司法書士の年収は、平成10年以前は、平均して1000万から1600万円でした。ただ、驚かれるかもしれませんが、会社員での年収の1000万円の価値と同等ではありません。なぜなら、司法書士のような自営業の場合、収益を年収として取り、そこから会社運営費に再度当てていることが多いからです。これは、司法書士に限らず他の自営業でもよくある話です。つまり、自営業者の年収1000万円は、会社員時代の600〜700万円と同じくらいかも知れません。
もし、独立開業を目指す場合は、その点に気をつけて目標設定してください。最低でも年収1000万円を目指す方が良いでしょう。
おそらくその辺りでスタッフを増やすようになるくらい忙しくなり、スタッフに給料も払えるようになるはずです。
しかし平成10年7月以降は報酬が自由化されたので、現在の平均年収は定かではありませんので注意が必要です。
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