腐女子の妄想と欲望に満ちた日常へようこそ。
※ネタバレアリなのでご注意。
 さて続きです。

 2幕辺りの感想&気づいた事&ツッコミ等々〜。





 さて2幕。
 裏柳生の大奥襲撃。
 23日の出来事ですが…宮元武蔵の大刀が鞘からなかなか抜けなかった!!(w
 しかたなく腰から鞘ごと引っこ抜き、手で鞘から引っこ抜いてた〜のは良いんですけど、その鞘を舞台袖に捨ててました!!

 小次郎じゃなくて…武蔵破れたりっ!!!(笑

 武蔵が鞘を捨てちゃうとは…仕方ないとはいえ、私的には大爆笑ポイントとなってしまいました。
 そして鞘を捨てちゃってたので、殺陣の後には抜き身のまま袴に突っ込んでおりました。
 ホンモノだったら、袴の紐が切れて脱げちゃいそうです。
 ところで、この宮元武蔵はじゅんさんがやっていたって本当?

 あとこのシーンで使われている人形。
 あまりにもテカりすぎ!もうちょっと光らない素材の人形を用意できなかったんでしょうか…シリアスなシーンなだけに、ものすごい違和感…。

 道々の輩。
 23日に、仁さんがやってくれました!

 くるくる回りすぎて、鬘がすぽーんっ!!

 会場内大爆笑&拍手喝采。
 そのまま慌てて舞台袖に退場し、次の台詞にあわせて何事も無かったかのように再登場。
 もちろんこのときも会場中から爆笑&喝采で迎えられておりました。
 これだけ大爆笑してもらえるのは、大楽ならではですよね〜。
 本当に大楽の観客はノリが違います。

 大御所様家康。
 「あれも影武者?ねえ、そうなの??」と家康に訊かれた天海ですが、両日共に「わははは」と笑って返すだけでした。
 日替わりネタ禁止令でも出されたんでしょうか?
 それと直訴状の中身ですが、これは東京の後半でも同じだったのですが、おひょいさん用アンチョコになってましたね。
 かなり大きな字なので、一番最後の行に「わたしも同じだ」って書いてあるのが良く見えました。
 ちょっと笑えるけど、このシーンだけは失敗がないという安心感の方が大きかったです。全編アンチョコ仕込んでくれても構わないと切実に思ってましたもの…。

 勝山拷問(?)
 このシーンは色々と物議を醸し出しているようですが、原作に比べるとかなり甘くなっているし、私にとっては許容範囲内。
 しかしここの義仙が勝山の顔を切り刻んでいるという部分が非常に判り辛かったです。
 一応、斬られている勝山が顔を振っていますけど…。
 最後に晒し者にされた勝山の顔が綺麗なままなので、どうも「誰にも見せないで」という台詞に実感が湧きません。
 あの綺麗な顔のままなら、服さえ着ちゃえば醜い部分は見えないのでは?と正直感じてしまいました。
 女優の顔に醜い化粧(効果)を施すのは、契約上難しいのかもしれませんが…

 せめて斬られた血痕くらいは飛ばしていただきたかった!

 本当にこの部分は、中途半端に感じられて残念でした。

 「吐きなんし」
 高尾が誠さんを抱きしめるような演出になっていたのが東京後半。
 そして大阪では、更に誠さんの髪をなでるような仕草がプラスされてました。
 おかげで、高尾の母性的な慈愛が強調されていて、さらに良い感じにv 

 「なりましょう、修羅に!」
 以前は「アンタしかいねえよ」のすぐ後にこの台詞で、あまりにも唐突過ぎて正直、「なんでたったこれだけで誠さん納得するのかわからん!」でした。

 そんな、どうも納得できなかったこの部分が、本当に劇的に変わってました。

 …と言っても変更されてたのは、誠さんがゆっくりと周りにいる吉原の面々を見回し、その面々が頷いていく…というちょっとした演出&間が増えていたくらいなんですけど。
 しかし、たったこれだけの演出で、誠さんが修羅になると決心するに十分な理由を感じられるようになったと思います。

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 しかし毎回思うことですが、この完成度を初日から持ってきてほしいものです。

 特に最近は、東京→大阪という公演日程なので

 完成度の高い舞台を見たい場合は、大阪に遠征しないといけない

 …というのが…(涙

 演目が変わる毎に、「東京→大阪」と「大阪→東京」と交互にしてくれないかしら。




 なんかダラダラとかいていたら長くなってしまいました。
 とりあえず、大楽カテコについてはまた後ほど〜!
2005 10/25 23:29:53 | 演劇(新感線関連) | Comment(0)
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