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高級魚である「クエ」に外観が似ている「アブラボウズ」はという魚をご存知ですか?
クエを特に貴重なものとして扱われている西日本の地域で、偽装表示事件が目立っています。


2008年3月には、大阪府の卸売業者「矢崎鮮魚店」が、アブラボウズをクエに偽装したことで、日本農林規格法に違反したとして、改善勧告を受けました。


そのほか、福岡県の料理店においても、偽装の疑いがあるとして捜査が行われています。
近年では、クエの人気が高まっていることに伴い、高値になってきています。


そのことから、クエよりも安いアブラボウズが流用されることになったのでしょう。


ただ、超高級魚と言われるクエですが、決してアブラボウズも安い魚ではなくて、高級魚として扱われています。
このことから、それ相応の高級魚を代用しているのだからと、偽装している業者は、罪の意識を感じていないことが多いようです。


しかし、1キロあたりのクエの卸売り価格は3000〜1万円程度するのに対し、アブラボウズは700〜1500円程度です。
また、クエを食す消費者は、淡白で深い味わいの白身を求め、アブラボウズを食す消費者は、甘みのある脂のよく乗った白身を求めているのであって、消費者のクエとアブラボウズ対するニーズは全然違うものなのです。


クエを扱っている業者などは、そのようなことを忘れないで欲しいものです。


「クエ」は、西日本以西の海底に生息するハタ科の大型魚で、体長1メートルを超える大物もいます。
高級食材として扱われており、刺し身や鍋料理などで食べられます。


一方、「アブラボウズ」は、本州中部以北の深海に生息するギンダラ科の大型魚で、体長3メートルという大物もいます。


アブラボウズは煮つけやしゃぶしゃぶで食べられますが、脂を多量に含んでいるので、食べ過ぎると下痢などの症状を表す場合があります。

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2009 01/09 15:38:00 | 超簡単!中華料理特集
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食品表示について規定する法律は4つあります。
その目的もそれぞれ異なって制定されています。


また、所管する官庁も異なっていて、それぞれで監視しています。


「日本農林規格(JAS)法」は、所轄している官庁は農林水産省です。
農林物資の規格を適正に制定し、農林物資の品質を改善したり、生産の合理化を図ったりします。


また、取引の単純公正化と使用、そして消費の合理化を図り、農林物資の品質について、正しい表示を促すことによって、一般消費者が選択することができるようにし、公共福祉の増進に貢献することを目的として制定されました。
対象はすべての飲食料品です。


●「食品衛生法」の所轄官庁は、厚生労働省です。


食品衛生法とは、飲食することによって起こる危害が、発生しないように防止する法律です。
食品、添加物、器具容器の検査や表示などの原則を定めています。


食品の安全性を確保するために、必要な規制を企てることで、飲食することで生じる衛生上の危害が発生しないように、国民の健康を保護することを目的としています。
対象は、表示が必要となる食品と食品添加物などです。


●「景品表示法」は、公正取引委員会が所轄しています。


広告表示や景品付の販売ルールを定めており、不当表示や景品類の過大な提供を規制し、公正な競争を維持できるようにします。


それにより、消費者が商品やサービスを正しく選択できるように守っています。


対象は、顧客を呼び込むための景品と、そのような表示に関してです。

「不正競争防止法」は、経済産業省が所轄官庁です。
不正競争防止法とは、他人のデザインなどを不当に流用したり、営業秘密を窃盗したり、それを不当に利用したり、原産地などを不正に表示したりすることを防止し、事業者間で公正な競争をできるよう促すことが目的です。


対象となるのは、商品や広告、サービスなどです。
商品の原産地、品質や内容などについて、不当な表示をしている場合は、当然ですが不正競争行為に該当します。

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2009 01/08 18:55:13 | 超簡単!中華料理特集
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冷凍餃子から猛毒の「メタミドホス」が検出された事件により、大手の外食チェーンなどが、中国製食品や加工品を使用することをやめると表明していることはご存知ですか?


