チァーイカも無事改良が終了してアップしたことだし、前回からだいぶ経っているが再び冥界を触った。 チァーイカと比べると冥界はパワフルだ。 カノンを受けてひるんでも耐久度が6%くらいしか減らない。 頼もしいことこの上ない。 その分、対空に対車両に対スプーにと、必要な対策も盛りだくさんだが。
第5回大会の反省で、カノン機を放っておくと痛い目に遭うことを知った。 そこで、ロックの段階でひとまず分散ロックしておき、ターゲットによって集中ロックに変更することにした。
分散ロックするにしても、ただ番号ロックするだけでは位置を考えていないので火線が交差してしまうことがある。 そうすると一時的に集中ロックされる機体が出て、1対1を保てなくなることもしばしばある。
そこで、最短距離の敵機体をロックする方法を考えた。 各ターゲットまでのXY距離を代入して一番近い物を選び、自機X座標からチャンネル1〜3にターゲット番号を送り、受信して番号が被っていたら使っていない番号に変える、などとやっていてはサブ領域に収まりきらない。 数値比較だと大変なので、アバウトに直行座標ターゲットロックで決めることにした。 ただ、障害物配置で初期位置がずれると全く機能しなくなってしまうのが困りものだ。 番号ロックとどちらが良いのだろうか。
以下は、組み込んでみた最短距離分散ロック風にロックする方法。
OKEを配置出来るのは9ヶ所。 −−− −−− −−− と表すことにする。 こちらの冥界の配置は −−− −−− 敵陣 −−− △△△ −−− 自陣 −−− △の位置。 まず、正面の敵をロックする。 左機体 中機体 右機体 ○−− −○− −−○ ○−− −○− −−○ ○−− −○− −−○ △ △ △ 上の○の場所にOKEがいればロックする。 ロック出来ていれば終了。 アンロックなら ○−−−○ ○−−−○ −−−−− △ 上にあてはまる場所をロックする。 ロックするのは 左機体 中機体 右機体 −−○ −−− ○−− −−○ −−− ○−− −−− −−− −−− △ △ △ 上の位置になる。奥を優先。 ロック出来ていれば終了。 出来ていなければ ○○○ −−− −−− ○○○ −−− −−− △ △ の位置を奥優先でロックする。 これでだいたい近い敵の個別ロックになる。 ロック出来ていなければ、敵機体が3機いない場合かジャミングされている場合になるが、開始5フレーム程度では弾すら発射されていないはず。 敵機体が3機いない場合は考えなくてもよいだろう。 以上、全9チップ。 精度は今ひとつだがチップ数から考えるとなかなかのコストパフォーマンスだと思う。 最短距離のロックにならないこともある。 例えば、 ○−− −○− −−− −−○ −○− −○− −○− −−○ −○○ このような配置なら、最短距離で分散ロック出来る。 だが、 −−○ −−− −○○ だと左側の機体が右奥の機体をロックするため、距離が極端に長い組み合わせが出来てしまい、接近するのが大変になる。 さらに、 ○−− −−○ −−− −−○ −○− ○−− −−− ○−− −−○ −○○ −○− −○− −○− ○○− ○−− −−○ −○− −○− −○− −○− −○− この7パターンは集中ロックすら出来ない。 障害物によって役立たずになったり、集中ロックできないパターンがあったりするが、正面の敵をロックするので1対1に持ち込みやすい。 番号ロックは最初にも触れた通り、 123 ◇ 321 という並びだとターゲットを結んだ3本の直線が◇で交差してしまう。 1機消滅するとなし崩しに逐次やられるというのが負けパターンなので、これは避けたい。 確実に1対1ロックにするか、アバウトな最短距離ロックにするか。 まあ、ソニックブラスターでうまくミサイルを消して近距離でビームが程良く当たれば勝ち、という安定性ゼロの機体なのだし、 ロックも安定性よりは最短距離を狙っていこう。
|