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カテゴリ[ スイス ]の記事 (8件)

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スイスを旅行した時の事です。

スイス旅行のハイライト、ユングフラウヨッホ(3453m)に行きました。

ユングフラウヨッホ鉄道は、その3/4がトンネルの中であり、アイガー(3970m)とメンヒ(4099m)の体中を走り登ります。


途中、アイガーヴァント駅(アイガーの壁という意味)に停車します。


ここはアイガー北壁のど真ん中であり、壁に穴が掘られています。ここから掘った土石を捨てたそうです。

5分間の停車時間に北壁の穴から遠くに見えるアルプスを眺め、岩肌に触れてみました。それは磨けば光る大理石の様なややピンクがかったきれいな岩で、魔の岩のイメージとだいぶ違いました。


更に登山電車でユングフラウヨッホ(3453m)に。

ここのスフィンクス展望台(3573m)は白銀の世界にあり、サングラスをしなくては眩しくていられません。
まばゆい白銀の世界で、現地のガイドさんによると、年に1度位しか見られない程の晴天だそうです。


目の前にユングフラウ(4158m)、メンヒ(4099m)、ヨーロッパ最長のアレッチ氷河の始まりがみえます。アレッチ氷河の氷の厚さは、1kmもあるそうです。
今まさにアルプスの醍醐味を味わっています。



展望台から外に出、雪を踏みしめアルプスの感触を確かめました。
この雪が何万年もかけて氷河となり山を削ってゆくのかしら、と感慨深いものがありました。



氷河を掘って作られた青白く光る美しい氷のトンネルがあり、中を歩きました。氷河に入り込んだわけです。
うーん、感激でした。
2005 07/30 13:20:17 | スイス | Comment(0)
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スイスを旅行した時の事です。



エッシネン湖に向かう途中で、角笛の音と犬の吠え声と共に突然馬車が姿を表しました。
二頭立ての馬車をおじいさんが御していました。
犬が馬車の前を、右に左に走りながら、馬に向かって一生懸命に吠えて先導しており、なんとも微笑ましい姿でした。

犬はスイス中央地帯の農家で飼われているベルナー・ゼネンフント、よくバーニーズ・マウンテンドッグと言われる、家畜を追いたてたり、重い荷物を引く超大型の作業犬です。
ディズニーの映画、「ベーブ」に夫婦で出てくるしっかり犬です。



彼は中型でしたからまだ子供なのでしょうか、でも自分が馬達を励まし働かせていると、自負心と意欲を持って行動している様に見えました。
二頭の馬もブラッシングが行き届いて毛に艶がありスタイルも良かったです。

犬の自信に溢れて働く姿がみたくて、登りの多い帰路を馬車に乗ってみましたが、彼は水を飲みに寄り道をしたり、馬車の周りを気ままに走っており、吠えて馬を励ましたりしません。

登りの今こそワンちゃんの力が発揮できるのに、と歯がゆい思いをさせられましたが、まだ子犬の様でしたからしかたありません。小さいながら利口そうなプライドを感じさせる犬でした。




馬も人に慣れているようで触れても大丈夫でした。
写真をとポーズをとっている時、馬と目が合い、馬が頭を摺り寄せてきました。
私は気に入られた様です。

澄んだ優しい目をしていましたが、少々怖いので澄ましていたら馬がショルダーバッグを噛んで離しません。
噛んだのか愛情表現をしたのか、とにかく驚きました。
バッグを引っ張ったところ、少しして離してくれました。

馬の口跡がつきちょっと気持ち悪かったのですが、これは馬からの愛情表現であったと思えてなりません。
愛されて良い気分でした。

因みに、一人10スイスフラン(CHF)でした。900円程でしょうか。


アルプスの懐深くにいることを実感させてくれた動物達との出会い、とても楽しかったです。
2005 07/22 23:33:46 | スイス | Comment(0)
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スイスを旅行した時の事です。