そのことにより、店によっては、提供することができないメニューが出てきています。
また、同じ様なメニューを再開する際に、国産の材料を使用することになれば、コストがそれまで以上にかかることになります。


その増加したコストの分を、店側が価格を据え置きすることで負担するのか、値上げをしてお客側が負担するのか、という選択を強いられます。
価格を据え置きすると、もちろん店の業績はマイナスとなります。


しかし、価格を上げたとしても、外食を控える客が増えてくる可能性もあるので、外食産業にとってはどちらにしても痛手を負います。


この餃子中毒事件は、いまだに解決しておりませんが、調査を進めていくと、冷凍餃子を製造した後に、殺虫剤「メタミドホス」が何者かによって混入されたのでは、という見解が強まってきています。


そのことを受けて、物流会社や輸入業者などに対するチェック体制が、より厳格に求められることになるでしょう。
これらのコストの負担は、非常に大きくなると考えられます。


実際に、輸入されてくる食品が日本で消費するまでには、それが製造されてからいくつもの検査が行なわれています。
それなのに、餃子の包装袋に抜け穴が見つかりました。


輸入に関わる商社や卸業者、物流業者などは、さらに厳しい商品管理を強制されることになります。
また、関係する企業は、そのためのコストを負担することで、業績を圧迫しかねない状況となるでしょう。


客の外食離れや、物流関係会社の業績が低迷することで、日本の景気にも大きな影響を与えることになるかもしれません。

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2009 01/07 14:53:44 | 食品偽装問題について
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「餃子中毒事件」は、皆さんにとってもまだ記憶に新しい事件ではないでしょうか?
国内の農業や水産業の関係者にとっては、朗報だという考え方もあります。


この事件は、消費者がこれまで以上に「食の安全」について、意識し始めるきっかけとなりました。
そして、肉や魚、野菜や果物など、国産のものを積極的に選ぶという動きは、日本農業にとっては、とても喜ばしいことです。


とくに、地域でブランド化している農産物や水産物については、価格がさらに上がることになるでしょう。

しかし、地域産のブランドだけに、集中して消費者が買い求めることは考えられません。
安価で安全な品質の食材を、求める動きも出てくるでしょう。


地域産の農産物や水産物は、その地域で消費するという「地産地消」が促進されるかもしれません。
もうすでに、地元で採れた野菜などを、学校給食で積極的に使用している地域もあります。


ただ、食品対する消費者の眼は、かなり厳しくなってきています。
国産といっても、衛生管理においてはそれまで以上に追求されるでしょうし、次々に発覚する偽装事件も見て見ぬ振りできません。


そのことから、全ての農業や水産業関係者が、必ずしも朗報とは言い切れません。


また、株式会社が農業に進行してくる動きも出てくるでしょう。


低価格の中国産食品を使用できなくなったことで、「農業の株式会社化」を行なうことで、食材を自社で作り、コストの削減を図ります。


ワタミなどの外食企業、メルシャンなどの飲料メーカー、キューピーやカゴメなどの加工食品メーカーが、すでに農業に参入しています。


「餃子中毒事件」や数々の偽装事件によって、さらに「食の安全」について追求されることになり、消費者が商品を選択する眼はより厳しくなるはずです。

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2009 01/06 13:50:35 | 食品偽装問題について
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現在、、日本向けに育てられているウナギの養殖場や、かば焼きに加工する工場が、中国福建省に集中しています。
しかし、中国のウナギ業界は、日本からの注文が急激に減っていることで悲鳴を上げています。


福建省は、かば焼きの輸出量が中国最大で、その中でも、屈指の産地として知られるのが長楽市です。
そこでは、地下水が豊富で温暖な気候に恵まれており、ウナギの養殖に最適で、養殖池が各所に見られます。


