台風19号が通過して、雨風が止んだ後の窓辺。
わが家の猫は、完全に通常運転でした。
静かになった窓辺で退屈そうに欠伸するのは
わが家のおてんば娘、お琴さん。
養生テープが品切れになる程、今回の台風被害は
去年の大阪を襲った21号同様に暴風だろうと
各メディアでも大きく報じられ、当然
わが家も高層マンションで窓ガラスは
比較的頑丈だろうとしても、用心して
内側から段ボールとテープで
飛散防止対策をとっていたのに。
まさかの雨。しかもとんでもない量の豪雨。
うちは高層階だし、浸水しないから〜だなんて
まるっきり他人事でおしまい、という心情には
とてもじゃないが、なれません。
河川の氾濫による浸水被害は台風が去った後にも残る。
水が引いても、その後の復旧に時間を要する。
テレビ画面から被災した地域を見て
もしこれが自分の身に降りかかったとしたら、そう考える。
大人なら誰しもそう考えるでしょ。
たとえ付き合いのない見知らぬ人でも、その人の
気持ちを想像したら、身につまされる。
心が痛む。
自宅が浸水、倒壊して非難を余儀なくされている
地域の方々が、一日でも早く平穏な生活を
取り戻されることを心よりお祈り申し上げます。
お外で暮らす動物たち、きっと多くの命が
失われたんだろう。
河川敷の地域猫たち、どうか無事でいて。