2007年 07月 12日 の記事 (1件)


2ヶ月前ここに書いた「学級崩壊」、今日はその後どうなったかに付いて少し書きます。そのクラスは先生が二人になりましたが、ここ2週間ぐらいは元の担任が一人で授業を進める機会が増え、その時は予想通り荒れた授業となります。毎回ではないという意味で以前と比べれば少しは。。。っと信じたいですが、状況は変わっていません。同学年の他のクラスには知ってる子が何人もいますので、授業は確実に遅れているという事実があります。

今朝は副校長、校長とも電話で話しをしましたが、どうもこの問題に対する姿勢が甘いかなという印象。授業が遅れている事の認識はあり、真剣に取り組んでいる姿勢はうかがえても、二言目には「保護者会で何度も話合って」、「教育委員会でも話し合って」といった効果は出ていないのに改善しつつあるみたいな話ばかり。前向きに少しずつ?時間はありません。

はっきり言って周りで大人達が集まってどんなに話し合いを繰り返しても、問題となっている数人の子どもの親がどんなに先生や他の保護者達に頭を下げても、結局誰もその問題となっている子達と真剣に向き合っていない。さらに校長はその問題の2〜3人のうち、一人の保護者とは未だに会ってもいないと言う現実。「母子家庭なので。。。」いやいや、前に何処かに書きましたが、事情はどのご家庭にもあります。

私の現時点での考えは、まず校長はそのまだ会っていない保護者と二人でその子の現状に付いてや、学校の秩序、他の生徒達の授業を受ける権利などに付いて話し合い、(強く要請済み)子どもは特に問題がなかった昨年の担任がその子と毎日学校で真剣に向き合い、話合う時間を作る。

経験がある方は分かると思いますが、授業の荒れや学級崩壊は本当に難しい問題なので、保護者会やスクールカウンセラーよりも、まずは問題となっている子どもとその保護者に対し、誰かが真剣に向き合う必要があると思います。取り返しの付かない事態になる前に、少なくともそこから始めるのはどうかなと。
2007 07/12 23:54:08 | none | Comment(0)
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