プラズマビームガンとガリウムビームガンの威力は、52と56。
ガリウムビームガンの威力は、プラズマビームガンより約8%高いに過ぎない。
nas_Bさんのダメージ計算ツールで試して見た。
減衰無し 150mm装甲 100mm装甲 80mm装甲
プラズマビームガン 16 24 29
ガリウムビームガン 18 27 32
ダメージ差はわずかだ。
それならば与える熱が大きいプラズマビームガンの方が良い。
飛行型や重装甲の多脚などは、集中ロックした敵機体をオーバーヒートさせ、素早く破壊して2対3として有利に戦うのが基本だからだ。
しかし、車両やホバー、二脚など、ビームが当てにくい機体なら話は別だ。
80m以遠だとビームは減衰し、毎フレームごと(16m離れるごと)に威力が2減少することは周知だと思う。
例えば、飛行型が高度100mから100m先にいる地上機体に射撃すれば距離は141m、到達フレームは9フレームとなり、4フレーム分威力が減少する。
減衰4フレーム 150mm装甲 100mm装甲 80mm装甲
プラズマビームガン 11 18 23
ガリウムビームガン 13 21 26
敵機体が170m先にいるなら距離は約200m、減衰は8フレームとなる。
そうするとダメージは以下のようになる。
減衰8フレーム 150mm装甲 100mm装甲 80mm装甲
プラズマビームガン 5 12 17
ガリウムビームガン 8 15 20
素早く逃げる車両やホバー相手ならこれだけ差がでるとかなり大きい。
特に、150mm装甲の車両に対しては、ダメージ6割アップと言える。
ターゲットが150m以内にいれば射撃開始して200m以内にいる間続けるとすれば、逃げる車両に対してはこれが平均ダメージとなるだろう。
ホバーも同様で、さらに安定度も関わってくる。
トライポッドの安定度が18なので、170m先にいる80mm装甲のトライポッドに高度100mから射撃して命中すれば被弾状態になる。
被弾状態になれば数発まとめて当てるチャンスなので、ビームを当てにくいホバーに対しては大きなダメージソースとなる。
同様の条件で100mm装甲のチキンハンターに対しては、100m以内で当てれば21ダメージで被弾状態になる。
機雷を撒くためにある程度近寄るタイプのチキンハンターなら、チャンスはあるだろう。
プラズマビームガンで100mm装甲のチキンハンターに当てる場合、50m以内で当てなければならない。
チァーイカの射撃仰角限界は-60度なので、高度100mから被弾させるのはほぼ不可能であるということになる。
ガリウムビームガンで高度100mから80mm装甲のマリアエレナを被弾させる場合は144m以内にいる必要がある。
マリアエレナは遠距離からビームとミサイルで戦うタイプが多いので、これはまず無理だろう。
プラズマビームガンとガリウムビームガンを比べると、弾の重量が同じで基本重量はガリウムビームガンがビーム20発分重い。
プラズマビームガンから弾を20発減らすだけで良いのはありがたい。
さっそく作成中のソニックチァーイカに装備させることにした。