大連帰国日記
ところで、日本に帰って思ったことの一つは、
「お年寄りがメチャクチャ多い」
ま、私の実家が東京の外れ(田舎)なので、そういう地域性(田舎)もあるのかもしれないけど。
町を歩く人の30%くらいはお年寄りかもしれない。それから障害をお持ちの方も2日に1回は見た気がする。
ちなみに中国ではお年寄りや障害者は全く、、でもないけどほっとんど見ません。
かと言って、いないはずがない。 あ、でも平均寿命は日本より10歳くらい下だから、まぁ少ないんだろうけど。多分その理由は日本みたいな保険とか医療(人間ドック)とかが少ないから。ちょっとどこか悪くてもあんまり病院だぁ手術だぁ、に行かないんだろうと思います。 それから油料理とか、白酒(50度の酒)も原因かもしれないなぁ。。

よくよく考えたら、年寄りが歩ける環境じゃないわ。。道路が車優先だからヨボヨボ歩いていたら轢かれるし、バスも運転が荒いから早く乗り込まないと転ぶし。スーパーも人が多いし広いから、買うのもしんどいだろうし。。
この前一時帰国したとき、バスの中で障害者の方が歌を歌って独り言を言っていた。それからちょっとしたら、バスを一時停止して運ちゃんが台を下ろし、車椅子の人が乗ってきた。 あぁスバラシイ〜!!と、私にとっては新鮮な一こまでした。


中国は女の人が結婚、出産後も仕事を続ける習慣なので、子供はじっちゃんばっちゃんが見るそう。基本的に一人っ子だし。だから中国のお年よりは、家の中で子育てに明け暮れているみたいだ。
そんな年寄りも、もちろん外へ出ることもある。たまに道路横断しているのを見かけるが、それでもタクシーたちはかっ飛ばして進んでいく。年寄りが歩いてんだろーがあぁぁぁ! と突っ込みたくなるが、みんな時代劇のチャンバラシーンみたいに(打ち合わせ済みかのように)、、うまく避けていく。。。お〜、お見事!私があの年寄りだったら、ひかれてます・・・・
そんなお年寄り達、道やバスなどを通る時に、何も言わず人の体を腕でグイっと押しのけて通っていかれる習慣がある。(若い人もたまにやるけど)
失礼なジジババだなぁ・・・と思わず顔を見てしまうけど、ふと視点を変えると、この人たちもこうして頑張って生きているんだなぁ。。とも思えてくる。

脳障害者の方は本当に一度も見たことがないです。家にいるのでしょうかね? これは本当に分からない。。。

とにかく、中国も早く社会的弱者が積極的に町を歩けるようになるといいですね。広くて人口が多すぎるから、まだ浸透は難しいかもしれないけど。
道路状況さえ何とかなれば、かなり変わるだろうになぁ・・・
2006 02/18 10:09:35 | none | Comment(0)
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