ここしばらく、落ち着いた動きを見せる為替・株式市場、この水準で、しばらく過ごせるか?イヤイヤそんなわけがない、これは、嵐の前の静けさだ。
106円から107円台を行きつ戻りつするドル円相場、13000円を切ったり戻ったりの日経平均、やじろべえを保っているニュース材料は弱いものばかり。一触即発の状態といっていいだろう。金融業種の決算情報が弱含んだり、特に米国モノラインの経営状況に少しでもマイナスの情報が流れたりすれば、突如また、下降線を描くだろう。
国内個人投資家の中には、米サブプライムローン問題やモノラインの課題については、一応の決着を見たとする見方をする人もいるようだが、イヤイヤ、そんな甘いもんじゃありませんぞ。