ぶはは≧∇≦ブハハハハハ

2007年 12月 の記事 (50件)

2007年相場世相を振り返る。
サブプライムに翻弄された1年。
2008年はどうなるのか。
短期的にころころとめまぐるしく変わる相場は不安でもあり、面白くもあり。予測確度をあげるためにはどんな情報が必要なのかもじっくりと勉強したい1年である。
 ちなみに、31日昼現在の相場は、ドル円が111円台へ突入の円高基調。乱高下しやすい年末年始、あまり、無理なポジションは持たぬよう要注意である。



<円相場>サブプライム問題に翻弄された2007年 (毎日新聞)

 07年の円相場は米国の低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題に翻弄(ほんろう)された。年前半は日米金利差を背景に1ドル=120 円台まで緩やかな円安・ドル高が進んだが、サブプライム問題が表面化した夏以降は急転換。11月には1ドル=110円を上回って円高が進んだ。その後も不 安定な状態が続いており、市場では「来春には円高が再燃し、1ドル=100〜105円台まで上昇する」(三菱東京UFJ銀行の高島修氏)との見方もある。
  07年前半は日本と欧米との金利差が専らの関心となり、円はドルやユーロなど主要通貨に対し「独歩安」の展開となった。超低金利の円を借りて高金利通貨国 に投資する「円キャリートレード」も円安に拍車をかけ、円相場は6月後半、約4年半ぶりの円安・ドル高水準となる1ドル=124円台まで下落した。対ユーロでも7月には1ユーロ=169円と、99年のユーロ導入以来の最安値を記録。
円安は日本の輸出企業の収益を押し上げ、景気拡大を下支えした。
  しかし、8月に仏金融大手のBNPパリバがサブプライム関連資産を運用するファンドの凍結を発表すると、様相は一変。
欧米金融機関やファンドの資金繰り不安と米景気の先行き懸念が広がり、為替は円高・ドル安に急激に振れた。
「円キャリートレード」の解消も加速し、円は11月下旬、約2年5カ月ぶりの円高・ ドル安水準となる1ドル=107円台まで急騰した。シティグループなど米大手金融機関の巨額損失発表や米景気失速懸念の高まりで、市場では「投資家のドル 資産離れ」もささやかれた。
 12月には欧米の5中央銀行が協調して資金供給に踏みきり、年末にはサブプライム問題への懸念 がやや後退。
ドルが買い戻され、円相場は1ドル=113〜114円台まで下落した。ただ、サブプライム問題の収束はまだ見通せないうえ、米景気失速懸念も 消えておらず、市場にはドル売り圧力がくすぶっている。更に「来秋の大統領選を控え、米政府が輸出企業支援のドル安容認姿勢に傾く」との思惑もあり、円高 再燃観測は根強い。
2007 12/31 12:53:35 | 投資・お金 | Comment(0)
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 年末になると風邪をひくおばかなオラ。
 今回は、風邪ではなくてインフルエンザ。
 タミフルのお世話になりながら寝て過ごすはめに。
計画していた旅行も取りやめに。
 というわけで、キーボードを操作する指も震えてきたので、寝ます。皆さん、良いお年を。

2007 12/30 21:54:52 | よもやま | Comment(0)
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年末の函館、今日は大雨、大嵐である。近郊のJRローカル線では線路が冠水して、不通になるほどの雨である。低気圧と前線の通過による現象だが、この後、程なくして寒波がはいってくるので、風雪が強まるものとおもわれる。
 フォークデュオ、ふきのとうの歌で「12月の雨」という歌があるが、北海道で頻繁に12月に雨が降るということが起こり始めたのは80年代に入ってからのことである。それまでは、このような気象状況は稀であったと思う。
 原因が何であれ、温暖化は確実に進行しているのを、肌で感じる今年の冬だ。

2007 12/29 15:22:58 | 気象徒然 | Comment(0)
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米大手金融機関、傷み激しく。
サブプライムの闇はやはり相当、深いらしい。
損失を出しても出してもとどまることを知らず、深い穴倉に落ち込む様は、10年前の日本にどこか似ている。

batugun.net

世界の金融機関時価総額、
米シティ首位転落・サブプライム響く
 世界の金融機関を対象に、12月25日時点の株式時価総額をランキングしたところ、米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題で巨額損失を出した米シティグループが昨年の首位から4位に転落した。
 首位になったのは英HSBC、2位には中国建設銀行が入るなど欧州・中国勢が健闘。邦銀は三菱UFJフィナンシャル・グループの11位が最高で株式市場で存在感を示せないでいる。

ランキングは調査会社トムソン・データストリームのデータを基にまとめた。(日経サイト)


シティなど3社、10−12月に評価損336億ドル・米証券予想
 【ニューヨーク=山下茂行】米証券大手ゴールドマン・サックスはこのほど公表した調査リポートで、米金融大手のシティグループ、メリルリンチ、JPモルガン・チェースの3社が10―12月期に合計336億ドル(約3兆8000億円)の評価損を計上すると予想した。
信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)を裏付けとした証券化商品の価格下落が響く。

 予想によると評価損はシティが187億ドル、メリルが115億ドル、JPモルガンが34億ドル。このうちシティは11月上旬に
「9月以降にサブプライム関連の評価損が80億―110億ドル発生した」ことを明らかにしたが、ゴールドマンは当時の損失予想を大幅に上回ると見込んでいる。
 3社は7―9月期には合計で175億ドルの損失を計上している。

 証券化商品の一種である債務担保証券(CDO)の価格下落が続いていることが主な要因。CDOはサブプライムローンを裏付けとする住宅ローン担保証券(RMBS)などをさらに証券化したもので、証券化商品のなかでは比較的リスクが高いとされる。


シティ、資産売却検討・米紙報道、日本の事業も対象か
 【ニューヨーク=米州総局】欧米の大手金融機関がサブプライム問題を受け、不採算事業や資産の売却に動くとの観測が出てきた。
28日付の米ウォールストリート・ジャーナル紙は、シティグループが学生向けローン会社や自動車ローン事業、日本の消費者金融事業を中心に最大120億ドル(1兆3600億円)規模の資産売却を検討していると報じた。同紙によると、欧州のHSBCホールディングスも自動車ローン事業を売却する可能性があるという。

 シティはブラジルのクレジットカード会社株や米国内の銀行支店の店舗を売却することもありうるという。同時に2万人の人員削減、減配も検討中だとしている。欧米金融機関は国外の政府系投資ファンドから資本注入を受けているが、一段の損失拡大で資産売却による資本増強を迫られる可能性がある。
(日経サイト)
2007 12/29 01:52:39 | 投資・お金 | Comment(0)
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東京株式市場大納会模様
地政学的リスク、金融不安から、大幅続落
世の中、一寸先は闇だ、突如、降って沸いたような政情不安。
パキスタンでのブッタ元首相暗殺。
 金融界で最も早く反応したのは、欧州の金相場だった。
有事の金のセオリーどおり、金価格が上昇した。その後、徐々に株式市場、為替市場に影響し始め、為替ドル・円が114円台から113円台へ。また、スイスフランが上昇した。
 小波乱となった2007年幕引き、来年は落ち着きを取り戻す良い年でありますように。



大納会の日本株は大幅続落、年明けの不安山積映す
景気、為替、政情
  12月28日(ブルームバーグ):大納会の東京株式相場は大幅続落。
11月の米国の製造業耐久財受注額が市場予想を下回ったことなどから、前日の海外為替相場でドル安・円高が進展、景気や為替の先行きが警戒された。パキスタンではブット元首相が暗殺される自爆テロが発生、世界的な政情不安も嫌気され、トヨタ自動車やキヤノンなどの輸出株中心に幅広く下落。世界的な金融不安から三菱UFJフィナンシャル・グループなど銀行株も安く、東証業種別33指数は石油を除く32業種が下げた。

 日経平均株価の終値は、前日比256円91銭(1.7%)安の1万5307円78銭。
TOPIXは同24.26ポイント(1.6%)安の1475.68。東証1部の売買高は概算で8億8110万株。東証1部の騰落状況は値上がり170、値下がり1478。
 日経平均は年間で11.1%安、TOPIXは12.2%安となり、年間ベースではともに5年ぶりの下落となった。

  住友信託銀行マーケット資金事業部門の島津大輔調査役は、「暗い年の瀬だ。サブプライム住宅ローン問題の影響が拭い切れず、年明けも慎重にならざるを得ない」と指摘した。米経済指標の悪化からこれまで底堅く推移していたドルが売られており、「円高に振れたことは、この日の日本株に逆風となった」(同氏)という。

            休暇中のリスクを警戒
 今年最後の取引となった日経平均は、シカゴ先物市場(CME)の日経平均先物3月物の27日清算値(1万5425円)を下抜けて始まり、その後も先物主導でじりじりと下げ幅を拡大。一時は4営業日ぶりに1万5300円を割り込む展開となった。あすから東京株式相場は6営業日休場。掉尾の一振とならなかった点について、「長い休みの間に世界で何が起こるか分からないリスクがあり、手じまい売りが出ている」(十字屋証券投資情報室の岡本征良室長)との声があった。

 東京市場が休場の間、米国では重要な経済指標の発表が相次ぐ。
28日に11 月の新築住宅販売、31日に11月の中古住宅販売、
1月2日に12月のISM製造業景況指数、3日には11月の製造業受注の発表が予定されている。サブプライム住宅ローン問題を背景にした米景気の先行き警戒感がある中、投資家はリスクヘッジの動きに出た。
日経平均先物3月物の出来高は4万5067枚と、半日立会いだったが、前日の4万4650枚を超えた。

 先行き警戒感を強めさせたのが、米商務省が27日に発表した11月の米製造業耐久財受注額だ。受注額は前月比0.1%増と、前月の減少からプラスに転じたものの、設備投資関連の減少などで、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想中央値は2%増を下回った。

        パキスタンでテロ、米ブッシュ大統領は非難
 一方、この日は投資家の心配事が1つ増えた。パキスタンのブット元首相(54)は27日、同国のラワルピンディで選挙運動中に暗殺された。
ブッシュ米大統領は「米国はこの卑劣な行為を強く非難する」との声明を発表。「ブット氏は首相としてパキスタンに奉仕し、今年の帰国の際には自らの生命が危険にさらされていることを認識していた」と述べた。

 大和証券SMBCエクイティ・マーケティング部の高橋和宏部長は、「パキスタンの元首相の暗殺などを受け米株式相場が大幅安となった流れを受け、日本株は戻り一服となっている。パキスタン情勢の先行きは不透明であり、年末年始の動きが注目される」としていた。

