ピアノテクニックと音楽のつながり
『アート・オブ・ピアノ - 20世紀の偉大なピアニストたち』

たくさんの一流のピアニストの演奏が観れて、聴けて満足できるDVDです。

なかなか簡単には観れない映像ばかりで、弾いている姿が見れるのは感動です〜。インタビューもなかなかええです・・・。

まずはいい演奏を知らないと、どんな素晴らしい演奏を聴いても感動はないでしょうから、やはりいい演奏を聴き続けていくことで、自然に耳が肥えていい演奏がわかってくるようになってくると思います。



内容:20世紀を代表するピアニストたちの演奏やインタビューを収録した『アート・オブ』シリーズ第4弾。バックハウスがピアノを演奏し、日本でも人気を博すクナッパーツブッシュが指揮したベートーベンのピアノ協奏曲第4番や、グールド、ホロヴィッツ、パデレフスキ、ラフマニノフ、リヒテル、ルビンシテイン、そのほか多数のピアニストによる演奏の抜粋など、貴重な映像が満載されています。
2005 12/26 11:45:27 | CD&DVD | Comment(0)
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ピアノの練習曲の中で一番多く弾かれるのは、やはりツェルニーの練習曲ですよね。

それなのに、ツェルニーがあまり好きではないという人が意外と多いです。

ツェルニーはベートーヴェンの弟子で、先生であるベートーヴェンの曲が弾けるようになるために、これらの練習曲を書きました。

だからツェルニー練習曲が終われば、最後はベートーヴェンのソナタが弾けるという目標を持って弾いている方は多いでしょう。

でもそれでも嫌い・・・って言う人は、一度CDを聴いてみると好きになれるかもしれないですね。

100番練習曲
30番練習曲
40番練習曲
50番練習曲とそろっています。
2005 12/07 12:10:52 | CD&DVD | Comment(0)
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ソナチネ・アルバムは、ピアノ教則本の代表といってもいいくらいよく使われますよね。

ソナチネというのは、ソナタが小さくなったものなので、ソナタの子供って感じです。

そして、そのソナタというのは、ある楽器について書かれた曲のことです。

交響曲って名前を聞いたことがあると思いますが、これはオーケストラのために書かれたソナタのことで、協奏曲っていうのは、オーケストラと他のソロの楽器のために書かれたソナタということです。

ピアノを学ぶのにソナチネを弾くというのは、ピアノという楽器そのものの味を知る第一歩・・・とても大きな意味があるんですね。

ソナチネ・アルバムが収録されたCDもあります。

子供用に音符が大きく書かれた楽譜を使うと、小さな子供でもソナチネはラクです。
   

残念なことに、2楽章が削除されている曲があります。

1巻目次
1.クレメンティ:ソナチネOp.36-1
2.ベートーヴェン:ソナチネ5番
3.クレメンティ:ソナチネOp36-2(1.3楽章)
4.クーラウ:ソナチネOp55-1
5.クレメンティ:ソナチネOp.36-3
6.クーラウ:ソナチネOp.55-4(1楽章)
7.ティアベリ:ソナチネOp.151-1
8.グルリット;ソナチネヘ長調
9.ハスリンガー:ソナチネ ハ長調(1楽章)
2巻目次
1.ベートーヴェン:ソナチネ6番
2.ティアベリ:ソナチネOp.151-2
3.クーラウ:ソナチネOp55-2
4.クレメンティ:ソナチネOp.36-4
5.ドゥセック:ソナチネOp20-1
6.ハイドン:ソナタハ長調
7.ランゲ:ソナチネOp146-1
8.モーツァルト:クライネソナチネ
3巻目次
1.クーラウ:ソナチネOp20-1
2.ティアベリ:ソナチネOp.151-3
3.クーラウ:ソナチネOp55-3
4.ドゥセック:ソナチネOp20-4
5.モーツァルト:ソナタK545
6.カバレフスキー:ソナチネOP.27-18
7.シューマン:ソナチネト長調
4巻目次
1.クレメンティ:ソナチネOp.36-6
2.クーラウ:ソナチネOp88-2
3.クレメンティ:ソナチネOp.36-5
4.クーラウ:ソナチネOp55-5
5.ベートーヴェン:ソナタOp49-2
6.モーツァルト:ソナチネ6番
7.カバレフスキー:ソナチネOP.13-1
2005 11/30 23:19:02 | ピアノ作品 | Comment(0)
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ピアノ曲のCDはたくさんありますが、ピアノの教材として使われる、バイエルブルグミュラーソナチネツェルニー等のCDがあるのをご存知ですか?

