プロが教える、本当のリフォーム 自然派大工のひとりごと
築20年くらいかもう少し経った家のフローリング(フロア)の

貼り替えをやりますと、合板が分離して、ブヨブヨになっている

事があります。ちょうどその時期、合板のフローリングが流行し

て、捨て張りなしで、根太の上に直接貼ったんですね。

今は、合板のフローリングを貼るなら、合板の下張りをします。

わたしは、めったに合板のフロアーは貼りませんのであんまり

わかりません。合板の上に、5分のフローリングが多いです。

根太の上に5分のフローリングっていうのもあります。

無垢の板ですから、ばらばらになることはないです。



床板をはがしてみると、床の構造もダメになっていることも

多いです。かび、シロアリ、腐食なんかで木がぼろぼろに

なってれば、木を交換しなければなりません。


中途半端にせずに、すべてやり変えましょう。

大引きをいれて、束をたてて、そして、根太をいれる。

そして、捨て貼りをして、仕上げ材を貼ります。



床下にかび臭かったりしたら、換気を考えてください。

床下換気口がなかったり、すくなかったら、増やすか、

強制換気のシステムを設置するかしなければ、また、かびの

温床になってしまいます。


よく、家のまわりに荷物をいっぱい置いたり、植木をうえたり

して、床下換気を妨げている場合が本当に多いです。

絶対にやめましょう。床下の換気は非常に重要です。

家に良くないのはもちろんですが、住んでいる人間にもよくない

のです。湿気の多い家には、ダニが増え、カビが繁殖し、菌も

増えます。体調も悪くなりがちです。



畳も定期的に干していますか?むかしは良くやりましたね。

今の家の構造からすると、昔より頻繁に干さないといけません。

室内の湿気を畳が吸っています。



家がいい加減だと、健康にはなれません。

化学物質で汚染され、しかも、呼吸しない壁、床で、換気も

しない家で、健康でいられるわけがないでしょう?


いま、やっと、健康住宅が見直されてきましたが、昨今の

新築住宅はひどいものです。私は絶対住みたくありませんね。

どうしても買うんだったら、築5年くらいですかね。5年くらい

たったら、化学物質も抜けて、値段もさがって、買ってもいいん

じゃないですか?

それより、やっぱり、無垢の木をいっぱい使うことでしょう。

空気がちがいます。




高断熱、高気密は、人間の体にはあまり良くないとおもいます。

日本の冬はそんなに寒くないです。日本の夏はそんなに暑いで

すか?



あまり過保護にすると、ひ弱な人間ばっかりになってしまいま

すよね。



冬は、今日はさむいねー、っていうのがあたりまえだし、

夏は、暑い、暑い、っていうのがとうぜんでしょ?



季節も感じられないような、年中同じ気温の家にあなたは

住みたいですか?


わたしは、田舎に住んでいますので、夏も扇風機だけですご

せます。都会ではそうゆうわけにはいきませんね。


家を建てるなら、これからは、場所も考えなければならないと

僕は、思います。


どうでしょう?あなたはどう考えますか?





では、また。







わたしも使ってます。これで、確定申告も恐くないですよ。
そろそろ、やり始めないとね。

会計ソフト けいりくん【会計ソフトのネイティブワン】
2005 10/19 21:40:12 | 建築 | Comment(0)
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