 米景気不安やテロへの脅威と悪材料が重なり、27日の米国株式相場はダウ工業株30種平均が一時200ドル以上下落。為替相場ではドル売り・円買いが進み、午前の東京時間のドル・円相場は1ドル=113円46銭−114円1銭で推移。前日の東京株式相場の終了時間の1ドル=114円25銭から円高傾向となった。

          海外金融機関の損失拡大懸念続く
 海外金融機関の損失拡大懸念も拭えない。ゴールドマン・サックス・グループのアナリスト、ウィリアム・タノナ氏は26日付のリポートで、シティグループとJPモルガン・チェース、メリルリンチが追加で計340億ドルの評価損を計上するとの見方を示した。個別ではシティが187億ドル、JPモルガンが34億ドル、メリルが115億ドルと予想。
同氏は、「評価損は投資家の予想より大幅に大きくなる可能性が高い」と指摘している。

 世界的な金融不安から東京株式相場でも銀行株が軟調に推移、銀行指数はTOPIXの下落寄与度1位で、2、3位には電気機器、輸送用機器が入った。
(一部抜粋)


2007 12/28 13:44:43 | 投資・お金 | Comment(0)
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米クリスマス商戦低調に。
出だしは良かったが、後半伸び悩みか。
それでも、少しだけでも伸びただけいいとしなけりゃねえ。
新年からの景気を占う上での重要指標。
それにしても、どうして、こんなに早く統計数値を出せるのかなと思ったら、米国人は買い物するのにみんなクレジットカードを使うからなんだねえ。


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米クリスマス商戦、売上高3.6%増・物価上昇など響く
 【ニューヨーク=共同】今年の米国クリスマス商戦の売上高
(速報値)は、前年比3.6%増にとどまり、市場予想の下限水準に終わった。原油高による物価上昇やサブプライム住宅ローン問題などの影響で、消費者は財布のひもを緩めなかったようだ。

 クレジットカードのマスターカードの関連会社によると、感謝祭後の金曜日からクリスマスまでの32日間の店頭とインターネットによる売上高の合計は前年同期比3.6%増(自動車販売除く)しかし、高騰するガソリン販売を除くと売上高は2.4%増となる。

 オンライン販売が最も伸び、前年比で22.4%増。商品別では宝石類を除いた高級品が7.1%増、靴類が6%増、男性用衣類が2.3%増、家電は2.7%増だった。(日経サイト)
2007 12/26 19:17:28 | 投資・お金 | Comment(0)
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この冬はおおむね暖冬傾向にあるらしい。
今日も雪のない舗装路面を中学生が元気に自転車で走っていた。
ここ函館は、降雪量が少ないとはいえ、クリスマスのこの時期に
自転車走行は、いつもの年なら危険極まりない。路面が日陰などでは凍結するからだ。しかし、今年はそういった光景さえ目にしない。12月はじめに少し大目の降雪があったのだが、それ以来、雨が降ったりと、春先のような気象状況である。
 だからといって、温暖化の影響か、などという気はもうとうないが・・・。


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1から3月の気温、平年以上の暖かさに・気象庁予報
 気象庁は25日、1―3月の天候見通しを発表した。北極の寒気が日本付近へと南下しにくい気圧配置が予想され、3カ月間の平均気温は全国的に平年以上と暖かくなる見込み。ただ継続中の「ラニーニャ現象」の影響で、1月に西日本を中心に寒波到来の恐れがあるなど、「月や地域によって寒暖の差が大きくなる」という。

 日本の冬の寒さは、北極圏で寒気の蓄積と放出が繰り返される「北極振動」と呼ばれる現象に左右される。同庁によると、1―3月は寒気を蓄積する動きが強まるとみられ、「特に2月は全国的に暖かくなる見込み」(地球環境・海洋部)。

 一方、フィリピン付近の海面水温が平年よりも高くなるラニーニャ現象の影響で、一時的に寒気が流れ込みやすくなり、1月前半には西日本を中心に寒波に見舞われる恐れがあるという。 (日経サイト)

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2007 12/25 23:51:08 | 気象徒然 | Comment(0)
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 ハーフボトルでは、量が少ない割に値段が高い、750mlのフルボトルでは量が多すぎる・・・これ、ワインの話。
 また、アウトドアで粋にワインを・・・といったシーンでも、ガラス瓶がじゃまなことが想起され、結局ビールと缶チューハイで我慢なんて経験があるオラ。
 ついに世に出るべきものが出てきたらしい。
 缶ワインが出た。製造元は、オーストラリア・バロークス社。1本400円台からと、缶入り飲料としては値ごろ感が少ないが、これを刺激にして、国産各社から、もう少し安いタイプが出てくればオラはうれしいんだが・・・。


[stmx] - ソーシャルマーケットプレイス


缶ワイン、空港でひそかな人気 コルク抜き不要
 クリスマス、忘年会に、缶ワインで乾杯はいかが――。豪州の会社が世界で唯一販売している缶入りワインが、中部空港(愛知県常滑市)などで、ひそかな人気になっている。東海地方では目にする機会が少ないが、手軽さや、飲みきりサイズでいつでも新鮮な味など、ボトルワインにはない魅力が詰まっている。

 中部空港旅客ビル4階にあるレストラン「クイーン・アリス アクア」。カジュアルさを前面に出そうと、開港当時、登場したばかりの缶ワインをメニューに加えた。赤、白とそれぞれのスパークリングの4種類で、1本(250ミリリットル)600円。グラス2杯分と程よい量だ。

 店頭の売店にも並べており、「これがワイン?」と客が興味を示し、反応は上々だという。

 1日10本前後売れる。30〜40本ほど出るビールに比べても善戦している。店内で飲んで気に入り、土産に買って帰る客もいるほどだ。木村正和支配人は「いつでも新鮮な味で飲める。一度飲んでもらいたい」と話す。

 豪州のバロークス社製でアルコール度数は13度。輸入元の日本酒類販売(日酒販)によると、これほど高い度数の缶入りワインを作っているのは、世界でバロークス社だけだという。


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2007 12/24 17:10:14 | 食いしん坊 | Comment(0)
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エコノミストたちによる、今後の為替市場予測。
やはり、ネックはサブプライムなのだが、誰を信じるかよりはまず、自分の考えをしっかり持とう。投資の長期予測はそれからだ。



08年為替見通し:サブプライムの見方二分、13年ぶりドル100円割れも
[東京 21日 ロイター]
 外為市場関係者の2008年の相場見通しは大きく割れている。
サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅融資)問題の米実体経済への影響に対する見方の違いが背景にある。

 米連邦準備理事会(FRB)の金融緩和スタンスが強まることで、日米金利差の縮小の観点からドル/円は13年ぶりに100円を割り込む可能性が指摘されてる。その一方で、ドルは100円を割り込まずに反転し、年後半にかけて緩やかに上昇するとの見方もある。 

 <日米金利差縮小で13年ぶりのドル90円時代>
 FRBの金融緩和スタンスが当面続くとの見方はほぼ一致している。
しかし、利下げ継続姿勢の強さをどうみるかで相場見通しが変わってくる。みずほコーポレート銀行・国際為替部シニアマーケットエコノミストの福井真樹氏は「FRBは年央までに複数回の利下げを実施し、米政策金利は3%台半ばまで低下する」とみている。
これに対し、ドイツ証券のシニア為替ストラテジスト、深谷幸司氏は「サブプライム問題の解決の枠組みが固まってくれば利下げをさらに続けるという環境にはない。長い目で見れば再び利上げの方向に戻る」と意見が分かれる。

 みずほコーポの福井氏は、米景気減速と米国の複数回の利下げなどを通じ、ドルは瞬間的に95円まで下落する展開を予想、1995年以来13年ぶりに100円台を割り込むような円高を見込む。そのうえで「様々な側面で金融不安心理の強い状況が残る」と強調する。

 BNPパリバ銀行外国為替部長の好川弘一氏も、米金融不況が実体経済に波及することでFRBの利下げは不可避とし、日銀が2008年中に利上げできなくても日米金利差縮小が進み円高基調になるとみている。
三菱東京UFJ銀行チーフアナリストの高島修氏は「年後半に米経済は持ち直すとみているが、大統領選が予定されているので金利の据え置きが見込まれる」との観点から、同様に円高トレンドを予想する。 

 <金融機関の資本増強がサブプライム問題解決のカギ>
 サブプライム問題が早期解決に向かいドル上昇を描くシナリオもある。
米政府やFRBなど中銀5行が発表した対策で「解決に必要な手段はすでに動き始めている」(バンクオブアメリカ・日本チーフエコノミストの藤井知子氏)ため、政府系ファンド(SWF)の大手金融機関への出資や利下げによる流動性の供給がサブプライム問題の一段の悪化を防ぎドル防衛になる、という。

 ドイツ証券の深谷氏も「ネガティブな状況は今がピーク」と指摘する。
サブプライム問題は、金融機関の損失計上で発生した資本不足をどう穴埋めするかに尽きるとし「そうした措置が淡々と行われるなら混乱も何もないのではないか。ロスも発生するだろうが、相場に影響はない」と予想する。 

 <米大統領選・インフレ対応>
 2008年の注目イベントとしては、米大統領選が挙げられる。
BNPパリバの好川氏はこの点をリスクシナリオとし、新しい大統領が景気テコ入れの政策を打ち出すことでドルが反発、「ユーロ/ドルが1.35ドルに下落しても驚かない」という。一方、バンカメの藤井氏は「どの候補者が大統領になっても、強いドルは国益だと米国は言い続ける必要があるため、外為市場に与える影響は限られる」との考えを示す。

 また、長引く商品市況の上昇などでインフレ圧力が各国ともに強まり、実質金利の格差が相場の変動率(ボラティリティ)やマネーフローに影響を与えるシナリオもある。
JPモルガン・チェース銀行チーフFXストラテジストの佐々木融氏は、世界的にインフレ率が上昇することで「株や債券市場など資産価格の変動にも影響する」と指摘。インフレへの対応が2008年のテーマと位置づける。 

 さらに、円相場については、長引く円高地合いや金融商品取引法の施行で動きの鈍っている個人マネーが、どのタイミングで息を吹き返すのかも注目点のひとつとなりそうだ。

 市場関係者のドル/円、ユーロ/ドルの予想レンジ。(氏名五十音順)

