第5回大会でcockroachさんのアラクネー「cancrelat」とニナガワさんのアラクネー「魔獣マングレオンγ」、それと私の冥界で多脚の大激戦を繰り広げた。 「cancrelat」の予測射撃強化版、「cancrelat+」が公開された。 目玉は着地地点予測射撃の強化とのことで早速拝見してみた。
定期で放つ2連ワイバーンと2連ムラマサに加え、とどめの3連タイフーンが強力なチームだ。 ありがたいことに公開設定だったのでソフトを覗いてみた。 まずはターゲットのZ座標をチェックし、1フレーム後もZ座標が同じなら回避動作中でないとして射撃開始。 射撃中は毎フレームターゲットZ座標を観察し、1フレームで0.8以上変化すれば回避動作とみなして予測射撃の計算を始める。 仰角はターゲットの仰角代入、減算0.2で簡易的に済ませているようだ。 利点はZ座標で見るのでジャンプ以外にも遠距離格闘や特殊動作に対しても予測射撃出来ることだろう。
他の方の組み方を見ると自分の見えなかったことが見えてくる。 2フレームのループにし、2つの変数に代わる代わるターゲットのZ座標を取得する方法は便利そうだ。 今まで1フレームループにこだわっていたが、別にその必要は無かった。 もっと柔軟に考えなくては駄目なようだ。
それにしても、「cancrelat+」は装甲100mmとは思えない強さだ。 特徴的なのがジャンプ中に次のジャンプ方向などをサブ丸々1つ使って判断していること。 アラクネーは強力な反面対策されることが多く、状況判断による的確な行動こそが最大の武器だろう。 強いアラクネーは取る行動も最適だ。 私も対策されるほどのアラクネーを作りたいものだ。
さて、アラクネーの装甲はミサイル耐性やジェイラーを考えると150mm対熱だが、砲撃戦指向や支援機なら豊富な弾数と低燃費さを兼ね備える100mm対徹は魅力的だ。 重い215mmカノンを100発以上積んでエネルギーの心配もいらずジャンプ射撃を多用出来るのはかなり惹かれる。 アラクネー3機のチームでも150mm装甲の前衛+100mm装甲の後衛なんて構成も面白いかも知れない。
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