あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。

2008年 10月 の記事 (13件)

明日から都合によりまして、当分の間下記でご覧いただければ幸いです。
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日曜討論を見ていましたが、年金問題で自公の人たちは、舛添厚労相の主張するもぐらたたき戦法を支持していましたが、顔の表情から本心はこれではまずいという思いではないかと思いました。厚労相が国会でこのやり方が最も効率的だと断言してしまったものですから、今更私達も野党の言うとおりだと思いますとは言えなかったのだと思います。

民主党、共産党、社民党、国民新党が主張するまず俯瞰的に全体を見てサンプル調査をし、概要を定量的に把握し、優先順位をつけ対処して行くという方法は、民間事業者ならまったく当然のこととして社員教育していますから、昨日は日曜日で多くの現役の人達も日曜討論を見ていたことと思いますから、これじゃあ駄目だと言うことで、確実に現役の人たちの支持を失ったと思います。

10月15日から年金より高齢者健康保険の半年凍結していた保険料が天引きされるそうですが大騒ぎになることと思います。こうなりますと一層国会解散などやったら自公政権にとって打撃が大きく先延ばしということになると思いますが、寂れ行く農山村にとっては、打開の道であるバイオエタノールガソリンの政策に遅れが出て、また、農山村の維持開発政策が連動して遅れることによって、日本全体のエネルギー、食糧問題の解決にも遅れが出、日本の将来にとって自公政権維持のために国民の将来が犠牲になるという困ったことになります。

アメリカ発の金融機関の救済という問題も、問題の起こった背景や責任はどこにあるのかを見れば、何も日本がアメリカの責任の一端を背負い込む必要はなく、銀行などは不良債権問題で国費注入で助けてもらったのですから、アメリカ救済に資金を使うより、庶民の金利を上げて庶民の懐を暖め暮らしを助けるぐらいのことをして欲しいものだと思います。

どうも麻生首相の発言を見ていますと、アメリカに従って今が何とかなれば良いという程度の質の低い発想しか無いのではないかと思ってしまいます。

こんな調子で解散を先延ばしにして取り繕うとすればするほど、支持率は低下していくように思われます。いかがなものでしょうか。

野党としては、解散に追い込む前に徹底的にあらゆる問題で自公政権を追求して、特に創価学会公明党の問題では普通国民には明らかにならない二つの団体の関係や体質、憲法から見た問題点を明らかにした上で選挙突入ということに持って行って欲しいと思います。

憲法ということでは、憲法改正の手続きを定めた国民投票法が2010年5月18日に施行されることになっていますので、今度の総選挙の結果は憲法改正を含めてきわめて重要な選挙となるわけです。

そのため、解散前に国民に様々なことに対して自民公明党と、他の野党の違いを明確にして選挙に突入するということも必要だと思います。

自民党が選挙を逃げているなら、そこを上手く活用して論戦を繰広げるという手に出ても良いと思います。

明日から都合によりまして、当分の間下記でご覧いただければ幸いです。
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2008 10/13 09:08:54 | none | Comment(0)
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昨日母を飯田の病院に連れて行き定期健診、予定より早く終わったので、母の慰安をかねて昼食は、南信州の伝統的料理の一つである、飯田市美穂地区の伊豆木にある江戸時代から伝わるという「さば寿司」を妻が予約してあるというのでのんびり出かけました。

電話で場所は聞いてあるのですが、入り組んだ道で何軒かの家にお聞きしに寄ってみたのですが、土曜日というのにほとんどの家に人がいないのです。酒屋さんにお聞きし、小さな会社があって駐車場からでてきた人に聞いてようやくたどり着きました。

江戸時代この山奥にどうやって鯖を運んできたのか不思議に思っていたのでお店の小母さんにお聞きしたところ、塩漬けにした鯖をカマスか俵に入れて、馬で運んだ物らしいとのこと。海まで何日もかかるわけですから、1年に1回のお祭りの時だけのお料理とのことで貴重な物だったと思われます。