JPモルガン・チェース銀行      
チーフFXストラテジスト 佐々木融氏 
ドル/円:97―118円  ユーロ/ドル:1.40―1.55ドル

三菱東京UFJ銀行          
チーフアナリスト 高島修氏     
ドル/円:100─117円  ユーロ/ドル:1.42─1.54ドル

ドイツ証券              
シニア為替ストラテジスト 深谷幸司氏 
ドル/円:108―120円  ユーロ/ドル:1.35―1.50ドル

みずほコーポレート銀行        
シニアマーケットエコノミスト福井真樹氏
ドル/円:95─115円   ユーロ/ドル:1.45─1.55ドル

バンクオブアメリカ          
日本チーフエコノミスト 藤井知子氏  
ドル/円:108─118円  ユーロ/ドル:1.38─1.48ドル


BNPパリバ銀行           
外国為替部長  好川弘一氏      
ドル/円:100─120円  ユーロ/ドル:1.35─1.55ドル
2007 12/23 16:35:09 | 投資・お金 | Comment(0)
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米サブプライム基金頓挫は当然の結果。
市場は、問題先送りを望んではいない。
該当金融機関は、損失をあきらかにするとともに、ただちに
償却せよ。

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底なしサブプライム:米大手銀、基金構想断念 「次の一手」市場注視
 【ワシントン斉藤信宏】低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)への対応を迫られていた米政府の呼び掛けで、米大手銀行が打ち出した「資産買い取り基金」は、構想発表からわずか2カ月半であっさり頓挫した。90年代に日本で用いられた手法にも似た損失先送りのスキームは、市場から歓迎されず、基金の出し手も集まらないまま計画倒れとなり、米政府が付け焼き刃の対策を民間に丸投げしたという印象だけが
残った。

 基金構想は米財務省のポールソン長官が中心になって取りまとめた。
構想を発表した10月中旬は、夏の金融危機をひとまず脱して株価にも上昇基調が戻った時期だったが、銀行の連結対象外になっている投資目的会社(SIV)が大きな損失を抱えていることは誰の目にも明らかで、いずれ米国経済にとって重い足かせになると見られていた。

 米財務省の取った手立ては、「一時的に買い取って、いずれ値が戻ったところで売る」という手法で、かつての日本の不良債権処理に近いものだった。日本の大手行グループが、こぞって基金への出資を断ったのも、かつての手痛い経験があったからだろう。米国でも大半の金融機関は、基金に頼らず自らの力で不良資産の処理に動いた。

 既にシティグループは最大110億ドルの評価損を公表、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ投資庁から75億ドルの出資を受け入れると発表した。今月中旬にはSIVの連結対象化を公表。
10〜12月期決算で巨額損失を計上し、さらなる出資者を探す
方針と見られる。欧州では英HSBCが同じくSIVを連結対象に加えると発表。いち早くサブプライムローン問題に伴う信用不安の解消に向けて動き始めている。

 ただ、すべての金融機関が産油国や新興国からの出資を期待できるわけではない。今後、価格下落の激しい証券化商品を抱えた中小金融機関の中には資金繰りに窮するところが出てくると見られる。
その際、米政府が対応を誤れば再び金融危機の懸念が強まることになる。
米政府は今回の基金とは異なる抜本的な対策を取れるのか。
市場がその対応を注視している。
(毎日新聞サイト)

2007 12/23 10:26:04 | 投資・お金 | Comment(0)
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米サブプライム基金計画頓挫。
そりゃそうだろ、都合がよすぎるよ。
裏には、アラブやシンガポールなど外資からの支援による増資が順調なこともあると思われ・・・。



米シティなど3行、サブプライム基金創設見送り

 【ニューヨーク=発田真人】信用力の低い個人向け住宅融資
(サブプライムローン)対策を巡り、シティグループなど米銀
3行は21日、今秋から準備を進めてきた証券化商品の買い取り基金設立の構想を見送る方針を決めた。みずほフィナンシャルグループ、三井住友銀行の邦銀2行が保証枠を供与するシンジケート団への不参加を伝えるなど、日欧主要銀の協力が得られない見通しとなったため。シティなどは資金繰りが悪化している簿外の運用組織を連結化し、自前で支援する。

 シティ、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェースの3行は21日夕、邦銀などに対し「現時点では基金創設の必要がなくなった」と事実上、断念する意向を伝えた。

 信用保証枠の提供要請を受けた邦銀のうち、みずほと三井住友は同日までに、提示された条件では協力が難しいとの判断を伝えた。
三菱UFJフィナンシャル・グループも「保証額が巨額で、経済合理性にかなわない」と回答を留保した。(日経サイト)
2007 12/22 17:24:21 | 投資・お金 | Comment(0)
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2007.12.22午前配信
中国の経済動向からも目が離せない。
現代の経済連鎖を考えたとき、中国バブルの崩壊は米経済と日本経済それぞれに悪影響を及ぼす。つまり日本は中国からの直接的な影響と、悪化した米経済の影響を二重に浴びることになるのだ。



「物価高すぎる」過去最高の47.6%・中国人民銀調査
 中国人民銀行(中央銀行)が最近実施したアンケート調査で「物価が高すぎる。受け入れがたい」と答えた人の割合が47.6%と1999年の調査開始以来、最高になったことが明らかになった。物価上昇に対する庶民の不満は爆発寸前といえそうだ。

 調査は11月中旬に都市部の約2万世帯を対象に実施。物価高を「受け入れがたい」と答えた人の割合は1年前より23.2ポイント高まり「受け入れられる」(48.8%)に迫った。人民銀は「最近の肉、卵、野菜の値上がりが庶民の生活に少なからぬ影響を与えた」と分析している。

 中国の消費者物価指数は8月以降、前年同月比の上昇率が6%台と約11年ぶりの高水準。調査では「来年も物価高が続く」と答えた人が 64.8%に達した。人民銀は今年、金利を6回、預金準備率を10回引き上げたがインフレ懸念は収まっておらず、来年も一段の引き締めを迫られるのは必至だ。
(日経サイト)
2007 12/22 01:37:15 | 投資・お金 | Comment(0)
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ブッシュ吼える。
サブプライムの膿みは、早く吐き出せ。
問題先送りの後に来る痛みの大きさは、日本の失敗から学んだのかも。



米大統領、サブプライム損失「金融界は早期償却を」
 【ワシントン=丸谷浩史】ブッシュ米大統領は20日の記者会見で、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)関連の損失について、金融機関に開示を促すとともに「償却が必要なら、今すぐやるべきだ」と、早期の損失処理を求めた。
 問題の長期化が米景気に与える影響を懸念し、ローン関連商品の処理で傷んだバランスシート回復が急務と判断した。

 大統領は米景気の現状を「ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は堅調」との見方を示しながら、物価上昇への懸念と並んで住宅ローン問題に言及。景気底割れを防ぐため「あらゆる選択肢を検討する」と述べた。

 住宅ローン問題では「多くの米国民は、隣家がいつまで家を持てるのかと不安を抱えている。我々はこの問題に対処している」と強調。
基本方針として「住宅ローン問題では、貸し手や投機家を救済することはしない」と語り、「返済能力のある人たちが家を持ち続けるように支援している」と、一部の借り手支援に重点を置いていると説明した。 (日経サイト)
2007 12/21 13:10:46 | 投資・お金 | Comment(0)
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英財務相、預金者保護策の強化について語る。
やはり、英国の金融も相当病んでいると見るべきか。
一説には、英国は、米国のサブプライム問題と同等の爆弾を抱えているともいわれている。



 英財務省、銀行の緊急救済策の策定を計画
 [ロンドン 19日 ロイター] 
ダーリング英財務相は19日、同国のその他の銀行がノーザン・ロック NRK.L のような問題に陥った場合、政府が緊急救済策を発動できるようにする一連の措置の策定に向けて取り組んでいることを明らかにした。
 デーリー・メール紙が報じた。
 同相は、預金者保護を強化すると述べ、問題が起きた際により迅速な決定が下せるよう現行のシステムを見直すとし「この先予測される困難やただちに生じる問題への対応可能なシステムが必要だ」と述べた。
 同相は、イングランド銀行(中銀)、財務省、金融サービス機構(FSA)の3者の対応能力を強化し、それぞれの責務を明確化する必要があると指摘した。
2007 12/19 20:59:48 | 投資・お金 | Comment(0)
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 北海道函館駅前近くの一角に、小さな立ち食いそば店があった。「まさむら」というパチンコ店に併設されていたので、通称「まさむらのそば」。長年にわたって、通りすがりの買い物客や近くの勤め人、タクシー運転手などに親しまれたその店は10年ほど前に経営者の都合(と聞いているが・・・)で、閉店した。
 エビ天そば300円、野菜天そば280円、おにぎり1個70円といった、低廉な価格のメニュー揃えだったが、実に美味かった。
 てんぷらそばに載せるかきあげ天は、直径10cm少々の円形を成しており、家の台所でまねをしてもなかなかその形にはならず苦労した。
 しかたなく、5人前1000円のお土産そばとともに、その独特のかき揚げてんぷらもいっしょに分けてもらい、家族で年越しそばにして食した思い出がある。
 最近になって、そのかき揚げの製法が偶然わかってしまい、
思い出に浸りながら、今年年末の年越しそばを楽しみにしている。
 そのきっかけは、お好み焼きを作ったときのことだ。
 家族分を焼き上げた後に残ったもとの粉を、もったいないからと思い、小さな直径10cmくらいのお好み焼き風チヂミ風円盤に焼き上げた。
 出来上がったそれは何かに似ている。なんだろうと考えて行き着いたのが前出の「まさむらのかき揚げ」であった。
焼き上げたその円盤状の粉ものを、高温の油で揚げてみると・・・そうだ、これだ、間違いないっ。
 まさに、「まさむらのてんぷら」が出来上がったのである。
これを茹で上げたそばの上に載せ、あつあつのつゆをかける。
 年末に向けて、練習中である。今日も蕎麦かい?
年越し前に飽きそうである。

2007 12/19 19:18:46 | 食いしん坊 | Comment(0)
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 このご時勢に、何を・・・・という話題。
民主党議員が、UFOの存在についての見解を政府に答弁するよう求めた。それに対し、答弁書を閣議決定・・・。
前代未聞である。ただ、かなり突っ込んだ内容なので、興味を引かれた。
 混迷極める延長国会での一服の清涼剤とみるか否かは、あなたしだいです。

batugun.net

「UFOの存在、確認していない」 閣議で答弁書を決定
2007年12月18日11時35分
 「地球外から飛来してきたと思われる未確認飛行物体(UFO)の存在を確認していない」――。政府は18日の閣議で、こんな内容の答弁書を決定した。山根隆治参院議員(民主)が「UFOについての認識」を質問主意書でただしていた。宇宙開発を所管するため、担当した文部科学省は「UFOに関する答弁書は初めて」と話している。

 山根氏はUFOに関する目撃情報が後を絶たないとして、UFOに関する情報収集や研究、日本に飛来した場合の対応、他国との情報交換について聞いていた。

 これに対し、政府はUFOの存在を確認していないため、情報収集や研究は行っておらず、日本に飛来した場合の対応についても「特段の検討をしていない」と答弁。目撃情報の分析・確認作業をどこが行うのかについては「情報内容に照らして適切と考えられる関係機関において、必要な情報の整理、分析、確認作業等を行うこととなる」と述べるにとどまった。
(朝日新聞サイト)
2007 12/18 12:16:47 | よもやま | Comment(0)
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前FRB議長として長年君臨し、手腕を発揮したグリーンスパン氏が、米国サブプライム危機に際して、公的資金投入を提言。すでに要職を退いた同氏ではあるが、発言には未だ重みがあるらしい。



