大連帰国日記

2005年 12月 の記事 (10件)

今日、大晦日ですね。
あまり実感と言うか、湧きません。
だってあさって、会社引越しだし、荷物梱包とかで忙しかったし。今日は幹部でスキー旅行行ってるし。。。
こっちは陽暦ではなく陰暦のお正月を祝います。だから今の時期はあんまり重視しないのです。
特に書くネタもなかったのですが、一年の締めが「扁桃腺炎」じゃぁ、ちょっとなぁ〜、と思い更新。

今年はどんな一年だったでしょうか?
私は「大連」の一言でした。もう一年くらい日本に帰ってないので、後にも先にも海外連続滞在年月最長になるかもしれない。

「パタパターリエン」は4月から始めたんだったかな・・・
「パタパタ」とは、ただなんとなく惚けた空を飛んでいる感じの響きが好きだから。「ターリエン」は中国語で「大連」という意味です。

元々はただの自己満足感覚でした。大連で友達もいなかったので空いている時間暇だったし、今の生活を日記にでも残しておくか。後になったら忘れそうだしぃ。
・・・と気ままに書いていたら、見る見るうちにカウンターがあがってる・・・?!
まさかこんなにたくさんの人に見ていただけるとは思いませんでした。多分、知らない方も結構見てくれてるようですね。  
お蔭様で趣味の一つとなりました。ありがとうございます。
来年もよろしくお願いします。
それでは、よいお年を。






2005 12/31 11:15:27 | none | Comment(0)
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3〜4日前から扁桃腺が腫れていたが、薬のみゃぁ大丈夫だろう。と甘く見ていたらどんどん悪化してしまった。
昨日の朝、また悪化して痛くてしょうがなかったので、腹をくくって病院に行くことにした。
こっちでまともに病院に行くのは初めてだ。風邪ぐらいでは病院なんか行かないし、それ以外の病気はしていない。幸せなヤツ。
前の日から、話すと痛かったので、これ以上悪化したら医者へ行こうと思い、社員に病院の場所など聞いておいた。
翌朝おきて、のどを確かめると、、、イテテテテテ。うは〜もうダメ。何もしなくても痛いや。。熱はないのが救いだが、もう限界。
会社に遅刻の連絡をして、医者に行くことにした。社員は、一人で大丈夫なの??と心配してくれたが、 なぁ〜に、もう一年半も大連に住んでいるんだわよ。医者くらい簡単に行けるに決まってるでしょ。(ちょっと怖いけど・・・だって日本でもお医者怖いもん) と思い、自信満々で目的地へ向かった。
近いから歩いていっちゃえぃ。と歩いたが、あいにく昨日の朝は大雪。しかも大粒でちょっと水っぽかった。その上マイナスの世界なので髪の毛が凍り始める。。
え〜〜、ちょっとちょっとぉ。。そっか、こういうときに歩いてるとこうなるのかぁ。。
全然大連に慣れてないじゃん、、っていうか私って常識分かってない。。?? 大丈夫かしら??  ・・・もうそんなこと構っていられん、ノドがいてぇ。
と、ちょっと迷いながら目的の大学付属病院に到着。こっちでは小さい医者よりも、大学病院の方が技術的に断然信用できるそう。そんなわけで、デカイ大学病院に入ったものの、
どこで何をしたらいいのかさっぱり分からん。
とりあえず受け付けに「扁桃腺が腫れたんですけど。。」と言うと、
「アァァ〜??」
※注)これは怒られているわけではありません。普通に聞き返されているんです。
発音が外国人の上にノドがおかしい為、何度か言い直さなければならなかった。 やっと分かってもらえたようで、
「2階の耳鼻科に行って下さい。」
で、耳鼻科にたどり着いたら
「1階で書類をもらってきてください。」
やっぱりね。書類をもらってまた耳鼻科へ行き、お医者さんの元にたどり着いた。
「この書類違うよ、もう一回下で○○っていうのをもらってきて」
・・・あっそ、いい運動やねん。
でも↑これは彼らのせいと言うよりは、私が中国の病院のかかり方が分からない為、あっちこっちウロウロせざるを得なかった。。ま、仕方ない。ノド以外は元気です!
やっと診察室に入れてお医者さんの元へ。
若造だな。大丈夫か?しかも大連方言が強いのか医療専門用語なのかで、何言っているのか特別分かりにくかった。看護婦さんに言い直してもらったりしながら、細菌感染による扁桃腺炎だ、ということは何とか分かった。で、治療法は飲み薬+点滴3日間。
え、そんなに重症なんだぁ。。で、点滴室や支払い場所はまた1階。しかも人が多いのに相変わらず全然並ばない・・・みんな力ずくで窓口へと突き進む。本当にみんな具合悪いのかよ? そんな訳で、散々割り込まれ、イライラしながら待ってようやく支払いの窓口にありつけた。
「お会計830元になります。」
・・・・は?・・・?830元?・・・何それ。日本円で1万円ちょっとだが、こっちの感覚に換算すると6〜7万円くらい。ほぼ大連の平均所得に近い。
おかしい、なんでそんなに高いの? 明らかに何かおかしい。。扁桃腺見てもらって7万って何よ? 外国人だからって何かしたな。もうそんなのに騙されないかんね。
「なんで、そんなにするんですか?」と会計に聞いた。
「そうですね。。 でも書類に書いてあるんですよ。 さっきかかったお医者さんに聞いてください。」
またさっきの耳鼻科へGO。
さっきの医者が見つからなかったので耳鼻科の看護婦さんに聞いたら、「そうですね」と言って、他の、今度は年配さんの医者の元へ通された。
ちょっと座んなさい、と合図されその医者に診てもらったら、「そんなにひどくないよ。薬飲めば大丈夫。点滴いらない。熱ないじゃん。」と言って、点滴の書類をクシャクシャポイッと捨てた。。
そんな訳で結局85元。まぁ、、そんなもんだろ。それでもちょっと高いけど。
どうやら点滴3日間が異常に高かったらしい。しかも点滴にもいろんな種類があるらしく、外国人だからって輸入品の高いやつを選んだようだ。その上保険もないので、ばか高かったと言うわけ。日本人は日本人でも、、金持っていそうかどうかよく見てくれ。
今回はボッタクリというよりは診察ミスだろう。それか、、あの若い医者は、最高で万全の治療を施してくれようとしたのか?

