大連帰国日記

2005年 05月 21日 の記事 (4件)



右が大連市役所
毎日見ているけど飽きない、大好きな風景でっす!
夜はライトアップされて綺麗なので、今度それも載せますね♪
2005 05/21 14:02:15 | none
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月曜日、大連は珍しく大雨に見まわれていた。
日本ほど雨は降らないので、一日中やまなかったのは珍しい。火曜日の朝、ふと台所に立つと、ピチャピチャ・・・ジワヮヮ〜足元が濡れた。。床上浸水だ。よく見ると台所だけ、深さ1.5cmくらいの水溜りが出来ている。
ななな、、なんで? ここはマンションの6階だ。一体どこからどうやって水が入ってくるんだ?! よく見回したが、分からなかった。朝は時間がないので、とりあえず放っておいて出勤したが、夕方、大家から会社に電話がかかってきた。
下の階に水漏れして下の部屋が水浸しだと。帰ったらよく見回して欲しいと。
帰って見ると、やはりまだ水溜りのまんまだ。しかも増えている。どこから流れてきているのか、やっぱり分からない・・・天井からではないようだ。とりあえずチリトリでジャバジャバすくって捨てたが、全部は捨てきれない。
寝る間際にまた見てみたら、水溜りの水がだいぶ減っていた。全部下の階に流れてるんだろう・・・なんだかなぁ、まぁ仕方ないか。と思いながら寝た。

ドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!
変な音となにか変わった気配がして目が覚めた。よく聞いてみると、誰かが自分の部屋のドアをたたいている。
寝起きが悪い私は、気にせずそのまま寝ようかと思ったが、よくよく考えると、下の部屋の人か大家かも、という心当たりがよぎった。時計と見ると早朝5:20・・・・なんでこんなに早いんだよっ?!
しかも寝ているようだから後にしよう、ではなく、明らかに起こす目的みたいだ。

下の階の住人だった。仕方なくドアを開けると、40代くらいのご夫婦。初対面だ。水漏れが激しいから、ちょっと部屋を見せて欲しいと言う。寝起き丸出しの私は、はいどうぞ、と中に入れると、二人は台所を見回した。もう水は全て引いていたので、全部このおばさん達の部屋に流れたんだろう。二人は台所に取り付けてある棚も開け、四方八方を見ていった。別に見られて困るようなもんはないが、プライバシーも何もあったモンじゃない。
彼らにも原因は分からず、大きな穴も見つからなかった。流れ落ちた雨水はその下の階にもつたっているという。。
大家に電話して直してもらってね。と忠告し、彼らは帰っていった。
私は、睡眠を妨げられて少し不機嫌にはなったが、人にはいろんな生活習慣があるだろうし、非常事態だから仕方ないか、と思いながらまた寝た。
その日一日は少し忙しかった為、大家に電話するのは明日でいいや〜、と思っていた。大雨が降らなきゃ危害はないんだし〜

が、次の日の早朝、また目が覚めた。
・・・昨日と同じだ。また自分の部屋のドアが鳴っている。時計を見ると6:00。8時起床の私には真夜中だ。。
戸を開けると、やはり昨日のおばさん。大家に電話したか、という確認だった。いや、昨日忙しかったんでまだだけど、今日しますよ。と言うと、ペラペラいろいろ急かしてきた。
彼女は大連方言が強くて、非常に聞き取りにくい話し方をする。。2日レンチャンでたたき起こされた寝起きの悪い私はさすがに不愉快になり、オメェ毎朝強引スギなんだよ!?と、ついつい顔に出てしまった。。
その日は昼間しっかり大家に電話し、大家も承諾した。
また次の朝起こされるかもしれない、起こされる前に夜、自分から行こう、と、夜の8:30に彼らの部屋へ報告に行ったら、彼らはちょうど寝る所か、寝たばかり、といった雰囲気だった。数日後直してくれるって、今度私に電話が来ることになっている、と報告した。朝は出来るだけ来ないでくれ、とも言おうともしたが、自分も夜、起こした感じだったので、口をつむいだ。

あれから数日たったが、結局どっちからも連絡が来ない。大家がいい加減なことは前から知っていた。また催促しなきゃダメだ。が、大雨もないから被害もないので下の住人も何も言ってこない。どうなることやら。。;


