腐女子の妄想と欲望に満ちた日常へようこそ。
※ネタバレアリなのでご注意。
 吉原御免状を見終わっての総括感想。

 今回とても感動したのは舞台セット。
 元々、遊郭・吉原と言う独特の世界が好きなので、とても美しく感じました。
 そしてまた、狭い舞台でも奥行きを十分に感じさせるよう計算された効果的な設計。本当に舞台とは『総合芸術』だと実感できました。
 一部では回転しすぎてウザい…との感想も見られますが、私は純粋に凄いと思います。

 しかし、肝心な物語については…
 後半になるにつれて良くなってきたとは言え、やはり大きな感動はありませんでした…。
 特に泣けるほどではなく、笑いも少ない。

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 …と思っていたのですが、よくよく考えてみたら

 SHIROH以外の演目で、泣く程感動したことって無かったかも。

 つまり吉原御免状も、笑いの面では多少物足りないものの、物語性は決して劣っていないということっ?!(除SHIROH)

 …私にとってSHIROHがあまりの名作だった為に、吉原に対して物凄く高いレベルを期待してしまっていたようです。
 荒神は完全にお笑い系だったので、比較対照からは外れていたんですね、たぶん。
 吉原はお笑いでの誤魔化しがありませんから、違いが際立っちゃったんでしょうか〜…。

 それと「愛する人の死によって齎される狂気」(表現の仕方がちょっと変ですが…)という重要な共通点があるのも、比較してしまう大きな要員かと。



 う〜む…
 今後、SHIROH以上の感動を与えてくれる演目が現れるだろうか。
 それがダメなら、せめて笑いを与えて欲しいと思うのは我侭なのかなあ。
2005 10/28 00:06:40 | 演劇(新感線関連) | Comment(0)
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