今ではどんな山奥に行っても、冷凍、冷蔵技術が発達していますから、お店があれば食べることができます。

お金を支払ったら作っているという、なめこを一袋くれました。なめこ栽培の部屋を見せてもらいましたが、元はぶなのおが屑だということでこれも良い勉強になりました。

庭の池には錦鯉がいっぱい泳いでいて、近づくと足音でみんな足元に寄ってきて口をパクパク開けて餌を催促し面白かったです。

天気も良いし、お店の近くの立石寺まで行き3人でさば寿司を食べてみました。お米も美味しいし、鯖の調理方法も塩漬けしたものを水で戻し酢でしめ直してあり普通の寿司屋さんで食べるしめ鯖とは違った美味しさがありました。

江戸時代、海から何日もかけて運んだ1年に1回の貴重な料理、そう思いながら一箸一箸味わって頂きました。

食べている途中、お寺のお大黒様が昼の鐘を突きに出てきて、ごーん、ごーんと雰囲気が出てくるのです。

食後お寺の近くの田畑を散策しましたが、小さな棚田が草ぼうぼうに放置されていて、これも混合エタノールガソリンが作られるようになると、エタノール生産用の植物に植え替えられて、また復活するなあなどと考えました。

母が柿を食べたいというので直産店に行き色々の野菜を買ったら、茸も売っていて、先ほどなめこを頂いたので、今夜は茸汁にしようと妻が言うのでそれはありがたいと何種類かの雑茸を買い、途中でお肉も買って夜はたっぷり茸汁を楽しみました。

母も辰野では味わえないお料理でとても喜んでいました。

テレビのニュースでは、アメリカ発のサブプライムローン問題でいっぱいですが、この長閑な生活とどう結びついているのか明日調べようと床につきました。

伊豆木のさば寿司


2008 10/12 08:58:29 | none | Comment(0)
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昨日は辰野の家にいました。母が飯田に来る時、丁度ゴミ出しの日ではなかったため、一昨日と昨日たまっていたゴミを出しに行ってきたのです。

朝6時頃、所定の場所にゴミを出していたら、元近所の人が自転車でニコニコしながらやって来ました。この人はすぐ近くに家があったのですが不便なことから少し便利な所に家を立て出て行った人です。

この人、自家用の山はたくさんありますから、松茸やその他の茸もたくさん取れます。なにしろ私の住んでいる村は長野県でも一番松茸が取れるところだそうです。

それで思ったのですが、当然といえば当然ですが、寂れ行く観光地や農山村が活気付くためには、お金になる産業や観光資源が無いと難しいと言う事です。

農山村の場合は、山の幸である木材の切り出し、それを管理する営林署、鉱山、かっては発電用ダム建設と運用事務所。

けれども、ほとんどの物は海外からの輸入に変わってしまい、農山村にお金になる物がなくなってしまったのです。

農山村にあるお金に換えられるものは、山林と僅かながらの農地、季節によって取れる茸、ワラビ、フキなどの山野菜。しかしながらこれだけでは家を建て子供を教育し、マスコミによって宣伝されているような都会的な生活はできません。そのため人々は家を捨て都市部に出て行ってしまったのですが、時代が変わり、普通の産業は世界的に発展してくる発展途上国に取って代わられ、輸入に頼っているエネルギーも食料も、それらの国の自家用になっていき、日本が輸入困難になってくる時代になりつつある。

食料については、輸入が少なくなり食べる物をどうにかしなくてはと言うことになれば、一旦は捨てた農地をもう一度復活させて食料を得ようとすると思いますし、燃料については、バイオエタノールと言う以前は考えたことも無い物が、ガソリンの代わりになるということで、山や川の雑草地から草や木を刈り取りガソリンとして使う。

そう言う時代になってくれば、都市部では従来の産業は、発展途上国に取られて仕事がなくなり、食料と燃料は農山村に行かねば無いと言うことで、人々は都市部からお金を産む農山村へ大移動と言うことになると思います。

時代の流れは確実にそう言う方向になってくると思いますので、今から準備を始めておく必要があると思います。

バイオエタノールにしても、資源の豊富にある国々の方が先に手を打っているのですが、日本の場合は、なんとかなる、目先の利益で動くという習性を持っていますので、なかなか先を見た動きができない。

インターネットで見ていましたら、重油の枯渇については石油業界の会長さんがまだ50年は持つと言う発言をしていてその間は、自分達の利権を確保しておきたいと言うことではないかと思ってしまいました。