前FRB議長、公的資金投入を提言・サブプライム問題
 グリーンスパン前米連邦準備理事会(FRB)議長は16日の米テレビ番組で、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題を解決するため、公的資金を投入すべきだとの考えを示した。
 ブッシュ大統領は財政出動を否定しているが、同氏は「問題解決のため必要なら使うべきだ」と主張した。(ワシントン=共同) (日経サイト)
2007 12/17 14:25:46 | 投資・お金 | Comment(0)
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青森から、興味深いニュースをひとつ。
ベテランの機関車運転士が人身事故報告をしたが、痕跡が全くないという話。現場は東青森−青森間というから、ほぼ街中の区間。閑静な住宅街が続く中を線路が走る区間だ。鉄道マニアが撮影などのために線路敷地内に立ち入るような場所ではない。ましてや、午後7時過ぎといえば、この時期、すでに真っ暗だ。
 最終的には、運転士の見間違いとして処理されそうだが、後味引くニュースだった。



線路脇に冬の幽霊? 「人身事故」報告も列車に痕跡なし
 冬の幽霊? 青森市のJR東北線東青森―青森駅間で13日夜、JR職員を悩ませる「人身事故」が発生した。

 事故発生を報告したのは名古屋発札幌行き下り貨物列車(20両)の男性運転士(61)。線路脇に人影を見かけたと、同日午後7時半ごろに列車を急停止させ、直後に「人身事故が起きた」と輸送指令に連絡した。

 駆けつけた青森駅員らが付近を捜索したが、いくら捜しても人の姿は見あたらず、列車に人と接触した痕跡もなかった。列車は約1時間10分後にに出発、東北線は上下5本が遅れ、約820人に影響した。

 運転士はこの道約30年のベテランで、「絶対に線路脇に人がいた」と、見間違いの可能性をきっぱり否定しているという。JR東日本青森支店は「こんな事例は初めて。何が何だか分からない」と首をひねっている。
2007 12/16 07:38:32 | 鉄ヲタ | Comment(0)
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米国投資家、ジム・ロジャーズ氏による、米リセッションに関するおもいっきりショッキングな見解のニュースがはいってきた。
米国はすでにリセッション入り、ドル空売り、中国への移住計画といった内容が交錯する。まともにとるべきか、投資家策士としての意味深な情報投下なのか、考えさせられる。



ジム・ロジャーズ氏:米リセッションは世界を駆けめぐる−CNBC
12月14日(ブルームバーグ)
投資家ジム・ロジャーズ氏は14日、米経済専門局CNBCとのインタビューで、米経済は既にリセッション(景気後退)入りしているとの見方を示すとともに、米国のリセッションは全世界に影響をもたらすだろうとの見解を示した。

同氏は「米国のリセッションは世界を駆けめぐり、中国の一部にも及ぶだろう。
ただ、中国経済の多くの部分は米国のリセッションについて知らないままに終わるだろう」と語った。同氏はニューヨークの自宅を売却し家族とともに中国に移住しようとしている。

同氏はまた、ドルを空売りしているとして、「ドルは英ポンドと同じ道をたどり、世界の準備通貨の地位を失うだろう」と述べた。
2007 12/15 17:53:33 | 投資・お金 | Comment(0)
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オラの目から見て、COP3以降10年間、実質的な進展がみられない、COP、今年もまた、画期的な展開なく、終わっていきそうな気配。原因は、米国の時間稼ぎ的な抵抗。大国米国が比準さえすればとっくに批准されているはずの京都議定書も実質的には棚ざらしのまま。こうしている間にも地球は病み続けているのに・・・。



削減目標、折衷案を検討・温暖化防止バリ会議

 【バリ=古谷茂久】地球温暖化対策を話し合うためインドネシア・バリ島で開いている国連気候変動枠組み条約締約国会議は14日、温暖化ガスの排出削減目標を中心に協議した。数値目標の設定をめぐり対立する米国と欧州連合(EU)の折衷案を検討。同日夜、気候変動条約のデ・ブア事務局長は「交渉は暗礁に乗り上げていない。双方が歩み寄っている」と説明した。さらに交渉を続け、15日の決着をめざして最終調整を進める。

 紛糾の原因は当初の合意文書案に盛り込まれていた「先進国は2020年までに温暖化ガス排出を1990年比25―40%削減する」との文言。米国は「具体的な削減量は今後の交渉で決める」(代表団)と主張し、数値目標の設定に反対した。インドネシアは14日午前に問題の文言を削った新たな文書案で米国への配慮をにじませた。 (日経サイト)



2007 12/15 06:02:39 | Eco | Comment(0)
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サブプライムローンの影響で、米証券大手のリーマンが損失を公表。大手金融機関、証券共に痛んでいることがはっきりしたわけだ。
さらに怖いのは、今回のリーマンを含めて、全て実損ではなく、含み損である点で、さらに金額が膨らむ可能性があるということである。サブプライム問題が決着をみるまで、どのくらいの金額が溶けていくんだろうか・・・。

e航空券.com

リーマン・ブラザーズ:大幅な減益 サブプライムの混乱で
 米証券大手リーマン・ブラザーズが13日に発表した07年9〜11月期決算は、米サブプライム住宅ローン問題を引き金とした金融市場の混乱を反映し、純利益が前年同期比11.8%減の8億8600万ドル(約992億円)と大幅な減益だった。

 サブプライム関連の金融商品の評価損など8億3000万ドルの損失を計上し、6〜8月期に続く減益に陥った。一般企業の売上高に当たる営業収益は3.2%減の43億9000万ドルだった。(毎日新聞サイト)
2007 12/14 14:19:25 | 投資・お金 | Comment(0)
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英国にもサブプライムローン問題発の時限爆弾が存在するとのうわさは以前から囁かれていたが、このことなんだろうか?それとも、これは、ほんの入口?

いいもの王国

英HBOS、1.8億ポンドの評価損計上の見通し
2007年 12月 13日 19:57 JST
 [ロンドン 13日 ロイター] 
 英住宅金融最大手のHBOSは13日、信用収縮を理由に、1億8000万ポンド(約3億6770万ドル)の評価損を計上することを明らかにした。
ただ、2007年の実質利益はアナリスト見通しを達成する、
としている。

 HBOSは実質ベースの1株利益は予想の106ペンスを達成し、2006年の100.5ペンスを上回る、としている。
ロイター・エスティメーツがまとめたアナリストの予想の平均は、2007年の実質ベースの税引き前利益が4%増の
57億8000万ポンドだった。

 HBOSによると、英住宅ローン市場のシェアは今年下期はネットベースで17─18%になる見通し。上期には8%に低下していた。
2007 12/13 20:22:46 | 投資・お金 | Comment(0)
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 米国大手民銀が、サブプライム関連損失を計上。
 昨日(と言うか、本日早朝?)各国中銀による協調という明るいニュースが伝えられたばかりなのに、こうしたお知らせがちょこちょことはいってくると、帳消しになっちゃうんだ。
だから、オラは、積極的に外貨買いロングポジションをとれない。



米バンカメとワコビア、サブプライム関連で追加損失
 【ニューヨーク=松浦肇】米大手銀行のバンク・オブ・アメリカは、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題に関連して、 10―12月期決算に33億ドル(約3700億円)の追加損失を計上する。
米証券取引委員会(SEC)への提出資料で12日、明らかにした。
主に住宅ローン債権が損失の対象で担保となった住宅価格の下落が響いた。
ただ、10―12月期は赤字には陥らない見通しだという。

 米大手銀のワコビアも同日、SECへの提出資料で10―12月期決算でサブプライムローン関連損失を10億ドル(約1100億円)計上する見通しを明らかにした。住宅ローン債権に加えて、証券化商品、企業買収に用いるLBO(借り入れで資金量を増やした買収)向け融資に損失が発生したという。

 米欧の金融機関大手では、先にスイスのUBSが100億ドル(約1兆1000億円)の追加損失を発表したばかり。サブプライムローンに絡む損失は金融機関全体で8兆円を超し、さらに膨らむ恐れがある。 (日経サイト)
2007 12/13 14:53:16 | 投資・お金 | Comment(0)
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オラ、ショックを受けたニュースをひとつ。
男の座りションベンの話題。
なさけねえ、男なら、たってやれ。
オラの自宅のトイレは、民家には珍しく、男子用立小便器が設置してある。豪快に立ち小便する為のこだわりである。これが普通になってるので、すわり小便の可能性は皆無なのだが、昨今の家庭事情を思うと複雑であるなあ。男子よ、トイレ掃除は自分でやれ!そして、豪快に立ち小便しようよ、なあ。



座り小便:男性の4割占める 8年前の3倍…松下電工調査
 松下電工が12日発表したインターネットによるアンケート「トイレ使用実態調査」によると、洋式便器で座って小便をする男性が40%を占め、99年の初調査時の15%から3倍近くに増加した。「掃除をする女性が飛びはね汚れを嫌い、男性に座って用を足すようお願いすることが増えている」と松下電工は分析している。

 30〜50代の夫婦1036人(男女518人ずつ)を対象に男性の振る舞いを尋ねた。男性の年代別の回答は、30代が46%▽40代が38% ▽50代が37%と、若い年代ほど座って済ます男性が多かった。子供に座って小便をさせる母親が、夫にも同じことを求める場合が増えているとみられる。

 松下電工はこうした傾向を踏まえ、便座の穴を大きくするなど男性が快適に座れる工夫を3年前から製品に取り入れている。毎日新聞 2007年12月12日 18時59分
2007 12/12 19:17:31 | よもやま | Comment(0)
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青森ー秋田間を走る特急かもしかのヘッドマークに描かれている鹿のイラストが、実はエゾシカなんでないかい?というニュース。ニュースにしていいんかい?この話題。かもしかの写真もちょうど持ってたので、あげ。(2005年撮影)気付かなかったなあ。

特急かもしか:ヘッドマークはエゾシカ? 鉄道ファン指摘
 JR東日本・奥羽線の「特急かもしか」(青森−秋田)のヘッドマークのイラストが「エゾシカに似ている」と札幌の鉄道ファンの男性(51)が気付き、写真に撮った。指摘を受けた同社は「イメージが既に定着している」(秋田支社)として絵柄は変更しない。

