今日はメンバーのみんなに聞きたいことがあります。

バトントワリングの選手権を目指す子どもが１００人いたら何人がトリプルを取れるようになりますか？５０人と答える人はいないでしょう。２０人ぐらい？１０人ぐらい？

先天的なセンスや根本的な運動能力、努力や経過年数にもよりますが、今までのSBCの中では答えは３人弱です。ダブルになると人数は一気に２０人に跳ね上がりますが、トリプルが取れるようになるのは１００人中たったの２〜３人。取れるということは“出来る”という事、出来るという事は何度やってもほぼ取れる。確率でいうと80％以上になるでしょう。

沢山練習して、やっとダブルが取れるようになった。よくある話です。そこでみんなに考えて欲しいのは、それまでと同じ努力・練習量でトリプルが取れるようになるかな?という事。１００人中２０人が取れるようになるダブルと２〜３人しか取れるようにはならないトリプル。それを目指すには何よりも自らの強い意志が問われる事に気付いて欲しい。他人任せや受身ではダラダラと時間が過ぎるだけ。練習の“質”を上げるのは、先生の力だけではありません。