チァーイカはソニックブラスターを装備し、機体修復装置2枚による判定勝ちを狙う戦い方とした。
だが、その分火力が犠牲になっていることは言うまでもない。

敵機体も機体修復装置を持つ場合、241を超えるダメージを与えなければならない。
全機体ソニックブラスターを搭載すると、ミサイル装備は2箇所。
タイフーンでは6発しか詰めないので、誘導妨害装置を使われると1発しか当たらないし、ホバーや二脚にとって単発タイフーンの回避は難しくない。
そもそも味方のミサイルにソニックブラスターを撃たないようにしないと全部敵機体に届く前に消してしまった、なんてことになりかねない。
ホバーや二脚の機体修復装置を削ることを目的とするならムラマサが一番だろう。

あとはビームでダメージを稼ぐしかない。
ビームはプラズマビームガンがセオリーだが、集中攻撃によるオーバーヒートを狙わないなら、威力で勝るガリウムビームガンもありではないだろうか。
ガリウムビームガンについては「続きを読む」の中に。
プラズマビームガンとガリウムビームガンの威力は、52と56。
ガリウムビームガンの威力は、プラズマビームガンより約8%高いに過ぎない。
nas_Bさんのダメージ計算ツールで試して見た。

減衰無し      150mm装甲 100mm装甲 80mm装甲
プラズマビームガン   16     24    29
ガリウムビームガン   18     27    32

ダメージ差はわずかだ。
それならば与える熱が大きいプラズマビームガンの方が良い。
飛行型や重装甲の多脚などは、集中ロックした敵機体をオーバーヒートさせ、素早く破壊して2対3として有利に戦うのが基本だからだ。

しかし、車両やホバー、二脚など、ビームが当てにくい機体なら話は別だ。
80m以遠だとビームは減衰し、毎フレームごと(16m離れるごと)に威力が2減少することは周知だと思う。
例えば、飛行型が高度100mから100m先にいる地上機体に射撃すれば距離は141m、到達フレームは9フレームとなり、4フレーム分威力が減少する。

減衰4フレーム    150mm装甲 100mm装甲 80mm装甲
プラズマビームガン   11     18    23
ガリウムビームガン   13     21    26

敵機体が170m先にいるなら距離は約200m、減衰は8フレームとなる。
そうするとダメージは以下のようになる。

減衰8フレーム    150mm装甲 100mm装甲 80mm装甲
プラズマビームガン   5     12    17
ガリウムビームガン   8     15    20

素早く逃げる車両やホバー相手ならこれだけ差がでるとかなり大きい。
特に、150mm装甲の車両に対しては、ダメージ6割アップと言える。
ターゲットが150m以内にいれば射撃開始して200m以内にいる間続けるとすれば、逃げる車両に対してはこれが平均ダメージとなるだろう。

ホバーも同様で、さらに安定度も関わってくる。
トライポッドの安定度が18なので、170m先にいる80mm装甲のトライポッドに高度100mから射撃して命中すれば被弾状態になる。
被弾状態になれば数発まとめて当てるチャンスなので、ビームを当てにくいホバーに対しては大きなダメージソースとなる。
同様の条件で100mm装甲のチキンハンターに対しては、100m以内で当てれば21ダメージで被弾状態になる。
機雷を撒くためにある程度近寄るタイプのチキンハンターなら、チャンスはあるだろう。
プラズマビームガンで100mm装甲のチキンハンターに当てる場合、50m以内で当てなければならない。
チァーイカの射撃仰角限界は-60度なので、高度100mから被弾させるのはほぼ不可能であるということになる。
ガリウムビームガンで高度100mから80mm装甲のマリアエレナを被弾させる場合は144m以内にいる必要がある。
マリアエレナは遠距離からビームとミサイルで戦うタイプが多いので、これはまず無理だろう。

プラズマビームガンとガリウムビームガンを比べると、弾の重量が同じで基本重量はガリウムビームガンがビーム20発分重い。
プラズマビームガンから弾を20発減らすだけで良いのはありがたい。
さっそく作成中のソニックチァーイカに装備させることにした。
2007 11/28 02:00:00 | CHP(制作) | Comment(0)
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