アレルギー、金属をはじめ卵などの食物による症状、アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎また検査、猫と犬に見られる症状とは
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アレルギー症状のひとつに、目やまぶたの痒み、ゴロゴロとした違和感、目の充血などと言うのもあります。 アレルギー疾患のひとつ、アレルギー性結膜炎です。 鼻炎や花粉症と合併して起きる場合もありますが、目の症状のみで起きる場合には、それと区別して「通年性アレルギー」と呼んでいます。
この症状の原因の多くは、ハウスダストやペットだといわれます。 目の痒みや充血などの症状を抑えるのには、抗アレルギー点眼薬が有効です。 抗アレルギー点眼薬には、ヒスタミンH1拮抗点眼薬といって、痒みを引き起こすヒスタミンに直接働きかけ、痒みを止めるものと、メディエーター遊離抑制点眼薬というヒスタミンを増やさないよう事前に予防薬として用いられるものと、2種類あります。
またステロイド(副腎皮質ホルモン)点眼薬なども、症状の重度によっては使用されることもあります。 どちらがより有効かは、眼科などを受診して処方してもらうのがよいでしょう。
しかしながら、1g中に3000匹もいるといわれるダニやホコリなど、ハウスダストが原因である場合は、直接的な原因であるそれらを除去することがまず第一でしょう。 ダニやカビは室度25度以上、湿度75%以上で繁殖すると言われます。 また風通しが悪く、空気が汚れている、温床となる布団やぬいぐるみなども原因になります。 ペットの毛も原因のひとつと言われていますが、室内でペットを飼う場合の状況にも夜と思われます。 通年性アレルギー結膜炎の予防には、これら主の原因となるハウスダストの特徴をよく理解し、以下のことに気をつけて見るのもよいでしょう。
1.こまめに掃除をし、ホコリを取り除く。 2.風通しを良くし、湿度に気をつける。 3.天気のよい日は布団を干す。 また、アレルギー症状を誘発しにくいよう体調を整えることが大切です。 4.規則正しい生活を心がけ、食事をきちんと取る。 5.コーヒーや煙草といった刺激物は控えめに。 6.ストレスをためない。 7.適度な運動をする。 など、生活環境を整えるとともに、心身をよい状態に維持することも大切です。
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