きませんwww

もちろん、あんまり単純で
すぐわかっちゃうのもどうかと思うんですが、
これはちょっと捻くれ過ぎです。
クイズ企画はあくまでプレイヤー同士の戦いが
メインです。司会者がプレイヤーを苛めてやろう
なんて考えてしまってはダメなんですよ。

実際、「基準」についての種明かしがされても
「お、おう…」ってなってしまい、
あまり盛り上がりませんでしたよね。
これが例えば、
「これまでのW杯での総得点が多い順」とか、
「その国のプロリーグの所属チーム数が多い順」とか、
サッカーにからめた基準だったら、多少難しくても
みんなに「ああ〜」って言って貰えたことと思います。

そういう意味では、Bコースの方がまだ良かったかな?
でも、やっぱり生年月日では
興味を惹くには薄かったかな…。
「誰それの誕生日が何月何日」って聞いても、
「ふーん」としか思わんwww

やっぱ、クイズの問題って、基本的には
答えを聞いて「へえ〜」とか「なるほど〜」って
ならなきゃダメだと思うんですよ。

有名な問題で「なぜ山」とか「魚は眠」ってのが
ありますけど、あれがどうしてこんなに
ベタの代表みたいな扱いになったかっていったら、
やっぱり「良い問題」だからだと思うんです。

「なぜ山に登るのか」と聞かれて
「そこに山があるから」と答えた
っていうエピソードはクイズをやらない人でも
知っているぐらいの有名なものだと思うのですが、
「誰が言ったか」っていうのは意外と誰も知らない。
「木魚」を知らないって人はまずいないけど、
それがなぜ「魚」なのかはあまり知られていない。
だから、問題を聞いたときに「ええ!?」となり、
答えを聞くと「へえ〜そうなんだ〜」となる。
これが「良い問題」だと私は思っています。

だから、このレベルとまではいかないまでも、
聞いたときに納得できるような答えになるよう、
ちょっと考えてもらえると良かったと思います。


それから、まだあります。
今回、記事中には詳しく書きませんでしたが、
後半の15問ではポイントの移動のやり取りの際、
早押しで正解した後、
ポイントを持っている他のプレイヤーに
手をあげさせて、その中から選ばせてましたよね。

それはちょっと横着し過ぎかなとw
誰が何ポイントもっているかとかが
プレイヤーが自分でメモを取らないと
全く分かりませんでしたし、
誰から奪うのが最も効率が良いかが
一目で分からなかったことも、
堀北真紀争奪戦になった原因の一つかな、
とも思いますw

普通の例会では、大きなオープン大会みたく
司会者、問い読み、ポイント・休み管理係を
複数人置いたりはできないので、
司会者がこれらすべてを
1人でこなさなきゃならないんですが、
それでは負担が大きすぎるってことで、
ポイントや休みをプレイヤーの自己管理で
お願いするんです。
だから、本来はそれすらもさせないのが
ベストなんですよ。
プレイヤーになにかを強いるのを
当たり前に思ってはいけません。

今回も、例えば選択肢をカードみたいに作ってきて、
正解した人に渡すとかいう感じにすれば、
誰からどれを奪うべきか、っていうのが
目で見て分かりやすかったと思うんです。
まあせめて、正解者にはチップを渡すとかね…。

何にしても、なるべくプレイヤーに負担や
ストレスをかけないような配慮について、
少し考えてもらえればよかったかなと思います。

特にウチは「初心者サークル」なんで、
「早押し機を触るのも初めて」っていう人が
参加する場合も充分あるわけなんです。
そこで、そういう人にあんまり複雑なことをさせたり、
誤答ペナが大きくて、ボタンが押しづらかったり、
正解を聞いても納得できないような
理不尽な難易度の問題をやらせたりするのも
酷じゃないですか。

上でも少し書きましたが、早押し問題の難易度も
若干難問が多めなように思いましたので、
これ以上「おに」にならないよう、
今後は柔らかい問題も用意してほしいと思う次第ですw


と、まあ長々と講釈を垂れましたが、
決してあいんすくんを凹ませたいわけではなくてw
まだこれから企画をしてみようと考えている人の
参考にもなればいいかな、
と思って書かせていただきました。

繰り返し言いますが、
今回の企画は初めてにしては上出来で、
今後も大いに期待できる内容でした。
へこたれずに、また新しい企画を
作ってもらいたいなと思います。


ということで、長々と語ってしまいましたが、
ここで終わります。
次回からはあおえりさんの企画です。お楽しみに!
2017 01/02 10:17:39 | クイズ | Comment(5)
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