SBCの場合、大きく分ければ曲が決まってからキャスティングを決めていくパターンとキャストを決めてから曲を探すパターンと二通りあります。
素晴らしい曲があった場合は演出を考えながら必要な登場人物を配備していき、物語の展開を考えます。(コメットソング?)
実力、将来性、ご家族のサポートする姿勢、そしてタイミング。これらすべてを兼ね備えたメンバーがいる場合、主役としてのその子の役柄を選び、後からそれを表現できる曲を探す事もあります。
キャスティングは基本的に主役、準主役、キャストと3種類に分けて考えます。キャストは目の前で主役、準主役の演技を観て、多くを学ぶ事が出来るでしょう。準主役は主役に「まかせる」事ができ、主役は準主役とキャストがいるから「安心」して役を演じる事が出来るでしょう。(役を超えてしまう場合もあり)
これらをある程度のレベルで機能させるためには年齢実力問わず、先生は全員に「出演者」としての自覚を持たせ、保護者の方はあくまでも先生と子ども達を「外から」サポートする側である事を理解し、メンバー達は同じ条件でのリハーサルや合宿などを経験し、お互いを年齢や実力で意識する事無く、例えその時はお友達になれなくても、出演者同士としての信頼関係を築き上げながら本番に向かって一つになっていく事がとても重要だと思います。
それにむけてすべてをみんなで共有する。一人一人が自分のやるべき事をやる。キャスティングはその第一歩にすぎません。
新潟からTDL出演を目指す子ども達の為にも曲選び、演出、振り付けと続きましたが、最後に最近私はキャスティングとは考え始めた時には「すでに定められている事」だと感じます。
そして代表と私がメンバー達とのびのびとショーを作れるのは、いつも暖かく見守ってくれるSBCの母達のおかげなのです。
![ウクレレとフラダンス(リロ&スティッチ)](http://ak.images.smileycentral.jp/cat/jj/880.gif)