農山村んの疲弊を少しでも食い止めるためには、1日も速い直接混合方式のバイオガソリンの生産に着手して欲しいと思います。

北海道、新潟、宮古島、大阪の研究成果が楽しみです。
2008 10/11 06:39:56 | none | Comment(0)
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パソコンと母.jpg
麻生さんも公明党から早期国会解散を迫られているようですが、今の状況では負けがはっきりしているので解散したくても出来ないと言った状況だと思います。そこで、今日はこの政局の中で老人のパワー二期待したいと思いそのことを書きます。

昨日ヤフーニュースを見ていたところ、政権月別支持率の変化のグラフがあって、8月までは65歳以上は支持が多かったのですが、9月はガクッと落ちていて、20歳代は8月までは不支持が多かったのですが9月には支持率が高まりました。

若者は気分も変わりやすいですから、安定した支持を得るためには、高齢者の支持者を多く作る必要があるわけです。

人が判断する時は自分があられた情報を元に判断せざるを得ないので、情報源が多いほど判断しやすくなります。

高齢者の場合、テレビ、新聞、ラジオなどが主となりますが、テレビなどはNHKを中心に、9月の自民党総裁選挙に見られるように政権与党の宣伝機関のような偏りがあり、そのため保守的傾向が強まっていましたが、高齢者医療制度とかあまりの格差拡大などで保守的なご老人ももう我慢がならないと言う流れになってきたように思います。

ここでもっと大量の国民的世論の流れを判断するのに、マスコミを通してではなく、生の声を聞く方法としては、インターネットのブログが最も良く、朝早く目が覚め新聞もまだ来ていなくて、テレビやラジオがまだやっていない時刻に、集中的に昨日の最新ニュースを見る方法として、ヤフーニュースや、動画で見られるニュース、情報は1日か2日遅れていますが、日経、読売ポッドキャストで政治から経済を聞けるなど大変便利です。

良いのは自分の都合に合わせて読んだり聞けますから、現役を引いたご老人が早朝、昼間の空いた時間、夜眠れない時間でも、音も小さいので居間や自分の個室で周りの人に迷惑をかけずに見たり聞いたりすることもできます。

それとテレビや新聞がなくても、電話でインターネットにつながったパソコンがあれば上記のことができますから、自宅外に家がある場合、私の場合は、今、母の自宅で書いているのですが、母が具合が悪くなり、飯田の私の家から病院に行っているので、たまに見回りに来たり、母も次の通院に期間がある場合戻ってくるのですが、CATV契約、NHK受診料、新聞代ももったいないので、飯田行く時契約を全部切って行ったのですが、たまに帰ってきたときなど不便ですが、電気と電話、プロバイダーとの契約はしたままですので、インターネットは使えます。

それに、母の場合は、ミィクシの家族グループで、1歳半のひこ孫の写真を見ては喜んでいます。

これから政治が大きく動くと思いますので、団塊の人達を含め人口比率の高くなってくる高齢者の政治的動きは重要な役割を果たすことは明らかですから、まだパソコンでインターネットを利用していない人達、これから定年を迎える、定年は過ぎたが高齢者と言うほどではないがその前の段階の人たちは今からでもパソコンやインターネット利用が大事だと思います。

写真はミィクシでひこ孫の成長する姿を見て喜んでいる母です。86歳です。
2008 10/10 10:19:55 | none | Comment(0)
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今度の総選挙では最近の多くの世論調査、自民党自身の世論調査でも民主党の大勝が予測されています。インターネットを見ていましたら、10月2日発売の週刊文春で宮川隆義氏の予測では、「民主党285議席を獲得して単独過半数で政権奪取、自民党141議席」。多分これは以前の小林吉弥氏の予測も考えれば、また、国会での論戦状況を見ていますとほぼ間違いのないところだと思います。

けれども、現在の自民党を実質的に牛耳っている公明党の議席数はほぼ横ばいで、民主党が今回大勝しても政治は続きますから、次回、次々回の選挙でどうなるかはわかりません。