私はその存在にちょっと驚きましたが、それも一流のピアニストが弾いているのもあり、かなりびっくりしました。

発表会などでもよく弾かれる、ギロック湯山昭平吉毅州等の新しい作曲家のCDもあるんですね。

ギロック湯山さん、平吉毅州さんの作品はとても楽しく、それにもまして小さな子供でも弾けるように作曲されているので、子供たちにもとても人気があり、夢のある作品ばかりです。演奏を聴くだけでも十分楽しめます。

ピアノの教材や教材CDは、こちらで紹介しています。
2005 11/27 13:51:21 | CD&DVD | Comment(0)
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久しぶりにテクニックについて書こうと思います。

日本ではピアノのレッスンであまり注目しないことですが、体の使い方を学ぶことはとても大切です。

体(ピアニストの場合の多くは腕でしょうか?)を痛めるのは職業病だから・・・ってことは、本当はあまりありえません。

体の使い方をちゃんと学んでいると、体を痛める事はほとんどないはずなんです。疲労はあっても・・・。

体の使い方だけでも、学ぶ事はたくさんありますが、今日は首について少し書いてみようと思います。(以前にもいくつか書いていますので)

時々、演奏中首が下に垂れて曲げて弾いている人を見かけます。ピアノの鍵盤をなめるように弾くくせのある人です。

ブーニンのような姿勢・・・といえば、おわかりでしょうか・・・。

ピアノを弾いていると、背中に力が入っていき、そこから首も固くしてしまいがちです。

背中に比べると、首の力を抜くのは意識すればそれ程難しくないです。

でも、首の力を抜くのと、首が垂れるのとは違います。

一番いい姿勢は、腰の上に、背骨、首、頭が乗っている状態らしいです。

鍵盤を見ると下を向く格好になるので、よけいに首が落ちてしまうのかもしれませんが、垂れてしまうとよくないと思います。呼吸もスムーズにできなくなりますしね。

ピアノに向かう時は姿勢を意識することからぜひ試して下さいね。姿勢を崩してしまうと、いくらでも簡単に崩れていきます。でも戻すのは簡単ではないです。崩していった年月の何倍もかかると思っていいくらいです。それも自分で”姿勢をよく”と意識しても、どんな状態がよいのかわからないくらい、とても治すのは大変なことです。

下に紹介している本、アレキサンダーテクニックは、体の使い方について書かれた本です。

文字はあまりなく、図解でわかりやすく、一言で簡潔にまとめられていますので、すぐに読めてわかりやすいです。



体のことを学んだことがない人でも、この本を読んでみると、体の何を学ぶのかがよくわかると思いますので、ぜひ読んで見られることをオススメします。




これを読んだからすべてがわかるとは言えません・・・。なので参考にと思って、あとはやはり自分で見つけていくことだと思います。努力しないと見つからないですから・・・。
2005 06/14 09:50:51 | ピアノテクニック | Comment(0)
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バッハの平均律は、第一巻と、第二巻とあり、第一巻のほうが弾くチャンスが多いですよね。

バッハは前回に紹介したタチアナ・ニコラーエワの演奏が一番素晴らしいと思いますが、彼女のは高価で買えないというかたには、以前ベートーヴェン全集で紹介した(こちら)、ロバーツのバッハの平均律をオススメします。
第一巻と第二巻すべてでこの安さです。



アマゾンでCDと一緒に楽譜も購入できます。 (1)       (2)
2005 05/28 13:14:59 | CD&DVD | Comment(0)
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平均律というのは、音程を平均にした音律のことで、ピアノなどの楽器はほとんどが平均律で調律されています。