その後会社へ。ノドは痛いもののこれだけは言いたい!
パタパタ:「ちょっと聞いてよ〜。830元請求されたよ〜。」
社員:「はぁぁぁ〜??」
パタパタ:「でもね、かくかくしかじかで85元払って薬もらってきたけど」
社員:「うん。。日本人だからだよ。でもちょっとひどいねぇ。○○病院より××病院の方がいいんじゃない?」そうかもねぇ、でも○○もいいってうわさだけど、、やっぱ××の方がいいかもね。新しいし。
みたいな話をして一件落着。
でももう、一人で行かない方がいいよ。という話。
確かにそうか、もし中国人と一緒だったら、病院中をウロウロする必要もなく、バカ高い値段を請求されることもなく、不安になることもなかっただろう。

そのお昼休み、私はちょっと久々に、以前(11月3日)書いたもっちりトウモロコシをほおばっていた。
ノドがメチャクチャ痛いってのに、食欲はある私。ノド元過ぎれば痛さを忘れる・・・
と、、食べ終わったら
んん・・・?痛みが引いた・・・
なんでだろ。と鏡で見たら、、さっきまで腫れあがって白くなっていた扁桃腺が、小さくなっている。。。
お〜!わかった!もっちりモロコシをがっつき、飲み込む勢いで、膿が出たんだぁ〜 バンザーイ!!

それからと言うもの、みるみるうちに回復。
いまではだいぶよくなりました。
めでたしめでたし♪


だけど、話は戻って中国の病院。よっぽどでない限り、もう行きたくない。一人で行くからだ、一人で行くなら日本人向けのところでなきゃダメだよ。と言われたが、まぁ確かにそうか。
でももし中国に長く住むとしたら、それでもし、何かもっと体調を壊してしまったら、、、と考えると、あまりこっちにいられる自信がなくなってきた。。
2005 12/30 13:07:20 | none | Comment(0)
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さて、早いもので今年ももう残りわずか。。年末年始の季節がやってまいりました。
日本では陽暦の元旦を祝うが、中国では陰暦の元旦(春節)を祝う。中国では1/1元旦は一応休みだが、あまり重視しないようです。

