ブルーベリーとは、ツツジ科のスノキ属シアノコカス節に分類される北アメリカ原産の落葉低木果樹の総称であり、この果実が濃い青紫色に熟すことからブルーベリーと呼ばれています。
この仲間の植物は、北半球の各地に自生する種類があり、日本にはクロマメノキ、ナツハゼ、シャシャンボなどで知られています。
日本人にとって、ブルーベリーといえば、ブルーベリージャムが思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。

ブルーベリーはアントシアニンが豊富に含まれており、これは目の網膜に良いとして健康食品などで視力改善効果が謳われている成分です。
しかし、薬理作用が完全には解明されていないため、アントシアニンによる視力改善効果は認められていません。
ただ、ベリー系果実(ブルーベリーやビルベリーなど)は尿路感染症に効果があり、膀胱炎などの治療・予防に効果的とされています。

ブルーベリーにはアントシアニン以外にもビタミンA・ビタミンC・ビタミンE・カリウム・食物繊維・βカロテン・亜鉛等も含まれています。

ブルーベリーの果実は一斉に熟さないため、何回かに分けて収穫されます。
ブルーベリーは小果樹類のなかでは比較的日持ちは良いほうですが、痛みのない明青色〜青黒色で果粉のついているものを選んで利用するのが良いでしょう。

オリゴ糖は体の調子を良くする物質として注目されています。
オリゴ糖はブドウ糖や果糖などの単糖が数個連結した糖類で多糖類ほど分子量が大きくはありません。
元々オリゴ糖は虫歯にならない砂糖として開発されたのですが、腸内に吸収されるとビフィズス菌などの善玉菌がこのオリゴ糖を吸収して増やす作用があるとして健康食品の一つと考えられています。

オリゴ糖には様々な種類がありますが、その中でもフラクトオリゴ糖が多く利用されています。

フラクトオリゴ糖はゴボウやニンニク、タマネギなどの野菜類やバナナや蜂蜜等に含まれるオリゴ糖で、摂取すると腸内のオリゴ糖が増殖し、活発に活動を始めるため、便秘や下痢が改善されます。
また、腸内の余分なコレステロールや胆汁酸を吸収するため、高脂血症の予防にもなるとされています。
また、最近の研究では制癌作用もあるとして注目されています。

近年健康食品ブームと言っても良いほどで、薬局やスーパー等で様々な健康食品やサプリメントが販売されています。
テレビの特集などでも健康食品は取り扱われ、掲載されれば商品の売り切れが続出し、売り上げが急激に増加するとも言われています。

これらの健康所食品の多くは天然由来の物質を科学的に検証した結果、効果があるとされており、そのまま食品を摂取したり、その物質を抽出してサプリメントやカプセルとして摂取されています。
フコイダンはそんな健康食品の一種として注目を集めています。

フコイダンとは昆布やわかめ、もずく等の海草やなまこなどに含まれている硫酸多糖の一種で1913年スウェーデンのキリンによって発見された物質です。
このフコイダンは制癌作用があると学会で報告されてから注目され、最近では悪性リンパ腫にも効果があると発表されています。
また、科学的には証明されておらず、不明な点が多いですが、高血圧や高脂血症などの成人病にも効果があると言われています。

加齢と共に人々は様々な問題を抱えるようになります。
若い頃は何でもなかったことが歳をとると辛くなったり、体調を崩しやすくなったりします。
従って、何とか健康な体を維持したいと思うのはこのためではないでしょうか。

健康は日々の生活と食生活から得られるものです。
従って、日々摂取できる健康食品は健康な体を維持するために多くの人々に利用されています。
中でも人気を集めているのがヒアルロン酸配合の食品やサプリメントです。

ヒアルロン酸は硝子体、脳、皮膚や関節に含まれており、加齢と共に減少することからこのヒアルロン酸を摂取する食品やサプリメント、化粧品が大変注目されています。

ヒアルロン酸は通常の食物から摂取することが出来ないため、何らかの形で吸収する必要があります。

しかしながら、ヒアルロン酸の吸収方法についてはまだまだ科学的に解明されていない点が多く、経口摂取では吸収されていないとの見解もあるほどです。
しかしながら、間接や眼内注射などの外用摂取では効果が確認されているため、経口摂取でも効果がある可能性もあります。

健康は誰しもの願いです。歳をとると様々な病気が発症し、日常生活を脅かします。
健康なときはそれほど気にしなかったことも、一度病気にかかると敏感になるものです。
現代人は成人病にかかりやすく、日常の食生活や仕事などのストレスが原因とされています。
成人病の中でも特になりやすいのが糖尿病ではないでしょうか。
糖尿病は血糖値が上がる恐ろしい病気で一度かかるとインスリンを投与しなくてはおさえることが出来ません。

しかしながら近年バナジウム水が糖尿病に効果があるとして注目されています。
バナジウムは体に吸収されるとインスリンの作用を向上し、糖尿病の原因となるブドウ糖の濃度を減少させます。
もともとバナジウム自体も糖尿病の治療薬や予防薬の成分として大変注目されていましたが、近年ではミネラルウォーターに含まれていることが発見され、予防水として期待されています。