ピアノテクニックと音楽のつながり
どんなに難しい曲が弾ける指を持っていても、音楽の知識が豊富でも、経験豊かでも、最終的にピアノのタッチが悪ければあまりいい音にはならず、結果音楽はある程度の表現までしかできなくなります。逆にピアノの音色がよければどんなジャンルの曲でも弾けます。いい音色を求めていくことは、自分を解放することにつながり、最終的には自分のエネルギーを思う存分発揮でき、自分が求める音楽を奏でることができるようになります。
2005 03/06 10:20:43 | ピアノテクニック | Comment(0)
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簡単に分けると♯の調は硬く、♭の調はやわらかいイメージがあります。もっと細かく分けるとすべての調に合う色や性格があります。○調は○色と、それぞれの調に色を当てはめているのを聞いたことがありますが、音楽に方程式は当てはまらないので、それがすべてだとは思いません。でも調によって色や性格は必ずあります。例えばイ長調は氷のような冷たい、硬いイメージとか、変ニ長調は温かく、おだやかな感じとかです。すべてに当てはまるとは思いませんが、音楽を見つけるヒントにはなると思います。
2005 03/05 13:14:49 | ピアノテクニック | Comment(0)
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長調と短調をもう少し分析すると、それぞれにシャープの調とフラットの調と、そしてシャープもフラットもつかないハ長調(イ短調)があります。シャープやフラットがたくさん付くほど、”そんなにややこしくしないですべてハ長調(イ短調)にしたらいいのに!”ってぶつぶつと文句を言ってる方おられますが、シャープの調にするかフラットの調にするかで音楽の性格が違ってきます。もっと深く言うと、すべての調でそれぞれの性格があり、色があります。作曲家はそういうのも考えてそれぞれ合った調で書いています。何調で書かれているか、これを無視しないようにしましょう。
2005 03/04 10:59:42 | ピアノテクニック | Comment(0)
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音楽の性格を簡単に分けると、長調と短調の2種類しかありません。長調は明るく、短調は暗くですが、”そんなことくらい知ってるわ〜”って誰でもおっしゃいますが、音楽の中で敏感に感じて弾いているでしょうか?簡単に言うと『長調は明るく、短調は暗く』であって、クラシック音楽はそんなに単純ではありませんが、まずは長調と短調の違いをピアノの音色で敏感に感じて弾きましょう。
2005 03/04 10:35:55 | ピアノテクニック | Comment(0)
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よくレッスンで”メロディーを大きく、伴奏は小さく”って習い、和音は"ソプラノの音を大きく!”って習います。必要な音だけを浮き出してそのほかの音は重要でないから小さくと、楽譜に書かれている音に優劣をつけています。でも楽譜に書かれている音に、優劣はなくすべてがとても重要です。書かれている1つ1つの音が、どうつながってどんな性格になるのか、音がどう合わさってどんな色になるのか、それらすべてからどのような表現になっているのか、それを知るにはすべての音がちゃんと鳴っていないとわかりません。そしてその音楽から何を感じるのか・・・、それが作曲家からのメッセージなのです。
2005 03/03 12:01:11 | ピアノテクニック | Comment(0)
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何世紀も前に作られた時代の違う、それも言語も文化も違う人の作品のメッセージをどうやって読むことができるのか疑問に思われるかもしれません。でも音楽は頭で理解するのではなくて、心で理解するものです。心が豊かであればたくさん作曲家のメッセージが見えてくると思います。
2005 03/03 11:41:45 | ピアノテクニック | Comment(0)
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ルバート(テンポを揺らす)をわざとして音楽表現しようとすると、かなり大げさな音楽になっていき、いかにも歌ってます!と押しつけがましい演奏になってしまいます。テンポ・ルバートはおおげさにしない方が自然ないい音楽へとつながります。でも、メトロノームのようにきっちりしていると、今度は機械的な音楽にしかならないので注意しましょう。

メトロノームの音楽と自然なリズムの違いはこの本にわかりやすく書いてあります。すごくいいことが書いてあり、オススメです。リズムはゆらぐ―自然リズムの演奏法


2005 03/02 21:11:05 | ピアノテクニック | Comment(0)
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楽譜には音符やリズムや記号がたくさんならんでいますが、それらを読んで弾くのは、楽譜を読む作業のほんの一部で、本当に大切なのは作曲家のメッセージを読むことです。譜面上で簡単に見えるものだけを音にするのではなくて、作曲家のメッセージを音へと移し変えていくことが必要です。紙切れだった楽譜の音、1つ1つに魂を入れていくのです。そうすることによって、その音楽をよみがえらせることができるのです。