で、この年末年始のスケジュールが決まった。
・30日〜31日・・・・・会社役職温泉スキー旅行&会議。
・1月1日・・・・・・・私の大連での数少ない友人2人の誕生日。
・1月2日・・・・・・・会社引越し&家族が大連に来る。
偶然と珍事と異文化が織り成す、濃密なスケジュールだ。全然お正月じゃない。。
ちなみに役員旅行は課長以上のみ参加なので、ヒラの下っ端の私には関係ないのだが、なんでそんな年末に、、しかも引越し&元旦の直前にいくんだろ・・・?来月にすりゃぁいいのに・・そんなに急ぎの温泉なんだろうか。。。?ま、いっか。

そして誕生日。これは偶然です。双子ちゃんじゃありません。彼とその弟の彼女の誕生日。
あ、でもこっちの人の誕生日ってどう過ごすんだろ? 日本だったらケーキ。ろうそく。ビックリドッキリパーティー、歌、演奏、変装、仮面、、、かしら?どこの国だ?
彼らと私とは食の好みが全然違うので難しい。たまに私の好きな甘い物を持っていってもだ〜れも食べず、一週間ぐらいたってもそのまま残ってカビそうになっている。。誕生日ケーキ持っていってもそうなるのかしら?いや〜 それならキムチ持って行ったほうが喜ばれるのか・・? う〜ん・・・分からない。。

で、2日に引越し。会社は今、私のうちから徒歩3分の場所にある、というかそういう場所を選んでアパートを探した。が、2日にバスで約1時間の場所に引っ越します。。。
おい〜!頼むよぉぉぉ〜。ただでさえ車は危ないしバス停では並ばないし、気温は冷凍庫の大連なんだからさぁぁ〜!
そして同じく2日。正月の超格安ツアーを狙って、父上と弟が大連旅行に来ます。というのは結構前から決まっていたのに、なんでドンピシャで引越しが決まるのさ〜!

あ〜、、なんか来年は当たる当たる。宝くじでも買おうかしら。。あれ、もう終わってる・・・? でもいい運よりも悪運の方が多い気がするから、結局プラマイゼロかマイナスになってムダか? いや、買ってもいないのにんなこと考える方がもっとムダ? あはは〜。
2005 12/25 18:23:43 | none | Comment(0)
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メリークリスマス♪
日本もにぎやかでしょうけど、大連もなかなかにぎやか。クリスマスの習慣は、やはり日本ほどは騒がないかもしれないですが、人が多いだけに街中は一層明るかった。
キリスト教徒でもないのにクリスマスを騒ぐのも・・・といいつつも、やっぱイベントの明るい雰囲気はどこの人も好きなんですね。結構経済活性化にもなるんだろうしぃ。
写真は大連駅前の中国型ちょうちんを使ったクリスマスツリー。
2005 12/25 12:25:57 | none | Comment(0)
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海外経験がほしい人、外国語を習得したくて海外へいく人はたくさんいるでしょう。特に日本人は今、それ多いと聞く。というか、私も思いっきりその中の一人です。
外国へ行く手段として思い浮かぶのはまず留学。
そしてその次に海外就職ではないでしょうか?(まぁ他にないか・・・)

どっちの方が魅力的だと思います? 
パタパタの分析からすると、多分本気で語学を学びたいのなら、
留学でしょう。私は留学経験はないので、まぁなんとも比べにくいのですが。
そして海外の経験を重視するのなら、海外就職だと思います。
海外の会社で日本人を募集するのは、日本語人材がほしいからに他ならないわけ。なので仕事や会社の環境はほとんど日本語でまかなえるようになっています。自分の関係する周りの社員はみんな流暢な日本語が話せる。その証拠にどこの会社の日本人も9割がた、中国語は話せないで仕事している。
日本語のうまい外国人(中国人)は非常に多いです。パーセンテージにすると一体日本人の何倍になるのか・・・

なぜいきなりそんなことを考えているのか。
我が部署に新人さんが入ってきました。これで入れ替わるのは一体何回目なんだ?
でも、今回の人は今までの営業部員の中でも相当日本語がうまい。日本に8年住んでいたそうなので、日本経験も最長・・・最近帰国したそうなので、芸能人なんかは私よりよく知っているかもしれない。

今居合わせている営業員達は、他の会社と比べても相当日本語のレベルは高いだろう(売れないけど)。売れないソフトウェア販売やめてさ、彼らの日本語力を生かした新しい業務始めた方がよっぽど儲かるだろうに。。
部署内でも結構日本語が多いので、中国にいるにも関わらず私の頭の中は今まで以上に日本語の世界になりました。。