平均律の反対は純正律ですが、純正律だと3度や5度、8度の時に、ちょっとずつ音程差が生じるので、その誤差を平均にしたのが平均律ということです。

さて、バッハが子供たちの為に書いた『平均律』ですが、この『平均律』は、12等分平均律と言って、音程を12等分したことで出来た半音階のことです。

半音階12コにそれぞれ長調と短調があるので、12X2で全部で24曲になるのです。
順番もハ長調、ハ短調というふうに、半音階ずつ上がっていき、長調、短調という順番になっています。

バッハの平均律以外でも、ショパンの前奏曲や、ドビュッシーの前奏曲等、全調を使った作品はあります。(曲順は半音階ではなく、5度ずつ上がります)

バッハの演奏というと、有名なのはグールド(私は好きじゃぁありません )ですが、ぜひロシアの巨匠といわれている、《タチアナ・ニコラーエワ》のバッハを聴いて下さい。

彼女のバッハは本当に自然体で押し付けがましさもなく、本当のバッハを聴かせてくれます。

 1巻    2巻
2005 05/19 23:51:22 | ピアノ作品 | Comment(0)
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『葬送』と聞いて、多くの方がショパンのソナタ2番の3楽章『葬送行進曲』のメロディーが浮かんだのではないでしょうか?

今日紹介する『葬送』はリストの《詩的で宗教的な調べ》より第7番の『葬送』です。

この曲はショパンの死を悼んで書いたと言われていますが、本当は祖国のハンガリーの人々や友人が、オーストリアで起こしたデモで失敗して処刑されたのを悼んで書いたようです。

10分程度の曲ですが、実にドラマティックな展開をうまくみせているすばらしい作品です。



先日、尼崎で悲惨な列車事故がありました。
犠牲になられた方へ、この『葬送』を送ります。
犠牲になられた方の無念さがこの作品に表現されているような気がします。
どうか安らかに眠られますようにと、心からお祈り申し上げます。
2005 05/05 10:55:46 | ピアノ作品 | Comment(0)
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指の形が悪いと、先生にえんぴつでチクチクとつつかれた・・・ってことないですが?

これは昔の話で、今はそんなことないでしょうが、それでも指の形が悪い!いくら注意してもなおらない!ってぶつぶつ言ってる先生はおられます。

もちろん指の形が悪いと、ピアノは上手には弾けないですが、指が器用に動く人ならいいですが、なかなか器用に動かない人もたくさんいて、そういう人に指の形を厳しく注意しても指は自由に動くようにはなりません。

指のフォームばかりにこだわらず、まずは体全体を考えながら、体の関節を柔軟にしていくと、だんだん指の形はよくなっていくはずです。

指の形ばかりではなく、体全体のフォームも学びましょう。
2005 05/01 00:09:22 | ピアノテクニック | Comment(0)
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メシアンが作曲した『世の終わりのための四重奏曲』は、メシアンがドイツ軍の捕虜になっていて、その時に入っていた収容所で書かれたものです。

4重奏曲ですが、収容所で知り合った音楽家と自分自身のために書かれたので、ピアノ、クラリネット、ヴァイオリン、チェロという変わった編成の室内楽です。

これは「ヨハネの黙示録」第10章6、7節から霊感を得て作曲されました。
「第7の天使がラッパを吹くとき、神の世界が到来し、この世はキリストとキリスト教徒だけが支配するようになる」という内容です。

全部で8曲ありますが、5楽章の『イエスの永遠性への讃歌』が、特にすばらしいです。

ぜひ聴いて下さいね。
紹介するオススメCDは”Ensemble Incanto”といって、ドイツ人のグループで、ヨーロッパで活躍中の演奏家です。演奏は自然で、くせもなく、私の好きな演奏です。



この曲を初めて聴いたとき、かなり衝撃的で、しばらく頭の中がボーっとしてました〜。
2005 04/29 21:39:48 | ピアノ作品 | Comment(0)
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ピアノ曲のレパートリーとしてでも、そしてピアノ曲鑑賞でも、ベートーヴェンのピアノソナタは人気です。