 「かもしか」は秋田新幹線が開業した97年に運行開始。ヘッドマークも同年、グループ会社が製作した。「ヘッドマークのシカは立派な角の先が枝分かれしている。15センチほどの短い角を持つカモシカとは明らかに違う」と撮影者。国の特別天然記念物のカモシカは分類上はシカよりもウシに近い。

 写真を見た札幌市円山動物園の飼育員は「イラストなので直ちに間違いと言えないが、プロポーションはニホンジカやエゾシカに近い」と言う。

 秋田支社は「特急の速さをイメージしたイラストで、カモシカそのものを描いたものではない。指摘は今後の参考にする」。さて、あなたはどちらに見える?【斎藤誠】

毎日新聞 2007年12月12日 2時30分
2007 12/12 06:05:41 | 鉄ヲタ | Comment(0)
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2007.12.12早朝速報
米FOMCでは、政策金利0.25%引き下げ(大方の予想通り)
ただし、0.5%引き下げと思われていた公定歩合は0.25%引き下げにとどまり、米株式市場は大きく下落するという反応を見せた。
これは、同時に出された声明文に景気や金融情勢について弱気の表現がみられたことが足がかりとなったようである。
為替市場では一転、円高が進行、ドル、クロス円共に下落中。

クリスマスパーティグッズバーゲン会場

FOMC声明全文
2007年 12月 12日 04:53 JST

 [ワシントン 11日 ロイター]
 米連邦準備理事会(FRB)が、12月11日の連邦公開市場委員会(FOMC)終了後に発表した声明全文は次の通り。

 FOMCは11日、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を25ベーシスポイント引き下げ、4.25%とすることを決定した。

 入手された情報は、住宅市場の調整が深まっていることや企業や個人支出のある程度の軟化(some softening)を反映し、経済成長が減速していることを示している。

 さらに、金融市場の緊張(strains)はここ数週間高まった。
きょうの措置は、以前に取られた政策措置と合わせて、時間とともに緩やかな成長を促進する(promote moderate growth over time)だろう。

 コアインフレの指標は今年、緩やかに改善したが、高水準の
(elevated)エネルギー・商品価格は、他の諸要因とともにインフレに対して上向き圧力を加える可能性がある
(may put upward pressure on inflation)。こうした状況を踏まえ委員会は、インフレリスクがある程度残っている
(some inflation risks remain)
と判断し、インフレ動向を引き続き注意深く監視していく。

 金融市場状況の悪化(deterioration)を含め、最近の動向は、経済成長とインフレ見通しをめぐる不透明性(uncertainty)を高めた。
委員会は、金融や他の諸動向による経済見通しへの影響を引き続き評価し、物価安定と持続的経済成長の促進のため必要に応じて措置を講じる(will act as needed)。

 今回の声明に賛成票を投じたのは、バーナンキ委員長、ガイトナー副委員長、エバンズ、ホーニグ、コーン、クロズナー、ミシュキン、プール、ウォーシュの各委員。

 ローゼングレン委員は、今回の会合でFF金利の0.50%引き下げが好ましいとして反対票を投じた。今回の措置とともに、理事会は全会一致で、公定歩合を25ベーシスポイント引き下げ4.75%とすることを承認した。
この措置を取るにあたり、ニューヨーク、フィラデルフィア、クリーブランド、リッチモンド、アトランタ、シカゴ、セントルイスの各地区連銀理事会の要請を承認した。
2007 12/12 05:55:39 | 投資・お金 | Comment(0)
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最近、自宅で、職場で、閑になると、全国のライブカメラ映像をのぞいてみる。IPカメラの普及で、いろいろな景色に出会えるようになった。ちょっと前も、北陸から上野に向かう急行能登を富山駅前ライブカメラの映像で見送ったところである。そのほかにも、吹雪で煙る青森市内の様子を観た直後に沖縄県北谷町の浜辺の様子を眺めたりと、かなり、アクティブである。宜野湾市の普天間米軍基地を離発着する軍用機を目で追ったり、北海道内各地のお天気を眺めたり、結構時間を潰せる。アラスカのオーロラの中継なんてサイトもできた。そのうちに宇宙からの映像ライブなんてのもいつかでてくるんだろうなあ。生きているのが楽しくなる。

参考までに;
青森県ライブカメラ・リンク集
沖縄ライブカメラ
富山駅前ライブ
2007 12/10 23:23:40 | 地域情報 | Comment(0)
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COP13では、先進国の更なるCO2削減が求められているが、産業技術的にこれ以上の排出削減を実現するのは容易ではない。
したがって、CDM(クリーン開発メカニズム;先進国が途上国への温暖化ガス削減技術や資金提供を行うことにより、排出枠を得ること)を活用した市場機能を利用した名目上の温暖化ガス排出削減を実現することとなる。
 これによって、排出権の売買市場が整備されることになるわけだが、危惧される場面も想定される。それは、排出権の売買が投機的な筋に利用されることだ。そうしたことが起こらないよう、実現には相当の計画策定と国際協調が求められる。



温暖化対策に市場機能を 財務相会合の議長総括案
2007年12月10日 18時18分(中日新聞サイト)
 【ジンバラン(インドネシア・バリ島)10日共同】11日にインドネシアのバリ島で開かれる気候変動枠組み条約第13回締約国会議(COP13)財務相会合の議長総括文書原案が10日、判明した。地球温暖化対策のために現在の資金規模は不十分だとして、先進国が発展途上国での削減事業に出資する京都議定書の「クリーン開発メカニズム(CDM)」など、市場メカニズムの拡充を通じ国際機関や民間の資金を呼び込む必要性を強調した。

 温暖化に焦点を合わせた財務相会合の開催は初めて。中国など主要排出国や、財政難に苦しむ後発発展途上国に資金が流れる仕組みを拡大し、温暖化対策を加速するのが狙いで、今後、国際的な議論が加速しそうだ。

 財務相会合には37カ国が参加し、10日に事務レベルの準備会合を開催。11日は遠藤乙彦財務副大臣が出席する。
2007 12/10 21:15:36 | 投資・お金 | Comment(0)
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スコッチウィスキー1本が600万円。米国景気、心配なさそうだねえ。
マッカランというと、シングルモルトウィスキーの中でも破格の旨さをほこる酒。とはいっても、600万円と言えばシングルグラス1杯で、20万円以上。
 開封後、何年も楽しむことができる、ったって、飲めば減るんだよ。



26年物マッカラン、5万4000ドルで落札・NYで禁酒法後初の競売
 【ニューヨーク9日共同】競売大手クリスティーズは8日、1920―33年の禁酒法施行以後、ニューヨーク州では初めてとなる蒸留酒のオークションを行い、1926年物のスコッチウイスキー「マッカラン」が5万4000ドル(約600万円)で落札されたと発表した。同社による競売で落札されたスコッチでは過去最高額という。

 落札されたマッカランは26年のたる詰め後、60年間保管され、86年に瓶詰めされた1本。落札したのはニューヨークの個人収集家という。
クリスティーズの担当者は味についてロイター通信に「最高の一品だ。ワインと違って開封後も何年も楽しむことができる」と評した。

 クリスティーズによると、このほかナポレオン夫人の名前がつけられた1811年物のコニャックに3600ドル、米初代大統領ワシントンのレシピで初めて作られたライウイスキーに6000ドルの値段が付いた。
(日経サイト)
2007 12/10 01:36:27 | 投資・お金 | Comment(0)
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2007.12.9午前配信
ドルペッグとは?
自国の通貨価値をドルに連動させること。従って、1ドルと交換される自国通貨は固定されている。この制度を維持するために、そのような交換レートになるように政府が市場に介入し、規定のレートになるように努めている。
 ドルに対し自国通貨が高くなりそうだと、ドルを買い支え、逆にドルの方が高くなりそうだと、ドル売りに出る。
湾岸諸国は、こうしたドルペッグ制を採用して、米国との貿易や投資などの取引を安定させようと努めている。
 仮に、本邦のようにフロート制を採用していると、為替相場が動くたびに、輸出関連企業の業績が悪化するのではないかなどと気を揉むわけですが、ドルペッグ制であれば、その心配はない。
 豊富なオイルマネーがあってできるワザなのである。
さて、湾岸諸国では、昨今の様なドル安になると、同時に自国通貨も安くなるわけで、貿易で得る海外製品が高騰し、インフレを招くことになる。これに対応して、クウェートはいち早くドルペッグ体制を離脱した。

e航空券.com

通貨切り上げ「湾岸5カ国同時に」・UAE外相ら

 【ドバイ=加賀谷和樹】サウジアラビアなどペルシャ湾岸の5カ国は通貨切り上げを同時に実施する方向で検討し始めた。バーレーンのハリファ外相、アラブ首長国連邦(UAE)のアブドラ外相が8日、相次ぎ表明した。輸入価格上昇によるインフレを抑える狙い。
外国為替市場の不安定化を防ぐため、通貨のドル連動(ペッグ)制度は維持する方針だ。

 バーレーンで同日開かれた国際会議に参加した両外相の発言としてロイター通信が報じた。

 アブドラ外相は通貨切り上げを検討しているのかという質問に、UAE単独ではなく「湾岸協力会議(GCC)としての適切な決定をする」と答えた。(日経サイト)
2007 12/09 07:19:08 | 投資・お金 | Comment(0)
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 今週の為替市場は、各国中銀の政策金利公表や米などの雇用統計発表などのイベントが目白押しで、ずいぶんと忙しかった。
 忙しかった割には、判断と決断不足で、チャンスのとりそこないも多く、オラ個人としては不甲斐ない結果であった。
ドル円は、先週から引き継いだ売り立てを111円台でキープしたまま、ユーロ、ポンドの上下で、微かな利ざやをとった。
 ドルに関しては、中長期的には下落するだろうという予測はこれまでの動きから言ってどうしても覆せない。だが、実際は米国の堅調な雇用統計を手がかりに円安基調にある。オラとしては、損切り覚悟のドル売りキープである。
 こうした判断をしたとき、FXは博打だなとつくづく思う。
投資とは、博打感がつきものだが、配当などの見返りがある株式購入などとはやはり一線を画するものだ、と思う。
 現在のポジション、
 ドル売り111.2円
 ユーロ売り163.4円
 ポンド売り226.5円
週明けの下落を予想して。信頼性・・・なし。

2007 12/08 07:23:27 | 投資・お金 | Comment(0)
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2007.12.8午前配信
ECBトリシエ総裁はバーナンキ議長を「ベン」と呼ぶ。
緊密な間柄を強調。
ある意味、ほっとする話である。
政策協調しないまでも、常に意見交換しあう関係をECBとFRBが取り合えば、少なくとも為替発の恐慌は避けられよう。



ECB総裁:バーナンキFRB議長と緊密に意見交換−政策協調は否定
12月7日(ブルームバーグ)
 欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は7日、ハンブルクで米連邦準備制度理事会(FRB)について以下の通りコメントした。

