腐女子の妄想と欲望に満ちた日常へようこそ。
※ネタバレアリなのでご注意。

2005年 12月 23日 の記事 (1件)


 またまた思い出し日記になってしまいますが…(書いてる日1/11)
 Team ARAGOTO『エビ大王』12月22日ソワレ、12月23日マチネ(千秋楽)を観に、青山劇場に行ってまいりました。

 あまりにも過去過ぎてこちらも細かい内容は省略させていただきますが、どうしても忘れられない出来事だけ書かせていただきます!

 ちなみにこのお話、サイトのあらすじによると…


 時は古朝鮮のある時。青銅器時代から鉄器時代に移行しようとする時、神話と歴史が共存していた時代の頃のことである。世継ぎの息子を願っていたエビ大王だが、これまでに産まれた子供は皆女ばかり。いよいよ七番目も女と分かり、この娘を川に捨ててしまう。ある夜、エビ大王の元に来世からの使者、日直使者と月直使者がやって来て、「寿命が来たので迎えに来た」と告げる。だが大王は息子をもうけるまで死ねないと懇願する。すると使者達は、命の猶予を与える代わりに一日30人の民を殺さなければならぬと言い放つ。息子が出来るまでは、とエビ大王は承諾するも国は様々な内乱を孕んでいく。

 一方、エビ大王に捨てられた末娘・パリテギは、年老いた老夫婦のもとで成長していったが、育ての母親が病のため、わずか三俵の米で身を売られてしまう。売られて嫁にいった八道軍の家は、エビ大王によって焼かれ、八道軍の末息子・末将勝と結ばれたパリテギは男の子をもうける。産土後宮では、息子を授かる策はもうないのかと半ば放心状態のエビ大王。そこに例の使者が現われ告げる。「父に捨てられ、夫に捨てられ、息子に捨てられる運命の女が、エビの息子を産める」と。よくよく運のつかないパリテギは、男装した姉に夫である末将勝と息子を奪われ、一人取り残されてしまう。

 エビ大王とパリテギの出会いが運命だったのか…。国のために、息子を産む運命を受け入れ、父であるエビを持つパリテギ。関係を結びそうになる、すんでのところで互いの素性が明らかになる。王は己の罪の深さを悟り、「殺せ」と家来に命じ、自らの命を絶つのだった。


 となっていますが、舞台では「1日30人」ではなく、1日目は30人、次の日は60人また次の日はさらに倍…となっていくと言う設定でした。
 …どう考えても、途中何度か日直月直が「今日は○○○人殺さなきゃいけない!」と叫ぶ人数は計算が合わない気がするのですが…
 しかも日数から計算すると1ヶ月後には100億人以上殺さないといけないぢゃんっ!
 ありえない…。

 あとあらすじでは「すんでのところで素性が明らかに」とありますが、舞台では結ばれてしまった後に発覚する設定。
 もともとのお話よりもかなり重い設定になってました。

 文字にするには記憶があいまいになってしまった日ネタとか細かいお話は、S大先輩をはじめ他のブログなどでチェックしていただくとして、どうしても言わずにはいられない部分だけ…

 大王が罪を自覚し、パリテギちゃんに告白する最も盛り上がり、かつシリアスで重要なクライマックスシーン。
 涙を流しながら罪を語る大王の迫力は素晴らしいです。

 …が、私は耐え切れずに吹き出してしまいましたっ!!

 一応頑張って耐えてたのですが、お隣のS大先輩の笑いの気配を感じた途端に爆発しちゃいました!(^^;
 1日目にも「あれ?」とは思っていたのですが、その時は上手側&ちょっと遠めの座席だったためにあまりしっかり見れず大丈夫だったのですが、生憎(?)千秋楽は物凄く前の列で、かつセンターブロックだったのです!
 そのため、本当によく見えてしまいました…

 そう、筧さんの鼻水がっっ!!!

 うつむき罪を告白する大王の鼻から、顎下まで届かんとするほどの鼻水がぶら〜〜ん。
 抱きしめるパリテギちゃんの肩にも届きそうな鼻水がだら〜〜〜ん。

 今にも声を出して笑ってしまいそうな自分を抑え、ひたすら俯いて肩を震わせる自分(&S大先輩)。

 …きっと周りの皆さんは、感動のあまり涙しているように見て下さったことでしょう。
 でも心の中では「お願いだから、手に持っている産着ででもいいからこっそり拭いてくれ!」って念じてしまいました。
 あんなに長〜い鼻水をたらした筧さんと近距離で向かい合って、真面目に演技できるパリテギちゃん尊敬。

 また千秋楽では、日月がパリテギちゃんを笑わせようとするシーンで、笑ってはいけないパリテギちゃんが素で笑ってしまいグダグダになってしまうほど、お笑いシーンが充実していたし、本当に(演出家の意図とは違った意味で)満足させていただきました。

 そしてカテコではかっぱえびせん撒きが行なわれました。
 青山劇場+筧さん+かっぱえびせん…だなんて、西遊記でピンクのパンツ&偽田村正和サイン入りかっぱえびせんをげっとした過去を思い出します!
 これはゲットできる予感っ!
 ということで、ゲットしたこちらは『円城寺あやさん』と『康ヨシノリさん』のサイン。
 500個しか用意してないので一人一個!とのことだったので、隣の人にあげようにも、その方たちもダブっている状態…なので劇場を出た後に2階席にいたMさんにと思ったら「いらない」って…(涙
 貰えなかった方々、本当にすみません。


 その罰があたったのか、寒空の中青山〜渋谷を彷徨うハメに…。
 クリスマスシーズンに予約なしでレストランに入ろうというのがそもそも無謀?
 つか、どこも「クリスマスメニュー」とか言ってぼったくり値段設定だしっ!(><;)
 そしてこんな稼ぎ時にお休みのレストランってどうなのっ?!

 そんなこんなで2時間近くも彷徨った後、結局新橋のドイツ居酒屋 J'Sベッカライへ。
 彷徨っている途中でMさんが見つけたクーポン雑誌のおかげで、とりあえず店を決めることができました…ありがとうMさんっ!
 ちなみにそのクーポン冊子、ついている全店共通のクーポンを切り取って使う形式だったのですが、それに気づかなかった私は店の紹介ページをびりびりと破って店員に渡してしまいましたっ!!
 怪訝な顔をしながらも、受け取ってくれてありがとう店員さんっ!
 しかし空きっ腹にワインは効くう〜。

 そんなわけで一応ドイツ料理で某H氏のお誕生日をお祝いしました。
 昔はホテルとか取ってたのになあ……

2005 12/23 23:14:45 | 演劇(その他) | Comment(0)
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