会社側もお客さん取れないくせに人は募集しているのだが、募集要項は日本語が出来るのが条件。 確かに日本人の会社向けの販売なので、ここで日本語が分からなかったら仕事にならないかもしれない。

たまに生の中国語だったかと思うと、大勢でまぁるいテーブルを囲んだ宴会だったりする。みんな早くて大声で酔っ払いながら方言交じりの冗談を飛ばしあっているので、これまたサッパリ分からなくて凹む。
 
でも経験としては、就職の方が断然、いろんな世界が見られるでしょう。
留学は所詮学生。お金もかかるし、それでもし日本人同士で遊んでいたら何の意味もないでしょう。
ただ、留学していろんな国籍の外国人同士で集まって、やる気のある人同士でつるんで外国語で話していたら、それは強力でしょう。理想です。

それにしてもこの日本語ワールド。。これ、前からの悩みなのですが、永遠に解決できないかもしれない。。 このジレンマからどう抜け出そう。。
私もお金を貯めて改めて留学してみようかしら・・・いやぁ、でも実際そしたら向こう何年かかる? もう年も年だしなぁ。。
なんか今回、愚痴っぽくてスミマセン。。。
2005 12/19 21:02:53 | none | Comment(0)
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突然ですが、、私に合わない仕事Best3:?モデル、タレント ?美容関係 ?業務ソフトウェアの営業 ってとこだろう。ちなみに今しているのは、中国に進出している日系企業向け業務ソフトウェアの営業だ。
パソコンも詳しくないしまともな社会経験がないので、業務もよく分からない。。ま、それは上司達がいるから問題ないとしても、、、売れない。。
最近、新しく導入を考えている、というお客さんに巡り合えず、我が営業部では結構問題である。
大体販売の対象が狭すぎる。スーパーにおいて売れる訳がなく。。
中国(大連)に進出している日本の工場で、且つ中堅規模、その上パソコンソフトウェアで業務を管理したがっている人を探さなければならない。日系中堅会社までの条件は満たしたとしてもだ、大体の会社は何百万もするシステムなど導入しなくても、自分達でやっているみたいだ。大連のうちの会社の横のコンビニで稚内出身の人を探せと言われているような気分。
お客探しは電話、ダイレクトメール、FAX、電子メール。どれもこれも大体相手にされないが、一番効果的なのは相手の総経理(所長)直通の電話。そういう企業の所長は大体日本人が派遣されている。その日本人に直接聞いてみるのが一番手っ取り早いと言うわけで、ナンチャッテ営業部のナンチャッテ日本人である私は、一年前くらいにセールス電話をかけていた。売っている物が売っている物だし、場所が場所なだけあり、それほど邪険にはされないが、それでも一時期憂鬱にならざるを得なかった。
電話の手順は、、?まず事務員がでる。→ ?パタパタ:「(○○って言うんですけど、)××総経理さんいらっしゃいます?」
→ ?一年前は総経理の名前を出せば大体何も聞かず、、「少々おまちください」と変わってくれた。
→ ?´ところが最近は、
事務員:「え?もう一度会社名をお願いします」
パタパタ:「○○です。」
事務員:「○○・・・??。 どう言ったご用件でしょうか?」
パタパタ:「えー・・・と、日系企業向けのソフトウェア会社です。御社今業務管理ソフトに興味おありかどうかお聞きしたいんですが・・・」
事務員:「あ、ウチは結構です〜。(もうありますからor手で管理してますから。)」
パタパタ:「あ、そうですか。 じゃぁ失礼しますぅ」
てな感じになって総経理までたどりつかなくなった。
う〜ん。。中国市場、一年間で変わったものだ。ガードが固い。それとも私の中国語が上達したから事務員がいろいろしゃべってくるようになったのか・・・?  ・・・・多分前者だろう。
そんな訳で余計お客がとれん。
今後どうするのかなぁ〜。。。

まぁそれはいいとして、ちょっとここで宣伝させて頂きます: 
中国進出の日系企業さま。(大連市以外でも結構です)
中規模の工場または物流事務所。
受発注、在庫、販売、生産管理のソフトウェアに興味がありましたら、とりあえずこちらにメールをお願いします。m(_)m あ、貿易管理もあります。
→ nishiyama@thsoft.cn
2005 12/17 21:07:21 | none | Comment(0)
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大連人民広場。自己紹介のところの写真も人民広場です。で、今回の写真は人民広場の真ん中に立ち周りの建物を見回した写真。
まず、真向かい側。長〜い建物は大連市役所。