◎FRBとの協力関係について:

金融市場が危機的状況にある際に「緊密な関係を通じ、金融の状況や中銀としての活動、双方の経済について情報を交換することは極めて有益だ」

「ベン(バーナンキ議長)とは定期的な会合を通じて非常に緊密な協力関係を築いてきた。お互いを信頼する雰囲気のなか、緊急の意思疎通が必要な特別な状況ではすぐに直接連絡が取れる基盤が整っている。
われわれが連絡を取り合っているのは金融政策での協調が目的ではない。
われわれの政策が重視するところと整合性がとれなくなるからだ」

「バーナンキ議長との緊密な連絡関係は氷山の一角に過ぎない。FRBとECBはあらゆるレベルで緊密に協力している」

原題:Trichet Says ECB, Fed in Close Contact, Don't Coordinate Policy
(抜粋) {NXTW NSN JSP0LP076GHU <GO>}
(ブルーグバームサイト)
2007 12/08 07:14:28 | 投資・お金 | Comment(0)
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2007.12.8午前配信
欧州中銀が景気予測。中期的には成長続く。
金融市場混乱続く中、強気の予測を公表。



欧州景気、09年までは2%成長・ECB予測、輸出が堅調
 【フランクフルト=赤川省吾】欧州中央銀行(ECB)は6日、2009年まではユーロ圏13カ国が年2.0%台の経済成長率を維持するとの景気予測を明らかにした。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)で生じた金融市場の混乱が響くものの、輸出が堅調で景気の「巡航速度」が続くとしている。

 ECBは金融政策を決定する際の基礎資料となる景気予測を3カ月ごとにまとめている。今回は初めて09年の見通しも盛り込んだ。

 それによると08年の域内成長率は2.0%と9月時点の予測よりも0.3ポイント引き下げたが、09年は2.1%に浮上する。米景気の減速を新興国が補って世界経済が引き続き拡大するため、輸出や投資が欧州景気を下支えするとみている。
(日経サイト)
2007 12/08 06:56:22 | 投資・お金 | Comment(0)
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2007 12/07 21:25:07 | 備忘録 | Comment(0)
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 昨日も一部伝えたが、米政府によるサブプライム対策−ローン利用者の救済策を、ブッシュ大統領が発表。
 大統領が直接発表と言うところに今回の問題の憂いが見える。
市場は好感し、ドル高円安に振れている。



ブッシュ米大統領、サブプライムローン利用者の救済策発表
12月7日 5時39分[ワシントン 6日 ロイター] 
 ブッシュ米大統領は6日、住宅ローンの返済に苦慮する住宅保有者を救済する対策を発表した。住宅市場の問題が経済全般に波及しリセッションにつながる事態を回避することを目指す。  
 今回の策で、今後数カ月でローン金利が大幅に引き上げられる住宅保有者は、ローン借り換えか現行金利の5年間凍結が可能になる。
120万人が救済策の対象となる可能性があるという。
 大統領は、対策を立案した関係者とホワイトハウスで協議した後に会見。
「(年末の)休暇時期が近づいているが、残念なことにモーゲージや保有住宅の心配を抱えている人々にとっては、不安な時期となる」と指摘。
「完璧な策はないが、住宅保有者は政府の支援を受ける資格がある」と述べた。
 大統領はまた、借り換えを支援するため、議会は税制改革法を制定するべきとの見方を示した。  2005年1月1日から2007年7月31日に組成されたサブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅融資)
のうち、今後2年半の間に金利改定を迎えるローンは、5年間現行金利が凍結される。
 投機目的の住宅購入者を対象から外すため、妥当な信用リスクを示すことができ、持ち家に住み、金利が高く再設定された場合持ち家を手放さなければならない借り手が対象となる。  大統領は経済は順調で住宅市場の混乱を乗り越えることができると指摘。「住宅市場は低迷しているものの、その他の分野では低水準のインフレ、健全な労働市場、過去最高水準の輸出など堅調なファンダメンタルズが揃っている」と述べた。
2007 12/07 06:34:06 | 投資・お金 | Comment(0)
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いつも思うんだが、石油価格、動向を握ってるのは産油国。
需要国側は、石油エネルギー依存度を引き下げる努力を早急にやるべきだねえ。オラんとこも、暖房給湯を電化しようか思慮中、って、直接的な解決策にはならないか。
 投機筋が動き出して、一旦落ち着きかけた原油価格がまた、高騰し始めるのは時間の問題。次回の同会合は2月だというから、本邦を含め、北半球は寒い冬になりそうである。

アウトドア&フィッシング ナチュラム
OPEC臨時総会、増産見送り決定
 【アブダビ=中村宏之】石油輸出国機構(OPEC)は5日午後(日本時間同日夕)、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで臨時総会を開き、現在の日量2725万バレルの生産目標水準(イラク、アンゴラ、エクアドルを除く10か国ベース)を、据え置くことを決めた。

 来年2月に臨時総会を開き、生産体制を改めて協議する。

 ニューヨーク原油先物市場のテキサス産軽質油(WTI)は先週以来、OPECが今回の総会で増産に踏み切るとの観測が広がり、1バレル=80ドル台後半まで下落した。このため、OPEC内には相場が下がり続けることへの警戒感が広がり、増産を見送る姿勢が強まった。
(2007年12月6日1時37分 読売新聞)
2007 12/06 05:42:17 | 投資・お金 | Comment(0)
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連邦政府によるサブプライムローン救済策が策定されたとのニュース。ローンの借り手を直接救済し、問題となっている住宅物件差押えに陥ることをを防ぐ狙い。どれだけの効果が見込めるかは未知数。



ローン金利5年凍結、米がサブプライム対策発表へ・ロイター報道

 【ワシントン=小竹洋之】ロイター通信は5日、ブッシュ米大統領が信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)の借り手を救済する追加対策を6日に発表すると報じた。一定の債務者の返済負担を抑えるため、現行の低い借入金利を5年間据え置く案を打ち出すとしている。ローンの延滞や住宅物件の差し押さえを減らし、住宅投資や個人消費などの実体経済に打撃を与えるのを避ける狙いがある。

 ロイター通信によると2005年1月1日から07年7月31日までに契約したサブプライムローンの一部が救済対象になる見通し。(日経サイト)
2007 12/06 05:17:20 | 投資・お金 | Comment(0)
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先般、日本のみずほ証券が第三者割当増資で、サブプライムの損失を乗り切る思惑がある旨の記事をブログに記録したが、サブプライム問題の本国アメリカでは、そんなところではないというニュース。サブプライム問題の大本である住宅貸付の巨額焦げ付きに端を発した資本増強の話題である。
 米ではこのファニーメイのほか、連邦住宅貸付公社フレディマックがあり、こちらも巨額損失を抱えている。
何かが起こるとすればその震源はこの2社なのかなあ。
サブプライム問題は、突き詰めれば不良債権問題であることを改めて確認した。



米政府系金融ファニーメイ、資本増強7700億円・サブプライム損失で

 【ニューヨーク=米州総局】米政府系住宅金融機関の連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)は4日、約70億ドル(約7700億円)の優先株を発行し、資金調達することを明らかにした。信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題に端を発した住宅市場の低迷とローンの焦げ付きで巨額の損失を計上しており、資本増強によって自己資本比率の改善を目指す。

 ファニーメイは同時に2008年1―3月期の配当を1株当たり50セントから35セントへと30%減らすことも決めた。

 同じ政府系住宅金融機関の連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)も11月末、60億ドルの優先株発行と配当の半減を決めたばかりだった。(日経サイト)
2007 12/05 17:39:43 | 投資・お金 | Comment(0)
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 サブプライム関連で損失が確認されているみずほ証券が、第三者割当増資1000億円を予定しているというニュース。
 国内金融機関のサブプライムによる痛みはさほどのものではないという雰囲気が大半であるけれど、こうしたニュースが流れれば、個人投資家や消費者は不安が募るというもの。早くこの迷宮から脱して欲しいものですね。



みずほ証券増資、1000億円規模で調整

 みずほフィナンシャルグループ(FG)が、傘下のみずほ証券について年内にも1000億円規模の資本増強をする方向で最終調整に入ったことが、4日明らかになった。

 FG傘下のみずほコーポレート銀行(CB)が第三者割当増資を引き受ける方向だ。米国の低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」の関連損失で、みずほ証券は2008年3月期(通期)の税引き後利益が920億円の赤字になると見込んでおり、格付け低下など証券業務に支障をきたさないように自己資本を充実させることが必要と判断した。

 増資額は1000億円から数百億円上積みされる可能性がある。また、みずほ証券には、みずほCBが81・5%、残りを農林中央金庫が出資しており、農林中金にも増資の引き受けを打診した模様だ。

 みずほグループがみずほ証券の資本増強に乗り出すのは、上場会社である新光証券との合併を来年5月に控え、巨額損失で自己資本が目減りすることになれば、合併新会社に対するみずほグループの発言力が低下する恐れがあるためだ。

 みずほ証券は今年3月に合意した新光証券との合併比率を見直す予定だ。ただ、現状のままでは、新たな合併比率が新光株主に有利になる可能性が高い。

 みずほ証券は、欧州事業でサブプライム関連損失が膨らみ、07年9月中間期で税引き後利益が約270億円の赤字に陥った。保有するサブプライム関連商品の価格は下げ止まっておらず、下期も650億円程度の赤字になると予想している。このため、みずほFGも08年3月期(通期)の税引き後利益を、当初見込みの7500億円から6500億円に下方修正した。
(2007年12月5日3時16分 読売新聞)
2007 12/05 14:01:41 | 投資・お金 | Comment(0)
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米FRB、FOMC関係者が相次いで追加利下げの可能性に言及。
11月末に、バーナンキ議長が言及したのを含め、数人に及ぶ。
11日のFOMCでは、追加利下げは確実と見られている。
市場はほぼ、これを織り込み済みだが、利下げ数値にサプライズはあるのかが焦点となる。
 また、これより前の11月28日には、ダラス連銀総裁が金利引き下げに異議を唱える旨の発言をしており、この方向も注目に値する。



米地区連銀総裁が講演、追加利下げの可能性示唆
 【ワシントン=小竹洋之】米サンフランシスコ連銀のイエレン総裁は3日、シアトルで講演し「10月末に開いた前回の米連邦公開市場委員会(FOMC)以来、金融市場の状態が悪化し、予想以上に弱い経済指標もみられる」と述べた。米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長やコーン副議長に続き、11日に開く次回のFOMCで追加利下げに踏み切る可能性を示唆した。

 同総裁は10―12月期の米実質経済成長率が「かなりの低水準にとどまりそうだ」と指摘。サブプライム問題を発端とする金融不安の打撃に懸念を表明し「経済成長の下振れリスクが高まった」との認識を示した。