公明党という政党は、他党の成果まで自分たちが働いたからだとか、今度の選挙用のマニフェストに、いままで反対していた所得補償制度をちゃっかり入れてしまうという信念のない政党で、昭和40年頃言論弾圧、宮本共産党委員長盗聴事件などの体質を持ち、組織をこれだけ大きくしてきた実績を持ち、10年くらいの間に自民党を食い物にして実質的に支配下に置き、フランスをはじめとする諸外国では、創価学会がカルト集団であると報じていますし、国内的のも世界的にも侮れない集団だと思います。

たとえ民主党が今度の総選挙で285と言う数字を確保したとしても、長い間には、創価学会、公明党の影響を無視することはできないでしょう。

ですから今のうちに(矢野純也元公明党委員長が健在のうちに)国会招致をして、対する創価学会、公明党関係者も国会に呼んで国会の場で論議して創価学会、公明党の姿を明らかにしてもらうと言うことが大事だと思います。

その中で、矢野さんが言うことが正しいのか違っているのかがはっきりしてきて、もし言うとおりだとしたら、危険な集団は小さいうちにつぶしておくと言うのが正攻法だと思うのです。もし逆だったら、公明党にとっても喜ばしいことになるわけです。

それと、この問題で国会論戦があれば、自民党と公明党に大きな亀裂も発生する可能性もあるわけで、そうなれば、選挙の時期が延びたとしても次期総選挙では、創価学会の応援のない自民党は大敗するという運びとなり民主党にとっては痛くも痒くもないことになるでしょう。

私にしてもそうですが、多くの国民にとっても、創価学会や公明党ってどんな組織なのかはっきり知っているわけではないので、矢野さんが元気なうちに国会招致をして明らかにして欲しいと願っているのではないでしょうか。

民主党285議席、自民党141議席と言うブログ



2008 10/09 08:23:12 | none | Comment(0)
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昨日の衆議院予算委員会を見ていたところ、野党から提出要求があった資料を事前に自民党国対に見せろと言うことが許されるのかと言う民主党議員から質問があり、河村建夫官房長官が立ち往生していましたが、この人政治資金規正法の問題でも追及されていました。

麻生総理大臣も苦虫をつぶしたような顔をしていましたが、両者とも日本の最高行政府の人とは思えないような発言でした。

特に官房長官はミスキャストではなかったかと思ってしまいました。見ておられた方もいらっしゃると思いますが、今回の内閣でまともな答弁が出来ている人は、石破茂 農林水産大臣と舛添要一厚生労働大臣ぐらいなもので後は多少の差はありますが似たりよったりの答弁で、これでは、とても総選挙に打って出たら自爆選挙に突入するようなものだと思いました。

麻生総理大臣の口から、今は景気対策が大事で選挙は任期満了の来年9月まででも良いと言うような発言も飛び出していました。

来年9月まで内閣が持って、その間に民主党がよほどの失敗をしてくれるのを期待して自民党の人気が上がるような事があるかどうかですが、何も起らなかったら、徹底的に公明党元委員長、対する創価学会関係者の国会招致ですったもんだして、公明党が民主党の自公分断戦略に乗って次期総選挙で創価学会の支援を受けられなかったら、もう確実に自民党は野党に転落だと思います。

安倍内閣の最後のシーンを見ているような感じで、これではとても激動する世界の政治経済の中で日本が生き残る道を確立してくれる内閣では無いと言う気がしました。

地球温暖化対策にしても、エネルギーの確保の問題にしても世界的に遅れているバイオエネルギーについては一言もなく、特にバイオエネルギーについては、衰退していく地方の活性化にはなくてはならない物なのに、石油業界に遠慮して語らないのか全く頼りになりません。

国会解散権については、内閣総理大臣のみが持っている大権ですから、衆議院で首相問責決議でもしてやるしか無いと思うのですが、今の衆議院では、自公議員が2/3以上なのですからこれは不可能。

国民の圧倒的世論で、解散を延ばせば延ばすほど票が減る当言うことを自民党に知らしめるしか手が無いと言うことでしょうか。

ちょっと気になるのは、昨日読んだ10月5日付け日本農業新聞で小林吉弥さんの記事に、「公明党は今度の総選挙で自民党が勝とうが、民主党が勝とうが、どちららが勝っても勝ったほうと連立を組めばよいと考えていて、選挙用マニュフェストに、あれほど反対していた農民向けの所得補償制度を取り入れている。」とのこと。