ソナタ32曲あるうち、有名なのは、『悲愴』『月光』『熱情』、あと『ワルトシュタイン』『テンペスト』など題名のついた作品で、それらはよく知られていて名曲ですよね。

32曲すべてに題名がついているわけではなく、上の作品とあとは『田園』『告別』『ハンマークラヴィーア』くらいでしょうか・・・。

題名のついていない作品ですばらしいものもたくさんありますが、上に書いた題名のある作品もどれも優れています。

でも32曲の中の好きな作品を聴こうと思っても、気に入った作品すべてが入ったCDというのはなかなか手に入れるのが難しいですよね。(それにだいたいCD1枚にソナタ3曲くらいしか収録できないですし・・・)

そこでオススメしたいのが、ベートーヴェンピアノソナタ全集のCDを買ってしまおう!!なんです。

これです。
 

これだとすべてのソナタが聴けます。絶対お得です。

日本で手に入るベートヴェンピアノソナタ全集はだいたいが○万円もするので、そんな高いの買えないと思っているかたにもオススメのCDです。

演奏者は<Bernard Roberts>といって、ロンドン王立音楽大学の教授で、チャップリンのようなお茶目な先生ですが、ヨーロッパではベートーヴェン弾きとしてでも、とても有名な先生です。
いろんなマスタークラスも受け持っているようで、多忙な方です。

はっきり言ってしまうと、彼の演奏は”へた”です。
日本人の感覚からいくと、CDなのに音のミスが多くて、信じられないと思うかもしれません。

ですが、”へた”というのは、ただミスが多いというだけで、本当は”すばらしい”ベートーヴェンを聴かせてくれるんです。

鑑賞を楽しみにされている方なら、お好みでくせのある演奏がいいという方もいらっしゃるでしょうが、学習されている方で、お手本の演奏を探している方には、彼の演奏はオススメです。

もう在庫はなくマーケットプレイスでしか手に入らないようですが、今ならまだ購入できます。本当に安いのでびっくりしますが、全曲が収録されてこのお値段で手に入ります。


2005 04/28 12:40:24 | CD&DVD | Comment(0)
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ポーランドの名ピアニストW・シュピルマンの奇跡的生還を描いた真実の物語を映画化した『戦場のピアニスト』

この映画で、『バラード1番』(”バラいち”って略して言ったりします)が演奏されて、クラシックのピアノ曲をあまり知らない人でも、好きなピアノ曲は?と聞かれれば、この曲と答える方が増えたんじゃないかと思えるくらい人気になりました。

でも、この曲はずっと前から音大生の間では、卒業試験にこれを弾く!って言う人が多く、とっても人気があります。

たった10分程度の曲なのに、とてもドラマティックにできています。

音楽は次から次へと展開していきますが、その構成のうまさはすばらしく、魅力的なメロディー、音楽の発展の仕方、劇的な終わり方と、こんなに贅沢でいいのかと思えるくらいの、内容の詰まった曲です。

◆序奏◆変イ長調
いきなり低音がドーンと鳴り響き、オクターブで謎めいた旋律が始まり、とても印象的な始まりです。
第一主題との関連性は薄いですがこの作品の劇的な性格を象徴しているかのよう。

◆第一主題◆ト短調
序奏が終わりすぐテーマが始まります。
このメロディーはなんとも陰気で捉えどころのない旋律で、感情が高揚しかけ、しかしすぐ憂鬱さが戻ってしまう・・・再び高まるけれども、またしても物憂げに沈んでいく・・・。
やがてオクターブの動機をきっかけに徐々に感情の高まりを見せて、 爆発するアルペジオとなって第一主題を締めくくります。

◆第二主題◆ 変ホ長調
すがすがしく爽やかで聴くものの心に真っ直ぐに入り込んでくる 夢のような本当に美しい旋律が始まります。
 
◆展開部◆ 変ホ長調
始めは第2主題がイ長調の高らかなファンファーレでそのまま登場しますが、完全終止せず、さらに爆発し、そしてきらびやかな展開部へと本格的に入っていきます。

◆コーダ◆ ト短調
この作品の最大の聴かせどころで、 劇的に最後を飾ります。特に最後は、激しいまま走り切って終わるのでなく、静けさと激情が交代して終わっていきます。