 米ボストン連銀のローゼングレン総裁も3日の講演で、サブプライム問題が一段と悪化し、景気を下押ししかねないとの懸念を表明した。
(2007.12.4日経サイト)

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金利差がドル安の主要因=米ダラス地区連銀総裁
2007年 11月 29日 05:22 JST
 [アマリヨ(米テキサス州) 28日 ロイター] 米ダラス地区連銀のフィッシャー総裁は28日、米国の景気見通しへの不信感よりも金利差が為替相場を動かす大きな要因との考えを示した。

 総裁は講演後の質疑応答で、ドル安に関する質問に応じ、現在の米国金利は他の地域と比べて低く、このことがドルを相対的に押し下げている主要因だと指摘した。

 そのうえで「外国為替市場は、金利差によって大きく動いている。米国は利下げしてきている一方、欧州では金利が据え置かれていて、そのことが為替市場で価値を評価する要因になる」と語った。

 そのような金利差は永遠に続かないが、現時点ではドルの価値を決める主要因になっているとも述べた。
2007 12/05 10:42:38 | 投資・お金 | Comment(0)
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 アラブ首長国連邦が、通貨切り下げを計画しているらしい、というニュース。
アラブ首長国連邦(UAE)の通貨はディルハム。その通貨価値は米ドルに固定連動させるドルペッグ制。つまり、ドル安になると、ディルハムの対外的価値も下がる。しかし、国内物流や石油輸出などの対外輸出は好況。したがって、国内のインフレ圧力が強まる、と言う結果がついてくる。
 そこで、通貨切り下げという手段の登場となる。



UAE、通貨切り上げか 固定連動の米ドル安で
2007年12月04日19時17分朝日新聞サイト
 アラブ首長国連邦(UAE)が、米ドルに固定連動させている通貨ディルハムを切り上げる可能性が高まってきた。ドル安によるディルハム相場の下落で、インフレ圧力が強いためだ。クウェートは5月にドル連動を打ち切っており、他の湾岸諸国に切り上げの動きが広がれば、基軸通貨ドルへの信認にも影響を与えそうだ。

 サウジアラビアなどアラブ6カ国でつくる湾岸協力会議(GCC)は4日までカタールで首脳会議を開催中。UAEメディアによると、首脳会議ではドル連動問題などの結論は出さないが、UAEのアブドラ外相は「何を決めるにしてもGCC諸国に諮ってからだ」と述べ、今後の切り上げに含みを持たせた。

 UAEは固定連動で1ドル=3.67ディルハム程度を維持してきたが、市中では切り上げを見越して1=3.05ディルハム程度で取引されるケースも出ているという。
2007 12/04 21:25:03 | 投資・お金 | Comment(0)
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総合商社・丸紅が、風力発電事業に参入というニュース。
風力発電と商社といえば、かつて、トーメン(2006年豊田通商と合併)が国内外で積極的に直接投資していた分野。今回の参入は、米における既存事業の買収という形らしいが、これを機に、新規風力発電事業の構築にも力を入れて欲しいと思う。

astyle ANAショッピングサイト

丸紅、米で風力発電に参入・現地大手を買収
 丸紅は米国で風力発電事業に参入する。来年1月をめどにカリフォルニア州の風力発電大手を買収する。環境重視の流れに加え、石油、天然ガスの世界的な価格高騰を受け燃料費ゼロの自然エネルギーの競争力が高まっており、丸紅は同事業への投資を加速する考え。

 買収するのは米大手電力AESの関連会社のオーク・クリーク・エナジー・システムズ社。同社の第三者割当増資を引き受けた後にAESの出資分を買い戻し、丸紅の56%出資会社にする。投資総額は約24億円。残りの44%分の株式は従来の個人株主などが引き続き保有する予定。(2007.12.4日経サイト)
2007 12/04 09:38:45 | Eco | Comment(0)
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よしぎゅうで問題になっている、テラ豚丼、youtubeで、映像見たけれど、なかなか、美味そうじゃねえか。
 いろいろ、いってるやつもいるが、しょせんはジャンクフード、あれくらいのものがあっても、おもしろいっす。
 今度店に行ったら、注文してみよ。
2007 12/04 01:08:49 | none | Comment(0)
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函館から、海沿いを西に向かっておよそ1時間。北島サブチャンの故郷で有名な知内町がある。
 ここから隣町福島町までの海沿いは、人道のない険しい山肌が海まで迫った未開の海岸線が続き、自然と山海の恵みが豊かな地域である。この海で、それも珍しいことに、内海ではない場所で、まるでわざと荒波にもませるようにして、牡蠣の養殖が行われている。ここで採れる牡蠣は、正直いって小粒だ。荒海にもまれる環境ではそんなに大きくは成長できないらしい。
 だが、その身は海のめぐみが凝縮され、味が濃く、なにより、プリプリの食感である。函館市内では剥き身の他、殻付のものも市場などで売られ、これからの冬の食卓を楽しませてくれる。オラは、他の産地の牡蠣を見下すつもりはないし、この知内産の牡蠣が、日本一だなどとは毛頭言うつもりはない。
 しかし、これだけは皆さんにお教えしたい。
 津軽海峡知内産の牡蠣、食べてみる価値はありますよ。

関連漁協のHP

海産物販売知内屋
2007 12/03 21:18:30 | 食いしん坊 | Comment(0)
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福井総裁が講演。急がないが、金利は引き上げるべきと言及。
これを受け、為替相場は堅調推移。1ドル110.5円付近。
以下、記事は少々長いが、今後の日銀の金融政策を占う上で
かなり重要な内容を含んでいるので、省略せずに転記、保存。



日銀総裁:金利は引き上げていく方向―上下のリスク見極め決定

12月3日(ブルームバーグ):日銀の福井俊彦総裁は3日午前、名古屋市内で講演し、「日本経済が物価安定の下での持続的成長軌道をたどるのであれば、金利水準は引き上げていく方向にある」と述べた。一方で、原材料価格の上昇で企業の所得循環に「問題が生じるリスクは認識しておかなければならない」と言明。米国経済についても「最終的に大丈夫だという答えを持っている人は1人もいない」としており、利上げは一段と遠のいたとの見方も広がっている。

福井総裁は金利引き上げの具体的なタイミングについては「予断を持つことなく、経済・物価の見通しのパスやその蓋然性(がいぜんせい)、上下両方向のリスクなどを十分に点検しながら決定していく」と述べた。

財務省が同日朝発表した2007年7−9月の法人企業統計季報によると、経常利益は前年同期比0.7%減と2002年4−6月以来のマイナスとなった。三井住友アセットマネジメントの武藤弘明シニアエコノミストは「収益環境自体はここに来て悪化しており、日本経済にとっても下振れリスクを意識せざるをえない局面になりつつある」と指摘。日銀の利上げのハードルは「一段と高まっていると言わざるを得ない」としている。

福井総裁は「物価の安定の下での持続的な成長が続く可能性が高いと考えているが、そうした見通しの蓋然性(がいぜんせい)を確認していくことは当然必要だ。同時に、見通しに影響を及ぼし得るリスク要因を点検することも重要であり、その際には、目の前のダウンサイドリスクだけにとらわれることなく、上下両方向のリスクに目を配っていかなければならない」と指摘。

その上で「金融政策は、経済・物価に影響を及ぼす事象を幅広い視野でバランス良く点検していくことが極めて重要であり、そうした点検の上に立って適切な判断を行っていきたい」と語った。米サブプライム(信用力が低い個人向け住宅)ローン問題の影響が拡大していることや、国際金融市場の動揺が続いているため、日銀の利上げは当面困難との見方が市場では根強い。

福井総裁は講演後の質疑応答で「日本の金利は、経済がだいたい2%絡みの安定した成長が続いていき、インフレ率がそんなに急速に上がらない。CPI(消費者物価)はじわじわと上昇率を広げていくだろうという見通しだが、この見通しに狂いが生じないとすれば、やはり今の政策金利の水準は実勢と比べて低すぎるのは明らかだ」と述べた。

適切なタイミングでは果断に

福井総裁は「だからと言って、金利を引き上げることを決して急いでいるというわけではない」として、「われわれとしてはできるだけゆっくり金利を引き上げていく」と言明。そのうえで「ゆっくり過ぎて、一方で偏った期待の下で資金が非効率な分野に投入され、後で皆が迷惑をこうむる種をつくるというのであれば、われわれとしても責任を果たしたことにはならない」と指摘。「適切なタイミングと思われれば、果断に金利は引き上げなければならない」と語った。


福井総裁は一方、米国経済について質疑応答で「住宅市場の調整の山場が近づいているとは思うが、山場が見えたとか、越えたとはまだ言えない状況だ。まだ時間がかなりかかることを覚悟しなければならない」と指摘。「1%台半ばくらいの減速は米国だけでなく、世界中の人は覚悟しており、それを前提として世界経済の見通しを出している」としたうえで、「問題はそれ以上に減速するかどうかであり、ここのところが不確定だ」と語った。

福井総裁はさらに「今後、住宅在庫がいつから減り始めるか、住宅在庫が減るという本格的な調整の過程で、住宅価格がどれくらい下がるか。住宅価格が下がれば、やはり多かれ少なかれ、米国の個人消費に悪い影響が及ぶだろう。そこまで多少見えてこないと、本当のダウンサイドリスクの顕現化というイメージがわいてこない」と言明。「いずれも最終的に大丈夫だという答えを持っている人は1人もいない」と語った。

事実上の景気判断下方修正か

福井総裁は講演で、日本経済の現状については「好調な企業部門に比べると、家計部門の改善テンポが緩慢な状態が続いているが、全体としてみれば、緩やかな拡大を続けている」と述べた。日銀は11月13日公表した金融経済月報で、わが国の景気は「緩やかに拡大している」としていた。福井総裁が「全体として」と加えたことで、日銀は事実上、景気判断を下方修正した可能性もある。

福井総裁は「賃金など家計部門への波及を考える上で、多くの雇用者を抱える中小企業の業況は重要なポイントの一つだ」と指摘。「もともと、今回の景気拡大局面はグローバル化の進展とともに進んできたため、世界経済との接点の大きさによって、企業の業況にもばらつきがみられたが、このところ、各種の調査で中小企業の業況が悪化している」と語った。

福井総裁はその上で「これには原材料の高騰による交易条件の悪化や、本年前半、生産が横ばい圏内で推移したことなどが影響していると考えられる。生産活動は夏場以降、再び増加に転じているが、今後の状況を注視していきたい」と述べた。福井総裁は講演後の質疑応答でも、中小企業の業況感の悪化や企業倒産の増加に言及。「(中小企業の)所得が圧迫され、所得循環のところに少し問題が生じるリスクは認識しておかなければならない」と述べた。