そしてその右。大連市の公安局です。

そして市役所の左側が裁判所になっています。思いっきり逆光ですが・・・こっちが西側です。


これ、こう見るとなかなかいい光景ですが、、ただいま大連は毎日−3℃〜−8℃以下の世界。しかも海沿いの町だから風も強いため、このだだっ広い広場を通りぬけるのは、メ〜ッチャクチャ寒いです。。
ですがすごし易い時には、太極拳や気孔の団体がところどころで練習しています。
2005 12/11 15:05:14 | none | Comment(0)
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今、会社では年賀状を出している。
一日中大量の名簿入力に追われていたので、目が凄く疲れ、ブログを書く元気がなく日が経っていった・・・
年賀状を書いている、のはどこの会社、家庭も一緒だろう。でもパソコンが普及しまくっている今、郵便局にある年賀状は、平均どのくらい手書きの文字が入っているんだろうか。
「今年もよろしく!」だけ?サインだけ?それとも手書きは皆無? あ、年賀状じゃなくてメールなんだ!しかもアドレスのところに知り合い全部のアドレス入れて一括送信!

要するに、手書きの多い年賀状もらうと嬉しいよね。会社のポイントが上がるかも。ーー営業会議でそういう話になり、年賀状には極力手書き文字をいれるように、ということでまとまった。
そこで私、名前を聞いたことのある日本人には、顔も覚えてなくても、心を込め愛を込め、一つ一つ手書き文章を加え、総経理(所長)に渡した。だが、彼らの私へのコメントは、
「字、下手すぎ・・・」
ガガガガーン。。。うん、知ってる。誰に愛込めて手紙書いて国際郵便出しても、ありがとうと一緒に、読みにくいんだけど?と言う感想が帰ってくるし、大学4年の時に就職課に履歴書提出した時も、字が汚くて私だけやり直しになった。根っから手先が不器用なんです。
話は戻って年賀状。私は総経理は確認とサラサラっとサインをするだけだとばかり考えていたが、総経理と部長を経て私の元に返ってきた年賀状は、、卒業式の寄せ書きになっていた。。
なんじゃこりゃ・・・?
私の心を込めた丁寧な汚い字の挨拶がデーンと真ん中に。その隅に総経理(所長)がインターネットで調べたと思われる中国人独特の挨拶文句がチョロっとあり、そして部長が全然関係ない空いている場所に自分の名前と、提携会社の日本人社長の名前を勝手に書き、4人の署名と2人のどこかおかしい丁寧な挨拶の入った、暑苦しいくらいの愛がこもった年賀状の出来上がり!
これをお客さん、、というかほとんど会ったことない、セミナーで名詞を置いていっただけの人たちにもばら撒く訳でございます。
何があるか分からないこの世の中、もしかしたらこんな印象付けがきっかけでソフトウェアの受注が取れたりして・・・
なぁんてね。はは。。
2005 12/10 11:58:40 | none | Comment(0)
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ゆ〜きやコンコン、あ〜られやコンコン♪
本日、大連は初雪に見舞われました!
こっちの雪は東京と違って、粒が細かくサ〜ラサラжжж。寒い地方の雪ってそうなんでしょうね。
ただいまの気温は8℃。も・ち・ろ・んマイナスです
写真だと分かりにくいですが、10cmくらいは積もっております。
道路にはちゃんとブルドーザーが走り回り、万全の雪かきがなされています。特に写真の道路は中山路と言って、大連でも主要な道路の一つなので、かなり念入りに片付けられておりますです。
2005 12/03 21:11:24 | none | Comment(0)
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ここんとこ、週末にばかり日本人のお客さんが来ていて、その人たちの付き添いやら大連案内やらで、楽しい出来事もある反面、ことごとく週末の自由時間が削られていた。。