誰でも一度は弾いてみたい曲、私も卒試で弾きましたが、若さだけで何もわからずに弾いていたように思います。何もわからないから弾けたのかも・・・。
2005 04/22 22:33:56 | ピアノ作品 | Comment(0)
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『シャコンヌ』一度は弾いてみたいとずっと思っていた曲です。

オリジナルはバッハの無伴奏ヴァイオリンの為の”パルティータ第2番”の終曲(全部で5楽章)ですが、シャコンヌだけで15分くらいかかる大曲なので、この曲だけ独立して演奏されることも多いようです。

ピアノの楽譜は、ブゾーニやブラームスなどがシャコンヌだけ単独にピアノ曲に編曲したものがあります。

ブラームスは左手の為の作品で、左手だけでの演奏なので、ブゾーニ版のような音の分厚さはなく、ほとんど原曲通りの編曲です。

ブラームス版よりもブゾーニ版の方が良く演奏されますが、ブゾーニ版はなんといってもかっこいいし、編曲もよくできているから誰だってブゾーニ版が弾きたくなるでしょうね。

日常の生活と共に感じる感情、喜びや悲しみ、あきらめ、苦しみ、希望・・・いろんな魂を感じて、何度でも聴きたくなる魅力がこの曲には潜んでいます。

どなたかがこう言ったそうです。「シャコンヌを聴かずに、墓場に行くのは実に惜しい。」と・・・。


シャコンヌとは、メキシコや南米の舞曲で、イタリアやドイツで器楽形式として発展しました。3拍子。

始めの8小節がテーマとなって、30数回の変奏を繰り返していきます。
変奏はバロックの変奏形式で、一定のバス進行を繰り返すという変奏形式です。
曲は3つにわかれていて、第一部分はニ短調で書かれ、第二部分がニ長調、第三部分は再びニ短調の3部形式。
和音、アルペジオ、オクターブ、走句などの高度の技巧を巧に変奏してしていき、それにリズム、運動性、音響の変化などを加えて、曲全体をまとめています。

20世紀ロシア最後の巨匠ピアニスト 1 
タチアナ・ニコラーエワ(P)
2005 04/15 21:36:25 | ピアノ作品 | Comment(0)
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ピアノテクニックについて思いついたことを、自分自身でまとめようと思ってこのブログに書いていました。

ピアノを習っていても、いつも調子よく弾けるってことはなかなかなく、悩みも多くありますよね。

でも、ある時ふと言葉で表現する怖さがあることに気付いてしばらく更新をやめていました。

言葉で表現できるほど、ピアノテクニックは容易ではなく、言葉というのは人それぞれで捕らえ方も違い、同じ言葉でも100人いれば100通りの解釈になります。

道を少しでも間違えていくと、だんだん正しい道から遠ざかっていきますよね。
正しい道というテクニックが正確にあるのかはわかりませんが、体の使い方を間違えると、だんだん体を傷めていくばかりで、いいことは何もないんです。

