ソロの選手として最初の壁とも言えるのが“ダブル”だと思います。代表的なのはダブルリバースイリュージョンとダブル転回でしょう。これをモノにできれば選手としての第一歩になるかもしれませんが、問題は何時取れるようになったか。皆さんご存知のようにバトンのソロ小学校部門は低学年と高学年に分かれています。前にも書きましたがダブルは低学年でモノにしたい技。理由は関東や全国大会を観た事がある方なら分かるでしょう。同じ理由でトリプルは高学年でモノにする事が求められ、中学生はトリプル+アルファが求められます。私はこれをソロの各学年で求められる“枠”と考えています。

とは言ってもスポーツバトンは採点競技なので取れればいいってもんでもない。膝が曲がったダブルやトリプルを自分の枠内でいくら取っても高い点数は期待出来ません。さらに自分より一個上の枠の技が奇麗に出来たとしてもエーリアル大会でもない限り、表彰台の保証にはなりません。当たり前ですが問題は回転の数だけではないという事。大会では各枠内で「何がどれくらいできているか」がモノをいうでしょう。でも、どんなに奇麗でも例えば中学生でダブル2種類だけ、しかも全部グラブキャッチじゃあお話しにならないのも皆さんよくご存知。SBCのCOとは、自分の種目で全国一位、又は上位入賞が狙えるメンバー達のクラスです。そこには“枠”と“タイミング”を見通した上で全国上位以上を狙える可能性が高い選手達も含まれます。そしてもう一つ...、大事な要素がありますが...、ここには書けません。
2008 10/23 12:38:55 | none | Comment(0)
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