プロが教える、本当のリフォーム 自然派大工のひとりごと











先週は、トイレのリフォームをやりました。

腰の高さまで、杉板を貼りました。それより上の部分は

そのまま(クロス)です。

下の部分だけ、汚れていたので、これで十分です。

床もフロアー材を貼りました。



まず、解体です。

トイレの便器等をはずします。

水を止めてからでないと大変なことになりますね

巾木をはずし、床をめくります。

今回はクッションフロアーをはがしたところ、下地合板に

異常がなかったので、その上から貼りました。

床からの高さをとり、石膏ボードをクロスもろとも

まっすぐカッターで切ります。

石膏ボードをすべてはがします。


これで、解体は終了です。



まずは床板をはります。

ボンドをたっぷりつけて、フロアーくぎをさねから

すこし寝かせて、うちこみ、クギ〆でしめます。

張り始めと貼りじまいだけは慎重によく考えてくださいよ。



最近はプロは隠しクギなる物を使います。

色のついたプラスチックの環が付いたクギです。

ボンドが乾いてから、金槌でプラスチックを飛ばすと

くぎだけが残るしくみです。ちょっと高いですけど...

これを、張り始めと貼りじまいでつかいます。

クギが打てないですからね。



床が貼れたら、壁にいきます。

どう板を貼るのか考えてから、見切りの加工をします。

どうしても、カッターでまっすぐは切れていないので

見切りに溝をついておきます。

Tの字の形にしました。石膏ボードと杉板の厚みだけ

15mmほどかきとります。

これは溝切りという道具を使います。

持ってない方は、丸のこに定規をつけてとる方法もあります。

2回走らせなければいけませんけどね。



今回は縦貼りですので、間柱の間によこ木地をいれました。

壁をふかすのであれば、(前へ出してくる)胴ブチを横向け

に尺5おきにぱんぱんとうっていけばいいだけですが、

トイレがさらに狭くなるので、めんどくさがらずに細かい

ものをいっぱいとめました。


木地ができたら、見切りをとめます。

ボンドをたっぷりぬって、フィニッシュという道具を使い

細い隠しクギをうちこみます。


そして、板貼りですね。

張り始めと、貼りじまいが同じ大きさになるように

割付をして、板を割って、張り始めます。

丸のこ板があると便利ですが、丸のこに定規でもできます。


壁が貼れたら、巾木をうって、終了です。


いかがでしたか。

できましたね。



おっと、便器を設置しないといけませんね。

1日で終わらなかったら、トイレが使えませんね。

困りますよ!!



ちょっと早めに切り上げて、設置しておきましょう。

何日もかかっているとつけたりはずしたりが上手になりますね。



床貼りとか壁の板貼りは練習が必要です。

基本をしっかりおぼえましょう。





簡単なところからやって、コツをおぼえましょう。

まずは、丸のこです!!!


初心者はまず、165mmのアルミベースを買って下さい。
慣れてから、190mmや造作丸のこにうつっていけばよい
とおもいます。
(日立工機) 丸のこ 「電子丸のこ C6MV2 (N)」





では、練習あるのみです
2005 10/24 16:51:15 | 建築 | Comment(0)
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