腐女子の妄想と欲望に満ちた日常へようこそ。
※ネタバレアリなのでご注意。
 行って来ました東京初日at青山劇場!
 平日18:00に開演なんて…

 ありえなーーいっ!…って吉原も一緒でしたけど。

 以前の吉原に終業チャイムと共にピンポンダッシュ(?)したところ、かなりぎりぎりだったので、今回は1時間休を取って余裕の参戦ですv

 さてここから先はネタバレの宝庫。
 まだ見ていない方は、見ないでくださいね♪








 物語は、ほぼシェイクスピアのマクベスそのまんまらしいですよ。
 「らしい」というのは、同じ日に見た友人談。
 その後気になったので、図書館でシェイクスピア全集を借りて読みましたが、確かにほとんど原作のままでした。
 ただ、最後に王になる人は違いましたけど…。

 原作だと、バンクォーに対する予言が結果的に無視されてしまうんですね(^^;
 その辺クドカンが気にして直したのかしら。

 実は私、シェイクスピアの話をちゃんと読んだのはこれが初めてだったりします!
 文学作品とは全く無縁の人生を歩んでいるもので〜…
 なんとなく内容を知っているというのもロミジュリくらい?
 やはり文化が違うのか、そもそも日本語訳に無理があるのか、はたまた戯曲という形式が理解しにくいのかは判りませんが、正直言って読みづらかったです。
 そして原作を読めば理解できるのかも?!と期待していた『丘の鯨』についても、クドカンの創作という事がわかっただけで、結局理解は出来なかった…orz

 やはり私の頭には、単純な勧善懲悪・ヒーローモノあたりがちょうど良さげです。



 さてさてそれはさておき、今回の一番の感想は…

 松たかさん可愛いーーーーーっっvvv

 いやマジで惚れました!
 三条英ちゃんもまあ可愛かったとは思いますが、あの単調な演技にはそれほど感銘を受けなかったのですが、ランダムスター夫人は本当に可愛かった!
 最初の登場『林B』も、右近ちゃんちっくな動きを無表情かつワイルドに気取らずこなしていて感動しました。
 こんなに美しく綺麗な女優さんが、あんな…あんな……(笑

 ばかっぷるでちゅっちゅちゅっちゅvvしている姿は愛らしく、また狂気に侵された姿は鬼気迫り、凄くメリハリのある素晴らしい演技だったと思います。
 兄上はもう良いから、松たかさん今後も出て〜!!じゃなかったらぱぱ上とか(笑

 そして松たかさん以外の客演も素晴らしかった!

 森山くんの『元きよし』が最高でしたっっ!!
 あの馬鹿っぽさが可愛いっす。
 歌もなかなかだし、タップも格好良かったです。なによりあの歌は良いですね!<七光り
 しかし全編通して情けな系のお笑いキャラなので、森山FANにとってはどうなのか…。
 特に最後のう○ちみたいな鬘とか……

 上條さんはさすがの迫力。渋くて格好良い!
 SHIROHのえもりんといい、やはりこういう落ち着いてどっしりとした役者さんがいると舞台が引き締まりますね。

 皆川さんは、恐れていたほどには目障りじゃなくて安心しました。
 …スミマセン、ちょっと苦手なんです……。
 ゲロとか脱いだりとかのネタばかりというのは、それでも個人的にはちょっとウザいけどまだ我慢できる範囲内だったかな…。

 北村さんは、とにかく「細っ!!」
 えっと…もしかして森山くんとちゅーしてます??
 角度的にそう見えただけかしら…
 そんなに目立った役柄じゃないと思っていたら、最後に一番美味しいとこ持っていきました。

 王専属シンガー冠くん。
 シャウトが素敵vv
 ただ、どうやら日替わりネタらしい部分が私には全然わからなかった…誰それ??
 伝令の言いたかったことをなぜか歌える冠くん。素敵だ…。
 最後まで『王専属』という立場を貫くのも格好良いですよね!

 そしてうっちー。
 …ぷくぷく?
 ちょっとふくよかですよね…やはり幸せ太り?(笑
 でもランダムスター格好良いです。
 強くて格好良いランダムスター、ばかっぷるなランダムスター、怯えて情けないランダムスター、俺はスターだ!と強気なマクベス、そして落ちぶれたマクベスとランダムスター…
 とても多彩な役どころを見せてくれました。
 ただ殺陣はちょっと遅く感じるかも…つーか、うっちーに限らず全体的にスローモー??
 これは回数をこなすうちに改善されるのを期待。

 客演以外では
 聖子さんはちょっともったいない気がしました。
 これだけ豪華な客演が沢山いては仕方ないし、それを考えれば十分生かされてるほうなのかもしれませんが…やはり個人的にはもうちょっと見せ場が欲しかった!
 しかし聖子さんが出てるシーンに必ずいる子供(さとみさん)がウザすぎる…あくまでも役者じゃなくて役柄が
 こちらがあまりにウザ過ぎるので、皆川さんが気にならなくなっているのかも。
 ぶっちゃけこのキャラが出てくると本気でイライラします。(クドカンの狙いどおり?)

 それに比べるとやはり轟天贔屓のクドカンだけあって、じゅんさんは美味しいです。
 途中で死んじゃってそれ以降出てこないのですが、前半の存在感がありすぎて「あれ?いなかったっけ?」みたいな。
 そしてうっちーや息子役の河野さんにちゅーしまくってたのは…やはり英国人の役だから?(笑
 ゾンビなシーンとか、結構やりたい放題っぽくて楽しそうです。

 そして粟根さん。
 松本を観たS大先輩によると、かなり美味しい部分が削られてしまった様子。
 でもパール王は格好良いよね!
 王様なのに敵陣に突っ込んで死んじゃうのはちょっと…ですが、その唯一の見せ場(涙)は格好良いんですよ。
 あのロングコートを翻して戦う姿にドキドキです。
 しかし露出の高さが気になって、全体の動きに集中できないのが難点。(笑

 あとナンプラーって、ちゃんとドラム叩いているんですよね??
 これはちょっと感動しました。凄いなあ。
 最初あの前髪にちょっとヒキました…
 それなのに、ホテルでマクベス内野に「うーちゃんvうーちゃんv」と懐く姿や、杏仁豆腐を断られてほっぺたを膨らます可愛らしい行動を見ていると、段々気にならなくなってくるのが不思議です。
 あのナンプラーさんなら、落ちぶれたマクベス内野にも「うーちゃんv」とか言って懐きそうなものなのに〜…などと戯言を言ってみる(笑



 全体的な感想としては
 松本公演があったおかげか、初日にしては完成度が高かった。
 殺陣がちょっとスローモーに感じた。
 どの役者さんにも満遍なく見せ場があった…が、その分色々と分散されて印象が薄くなりがちだった。
 皆死に方はあっけなかった。
 『丘の鯨』だけはイマイチ理解できなかった。城もべつに鯨っぽくないし…
 映像をちょっと多用しすぎ?少々手抜きっぽく感じた。

 でもDEATH FOR〜とか格好良くて惚れ惚れしたし、今後回を重ねるともっと良くなるかもしれません。
 というか、なってくれると良いなあ…
 ちなみに現在、あと○回分のチケット確保済みDEATH(笑
2006 05/16 23:55:29 | 演劇(新感線関連) | Comment(0)
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