2005 05/21 14:00:13 | none | Comment(0)
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今更だけど、、先週の土曜日、髪の毛を切りに行った。
こっちに来て、衣食住にはほぼ問題ないが、美容院には割と困っている。

貧富の差のある大連では、美容院も多種多様だ。人口300万人くらいの髪の毛を切っている訳なので、散髪屋は非常に多い。何が違うかと言うと、値段、衛生面、技術、サービス面、とまぁ基本的なものだ。しかも値段の違いは、40円〜1000円くらいとかなり幅広い。
やはり、値段は正直だ。

美容院に行くのは3回目。 一回目は来たばかりの頃。よく分からなかったので、高価だが仕方なく高級ホテルの上に入っているところに行った。
ネットで調べたところ、そこは日本語が通じるそう。私の目的は散髪ではなく、縮毛矯正だったが、その中国語訳は辞書にもなかった為、日本語で言うしかなかったからだ。太い硬い多い、の三拍子揃った髪質の私は縮毛矯正をすると大変楽になるので、不安だったが行ってみた。
結果、ネット情報はデマ!日本語なんぞ全く通じなかった。仕方なく漢字を書いたりしたが、専門単語なのでそれでも通じない・・・ 安い所なら変な外人のヒアカシとして追い返されるだろうが、高級ホテルの上なだけに、親身だった。
美容師さんは少し考え、「あぁ分かった。OK、OK!」とおっしゃった。「ホント?!よかった〜」と私。
「こっちおいでよ」、と違う部屋に連れて行かれた。「ん?なんでだろ」と思いながらもついて行き、違う部屋のドアが開いた。
ぷぁぁぁ〜ん・・・変わったにおいがする・・・ 中を見ると、左側にはお香が、右側にはベッドが、、淡いピンク色の光もゆれている。 ここで「縮毛矯正」をかけるという・・・
は?? 明らかに違うことが伝わっている、と確信した。 う〜ぅぅどうしよう、なんて言ったらいいんだ・・・;;
どうやらそこはアロマエステの部屋らしい。顔面毛根ケアみたいなことをしようとしているようだ。
「違う、髪の毛のまっすぐなやつ。顔面じゃなくて・・・」とっさに思いついてそう言った。それでやっと本当に通じたようだった。「あぁ!、分かった、なるほど」といい、美容室に戻された。始めからそういえばよかった・・・・・
少し不安はあったものの、無事終わった。値段は8000円くらい。高いがまぁまぁだったし、日本に比べれば安い。
縮毛矯正という単語も覚えることが出来た。漢字は全然違い、離れる 子供の パーマ、という言い方をする。「イオンパーマ」という意味だった。

2回目に行ったところは、近所の安いとこ。というか、大連の中では平均くらい。散髪に一回200円くらいのところだ。美容室内のソファでは、手の空いた美容師のおじさんがジャンバーをかけて寝ている。思い切って一気に散髪と縮毛矯正をした。
結果、最っ悪。5cm切っただけなはずなのに、薄くしようとしたのだろう、頭のてっぺんから剥いている。縮毛矯正は品質の問題か、髪の毛がチリチリに傷んだ。合計約2000円だが、ダメージは10000。 ライオンのたてがみみたいになった・・・;

そして今回、今度はデパートの上にある結構いいところ。人の出入りも多いし、綺麗だ。もう安い所に入るのはやめた。
傷んだ部分をできるだけ切り落としたく、余り剥かないでほしいと言った。
やたらな人が切るのではなく、ちゃんと先生が切る。が、この先生、おしゃれのつもりだろうが、日本でいえばチンピラか暴力団といった格好、髪型だ。なんかおっかないなぁ・・・と思いつつもしっかりしており、言ったとおりにしてくれた。結果、ほとんどオカッパだ・・・剥かない、ってやっぱこうなるのか。。。
童顔の私はオカッパにすると、五月人形とそっくりになる。  いい年してなにやってるんだ。
もう・・・傷んだ所が伸びるまで待つしかない・・・
2005 05/21 13:55:12 | none | Comment(0)
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昨日、日本料理が食べたくなって、ちょっとリッチに日本料理屋に行った。日本料理やはやはり高いから・・・