道を間違えることは決して悪い事ではなく、それくらい大胆に楽しんでやってみるほうが、発見も多くて上達も早いです。

でも道を間違えた時に必ず修正してくれる人(先生)がいないと、だんだん自己流になってしまいます。

いい先生に習うのが一番いいことですが、いい先生に出会うのも簡単じゃありません。

でも、自分が求めれば必ず見つかると思います。

これも運命なんでしょうね。

これからは、ピアノの作品や、オススメCD,本、私の使っている教本や使い方などを思いついたことを書いていこうと思っています。

テクニックについてはまた感じたことなどがあれば更新していきます。

これからもよろしくお願いします。

2005 04/12 10:35:06 | ピアノテクニック | Comment(0)
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うまく演奏に入るための準備をどうするのか・・・何も準備をしないで演奏に入るとからっぽの音楽になってしまいますが、あまり深刻に考えこんでしまうと一生音楽が始められなくなってしまいますので、思い詰めないようにしましょうね。思い詰めたことがない人は、今のままでいて下さいね。考えてしまうことでスランプがやってくることもありえますから・・・。
何を準備するといいのかは人それぞれかもしれませんが、まずは今から演奏する曲の脈(テンポ)をしっかり知って、その音楽の呼吸を保ち、鍵盤上で指をおいて準備をし、始まりの音をしっかり思って指に教えてあげると、自由に安心して弾き始めることができると思います。練習の時に1つずつクリアして覚えていくとすべてが1つに重なって自然に集中して弾けるようになっていきます。自分でいろいろ試して心地よいスタイルを見つけて下さいね。自分で見つけられるとそれが自信につながりますから・・・。
2005 03/28 13:34:02 | ピアノテクニック | Comment(0)
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始めの音を出すのが怖くてなかなか弾き始められないと思っていると、体は萎縮していくばかりだし、思い切って弾き始めると強い音が出たり、なかなか自分の思うような音が出なかったりするし、なかなか難しいですよね。座った瞬間に弾き始める人もいますが、これも体や頭の準備をする時間がなくて不安です。ベテランになればこれでも平気なのでしょうが・・・。いつもいすに座ってしっかり体や頭の準備が出来てから弾き始めるようにしましょう。
2005 03/26 17:54:24 | ピアノテクニック | Comment(0)
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本番の時に、”1オクターブずれて始めてしまった!”とか、最初の音が一瞬わからなくなったという経験はありませんか?練習の時に無意識で弾き始めてばかりいると、こんなことになるかもしれません。練習の時に最初の音をしっかり頭に入れることを忘れずに。そしていつも最初の音から集中して弾くように練習しましょうね。集中して弾けない時は無理に弾くのではなく、お茶でも飲んで休憩しましょう。

2005 03/25 10:21:02 | ピアノテクニック | Comment(0)
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始めの音がうまく始められると調子よく弾けるけど、始まりがうまく入れないとなかなかうまく弾けないですよね。音楽を始めるのに恐怖感を持ってしまうとなかなかそこから抜けるのに時間がかかります。始めの第1音をどう弾くか・・・は、とても大切ですが、怖く感じてしまうと体が萎縮し、体を絞めてしまいがちになっています。練習の時に体をどうやってほぐすと自分が安心できるかを見つけて、いつもそうやって始められるように何度も練習していると、必ず安心して弾けるようになります。


