最近の北京オリンピック関連のニュースでは英スピード社の水着が注目を集めていますねぇ。米航空宇宙局NASAと共同開発した「レーザーレーサー」 。まあ、これほど短期間に世界記録を立て続けに塗り替えているので注目されて当たり前。競技によっては世界記録を更新するのに10年以上掛かる事もありますからね。水連は長年支え続けてきてくれた契約メーカー数社との義理・人情よりも選手達が最高のパフォーマンスを目指すべく、水着の選択の自由を認めたと言う事。素晴らしいお話しだな〜。

薄くて、軽くて、水を吸わない事が特徴でもあるこの水着、体を強く締め付けるので初めて身につけたある選手は人の手を借りて30分以上もかかったとの事。体のサイズが小さくなるから水の抵抗も減る。どう考えても素人が身に付けたら着心地はよくなさそう。

バトントワリングに置き換えたら?テニスに置き換えたら?いやいや、バトンやラケットはあくまでも道具なので身に付ける水着とは比較しようもないでしょう。トリプルが取りやすくなるレオタードを期待してはいけません。水の中とは違いますから。

そして私が注目するのはこれからオリンピックまでにどの選手がこのレーザーレーサーにいち早く適応した“新しい泳ぎ”を物にし、本番で世界記録をさらに1〜2秒縮める事が出来るか。高い志は勿論、この短い期間にコーチの想像力や選手のひらめきが問われるでしょう。今となってはもはや「水着の勝負」ではありません。
2008 06/13 00:51:28 | none | Comment(0)
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