せめて音楽辞典は持っていましょうね。
   
2005 03/02 19:52:31 | ピアノテクニック | Comment(0)
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鍵盤にどう触れると一体化できるか、とても難しいですが、やはり体の関節をすべてゆるめておかないと、鍵盤に体が馴染んでいかないでしょう。練習の時に、まず指の関節を大げさに大きく動かして弾いてみて、だんだん力を抜いていきます。それを今度は手首もやってみます。そしてだんだんひじ、肩、腕全体とやってみて、それから今度は肩から動きを減らして、指ができるだけ鍵盤に安定するように弾けるといいと思います。それを何度も何度も繰り返して、鍵盤に指が馴染んでいくような感覚を得ていきましょう。

☆オススメDVD☆アート・オブ・ピアノ - 20世紀の偉大なピアニストたち
2005 03/01 10:21:44 | ピアノテクニック | Comment(0)
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いかに体とピアノが一体化できるか・・・。これが楽器を扱う人の理想でしょう。鍵盤を突っぱねて弾いたり、熱いものに触れたように飛び退いていたり、指を滑らしたりしていると、鍵盤と指との一体化は難しいかもしれないですね。
2005 03/01 09:41:11 | ピアノテクニック | Comment(0)
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日本ではピアノを習う時に鍵盤上のことだけ勉強するのがほとんどですが、ヨーロッパでは(ピアノに限らずどの楽器もそうですが)、体の使い方も一緒に学びます。リストはとても立派な教師でしたが、彼のレッスンの始まりは体操からだったそうです。体の使い方を間違えると必ずどこかに負担がきます。ピアニストで一番多いのは腕の故障ですが、これをたくさん練習した勲章のように思って放っていると、将来ピアノが弾けなくなる日がくるかもしれません。ピアニストはスポーツ選手とは違います。一流のピアニストで80歳以上になっても現役で演奏されている方いらっしゃいます。スポーツ選手のように現役を引退しなくてもいつまでも演奏していく事ができます。でも体の使い方を間違ったままで無理して演奏を続けていくと、傷めた箇所が回復できなくなっていって慢性化していくこともありえます。もし、弾いていて痛いと思うところがあるならば、あまりいい使い方が出来ていないと思って、無理しないほうがいいと思います。
体の使い方を知るということは、自分の体をいつも意識できるので、ピアノの演奏だけではなく、自分の健康や精神面でも役に立ちます。

これは体の使い方について書いてある本です。とても参考になりますので、ぜひ読んでみられたらいかがでしょうか?


アレクサンダー・テクニーク
  

2005 02/28 18:04:12 | ピアノテクニック | Comment(0)
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他の楽器の人では見ないのに、なぜかピアノの人だけが演奏中に、踊っているのかと思えるくらいに体をぐにゃぐにゃに動かして、いかにも歌って弾いていますって格好して演奏している姿を見ます。体をリラックスさせるのはとても大切ですが、体に芯が通ってないような状態では、自分の持っている力(エネルギー)を発揮する事は出来ません。体をどうしてリラックスすることが大切なのか?それはリラックスしないと、本来持っている自分の力や能力を発揮できないからです。体をやわらかくするのではなくて、リラックスすることで、自分の”気持ち”をたくさん出していけるようになるのです。
ヨーガやってみるとわかります・・・。

