アメリカを旅行した時のことです。
ワシントンDCで、国立航空宇宙博物館を訪れその迫力に圧倒されました。
ライト兄弟の「フライヤー」、「アポロ」・「ソユーズ」宇宙船、「三菱零式戦闘機」、「月の石」等、目玉展示物が大きな建物に充実しています。
なかでも「零戦」はしばし私を幸福な気分にしてくれました。
そのボディーは洗練されたスマートなもので、出現当時は世界最高峰の性能を誇ったそうです。
日本も捨てたものでもない、まだまだ、イケル、と誇らしかったです。
美術館はニューヨークのメトロポリタン美術館に迫力がありました。
私の目当てはヨーロッパ部門、そこへ直行です。
ここは写真OKで、ゴッホの「糸杉」やゴーギャン・セザンヌ・モネの名作と一緒に記念写真を撮りまくりました。
圧巻はゴッホの「自画像」を至近距離で、正に油の乗り具合までみられる、あわよくば接触可能な位置でゆっくり鑑賞し、写真が撮れたことです。
「自画像」は、一枚だけ壁の列から外れ、歩くスペースにノーカバーで置いてあり、直前で熟視できます。--少々失礼して触ろうと思ったら多分可能でした--
「カレーの市民」もレストランの近くに無防備な状態で置かれていました。
こちらは彫刻であり、ダークブラウンで汚れもほとんど解らないと判断し、市民の足にほんのチョットだけ触れさせていただいちゃいました。 --失礼--
日本の美術館ではありえない、楽しい体験でした。