そそり立つ岩山に囲まれた、ヨーロッパで一番美しいと言われる山間湖であり、神秘的な緑青色の水をたたえた静かな湖、エッシネン湖を訪れました。



湖の周りの草地や斜面に、大きなベルを首に下げた牛が20頭ぐらい放牧されていました。
彼らは食用牛ではありませんので、とても穏やかで、草地にゆったりと横たわっていたり、水辺に佇んでいて、ほとんど動かずにいます。
牛とエッシネン湖一体が醸し出すのどかな雰囲気がマッチし全てが悠然としていました。


でも牛はとても大きいので私は怖いのです。
が、ガイドブックに人に慣れていると書いてあったので、好奇心から近づいてみたくなり、1歩また1歩と牛の反応を見ながら歩みよりました。

これ以上は怖くて駄目、という所で一緒に写真に納まりました。
彼らは一向に動じず、触っても大丈夫そうでしたが、恐怖心に勝てず最後の一歩が踏み出せませんでした。
触ってみれば良かったと残念です。




水辺に立っている10頭程の牛にも近づいてみましたが、彼らの方がこちらに興味があるようで、ジーと見つめられました。

牛の目をこれほど近くで見たのは始めてでした。小さくて優しそうな目をしていました。

牛がこちらに近づいて来そうな気配で、なんだか怖くて私の方から離れましたが、体は淡い茶やベージュ、顔と足は白っぽく、全体がパステルカラーのなかなか美しい牛達でした。
2005 07/16 23:56:27 | スイス | Comment(0)
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スイスを旅行した時の事です。



モンブランを訪れました。


モンブランとは白い山と言う意味で、トップを万年雪で覆われたヨーロッパ最高峰、4807メートルの山です。

シャモニーからゴンドラとロープウエイでブレバン山展望台に行きモンブランを眺めました。ここは2525メートルの高さでモンブラン山群の大パノラマの広がる世界です。

一番奥にモンブランの真っ白で穏やかな女性的な姿が見えました。
一部が雲に隠れていたのですが、一時雲が途切れ、滑らかで美しい全貌が現れました。


またモンブラン登頂の基地として、一流の登山家達が訪れるシャモニーの村、どんな所なのか村自体にもとても興味がありました。



ゴンドラから、4000メートル級の山々の懐深くに抱かれたシャモニーの村が谷底に大変小さくひっそりと見えました。登山ブームに乗って高級山岳リゾートとなる前は、一寒村に過ぎなかった、正に秘境と言う名に相応しいところでした。
    写真の右下に本当に小さく写っています  
 



シャモニーでの感激は氷河の先端を間近に見られたことです。
山の斜面をうねって流れ落ちる氷河の最後、何万年も時を経て山々をゆっくり氷食し落ちてきた偉大な(?)氷河の終の姿なのかと思ったら、感激しました。



なぜか美しいモンブランが観られたことよりもこの氷河の哀れな姿に心が動きました。

   モンブランはイタリアとフランスの国境にそびえ、麓の村、シャモニーはフランス領です。 
2005 07/08 23:22:15 | スイス | Comment(0)
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スイスを旅行した時の事です。

ツェルマットの次にスネガ展望台に向かいました。
そこからはマッターホルンが山裾から立ち上がる最も端正な全姿が一番美しく見えると言われます。



展望台に着いたとたん思わず溜息がでました。
そこには裾野から見事なピラミット型を描いた雄大で気高い姿がありました。

  ---裾野は山を引き立てますね〜 人間にとっていかに洋服  が大切か、妙に感じ入りました---



少しハイキングをして、逆さマッターホルンにもため息を。

午後はマッターホルン(4478メートル)の間近にあるゴルナーグラート展望台(3089メートル)へ登山鉄道で行きました。
眼前にモンテローザ(4634メートル)等の4000メートル級の名峰や、うねり落ちる雄大なゴルナー氷河があり、正にアルプスの真っ只中に居るのを実感しました。