とあるデパートの上の階にあるそば屋だ。昼時の定食セットは値段も手ごろで私好みのものが多いので、よく行っている。
昼休みの合間を縫ってそこへと赴いた。セットメニューを頼み、ウキウキ待っていたら、隣の日本人のおじさんグループが、運ばれてきたうどんのどんぶりを見て、いきなり店員に、
「おい、おい、これちょっと見てみぃ!」
ほら、髪の毛が入ってるぞ。と、私は想像していた。  が、そんな甘くはなかった。
「ゴキブリだよ!うどんの中にゴキブリが入ってるんだよ」
・・・は?! キョーレツ・・・下品な漫画で出てきそうなネタ・・・ではなく、現実だ。見に行くわけにはいかないが、うどんの上にプカプカとMサイズのゴキブリが浮いている、、んだろう。 日本人のお客達は怒り、テーブルのものを全て下げさせ、作りなおさせていた。

オエ〜ッ!気分悪いなぁ・・・でももう、そば頼んじゃったしなぁ。と思っているうちに、私の料理も運ばれてきた。
とりあえず、おいしい。ゴキのことは忘れて食べることにしたが、やはり 大丈夫かぁ?と、ちょっと引っかかった。70%くらい食べたその時、
「おい、これ! まただよ〜」と、さっきの客が騒ぎ始めた。
今度は中国人女性が食べていた最中にうどんの底の方からSサイズのゴキちゃんが浮かび上がってきたらしい・・・

sサイズで分かりにくかったんだろうけど、、よく確認してから出せよ・・・

大学時代、私はそば屋でバイトしていたことがあるので、そば屋の厨房は分かる。そば(又はうどん)がお客さんの元に行くまでを記憶をたどって考えた。

ゴキが入る可能性のある場所は、うどん玉、ゆで釜、つゆの3箇所。
うどん玉は茹でるときにほぐしながら茹でるし、色的に考えても可能性は低い。
次いでは大きな釜に、そばやうどんをザルで分けながらゆでるゆで釜。煮えたぎっている小分けしたザルの中にゴキが飛び込んでいくわけもなかろう。
残るはつゆ、ある程度作り置きし、うどんとそばの両方に使う。・・・これだ。色的にもゴキがまぎれやすい。恐らく大量に作りおきし、夜フタをしないで置きざりにしたんだろう。そこにゴキちゃんの親子だか仲間同士だかが足を滑らし落下。みんな溺れ死んだわけだ。

と、いうことはだ。私の食べたそばも同じつゆを使っているはずだ。その作り置きゴキ汁に間違いない・・・ガガガガーン・・・思いっきり飲んじゃった・・・
うわぁ〜、もう嫌。そば残しちゃうけどいいや。中国での経験上、こういう場合は値切れば安くしてもらえるかもしれない。が、証拠がないし、一応日本料理屋の日本人客だ。
そう思って私は安くもない金額を払って出た。
ゴキブリ汁を飲んでしまった。鍛えられている私でもさすがに気分悪い。

そういう場合大変なことになるだろうな、っていう日本社会ってすばらしいか、いや、それでも経営が成り立つ中国社会って素敵、なのだろうか。。。店員側としては中国社会の方が幸せだ。


昨日はその後、保税区のお客さんのところに行った。
帰りの電車で新聞を見たら、やはり日本のことも書いてある。大きめの新聞には必ず日本のことが載っているが、いい内容ではない。
今回のは、台湾をめぐっての日中関係だ。もしも日本が台湾を欲しがったら、戦争を始め、その勝率は80〜99%だ、とかいう内容がつづってある。
・・・人の国のことなんぞ言っている場合じゃあなかろう。

でもその記事の横のCD広告は、日本のキロロか何かの編曲だったりするし、たまたま私の横にいた人の着メロも日本の「あなただけみつめてる」だったりする。

矛盾だ。
とも思うが、反日云々は本当に人によって違うのだ。
日本のメディアは、大きなデモばかり報道しているらしいが、私の周りは、反日感情など全くない人たちなので、こんなに伸び伸びと生きていられる。
2005 05/21 13:38:30 | none | Comment(0)
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