チァーイカも作成中であることはどこかで述べたと思うが、そろそろ成果を報告していくことにした。
アラクネーの作成も少しだが進めているので、報告は交互になりそうだ。
報告出来るほど進展しなかった場合は、交互にならなかったり全然関係ない内容になったりするかも知れない。

さて、本題に入る。
チァーイカはミサイル回避を改良していた。
一応それなりに回避出来るルーチンは出来上がっていたが、対空時にミサイルを回避出来ない。
というのも、下から撃ち上げられたミサイルを飛び越して回避する方法だったため、対空時は横から飛んでくるミサイルに対して自分から突っ込んでいく形になっていたためだ。

これを解決するため、ミサイルをくぐる方法も搭載した。
開幕処理でミサイルを持つ飛行型が2機以上なら変数に記録しておき、ミサイル回避方向決定時に逆方向に特殊動作を行うようにした。
だが、これだけでは底部に追いつかれてしまい、被弾することには変わりない。
必要なのが高度変更だ。
基本は100mで固定、ミサイルが接近すれば50mに設定するのがセオリーだ。
高度変更により、ミサイルをくぐってやりすごす。
飛行型からの単発ワイバーンくらいなら回避出来るようになったが、対地用の飛び越しての回避に干渉してしまう。
飛び越して回避しようとしているのに、高度を落としてしまうため自分からミサイルに当たってしまうのだ。

では、どうするか。
飛び越すまでの間は高度を下げなければ良い。
とは言え、ミサイルを飛び越したかどうかの判別は不可能なので、一定時間経つまでは高度100mを保つようにした。
その後、ミサイルが至近距離にあれば高度を落とす。
これにより、対空対地のミサイル回避を共存させることが出来るようになった。

この方法、共存させるだけでなく、予想しなかった効果が出た。
ムラマサの回避が難しいのは周知だと思う。
正面から来た場合なら別なのだが、横からのムラマサはチァーイカではなかなか回避出来ない。
飛び越す回避方法だと、単発タイフーンはかなり回避出来るが、単発ムラマサは3回に1回くらいしか回避出来ない。
今回の一定時間経過で高度を下げるのが効いたようで、飛び越した後ムラマサに追いつかれて被弾していたのを回避出来るようになった。
これは嬉しい誤算だ。
それでも、回避出来るのは2回に1回程度だが。

ミサイル回避はかなり出来の良い物になったと自負しているので、オプションは機体修復装置2枚を積みたい。
だが、ムラマサ焼き落としやタイフーン追撃を考えると、誘導妨害装置が必要になる。
機雷への耐性低下が気になるが、ミサイルの方が使用頻度が高いので、諦めて誘導妨害装置を積む。
対地では追撃ミサイルを検知した時に、対空時は修復装置使用後であれば使うようにした。
結果、ミサイルを主力とするアラクネーとマリアエレナに対して強くなった。
対空時は単発タイフーンを時々回避出来るようになったため、集中ロックされた機体の生存時間が延びた気がする。

ミサイル回避性能がアップしたので、あとは通常回避も反応を早くしたいところだ。
攻撃重視のチァーイカは圧倒的な強さを誇るLekfnovさんのチーム「LediBiurkyty」があるので、回避重視のチァーイカを作りたいと思う。
ミサイルとビームで削り、あとは判定に持ち込む予定だ。

ただ、誘導妨害装置を積むと80mm装甲では燃料が持たない。
仕方なくハードは60mm対爆妨修としたが、アヴァランチやカノンの直撃が怖い。
2007 10/31 00:50:00 | CHP(制作) | Comment(0)
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