2005 03/24 10:04:23 | ピアノテクニック | Comment(0)
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前回お話したように始める前にわざわざブレスを取って、いろんな動作をして始めてしまいますが、わざわざ大きなブレスを取ると、座った時にいい姿勢だったのが、不自然なブレスをすることで崩れてしまいますし、いろんな動きをして弾き始めることで、指先まで神経を集中させていたのが、一瞬で切れてしまいます。何かを無理にするとそこで集中力は欠けてしまいます。わざわざ何かをして見せなくても、音楽は必ず始められます。
2005 03/23 10:10:14 | ピアノテクニック | Comment(0)
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ピアノを弾くのにも呼吸はとても大切です。でもブレスは無理して取る必要はないです。よく音を出す前に大きくブレスを取り、それと同時に体でも大きな動作で弾き始めている姿を見ます。ブレスはわざわざ無理して取らなくても、音楽を始める準備をすると息は体の中に自然に入ってきます。その自然な状態から音楽に入りましょう。ブレスがうまくとれていなければ呼吸を意識することも必要ではありますが・・・。
2005 03/22 09:27:58 | ピアノテクニック | Comment(0)
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拍子はいつも体の中の脈で感じるようにし、それが自分の演奏とちゃんと結びつくように練習しましょう。無駄な動きやどこかで体を絞めてしまうと拍子感は体の中で感じられなくなります。いつも体を開放すること意識して弾きましょう。
2005 03/21 10:42:25 | ピアノテクニック | Comment(0)
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1拍目は強拍と習いますが、音楽に強拍や弱拍というものはないです。一拍目にアクセントをつけて拍子感を出そうとしたりしますが、そうすると音楽の流れはそこで必ず途絶えてしまいます。強拍を強くという発想は忘れてしまいましょう。
2005 03/20 18:34:01 | ピアノテクニック | Comment(0)
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フレーズは文章みたいに考えるとわかりやすいと思います。
簡単に説明すると、1つのフレーズの終わりは、文章でいうと句読点です。「、」か、「。」かです。そしてフレーズからフレーズへどうつながっているのかも、文章で考えたらわかりやすいです。始めのフレーズは「私は・・・・で、」次のフレーズは「・・・しました。」といった感じです。
曲が難しくなるとだんだんフレーズがわかりにくく、音楽が理解しにくくなりますが、音楽がどうしても分からない場合はあなたにとってその曲が難しいのかもしれません。どうしても自分のレベルを考える時に、一番にテクニック的なことを考えますが、音楽的なことを考えてから曲を選ぶというのも必要です。
2005 03/15 23:23:23 | ピアノテクニック | Comment(0)
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音楽には必ずフレーズがあります。いつも音楽の行方がどこで始まって、どこで終わるか・・・それがフレーズです。楽譜にフレーズが示されている時は、とてもわかりやすいのですが、すべてがそうではありません。ショパンはとても楽譜を書くのが上手なので、とてもわかりやすいです。フレーズがどうなっているか、フレーズをどう弾くか、フレーズを感じて弾くことはとても大切です。
2005 03/14 11:10:36 | ピアノテクニック | Comment(0)
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今弾いている音がじっくり保てるようになったら、今度は次の音の指を意識します。必ず鍵盤上で準備して、この音をこの指で弾くぞ!ということを意識できてから打鍵できるといいです。今の音から次の音へと1つにつなげていけると、美しいレガートになるでしょう。音を保つのも、次の指を準備するのも力はいりません。自分の意識だけでできます。
2005 03/13 10:10:41 | ピアノテクニック | Comment(0)
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鳴らした音を十分保つようにするには、そこでじっと待つことです。指で鍵盤を触っている感覚をじっと我慢して意識します。その時に力が入っていないか動かして確認してみるといいと思います。それで音が十分に自分の体に届く事を覚えます。そうしたら音楽がもっと見えてくると思います。この練習はできるだけゆっくりすると効果的です。
2005 03/12 13:29:58 | ピアノテクニック
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うまく弾けなかったら”指がバカ”だから・・・”と指のせいにしてしまうとラクですよね。指が自分の指であるという感覚が薄いとなかなか言う事の聞かない指になります。音を鳴らしたらそれで指の意識を抜くのではなく、指で鍵盤をしっかり保っている感覚も大切です。力を入れてしまうと感覚は鈍くなるので気をつけましょう。
2005 03/11 09:27:14 | ピアノテクニック | Comment(0)
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指と鍵盤とどうやってコンタクトを取るのか・・・。それはまず鍵盤に触れてから打鍵するこどです。空中から指を振り下ろすのではなく、いつも鍵盤上で準備をして、よーく指で鍵盤の感覚をつかんでから音を鳴らします。そうすると音楽が遅れていくんじゃ・・・?って思われるかもしれませんが、無駄な動きが多いと遅れていくでしょう。でも無駄なものがなければ絶対遅れることはありません。むしろ音楽が安定していき、落ち着いて自分の思う音楽が奏でるようになります。まずはゆっくりと練習して感覚を覚えていくことが大切です。慣れたら自分のテンポで必ず弾けるはずです。
2005 03/09 13:58:38 | ピアノテクニック | Comment(0)
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ピアノという楽器は他の楽器と違って自分の体から直接音をだすことができません。ピアノは指から鍵盤を伝ってハンマー、そして弦に届きます。音が鳴るまでの距離が遠いです。指先で鍵盤、ハンマー、そしてその先にある弦までの距離が感覚としてつかめていけるといいです。それには、関節すべてが固くならない事が大切です。あと、音を鳴らすときに鍵盤と指とのコンタクトがしっかり取れるとだんだん感覚がつかめてくると思います。
2005 03/08 10:23:40 | ピアノテクニック | Comment(0)
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指に力をいれて強く弾いていると、指先の感覚が鈍ってしまいます。指が弱いからと力を入れて弾く事はしないほうがいいと思います。これでもフォルテの音は十分に響かす事はできるのです。指先の感覚を磨き、タッチの感覚がよくつかめると、自分の指に気持ちが届き、音も澄んできていろんな音色に変化するのが聴こえてきます。そうするといい音楽を奏でることができるようになります。
2005 03/07 11:20:27 | ピアノテクニック | Comment(0)
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