長楽市のある養殖場では、日本向けウナギを加工場に出荷した量は、昨年は約100トンであったのに対し、今年は5分の1の20トンしかないそうです。


また、別の養殖場では、昨年約80トン日本向けに出荷しましたが、今年はそれを断念して、別種の大型ウナギを欧米や中国国内向けに養殖することにしました。


日本向けに出荷するためには、厳しい検査を受けなくてはいけません。
毎月、出入検査検疫局が養殖池で検査し、禁止薬物を使用していないか調査します。


養殖場の場長は、安全性も味も自信をもてると言っています。


福建省福清市の加工会社「福清斎翔食品」は、かば焼きの出荷量が、2001年は約4千トンあったのに対して、今年は1千トンを割る見通しです。


生産ラインも2本あるうちの1本は、去年から動いていません。
人民元高や原油の高騰などにより、輸出に不利となる状況も続いています。


「福清斎翔食品」の社長は、ほとんどの中国産食品の安全性を訴えており、ごく一部の悪質企業によって、中国食品全体が打撃を受けるのは不公平だと言っています。

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2009 01/05 15:46:19 | 食品偽装問題について
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茨城県大洗町にある水産加工業「シンタナ」は、オランダ産のアジの干物を「千葉県銚子沖産」と偽装していました。


干物を扱っていた盛岡市にある水産卸売業「盛岡水産」も、その偽装を知っていたのにも関わらず、岩手県内のスーパーなどに納入していたことが発覚しました。
両社とも、偽装していた事実関係について認めており、謝罪をしました。


盛岡水産が偽装を行なっていたのは、今年5月9日〜7月11日の間で、「開アジ3枚パック」5880パックを、茨城県内のスーパーなどに卸していました。
盛岡水産は約180パックを回収しましたが、ほとんどの商品がすでに消費されているそうです。


盛岡水産は5月上旬頃、銚子産の干物をシンタナに発注しました。
シンタナは、銚子産の干物が品薄になっており、十分な数量を確保することができなかったことから、同程度の品質とされるオランダ産の納入を提案しました。


ところが、どうしても銚子産が欲しい、盛岡水産から頼まれたそうです。
そこで、オランダ産の干物を「銚子産」として、偽装表示したシールを張って出荷しました。


干物の生産地において、農林水産省による抜き打ち調査を実施するという通達を受けて、盛岡水産が社内点検をした際に、担当者が偽装を認めたことで発覚しました。


シンタナの社長によると、取引先と話し合った結果、偽装せざるを得なかったそうです。
また、銚子産とオランダ産は、外見も味も変わらず、まったく問題ないと考えていました。


一方、盛岡水産側は、担当者が偽装を一時的には了承したのだが、ずっと続けて行なっていたことは知らなかった、と話しています。

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2009 01/03 11:32:06 | 食品偽装問題について
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近頃では、食品に関する偽装表示など品質管理が問われる事件やニュースが、次々と明らかになってきています。
とくに「赤福餅」などの老舗が起こした消費期限偽装事件は、消費者に衝撃を与えた事件となりました。


国内における偽装事件は、製造日や消費期限を改ざんするケースが多く見られます。
伊勢土産として全国的に有名な「赤福餅」は、何年も前から消費期限をしていたことが発覚し、老舗の信頼を裏切るような行為だと、広く報道されました。


それでは、この消費期限とは、賞味期限とどのような違いがあるのでしょう。
賞味期限と消費期限については、日本農林規格(JAS法)などでそれぞれ定められています。


「賞味期限」は、即席めん類やスナック菓子、清涼飲料水などでよく見られます。
コンビニやスーパーなどでは、賞味期限切れの食品は販売できません。


賞味期限とは、開封しない状態で、その食品を正確に保存した場合、十分に品質と味が維持できると認められた期間です。
つまり、その食品をおいしく食べることができる期間、ということです。


このことは、食品衛生法やJAS法で定められています。
一般に賞味期限は、長期保存に向いている加工食品に用いられています。


一方、消費期限は、正しい保存方法において、品質が劣化し安全性に欠ける恐れがない、と認めることができる期間です。
つまり、安心してその食品を食べることのできる期限だと言えます。


