最近工事も特殊なものがなくて記事にし難いという・・・
というわけで、時々ではありますが自分の好きな映画、影響を受けたとか感動したとか、そういうものをオススメとして書いていこうかなと^^
ネタバレしまくりなのでご注意を

第一回は「カプリコン1」。
けっこう古い映画ですが、昨日も見ちゃいましたw

1977年の英国作品。
製作:ポール・N・ラザルス3世
監督:脚本:
    ピーター・ハイアムズ
撮影:ビル・バトラー
音楽:ジェリー・ゴールドスミス

出演:ジェームズ・ブローリン
    エリオット・グールド
    ブレンダ・バッカロ
    サム・ウォーターストン
    O・J・シンプソン
    ハル・ホルブルック
    テリー・サバラス
    カレン・ブラック

 
人類初の有人火星探査船として打ち上げられることになった「カプリコン1」。
3人の飛行士は発射5分前に無理やり下船させられ、ある場所へ移送される。
その間、無人となったロケットは予定通り打ち上げられ、火星への旅路に就いたのであった。あたかも3人の飛行士が乗っているかのように偽装されて・・・・


ここから物語りは本題に入っていく。
3人が連れてこられたのは、廃棄され無人となってしまった軍事基地跡。
そこで「実は君たちの生命維持装置に重大な欠陥が見つかってね」と告げられる。
世論は宇宙計画反対、予算を削減させないためには火星行きは絶対成功させなければならない。
しかし今更内容はどうあれ欠陥が見つかったとなれば槍玉に挙げられるのは目に見えている。 ではどうすればいいのか・・・

嘘でもいいから火星に行ったことにしてしまえ! そんな理由から作られた格納庫の中のセット。 そう、世界を欺くための火星のセットなのだ。

いろんな葛藤を抱えながらも家族のためにと懸命に演技する3人。
もちろん極秘計画であるため知っている人間は極一部。
しかし実は外部の人間、一人の新聞記者が何か陰謀があるんではないかと気づいてしまう。
壮大な国家レベルでの陰謀とまではこの時点では知る由もないのだが・・・
3人の知らないところでドラマは次々と展開し、記者は確信に迫っていく。


数ヶ月後、いよいよ地球に帰還する時が訪れ、大気圏突入のプログラムに入る「無人」のカプリコン1。
しかしそこで予想もしなかったアクシデントが起こる。
うまくやってきたミッションだったが、耐熱シールドの異常でカプリコン1は大気との摩擦熱で消滅してしまう。
大勢の目の前で起こった出来事に対し、NASAは正式に乗員の死を発表した。
飛行士たちは突然のアクシデントに驚くが、実はこれも最初から計画されていたことで、生きて帰ればいつか陰謀がバレる可能性がある。
そこで突入時のアクシデントで死んだことにすればすべては巧くいくというわけだ。
実際は生きているのに死んだ者とされてしまった飛行士たち。 証拠隠滅のためにも抹殺されるのは時間の問題。
格納庫から脱出し、3人はバラバラになって逃げる。

逃げられたほうも必死だ。国家レベルでの詐欺事件なだけに生きた飛行士が見つかったときはそれこそ国家の危機。
結果、2人の飛行士は逃げ延びることが出来ずに捕まってしまう。

残る一人は、新聞記者の助けもあって逃げることに成功、奇しくも自分たちの葬儀が行われている墓地に現れるのだった・・・・


ものすごく荒い筋書きではありますがこんな感じです。

なぜこの作品が好きなのか。
この作品を見たことがある人ならわかるでしょう、そう、アポロ計画にもろかぶせてるんです。
火星ってのを月に置き換えて見ると、どうにもアポロ計画の疑惑について作られたとしか思えないんですね。
この映画の撮影に当たってNASAはいろんな宇宙関連の機器などを貸与したりして協力を惜しまなかったそうですが、簡単なプレフィルムを見た
途端に態度が変わり、冷たくなったそうです。
そりゃそうだ。NASAを批判してるような作品ですからね・・・・
それはともかく、演出は古臭い部分もあったり(当然かw)するのですが、ストーリーが十分補っており今でも十分に楽しめる作品だと思います。
レンタル屋で見つけたら是非ご覧あれ^^
2008 02/26 22:14:08 | none | Comment(0)
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