もしそうだとしたら、今度は民主党が公明党に食われてしまう危険性があるわけです。政権が変わると言うことはそんなに簡単なことでは無いとは思いますが複雑ですね。
2008 10/08 08:13:17 | none | Comment(0)
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昨日衆議院予算委員会の民主党長妻昭さんの年金問題に他する質問に対して、答弁に立った枡添厚労相の発言を聞いていてこれじゃ駄目だと強く思いました。

長妻さんは先ず全体像を掴めといっていたのですが、枡添さんは盛んに問題が出てきたところから問題の軽重を勘案して優先順位をつけ対策していくと言うことを言っていました。

こんなことを言っていたのでは、問題は何時解決するかメドが立たないでしょう。

大体において仕事の仕方としては、先ず全容を掴む、サンプル調査で仕事の量を推計する。サンプル調査することによって思ってもいなかった問題も浮かび上がりますからより正確な計画が立案され、確実な実施が期待できるわけです。こんなことは、民間の会社なら社員教育で教えられているはずです。

枡添さんのやり方は、モグラたたき方法としてやってはならない方法として教えられていますから、あの予算委員会を見ていた団塊の世代の人たちは「仕事の仕方が違うんだな」とガッカリしたと思います。

ですから何時頃解決するのかと言う質問に対して、やって見なければ判らないといなおざるを得ない答弁になり、麻生首相も同様でした。

この問題は、バイオガソリンをどの方法で作るかと言うような政治資金をもらっている業界の既得権益を左右するような問題とは違いますから、正攻法で対処すべきだと思います。

委員会開催時間には、現役の人たちは見ることができませんからもし現役の人達も見ていれば、自民党へ投票しようとしていた人たちの票は大幅に減ることでしょう。

しかし、今の自民党はこんな仕事の進め方の基本さえも忘れてしまうといった体たらくになってしまったのでしょうか。

こんな調子では、地球温暖化防止などといった、長期的課題に対してはとても科学的な対策など立案できるものでは無いと思ってしまいます。


それと、びっくりしたのは、霞ヶ関に野党から要求した提出資料を事前に自民党国対に見せろと言う指示があったということで、これを長妻さんが追求したところ、麻生首相が全く問題ないと答弁した事です。

長妻さんは、野党に提出する前に所管の政府機関や担当大臣の許可を得ると言うことはなんら問題が無いが、裏方の政党機関に事前報告をすると言うことは問題だと発言したのですが、麻生首相は問題ないとしたのです。これは検閲では無いでしょうか。自民党にとって都合の悪いことは伏せてしまう可能性があるのです。

以前NHKが放送前に事前に自民党に報告していたと言うことと同じ性格のものであると思います。

こんな調子で政治をしたら、とても世界の激しく動く状況に対処でき無いばかりか、純粋な技術的競争にも太刀打ちできなくなってしまうと思います。バイオエネルギーの問題などは、特定の業界のために世界的な遅れを取ってしまっている良い例だと思います。
2008 10/07 06:21:47 | none | Comment(0)
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日本の年間ガソリン総需要は約6000万KL、バイオエタノール使用の国家目標は2010年に50万KL、2030年までに年間600万KL、今は国家目標ではありませんが、石油が枯渇する時期には6000万KL。

研究しなければいけない課題はたくさんあります。
先ずはバイオエタノールの原料の確保。国内のあらゆる繊維を含んだ原料となり得るものの中から、最適なものを選び出さなければいけません。食糧不足の日本でトウモロコシをエタノールに替えることなど考えられません。食料にならない植物を選び出す必要があるわけですが、日本以外の国の植物も検討課題になります。

その場合、帰化植物となって日本の生態系を変えてしまう危険性もありますから、この研究も必要です。

原料を加工してエタノールにするためには、発酵させるための熱源が必要です。この熱源を得るために、電力の使用を前提にしますと多量の化石燃料か、今はまだ危険性の除去されていない原子力発電に頼らざるを得ないと言う事にもなりかねません。