このことから、賞味期限を偽装するよりも、消費期限を偽装したケースの方が、危険であるうえに悪質だということになります。

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2008 12/29 18:03:04 | 食品偽装問題について
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デパートやスーパーなどの流通業者は、消費者からの苦情をなるべく防ぐために、賞味期限を過剰なまでに短く設定するようにしています。


まず、商品を納入する食品メーカーなどに対して、本来の正しい賞味期限よりも、かなり短く賞味期限を設定させるようにし、その賞味期限が近づいてきたら、メーカーにその食品を返品してしまうのです。


ある食品メーカーでは、返品されてきた食品を、新しい食品の中にわからないように混ぜて、包装し直して再び出荷するという偽装を行っていました。
偽装を行なっていたメーカーの担当者は、「まだ充分食べられる食品を捨ててしまうのは、もったいなかった」と言ってたそうです。


もちろん、返品されたはずの食品を、再包装してまた販売するという行為は、絶対に許されないことです。
しかし、まだ充分に食べることができるものなのに、賞味期限になる前に返品して、廃棄してしまうという流通の仕方にも、大きな問題があるとは言えませんか?


デパート内のテナントなどにおいては、賞味期限の残り期間が近づいたら即廃棄するようにと、指導を行なっているところもあるようです。
まだ賞味期限になってもいない食品を、廃棄しないといけないテナント側は、情けないと思いながらも、どうすることもできないのでしょう。


また、テナント側は、このような無駄が発生することを見込んで、価格を設定しないといけないので、そこでかかるコストは消費者が負担することになります。


しかし、店によっては、賞味期限が近づいているものは、消費者にその旨を伝えて、値下げをして在庫を残さないなど、販売者と消費者の両者が納得できる方法で、無駄をなくすように販売方法を工夫しているところもあります。


矛盾だらけの社会を作らないためにも、そのような努力を心がけて欲しいものです。

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2008 12/26 07:19:47 | 食品偽装問題について
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ここ数年の間で、食品に関する偽装問題が、かなり目立っています。


肉に関わる偽装は、ブランド地鶏に偽ったブロイラーから、牛肉の産地偽装まで多岐に渡ります。


鶏肉の産地偽装やブランド地鶏として偽装した問題は、決して許されることではないですが、命や体に大きな悪影響を与えるケースは少ないようです。


しかし、牛肉においては、未だ解決に至っていないBSE問題があります。
この問題に関しては、だまされてがっかりするだけではなく、命の危険性に関わることなので、神経質にならなければなりません。


だからといって、すべての牛肉が危険であるわけではありません。
安全を第一に飼育を行なっている牧場も、もちろんたくさんあります。


最近では、牛が生まれてから出荷されるまで、飼育されてきた記録を確認できる「トレーサビリティ」というシステムを提供しています。
また、飼育中に使用された薬の種類まで、明確に知ることができるので、豚肉や鶏肉はもちろん、特に牛肉に関しては、トレーサビリティによって詳しい情報を知ることができるものを買うようにすると良いでしょう。


それでは、少しでも、食品偽装から大切な家族を守るポイントを、いくつか挙げてみましょう。


・まず、極端に安い食品は、どうしてそんなに安いのかをよく考えてみて、不安に感じる場合は買わないようにしましょう。
・できるだけ、トレーサビリティを提供している食品を、購入しましょう。
・生産者の顔がわかったり、連絡先が書かれていたりするものを購入しましょう。
・表示を確認して、添加物が多く含まれているものは避けましょう。
・ブランドだから安全であるとは限らないので、ブランド名だけに振り回されないようにしましょう。
・なるべく、加工品は避けて手作りにし、素材から安全なものを選びましょう。
・新聞やニュースなどから、食品偽装に関する情報をこまめにチェックしましょう。


上記の内容を守れば、絶対に大丈夫とまではいきませんが、これらを気にしているだけでも、必ず違いが出てくるはずです。
大切なお子さんや家族を守るためだと思って、今日からさっそく実行していきましょう。

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2008 12/20 14:14:06 | 食品偽装問題について
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