聖教新聞「きょうの発心」から
 但生涯本より思い切て候今に飜返ること無く其の上又違恨無し諸の悪人は又善知識なり(富木殿御返事、九六二ページ・編四七七ページ)
 *通解
 ただ私の生涯は、もとより覚悟のうえである。今になって翻ることはないし、そのうえまた遺恨もない。多くの悪人はまた善知識である。
1996年1月13日付
 隣に住んでいた学会員がよく口にしていた言葉が「人間革命」。この新鮮な響きにひかれ、更に具体的に知りたいとの思いから、昭和四十年、入会しました。
 入会当初から、先輩に言われたことは、御書を学ぶことの大切さでしたが、いつしか信心が惰性に流され、求道心を失い、御書を学ぶには程遠い姿となってしまいました。
 しかし、五年ほどたったころ、私の人生に試練が襲ってきました。養父が亡くなったのをはじめ、仕事の悩み、結婚と、問題が山積し、将来に対する不安をどうすることもできず、先輩に指導を受けました。
 「今こそ唱題に励む時です。そして、御書を真剣に学んでいくことです。必ず道が開け、確信をもって進んでいけるようになります」と激励され、私も今こそ御書を拝読し、学会活動に頑張ろう、と決め、一日二ページを目標に読み始めました。
 それから一カ月くらいたった時に出あったのがこの御文です。「但生涯本より思い切て候……」−−この力強い御言葉に、広布の使命の道を生き抜こうとの勇気がふつふつとわいてきたのです。
 以来、何か悩みに直面した時には、この御文を胸に唱題に励み、試練を乗り越えてきました。
 今、内房<県>は研修道場建設の年を迎え、喜びと希望にあふれています。温暖で花に囲まれた房総の地に世界の同志を迎えるべく、潔い信心を貫いていく決意です。(千葉・内房<県>長)
2006 01/13 12:29:52 | きょうの発心
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