この前のお客さんは日本人と韓国人。日本人はいつものことだが、韓国人は始めてだ。多分私、韓国人と話すのもほとんど初めてだと思う。彼ら大連訪問ご一行様の構成は、
日本人のおっちゃん×1、韓国人のおっちゃん×2、+チャーターした車の運ちゃん(中国人)×1なのだが、韓国人は日本語は話せるが、中国語は分からなく、日本人は日本語だけ、中国人の運ちゃんは中国語だけ。という訳で運ちゃんとの意思疎通がうまくいかない。そこで私が付き添うことになり、彼らと一緒に旅順へ行った。ちなみに私は、、日本語はマァマァ、中国語はカタコト、韓国語はアンニョンハセヨとヨン様しか知らない。(後者は韓国語じゃないし・・・)一体私は何語をまともに話せるんだろう・・・;

車の中での会話はもちろん日本語。だが、韓国語なまりの日本語は私にはあまり慣れなく、聞きなおさなければ分からない会話も結構あった。中国語なまりの日本語なら簡単に分かるのに、同じ外国人の日本語でも全然違って聞こえる。
彼ら韓国人の話によると、大連の町並みは韓国と似ているそう。だが、交通状況などはやっぱり違うらしい。

まず行った先は韓国料理屋。注文しろといわれたが、韓国料理は私にはサッパリ分かりませぬ・・・なので、メニューを韓国人のおっちゃんに渡したが、店員さんは中国人。写真を指差したり、身振りで伝えていたが、、実は中国人店員と韓国人、言葉が充分通じる。ためしにポロッと韓国語が出てしまったらしく、それからは韓国語で
「○?ε×Ω■★Λξ△〜!!」
どうやら店員は中国人朝鮮族。なぁ〜んだ。みんなおもいっきり韓国語の話者じゃ〜ん♪安心したらしく、おっちゃん達の顔が緩んだ。彼らが何を頼んだのかは、私と日本人のおっちゃんには当然サッパリ分からず。。待っていると、牛の尻尾(骨付き)、舌。。。etc。
うへ〜・・・イモの煮っ転がしはねぇのかよぉ〜。
でもさすがプロ(?)の韓国人。どれも味はよかった。

次の日、旅順の観光地へ。
旅順は日露戦争激戦の跡地。203高地と戦争終結の会見所に行った。203高地は要するに、日本軍とロシア軍が実際ドンパチやって日本軍が占領したとこらしい。日本人のおっちゃん、知識人だ・・・
「あそこっからね、こうワ〜っと日本軍が上がってきてね。ここでこうロシア軍が構えてこの大砲(模型)でズドーンっとね。相当死んだんだよ〜。いやその頃はこんなに木が生い茂ってなかったからさぁ。
そんで、結局は死にながらも生き残った日本軍がここの山頂を占領したんだぁけんどね。要するにだから、日本軍はどうしてもこの見晴らしのいい203高地がほしかったのよ。だから日露戦争に勝ったわけ。」
っへーへーへー。203へー・・・←バカ
実は私、203高地に来るの2回目。以前は父と弟と行ったが、久々に会った弟をからかい、ちゃかし、騒ぎまくり山登り気分でそんなに理解していなかった。。←バカ

「中国にしたら迷惑極まりないよねぇ。いい加減にしろとね。。この辺の死体は中国人が片付けたんだよ。」
そうですね。
戦車や大砲があった。大砲は模型だが、戦車は多分太平洋戦争で本当に使っていたものらしい。日本人と一緒に、これは何するだんべと言わんばかりに戦車をジロジロ見回していたら、口を開いたのが韓国人。
「これね、ここからあの〜弾入れてるでね。それでここからゴミ(殻)が下へ出るでね。これここで、高さ変える。ん〜。これはガスが出るところ。」等など、戦車の使い方に大変詳しい。。なんでそんな物騒なことを・・・そう、徴兵制。彼は陸軍ではなく空軍だったらしいが、3年間の徴兵で一通り習ったそう。今は私と同じくらいの息子さんがちょうど徴兵に行っているらしい。
っへー。なんてリアルな、物騒な。。 ちなみに大学は一旦休んで徴兵が終わってからまた行ったそう。てことは結構学生生活長くなる、という計算になりますね。
もう一人の韓国人は大砲についてちょっと教えてくれた。何発も撃った経験があるらしい。
いや〜、戦争をちょっとリアルに感じた瞬間だった。

そして会見所も見学し、無事岐路についた。
一応私は案内役ということなので、さすがに写真をとりまくるわけにも行かず、、、写真を撮り歩けなくてちょいと残念・・・
そんな訳で観光案内、無事終了!
2005 12/01 12:36:29 | none | Comment(0)
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