2005 02/28 17:46:47 | ピアノテクニック | Comment(0)
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すごく座る事に無頓着な人もいますが、あまりに椅子の高さに過敏になりすぎている人もいるようです。あるピアニストの話ですが、コンサート本番に舞台で椅子の高さ調節がうまくいかなかったからと楽屋に戻って電話帳を取って来て椅子に乗せ、それでも気に入らないと、電話帳の中の1ページを切り取り、それでやっと演奏を始めたという皮肉のこもったエピソードがあります。ひじが鍵盤よりも落ちてしまうと、グレングールドのような格好になり、そうなると腕の動く範囲が狭まるので、彼のようにバッハしか弾けなくなりますし、椅子を高くすると私達日本人の体型だと”でん”と座るとペダルが届かなくなるので、これもあまりよくないと思いますが、椅子の高さに過敏になりすぎないほうがいいと思います。
2005 02/27 21:49:54 | ピアノテクニック | Comment(0)
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コンサート本番で演奏中に、フォルテで弾いた瞬間椅子が後ろにすべり、舞台袖まで跳んで行ってしまった・・・って話を聞いたことがあります。(これはかなりオーバーですけど) 弾いている最中に椅子が後ろにすべるという人はけっこういるようです。何でそうなるのかよく見てみると、そういう人は椅子を高くして、ちょっとだけお尻を乗せ、足を突っ張らせて座っていたり、打鍵する時に鍵盤を突っぱねるようにして弾いていました。フォルテで弾く程体を突っぱねて弾くので、椅子がすべっていくみたいです。体に力を入れてしまわずに、開放することを学べばこういった現象もなくなるでしょう。
2005 02/27 21:21:51 | ピアノテクニック | Comment(0)
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よく演奏中の表情がすごく怖い人がいますが、緊張すると人間は奥歯をかみ締めてしまうくせがあり、奥歯をかみ締めて力んでいます。そうすると必ず顔の表情がこわばってしまいます。独りで練習する時には、周りを気にせずいろいろ試せるので、声に出して歌って弾いたり、時々は笑いながら弾いてみたりすると、奥歯に入っていた力が抜けていくので、いろいろ試してみるといいですよ。これは呼吸にもつながりますので、ぜひいろいろ試して楽しく練習して発見してくださいね。
2005 02/26 12:32:01 | ピアノテクニック
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ピアノで呼吸を習う事はほとんどしませんが、呼吸と音楽はすごく深くつながっていて、呼吸を感じない演奏は息苦しく聴こえてきます。自分では呼吸をしているつもりでも、していない事がほとんどだと思ったほうがいいくらい、ピアノを弾いているときに呼吸ってしていないことが多いです。演奏し終わって息が上がってしまっていれば間違いなく呼吸できていないと思っていいでしょう。体に力が入って力んでしまうと絶対呼吸はスムーズにできなくなります。いつも体を緩めることを意識して、呼吸にあわせて演奏してみると音楽が自然と見えてきたり、うまく弾けなかったとこが難なく弾けたりするものです。
2005 02/26 12:16:12 | ピアノテクニック | Comment(0)
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どうしたら歌えるのか?心の中では歌いますが、体では歌わないようにすればいいのです。体はただピアノの音を鳴らす、ただそれだけです。そんなんじゃ、機械的な音楽にしかならないって演奏は、それはピアノの音に色がないからです。いろんな色の音を出すには、自分が素直にピアノに向かって、一つ一つの音を素直に鳴らすこと、まずはそれをしないと色は見えてきません。体で歌っても音には反映されないってことを知ってることが、美しい音楽へと導いてくれる一歩となります。
2005 02/25 10:34:55 | ピアノテクニック | Comment(0)
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よく歌って弾きなさい!とか、あなたの音楽は歌えてない!って先生に怒られたけど、自分では精一杯歌って弾いてるのに、どういうのが歌えてるように聴こえるの?って疑問に思った事ないですか?歌うために、鍵盤のタッチに変化をつけてみたり、腕を泳がしてみせたり、胸から肩を使って表現しようとしたり、顔の表情をつけてみたり、音を出す直前に気持ちを溜めてから弾いたり、いろんなこと工夫して弾いている姿を見かけます。外見ではとても歌って弾いているように見えますが、実際音だけ聴いたらどうでしょうか?頑張っていろんなことをすればする程、音には反映されず、ぎこちない演奏やつまらない演奏になっていきます。
2005 02/25 10:02:10 | ピアノテクニック | Comment(0)
