さて、5回目に参りましょう。 あと例会まで3日しかないわけですが…。 まあ、何とかなるでしょ(ホントかよ)。
今回は実際に企画ができあがるまでの ヤーロウの頭の中を 全部、書き出してみたいと思います。
今のところ、 企画を作る2つの方法のうち、 (2)おもしろい形式を考える を使います。
と、ここまでしか決めていません。
そうだなぁ…せっかく説明したので、 どこかに「運」の要素を入れたいですねぇ。 例にも出したので、サイコロを使うことにしましょうか。
使う場所は、企画の流れの中の (3)定められた条件を満たした人がポイントを得る の場面で使うことにしましょう。 オーソドックスにね。
じゃあ、サイコロをどのように使うか。 ただ振るだけじゃ、つまらないので…
と、ここでヒントになったのが、 文月さんがいつかの例会でやっていた 「登山(これ正式名称何て言うデスか?w)」 サイコロを一度に何個か振って、 その中で自分の都合の良い組み合わせを採用、 という使い方。 これをパク…いや、拝借させていただくことにします。
≪正解が増えれば増えるほど、 一度に振れるサイコロの数が多くなり、 その結果、自分に都合の良い目を選びやすくなる≫
という形で、多く正解した人が有利になりつつ、 「運」の要素も入るようにしたいと思います。
さて、ここまできたら、企画はできたも同然です。 上のサイコロの使い方が活きるように、 まわりのルールを考えていきます。
上記のようなルールであれば、 1問ずつ正解を積み重ねる、早押し(1問1答)よりも まとめて何個か正解が出る1問多答の方が 向いていそうです。 ボードに書いて、正解数だけサイコロを振る、 というのがシンプルですね。
で、早押しじゃないとすると、 ただただ問題を出して、サイコロを振って… の繰り返しじゃさみしいので、ゲーム性を高めるべく、 全員で何かを奪い合うような形式にしたいところ。
あーでもない、こーでもないと、 寝る前、湯船の中、電車の中、いろいろな場所で考えて… チーン! ひらめいた!
攻撃側と防御側に分かれ、同じ多答問題に挑戦、 正解数に応じたサイコロを振って、出た目の数で ポイントを奪い合う、という形式はどうだろう?
あ…いやいや、それだと1対1? それともチーム戦か? う〜ん…。
じゃあ、ちょっと面倒だけど、 1問ごとにトランプを引いて、 組み合わせ抽選することにしよう。 問題は全員に共通に出題するけど、 同じ数字のカードを引いた人同士がそれぞれ対決する、 みたいな。 参加人数が奇数の時は、「スルー」される人が出るけど。 でもまあ、ここでも 対戦相手選びという「運」の要素がさらに+されましたね。
さて、ここまでを、流れに沿ってまとめてみると…
(0)問題の前にカードを引いて、対戦者決定 (1)1問多答問題を発表 (2)全員一斉に答える(ボードに記入) (3)正解数に応じて、その回に振れるサイコロの数が 決まる→サイコロを振ってその中から2つの目を選び、 その目に応じたポイントが対戦相手の2人の間で動く (4)不正解のペナルティは、特になし (5)一定数問題を消費した時点で ポイントの最も高い人が優勝
…とまあ、こんな感じで決まりました。
あと、細かいことや、サイコロの目で何が起こるかとか もう少し決めなきゃいけないことがありますが、 だいたい方向性は固まりましたね。
今回は「サイコロを使いたい」に始まって、 サイコロの使い方を考えて、それを使うためのルールを作る という順番でやったのですが、 ここは「ランキング問題をやりたい」でも 「芸能の問題がやりたい」でも何でもいいわけです。
まずは、思いついたことを、 企画の流れのどこでどう使うか決めて、 そこからふくらませて考えていきましょー。
次回、あと少しだけ注意点などを説明したら 当企画作成講座もフィナーレです。 んでは。
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