展望台に着いたとたん、首に酒樽を下げたセントバーナード犬の姿が目に入りました。
これは救助犬に違いないと即断し、私は現地で彼に是非会いたいと思っていましたので、空かさず一緒に写真に納まろうとしたところ、飼い主に「ノー」と言われました。
彼はモデルでした。




こんな素晴らしいアルプスの自然の前でお金儲けをしなくても、と少々不快に感じましたが、彼と一緒の写真がどうしても欲しくて申し込みました。

写真は、マッターホルンを背にセントバーナード犬の両側に旅男さんと私、さすがにポジションが抜群です。
犬は笑顔ではありませんが我々が実に嬉しそうな表情をしています。
何故か日本とスイスの国旗を持たされました。


セントバーナードは2匹いて、もう1匹の方はデレーと横になり、撫でても声をかけても無反応で、何の意欲も湧かないと言う有様でした。

モデル犬のほうもご主人の命令に従いたくない様で、細くて華奢な感じの御主人は、ドッグフードを蒔いたり、ビクともしないモデルを懸命に引っ張ったりして、大変そうでした。

彼らはアルプスの救助犬の装いでしたので、人命救助をしてくれる犬と、私としては尊敬の念を持って接したつもりでしたが、ややがっかりしました。
でも、彼らはごく普通に育てられたワンチャンですからね、当然でした。

セントバーナード犬は大きかった。
私より彼のほうが頭が大きいのですよ。

頭はあちらの方が良い ? のかしら !

2005 07/01 13:12:40 | スイス | Comment(0)
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スイスを旅行した時の事です。

マッターホルンが観える町、ツェルマットに泊まりました。



出立の朝6時頃、マッターホルンに雲がかかっていなかったので、喜々として、この山が一番美しくみえるというスポットへ行き、刻一刻と表情を変える姿を写真に撮りまくりました。



朝日がマッターホルンに当たり始め、一部が赤く染まりやがて全体が赤く染まってゆく様は見事でした。
念願の雲に隠されない完全な姿のマッターホルンを遂に観ました!



私が今回のスイス旅行に一番期したものは美しいマッターホルンの姿に出会う事でした。

独立峰で凛と立ち、まるで人間の頭のような形をしたトップをカクッと曲げている様に人格を感じていたのでしょうか。
その雄姿に孤高の人、苦難に悠然と立ち向かう人間の姿、そのような物を感じていたのでしょうか。

とにかく、マッターホルンの姿を観たい、会いたいという願いは最高の形で叶いました。




しかし、出立時の朝8時頃になると、山のほとんどが雲に覆われてしまい、上部だけが厚い雲の上に聳える姿に変わってしまいました。が、この状態のほうが、神秘的なものが漂いかえって不思議な魅力に溢れていました。


絵葉書に載せられるマッターホルンの素晴らしい姿をほとんどカメラに収められホクホクの私でした。
2005 06/23 23:46:57 | スイス | Comment(0)
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スイスのほぼ中央にあるルチェルン湖での経験です。

ルチェルン湖は森に囲まれ、花で飾られた屋根つきカペル橋の架かるとても美しい湖です。

そこでは白鳥が悠然とくつろいでいます。
ステップに登って羽繕いをしている白鳥もいますが極端に近づかない限り逃げません。

森、青い水、真白い鳥、詩情溢れた素晴らしい景色です。

まあなんて叙情的な、と思っていたら、突然白鳥がダイビングを。


真ッ逆さまに。 お尻が丸見えです。 とても愛らしいお尻が。


まあ、あの優雅な姿はどこへ---

でも、白鳥の動物としての姿を知った様で、かえって親しみを感じました。
2005 03/17 17:14:36 | スイス | Comment(0)
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スイス旅行でのことです。

なんと、モンブランの麓の町、シャモニから、ブレバン展望台の入口、プランプラ(2000メートル)まで山岳マラソンをしているのです。
2005 03/11 23:06:17 | スイス | Comment(0)
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