５０色

今回のキャンプで見えてきた一人一人の色。
それまで何人かはキャンバスからはみ出していましたが、キャンプですべてを共にすることでRemember the Dream という一枚の絵が完成しつつあります。食べ物の好き嫌い、言葉使い、先生に対する態度、お友達との対話などの「お行儀」的な事で小さな問題はありましたがそれはいつもの事。どこでも誰からも何ひとつ言われないほど「お行儀のいい」子はいないわけで、本来私達の目指すところもそこではありません。

メンバー一人一人が自分の色で、お互いを心から輝かせる事が出来れば素晴らしい作品となり、見る人の心に何かを残すこともできるでしょう。

一つのことを目指す中で、子ども達は先生や両親、そしてお友達と共に“自由にはその時々の範囲がある事”を少しずつ、自然に学んでいけばいいわけで、今回個別に「ご報告」を受けた保護者の方々はあまり深く落ち込まない事を私は願います。

彼女達は未完成、成長過程であるからこそ大人には真似の出来ない何かを必ずやってくれるでしょう。