世界経済への影響はなお不確実

福井総裁は家計部門についても「決して悪いとは言えないが、せいぜい底堅いという言葉が当てはまるということは、今ひとつさえないということでもある」と指摘。「企業部門の所得から家計部門の1人当たり賃金という形での還元の力が少し弱い。これが、個人消費がしっかりしてくるというよりは、一歩手前の底堅いという姿にとどまり続けるという状況につながっている」と語った。

福井総裁は国際金融市場の動向については、講演で「サブプライム問題に端を発した動揺が続いている。米欧の証券化商品市場は機能が大きく低下しており、短期金融市場も正常化したとは言えない。株式市場や為替市場も世界的に振れの大きな展開となっている」と指摘。「調整にはそれなりの時間を必要とする」として、「そうした市場や金融機関の動向が世界の実体経済にどのような影響を与えるかについては、なお不確実な部分がある」と語った。

福井総裁はその上で「このように、海外経済や国際金融資本市場などの変調が生じた場合には、日本経済に対して、輸出入や企業収益、金融市況の変化などを通じて影響が及ぶリスクがある点には、注意を払っていく必要がある」と述べた。

質疑応答での主な一問一答は次の通り。

――中小企業は苦境にある。この点をどうみるか。

「私どもは、中小企業の問題は単にミクロの問題とは考えない立場を取っている。経済の好循環というのは、生産活動が進められ、所得が生まれ、その所得が次に投資や消費という形で支出行動につながる。現在、日本経済をマクロ的に見ると、生産・所得・支出の好循環のメカニズムが続いているとみている」

「ただ、仔細に見た場合、生産が行われ、所得のところで中小がコスト転化をできないというのであれば、所得がスクイーズ(圧迫)され、所得循環のところに少し問題が生じる危険、リスクは認識しておかなければならない。そういった場合、中小企業を中心に賃金についてもブレーキを踏む」

「日本経済全体として企業の収益、投資は順調だが、家計部門は決して悪いとは言えないが、せいぜい底堅いという言葉が当てはまるということは、今ひとつさえないということでもある。企業部門の所得から家計部門の1人当たり賃金という形での還元の力が少し弱い。これが、個人消費がしっかりしてくるというよりは、一歩手前の底堅いという姿にとどまり続けるという状況につながっている」

「特に中小企業において所得の面でスクイーズが生じ、賃金に回る部分が少ないということになると、この循環メカニズムに幾ばくか安全とは言えない面が残る。あるいは、場合によっては、それが大きくなるリスクがあるので、生産・所得・支出の前向きの循環メカニズムが順調に働き続けているというマクロ的な判断の中に、そういう問題意識をしっかり受け止めながら、今後とも経済の動きをみていきたい」

――米国経済の調整はどれくらい続くのか。

「既に1年くらい米国の住宅市場の調整を経ている。しかし、今の段階で米国の住宅の新規着工は一番高かったころと比べて半分くらいの水準だ。それで米国の住宅在庫の水準が減り続けているかというと、まだ通常の2倍くらいと非常に高い水準にある。住宅市場の調整の山場が近づいているとは思うが、山場が見えたとか、越えたとはまだ言えない状況だ。まだ時間がかなりかかることを覚悟しなければならない」

「先週も20カ国財務相・中央銀行総裁会議(G20)が南アフリカで行われたが、米国経済が今後、目立って減速するというところまでは皆、覚悟している。米国経済の実質成長率は7−9月が4.9%に上方修正され、調整しているとは言え、3四半期でならしてみると3%くらい成長している。これからは本当に減速するだろう。1%台半ばくらいの減速は米国だけでなく、世界中の人は覚悟しており、それを前提として世界経済の見通しを出している」

「問題はそれ以上に減速するかどうかであり、ここのところが不確定だ。米国の10−12月の成長率が多少低くなっても、それが直ちにダウンサイドリスクが強く顕現化したと言うには当たらない。ある程度の減速は皆、織り込み済みだ」

「それ以上に落ちるかどうかが不確定で、それはまさに今後、住宅在庫がいつから減り始めるか、住宅在庫が減るという本格的な調整の過程で、住宅価格がどれくらい下がるか。住宅価格が下がれば、やはり多かれ少なかれ、米国の個人消費に悪い影響が及ぶだろう。そこまで多少見えてこないと、本当のダウンサイドリスクの顕現化というイメージがわいてこない。問題の焦点ははっきりしている」

「(中略)米国や欧州の企業の対するアンケート調査では、欧米の金融機関の貸し出し態度は既に若干厳しくなっているという答えが出ている。金融機関の融資態度が慎重化すれば、米国の住宅在庫の処理が行われ、住宅価格が下がり、米国経済がどれくらい下振れするかという問題のほかに、金融機関の与信態度が慎重化することによって、もう1つブレーキがかかる。この両面から米国経済の下振れリスクを正確に評価しなければならない」

「今のところ言われているのは、ダウンサイドリスクが、本当にわれわれが既に織り込んでいる以上に行くかどうかまだ不確定だ。米国は結構、住宅部門以外の分野の粘り強い経済になっている。雇用の増加も大きなダメージを受けずに続いていると言われている。これが今後も続くかどうか」

「さらに、米国経済が少し予想よりも悪い状態になったとしても、世界全体としてみて、米国以外の世界経済でそのショックをどこまで吸収できるのか。ディカップリング(分離)も以前と比べると、相当吸収力がついているとも言われている。いずれも最終的に大丈夫だという答えを持っている人は1人もいない。ここのところをしっかり見極めていくということが大事になってくる」

――金利引き上げは必要か。

「日本の金利は、経済がだいたい2%絡みの安定した成長が続いていき、インフレ率がそんなに急速に上がらない、CPIはじわじわと上昇率を広げていくだろうという見通しだが、この見通しに狂いが生じないとすれば、やはり今の政策金利の水準は実勢と比べて低すぎるのは明らかだ。だからと言って、金利を引き上げることを決して急いでいるというわけではない」

「特に、さまざまな企業、産業の前向きの努力に非常に苦労が伴っていることをよく承知しており、十分時間をお貸ししながら、われわれとしてはできるだけゆっくり金利を引き上げていく」

「しかし、ゆっくり過ぎて、また一方で偏った期待のもとで資金が非効率な分野に投入されて、後で皆が迷惑をこうむる種を作るというのであれば、われわれとしても責任を果たしたことにはならない。そうしたことも十分視野に入れながら、適切なタイミングと思われれば、果断に金利は引き上げなければならない」
2007 12/03 14:14:10 | 投資・お金 | Comment(0)
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米で、低位所得者向け住宅ローンの借り手に対する支払い金利減免措置がとられる可能性があるとのニュース。



米、不安深刻化を懸念 サブプライム金利減免案
2007年12月03日01時10分(朝日新聞サイト)
 低所得者向け(サブプライム)住宅ローンの焦げ付き急増を防ぐため、米国の金融当局・業界は5日にも、借り手の金利を減免する「徳政令」案の詳細を発表すると見られる。背景には、住宅不況による不良債権の膨張を食い止めないと金融不安に拍車がかかるとの危機感がある。来年にかけて金利が跳ね上がる200万件のローンの大半が対象になるとの観測も出ている。

 サブプライムローン金利は、客を引き寄せるため契約後2〜3年は比較的低金利の7〜8%にとどめ、その後は数%幅上がる変動型タイプが多い。ポールソン米財務長官らが金融業界と調整している救済策は、金利を上昇させず、契約当初の水準で凍結する案だ。

 ローン債務者の収入や生活費の支払い、住宅評価額下落の状況などから困窮ぶりを総合的に判断。金利上昇後の返済が困難と判断された人を対象に、7年ほど据え置きを認める案も検討されている。富裕層を除きつつ、もともと返済能力に欠ける
貧困層も対象外にして、返済の基礎体力がある「中間層」を軸に救済する計画だ。

 来年金利が上昇するローン債権の総額は約3600億ドル(約40兆円)に達する見通しだが、「かなりが延滞債権になる危険性がある。金利凍結の対象者は120万件ほどにのぼる可能性もある」(政策関係者)という。米住宅ローン業界では、大恐慌期を除いて史上最大規模の減免・救済となるのでは、とささやかれている。
2007 12/03 06:16:48 | 投資・お金 | Comment(0)
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以前、国鉄色という題材で、ちょっと書いたが、アクセス解析を見ると、この項目のヒットがとっても多いのです。
なんか、ひそかなブームが起きつつあるようです。もちろん、多分、鉄ヲタの中でのことと思いますが・・・。
持ち画像の中にもう一枚国鉄色の車両があったので、アゲておきます。青森県内を走る特急つがるです。以前は函館−青森間を「特急はつかり」として走ってました。あと数年で、新幹線が青森まで延伸されますが、それまでの存命と思われ・・・。
 全国の国鉄色車両のデータを作ってみたいのですが、そんな閑もなし。誰か、作ってー。

2007 12/02 11:21:53 | 鉄ヲタ | Comment(0)
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北海道函館市美原3-21-29 tel0138-47-7765


以前、函館市本町に、同名のすしの名店がありました。
そのお店が移転したものと思うのですが、未確認です。
近日中に確認したいと思います。
ネタのでかさでは、北海道いちのお店でした。

2009.3.10追記 その後の調査では、どうも廃業したらしいということが判明。大将もいい年だったからなあ。残念・・・。
2007 12/02 00:35:19 | 備忘録 | Comment(0)
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 夏の終わりに入手したしまとうがらし、500gをすべて、酢漬けにした。それが、食するのに最高の段階まで、熟成した。ワインの空瓶5本分。次のシーズンまではもちそうだ。餃子や焼きソバ、パスタ、焼肉などに、振りかけて食す。さわやかな辛味が心地いい。とうがらしそのものは、ピクルス状態になっているので、取り出して輪切りにし、漬物などに加えると、他では味わえない刺激がやってくる。寒い冬でも汗だくだ。
ちなみに、とうがらしの赤い色が薄くなるまでは、何度でも食酢を加えて、辛み成分を抽出できる。
 癖になるんだよ、これ。




しまとうがらし見つけたどーっ
2007 12/01 21:57:04 | 食いしん坊 | Comment(0)
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 今週の為替相場は、わかりやすかったな。要所要所で要人のコメントがタイミングよくでてきて、相場もこぎみよく反応して、週末は、円安で終了という、理想的な展開。買いポジションを売り決済、週明けの円高回帰を予想し、ドル売りポジションを持った。111.2円・ドルで一本。ポンドと豪ドルも狙ったのだが、予想上値に届かなかった。とりあえず、ドル円だけで様子見しよう。

2007 12/01 14:26:15 | 投資・お金 | Comment(0)
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