今更だけど、、先週の土曜日、髪の毛を切りに行った。 こっちに来て、衣食住にはほぼ問題ないが、美容院には割と困っている。
貧富の差のある大連では、美容院も多種多様だ。人口300万人くらいの髪の毛を切っている訳なので、散髪屋は非常に多い。何が違うかと言うと、値段、衛生面、技術、サービス面、とまぁ基本的なものだ。しかも値段の違いは、40円〜1000円くらいとかなり幅広い。 やはり、値段は正直だ。
美容院に行くのは3回目。 一回目は来たばかりの頃。よく分からなかったので、高価だが仕方なく高級ホテルの上に入っているところに行った。 ネットで調べたところ、そこは日本語が通じるそう。私の目的は散髪ではなく、縮毛矯正だったが、その中国語訳は辞書にもなかった為、日本語で言うしかなかったからだ。太い硬い多い、の三拍子揃った髪質の私は縮毛矯正をすると大変楽になるので、不安だったが行ってみた。 結果、ネット情報はデマ!日本語なんぞ全く通じなかった。仕方なく漢字を書いたりしたが、専門単語なのでそれでも通じない・・・ 安い所なら変な外人のヒアカシとして追い返されるだろうが、高級ホテルの上なだけに、親身だった。 美容師さんは少し考え、「あぁ分かった。OK、OK!」とおっしゃった。「ホント?!よかった〜」と私。 「こっちおいでよ」、と違う部屋に連れて行かれた。「ん?なんでだろ」と思いながらもついて行き、違う部屋のドアが開いた。 ぷぁぁぁ〜ん・・・変わったにおいがする・・・ 中を見ると、左側にはお香が、右側にはベッドが、、淡いピンク色の光もゆれている。 ここで「縮毛矯正」をかけるという・・・ は?? 明らかに違うことが伝わっている、と確信した。 う〜ぅぅどうしよう、なんて言ったらいいんだ・・・;; どうやらそこはアロマエステの部屋らしい。顔面毛根ケアみたいなことをしようとしているようだ。 「違う、髪の毛のまっすぐなやつ。顔面じゃなくて・・・」とっさに思いついてそう言った。それでやっと本当に通じたようだった。「あぁ!、分かった、なるほど」といい、美容室に戻された。始めからそういえばよかった・・・・・ 少し不安はあったものの、無事終わった。値段は8000円くらい。高いがまぁまぁだったし、日本に比べれば安い。 縮毛矯正という単語も覚えることが出来た。漢字は全然違い、離れる 子供の パーマ、という言い方をする。「イオンパーマ」という意味だった。
2回目に行ったところは、近所の安いとこ。というか、大連の中では平均くらい。散髪に一回200円くらいのところだ。美容室内のソファでは、手の空いた美容師のおじさんがジャンバーをかけて寝ている。思い切って一気に散髪と縮毛矯正をした。 結果、最っ悪。5cm切っただけなはずなのに、薄くしようとしたのだろう、頭のてっぺんから剥いている。縮毛矯正は品質の問題か、髪の毛がチリチリに傷んだ。合計約2000円だが、ダメージは10000。 ライオンのたてがみみたいになった・・・;
そして今回、今度はデパートの上にある結構いいところ。人の出入りも多いし、綺麗だ。もう安い所に入るのはやめた。 傷んだ部分をできるだけ切り落としたく、余り剥かないでほしいと言った。 やたらな人が切るのではなく、ちゃんと先生が切る。が、この先生、おしゃれのつもりだろうが、日本でいえばチンピラか暴力団といった格好、髪型だ。なんかおっかないなぁ・・・と思いつつもしっかりしており、言ったとおりにしてくれた。結果、ほとんどオカッパだ・・・剥かない、ってやっぱこうなるのか。。。 童顔の私はオカッパにすると、五月人形とそっくりになる。 いい年してなにやってるんだ。 もう・・・傷んだ所が伸びるまで待つしかない・・・
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