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いい響きは楽器全体から音が溢れてくるように飛んできます。あまりいい響きでなければ、そこでとどまっていたり、下に落ちていったり、こもっていたり、大きな音、小さな音関係なしに聴き手にまで伝わりません。聴き手に伝わらないってことは弾いている本人にも伝わらないということです。自分で弾きながら自分の音が少しでも自分に返ってくるような演奏になるといいですね。時々は自分の響きを追うことだけに意識して弾いてみるのもいいでしょう。
2005 02/24 10:48:02 | ピアノテクニック | Comment(0)
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弾き方によって音の鳴り方が違うって感じていただけることがまず大切です。それからだんだんいい響きの音を求めていくと自然と音楽が見えてきます。いい響きを言葉で説明するのはかなり苦しいですが、グラスの淵を指でなでた時に出るフワ〜っとしていて、音を出した瞬間よりも少し後から伝わってくるような、柔らかくて心地のいい音です。あまり心地良くない音とは、音が鳴った瞬間が明確に聞こえ、音が直線的で体に突き刺さって聞こえてきます。この違いが演奏に大きく影響してきます。
2005 02/24 10:11:26 | ピアノテクニック | Comment(0)
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鍵盤をつかんで弾こうとしても、それがどういう感覚なのかなかなかつかめないと思います。お茶碗を上から指でつかんで持ち上げてみると、今までピアノを弾く時の指の形とは少し違って、手首は少し上がり手のひらは少し開きぎみになると思います。いつも手の中や指の関節の力が抜けている状態がいいのですが、お茶碗を握ると少し指先に圧力をかけないと握れないでしょう。ピアノを弾く時も指に少し圧力が必要になりますが、とても繊細で壊れやすいお茶碗をつかむつもりで鍵盤もいつもやさしくつかむようにして弾きましょう。そしていつも自分の音の変化に耳を傾けて弾くようにしましょう。
2005 02/23 10:30:15 | ピアノテクニック | Comment(0)
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鍵盤を”たたく”とか”押す”とかいろんな表現がされていますが、打鍵と言う文字から”たたく”が一番近いのかもしれません。でも実際に鍵盤をたたくとどんな音がでるのでしょう?ある時は「心を込めて弾きましょう」と言われ、ある時は「強く鍵盤をたたいて(押して)弾きなさい」と言われますが、心を込めてたたける(押せる)でしょうか?すごく矛盾を感じませんか?ピアノの鍵盤は下に落ちるので、押すように感じますが、絶対押したりたたいたりしてもいい音にはなりません。鍵盤は『つかむ』のです。指先で1つずつ鍵盤をつかんでいくととってもいい音へとつながり、とてもきれいなレガートになり、そして心を込めて弾けるようになっていきます。
2005 02/23 10:04:15 | ピアノテクニック | Comment(0)
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レガートってよく出てきます。”なめらかに弾く”なのですが、実はこれがとても深くて、単純に音と音を切らないでつなげるだけのレガートから、本当に美しいレガートまであるのです。ピアノニストでも本当に美しいレガートで弾いている人とそこまで達していない人がいるくらい、レガート奏法って難しいことです。本当に美しいレガートは音と音の間に全く壁が聞こえません。ちょっとでも壁が聞こえると本当のレガートではなくなってしまいます。少しでも壁があるだけで、音楽の流れの邪魔になっていきます。この違いを聞き分けられるようになるには本当のレガートを知らないと難しいかもしれないです。
2005 02/22 11:15:03 | ピアノテクニック | Comment(0)
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ピアノを弾く時にはどこにも力を入れないのが一番最高です。でもそれを100%こなす事は一生かかっても難しいでしょう。そんなに時間のかかることなら、今からやっても仕方がないとあきらめてしまうかもしれませんが、その努力は絶対に損にはならないので、決してあきらめないで下さいね。まず体をリラックスして体を絞めてしまわないことが大切です。あとは関節が固まらないこと、肩、ひじ、手首、指の関節すべてです。”手の形は卵を握った・・・こんな形で”って習ったかもしれませんが、そうやって形から入ってしまうと指の関節は固まってしまうだけです。かと言ってすべて弛めてしまうと今度は打鍵したときに音が出なかったり、ふにゃふにゃで弾けなかったり、よくないこともたくさんでてきます。自分で少しずつ関節を弛めていこうと意識していくと少しずつ音色の変化に気付くでしょう。それが大切です。
2005 02/22 10:42:26 | ピアノテクニック | Comment(0)