太陽熱を含めて、自然から得られる熱の利用技術を高める必要があります。

効率の良い原料ばかりでなく、廃材、間伐材、出来すぎて廃棄せざるを得ない農産物の利用、河川敷や、河川の堤防に生える植物の利用、畑や田んぼの土手にはえる雑草の利用、WTOで押し付けられた輸入米の売れ残りの利用技術(今般の事故米も240トン近くあるとのこと)、家庭や市場から出る食品廃棄物、燃えるゴミに含まれる紙屑等の有効利用技術。

それでも足りない分は、世界の砂漠地帯を借りてスイッチグラスなどの高冷地や乾燥地帯にも強いと言われる植物の研究。実用化が見込まれたら、それらの国と共同で砂漠やそれに近い地域の共同開発で両国にメリットをもたらす方法の検討。

すでに研究は進んでいるとの事ですから、日本が出来たエタノールは買い取ると言う方針さえ示せば、事業は始まると思います。

この砂漠を減少させたり、砂漠化の防止は大変効果が期待できます。

地球温暖化白書と言う白書(2007)では、
現在地球上の陸地の約1/4(36億ヘクタール)が砂漠化の影響を受けていて(日本の約95倍に相当)。

さらに、世界の砂漠は毎年6万平方キロメートルものスピードで広がっています

と言う事です。こう言う状態に歯止めをかけることは先進国日本の重要な役割だと思いますし、こういうことに貢献しその代償として一定の成果(エタノールをもらう)の恩恵に預かるということは認められると思います。

過去には、増大する人口対策として移民や植民地化を狙い世界に出かけましたが、これからは友好関係がより強化できる相手の国のメリットも考え、世界貢献へのメリットもある技術支援の出来る国になることが望まれると思うのです。

石油業界が自分達の権益を守ろうと、政治献金をしてなかなかことが進まないと言うことは困った事ですが、今回の総選挙で民主党を初めとする野党が勝利すれば流れを変えることが出来ると思います。



2008 10/06 09:47:53 | none | Comment(0)
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直接混合方式を採用するなら長野県はガソリンには困らない県となるでしょう。昨日の話では、38億円する設備で半径50kmに一基のガソリン製造工場が必要いなると言う話でしたが、そこら中にある酒造メーカーを使えば、私達の住んでいる長野県ばかりでなく、たぶんほとんどの県で昔からの酒造メーカーがあるものと思います。

長野県で言えば、南から飯田市、中川村、駒ヶ根市、伊那市、辰野町、諏訪市、塩尻市、木曽地方とそれより北のメーカーは知りませんが、いたるところに酒造メーカーはあります。ガソリンまでも地産地消と言うことが出来ます。

エタノールを作る場合、原料の藁、木や草、間伐材を工場まで運んだり、工場からガソリン売店まで運ぶ距離が問題ですから、運搬ロスを少なくするには半径50kmと言うことではなく、身近にあることが大事です。半径50kmと言えば、長野県最南端の天龍村や根羽村から南箕輪村あたりまでですから、少量の材料運搬など出来るものではありません。

けれども、お酒を運搬する車は毎日のようにお酒を酒屋さんまで配達して各地を回っているのですから、トレーラーをつけて各地の酒屋さん近くに、草木集荷場を作ったり、紙屑、木屑、生ゴミは自治体が集めている清掃車で集荷した物を清掃工場ではなく、エタノール製造工場まで運ぶと言うことをしてアルコールに変換できるものは全て使うと言うようにすれば極めて効率的です。食用油などの廃液はゴミ集荷所に廃液タンクを用意して収集し、バイオジーゼルに変換できますからこれも利用する。

ただ既存の石油メーカーなどの既得権益、利権をまったく無視するとこの流れを阻止しようと言う勢力や、そこで働いていた人たちの生活が問題となりますので何らかの手を打たないといけないと思います。

エタノール製造の問題点は、原料の安定的な確保と言う問題そうですが、この問題までも解決の糸口を与えてくれるように思います。

今度の総選挙で、民主党や共産党、社民党が勝てばこれらの実現に大きく前進すると思います。
2008 10/05 05:44:18 | none | Comment(0)
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まだまだ検討中の課題なので確定的なことはわかりませんが、関連する資料がありましたのでご紹介します。

