第7回大会が終了した。 今回の覇者はNutsさんの「TiefNebel」。 おめでとうございます。 大犬太さんの「木葉乱舞バジ」シリーズと合わせてジャミングチームの双璧と言えそうだ。 主催者様、代理で進行してくださった方、審判の方々、そして参加者の皆さん、お疲れさまでした。
今回決勝リーグに多くの飛行型がいた。 飛行型の一作者として気になるので、決勝リーグの飛行型のみで構成されたチームをざっと観察してみた。 ただ、対空のみだ。 詳細は「続きを読む」の中に。
優勝チーム、Nutsさんのチァーイカ「TiefNebel」。 ジャミング後に集結、ジャミング下を彷徨う敵機体を1対3で強襲する。 今回は90mm対爆装甲に機体修復装置2枚と防御力重視。 ジャミング中は1機へのミサイル集中が不可能であること、被弾すると大きく吹き飛ぶため追撃が難しいことを考えると納得の選択だ。 90mm対爆装甲もあわさって修復分削るのは難しい。 ジャミング中は前進と旋回で移動し、敵機体発見で特殊動作と急速移動のキャンセルによる高機動に切り替える。 索敵中に燃料を温存することで90mm装甲だが120秒持つようだ。
第2位、パスさんのチァーイカ「黒雉5」。 90mm対爆装甲で、あまり動かないタイプだ。 基本は定期ミサイル+牽制射撃で積極的に追い回すことは無い。 ミサイルによるダメージで削り、こちらは牽制射撃と高い防御力で判定勝ち。 対多脚時は個別ロックで牽制して手数を減らし、定期ミサイルで削っていく。
機雷満載のアングリフ相手に勝っているので戦わせてみると、ミサイルの命中率が段違いに高い。 ソフト公開なので中身を覗いてみた。 そうか、武装狙い。 アングリフの武装1、2は機体前方に付いている。 初期の胴体狙いだとぎりぎり振り切って回避されてしまうが、前方を狙うことで命中率が高くなっているようだ。
第4位、いるかさんのモッキンバード「いるかさん・逃走」。 予選でも拝見させていただいたが、高速壁周回、定期ミサイル、牽制射撃など、対地では逃げ切り特化している。 対空でもロックされると壁周回し、抜群の生存性を誇る。 攻撃はやや控えめだが、ワイバーン16発とタイフーン2発で修復装置分くらいは削ることが出来る。 あとは100%で戦闘終了して判定に持ち込む。 モッキンバード、逃げるとここまで捕まらないとは驚きだ。
第5位、Lekfnovさんのチァーイカ「LediSokoly」。 50mm装甲に落として回避時の動作を改良したとのことだ。 回避時は特殊動作+急速移動の急速移動のフレーム数を減らすことで速度を上げているようだ。 この動作、そろそろ羽ばたきの音が聞こえてきそうだ。 手数の多さ、高い機動性はさすがだ。
第6位、うすしおさんのチァーイカ「Sunrise」。 集中ロックして前進射撃で押して行き、バリケードでの連続ヒットが決まれば撃破は確実。 被集中ロックで敵機体周回逃げ、ジャミング時は敵機体を発見した機体の下へ集結するなど、多機能だ。 様々な状況に対応出来る汎用的なチァーイカだ。
第8位、かっぽるさんのチァーイカ「ボレロX」。 個別ロックして前進射撃で接近、近距離で狙撃する。 ミサイルは定期で撃たず、敵機体被弾時に追撃で放つようだ。 また、至近距離の敵機体には範囲指定射撃も行う。 個別ロックが上手くいけば完封して一方的な展開に持ち込むことも可能だ。
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