ピアノテクニックと音楽のつながり
演奏することを英語では"play”と言いますが、playは”遊ぶ”という意味もあります・・・。

ピアノで遊ぶ・・・これってとても大切なことですが難しいですね。

子供はとてもピアノで遊ぶことが上手にできるのに、なぜか日本では♪ドーーーレーーーミーーーって、ドレミファソ
を全音符で弾くことから学ぶ教材”バイエル”がとてもよく使われています。

これでは全く遊べないし、ピアノで一番難しいことは長い音を保つことなのに・・・バイエルは動きのない長い音から始まり、とても退屈な曲ばかりです。



これはドイツの教材ですが、まずは黒鍵を使って楽しむことから入っています。

2つのグループの黒鍵を、上がったり下がったり、大きな音や小さな音、ゆっくりや速くなど、自由に弾かせることから始まっています。



ピアノで遊ぶ?なかなか想像するのは難しいかもしれませんね。時々放っておくとレッスン中に子供はよくピアノで遊んでいて、私は子供達からヒントをもらっています。調子に乗るととんでもないいたずらをする子もいますが、そのときはちゃんと注意しています。 ふざけるのはよくないと・・・。

この本はドイツ語、英語、フランス語で書かれています。内容は日本の子供にはちょっと向かないかなって思うようなことも入っていて教材にはオススメしませんが、アイデアはとってもおもしろいので紹介しました。


こんな曲など、レッスンの合間に取り入れてちょっと遊ぶことをすると体でピアノを弾く感覚がつかめると思います。

バイエルは好きではありません・・・。何度も言っていますが、play−遊び-がないからというのが一つの理由です。
それに問題点もたくさんありますしね・・・。

今日紹介した本はこちらです。見てるだけでも楽しいですよ。
2010 07/19 11:09:36 | 教本 | Comment(0)
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