プラント建設費用は、1機38億円ぐらい、将来大型化が進めば、1機88億円ぐらいと言う事です。

ETBE導入にあたって石油連盟会長は、「業界全体で一千億円単位の費用がかかる」と言っているそうです。

ETBEガソリンはアメリカでは毒性の問題で生産できず、日本でも導入にあたっては、ガソリンスタンドの槽内を二重構造にしなければならないなどお金がかかるようです。

いろいろ読んでみますと、直接混合方式にすれば、バイオエタノールは高濃度エタノール(お酒)ですから、日本中の酒メーカーを利用すれば良く、ガソリン混合は酒メーカーに任せてそこから近くのガソリンスタンドに配給させると言うようにすれば、心配されている税金の捕捉問題は、酒税の経験もある酒メーカーですから心配は無いと思います。

それに何時の日か現在のガソリンは枯渇する日が確実に来るのですからその時は、100%エタノールに頼るしか手がなくなりますから、こちら1本に絞って開発エネルギーを集中した方が良いと思います。

すでにエタノール100%で走っている車もあるそうですから、我が国自動車メーカーも対応できる車の開発をしたほうが将来的に生き残れるのではないでしょうか。

日本のメーカーそれを取り巻く政治家、官僚は目先にとらわれ、既得権益、利権で動いてしまいますので、しがらみの無い民主党あたりが今度の総選挙で勝利して、早く純粋に技術的に日本の将来に役立つ方式に的を絞りバイオガソリンの研究を推し進めて欲しいものだと思います。

産業技術研究所 バイオマス研究センター資料

「バイオガソリン販売始まる、首都圏50スタンドで」ETBEガソリン資料
2008 10/04 07:46:00 | none | Comment(0)
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2つのバイオエタノールガソリンの製法の違いや、各界での見解等を概観しているブログがありました。

昨年4月に石油業界がETBE方式ガソリンを試験的に売り出した日付のブログで私達のような初心者にはわかり易いと思われますのでご紹介します。

お読みいただければ、経済界の利権でこう言う一国の運命を左右するような問題は、民間に任すと言うのでは上手くいかないのではないかと思われますが如何でしょうか。

バイオガソリンの問題点 日本の問題点
2008 10/03 06:13:13 | none | Comment(0)
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新聞などではバイオエタノールガソリンをめぐる政界の動きなど報道しているのを見たことが無いのですが、ブログ検索していましたら、下記のような民主党応援ブログと言うのがありましたのでご紹介します。

(参議院農林水産委員会平成20年5月20日 質問者 民主党高橋議員に対する政府答弁も載っています。)
2008 10/02 07:05:32 | none | Comment(0)
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読売オンラインその他の報道では、バイオエタノール混合ガソリンの作り方をめぐって、環境省、農水省グループ(ガソリンとエタノール直接混合方式)と、経済産業省、石油業界グループ(ガソリンとエタノールにETBEと呼ばれる添加物を入れる)の二つの対立があるそうで、現在二つの製法で作ったバイオエタノール混合ガソリンの試験販売が始まっているとの事です。どちらを本採用するか決まっていないことが日本が遅れている理由らしいのです。

世界の動向は、ブラジル、アメリカ、中国、インドなどは、環境省推奨の直接混合方式で、若林元農水相は直接混合方式のブラジルで日本車は全く問題なく走っているのだから、直接混合方式で問題は無いといっているようです。

技術的問題に、石油業界の利権が絡んでいて、これに経済産業省や国土交通省の官僚が絡み、道路族議員やその他の自民党議員もからんでなかなか決まらないようです。

そこで今回の総選挙でしがらみの無い民主党が政権を取れば、純粋に技術的問題でどちらを選択すれば日本のために良いかを決められ、一挙にバイオエタノールガソリンの推進が期待できる物と思います。

地方の遊休農地や山林、事故米の有効利用が一挙に進められますので、地方も活きづき、ガソリンとバイオエタノールの材料である草や木を交換すると言う制度を作れば、都会のガソリンの欲しい人は今は目も向けられない荒廃した農地に出向き、農山村も土曜日、日曜日にはガソリンの欲しい人達がやってきて、貧困のため見捨てざるを得なかった農村に戻り木や草作りにいそしむと言う時がやってくるのだと思います。

明日あたりから、関連したホームページのご紹介をしたいと思います。

2008 10/01 13:27:22 | none | Comment(0)
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