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腕の"脱力”と腕を"泳がす”のとは違います。腕を脱力させるのに、ひじから力を抜いて腕を大きく泳がすといいと思っている人多いと思いますが、腕を泳がすということは、無駄なエネルギーをたくさん使い、時間のロスが多くなります。ロスタイムが多いと音楽はだんだん遅れていき、それを補なおうと今度は指を早く動かそうとするでしょう。そうなると自分の気持ちが指に追いつかなくなり、だんだん指が空回りを始めたり、自分をコントロールできなくなっていきます。かと言って腕を泳がさないように固定してしまうのとは違います。脱力と泳がすのとは違うということを良く知っていることが大切です。脱力している感覚を知るには水の中で腕をプカプカ浮かべてみるとよくわかります。腕の中が空洞みたいでしょう?こんなからっぽの腕で弾けるなんて信じてもらえないかもしれませんが、それでいいのです。
2005 02/21 12:12:59 | ピアノテクニック | Comment(0)
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自分の音をどれくらい聴いているでしょうか?聴いているつもりでも意外と聴けてないものです。目は閉じたり開いたりを自分で自由にでき、見たり見なかったりを自分で意識してコントロールできます。でも耳は何の意識をしなくても勝手に聞こえ、普段意識してコントロールすることはほとんどしません。耳に手をあて、ダンボの耳にして周りの音をよーく澄まして聞いてみると、普段聞こえなかったはずの時計の音や、いろんな音が聞こえてくるでしょ?それくらい耳に集中して、自分のピアノの音を聴こうとしないといけません。いつもいつも聴くことに集中して自分の音をよく聴いていれば、自分の音色の変化に気付くはずです。それが上達の一歩です。
2005 02/21 11:01:49 | ピアノテクニック | Comment(0)
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ピアノを弾く時に左足で踏ん張って弾くようにと、よく教えられますが、足に力をいれて踏ん張ることは絶対にしないほうがいいと思います。どうしてかと言うと、足に力を入れると必ず体全体が硬直していきます。足を踏ん張る事で自分を苦しめていってることを知りましょう。弾く前に片足ずつ手をぐうにして足全体をトン!トン!と軽く叩いていくと自然と力が抜けていきます。そうして力を抜いていって、それからだんだん足裏から地面をよく感じていきましょう。足を踏ん張るのではなく、足底から地面をよく感じることが大切です。
2005 02/20 20:57:24 | ピアノテクニック | Comment(0)
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座った時、お腹はどうなっていますか?”でん!”と座ったら、今度はお腹の状態を感じましょう。お腹が緊張しているとなかなか心地よく”でん!”と座れないと思います。その時はお腹を緩めましょう。お腹を緩めるってなかなか意識できませんが、お腹がへこんでいると緊張しているので、”あ〜お腹一杯”って状態を想像するとうまくつかめると思います。
2005 02/20 20:44:08 | ピアノテクニック | Comment(0)
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ちゃんとした座り方ってあるのでしょうか?ないかもしれません。でもピアノを弾く時に意外と座るという作業に無頓着な人って多いと思います。体を安定できていればあまり深刻に考えなくても良いと思いますが、どうすれば安定して座れるのか、そこが一番の課題でしょう。簡単に言うと”でん!”とお尻が椅子にしっかり乗っている状態です。時々椅子を高くして、ちょこっと申し訳程度に腰掛け、足を突っ張っている人を見かけます。これでは絶対体の安定は得られません。日本人の標準の体型だど、椅子にでん!と腰掛けてペダルに足が届くには、ある程度椅子を低くしないとちゃんと座る事は難しいでしょう。欧米人では時々、太ももがピアノにつかえるくらい、足の長さが有り余っている人を見かけますが、それくらいの長足を持っていれば椅子の高さなんて気にしなくてよいでしょうね。
2005 02/19 19:39:18 | ピアノテクニック | Comment(0)
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ピアノが上手になるためには、”指”を動かすことばかり考えてしまいますが、ピアノの鍵盤は88鍵もあるので、腕が左右に自由に動かせないと弾けません。腕がまず自由に動く事、それは力が抜けていて左右に素早く動かせる状態を保っている事です。そのために絶対必要なのが体を安定させることです。腕を動かす度に体が不安定では、腕は素早く自由になんて動かせません。ましてやもっと細かい作業を要求される指にまで神経はまわらないでしょう。体が不安定にならないようにする為に、ちゃんと座るという事が必要になります。
2005 02/19 18:40:36 | ピアノテクニック | Comment(0)
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