プロが教える、本当のリフォーム 自然派大工のひとりごと
先日、テレビで、5坪の狭小住宅を建てているのをみました。

建坪で16坪ほどでしたが、ちょっとうなってしまいましたね。

価値観は人それぞれであり、構わないのですが、今の住宅に

対する、考え方の貧しさにショックを受けたのは事実です。



東京での話でしたが、はっきりいって、10畳の部屋が

3つで、2500万強。それを、若い独身女性が夢を描いて

買ってしまうという話。



わたしも、関西のいろんな地域に住んだ経験から、都会の

便利さ、魅力は十分知っているつもりですが、田舎の魅力

も知っています。



いま、わたしが住んでいるところでは、1000万以内で、

十分住める4LDKが買えます。



もっと田舎にいけば、その半分で田舎暮らしを満喫できる

住宅を手にいれられます。



住むところが無いのは困りますよね。でも、家族が幸せに

暮らしていくのに、3000万も4000万もの借金を

背負って生きていかなければならないのでしょうか?



成功したからご褒美ってのは、理解できますし、結構ですよね。

20代、30代で家族構成も固まってない段階で、家賃を

払うより安いからという理由で、家を買うという人に私は、

”ちょっと待って下さい!!”

”考え直して下さい!!”

”もっと、賢い生き方をしましょう!!”

と言いたい。




家は単なる器です。モノです。

いつでも、建てられるし、リフォームもできます。

建てる場所も、日本って本当に広い!!世界はもっと広い!!

何も、みんなが欲しがる、大都会に住まなくても良いのでは

ないですか?



いまや、インターネットの普及により、都会に行かなくても

仕事、買い物をはじめ、あらゆるサービスも受けられるように

なってきました。わたしも、都会に行くこともめっきり減り、

友人に会うときに行くくらいですね。

友人が田舎へ来たら、それこそ、都会に用事はなくなりますよ。




人間の本能を呼びさまして、自然を感じ、季節を感じる生活を

しませんか?


そういう人が増えれば、地方の都市も発展し、過疎、過密も

解消し、老人介護の問題も光がみえてきますね。


家は、ある程度成功してから建てて、それまでは、必要

最低限の住宅で生活する経験も必要ではないでしょうか。

それが、田舎や地方都市であったら、環境や資金面にかなり

やさしいのではないでしょうか?


みなさんはどうお考えでしょうか?

どういう生活をされていますか?






2006 01/08 23:24:15 | 建築 | Comment(0)
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