種子島に渡ると言うことを前提にしますと、地図からもお分かりのように「
民宿 志保」(赤丸で囲んだところ)さんは絶好地です。船は安房港から朝7時に出ますので、荷物を山のように持っていても5分か10分。船の受付が6時半頃からですから、余裕を持って宿を出発できます。
民宿志保さんに関して知っておいて欲しいことは、基本は素泊まり宿との事ですが、宿に到着後申し込めば、朝食は出してくれます。山登りなどの時は、早朝早くに朝食が出せないので、お隣のAコープでお弁当かパンと牛乳などを買っておいて食べて宿を出発します。お昼のお弁当は頼むことによりおかず付のおにぎりなどを前夜に出してくれます。
朝食はご主人の自慢で熱いものは熱いうちに食べてもらうと言うことで、宿を出る時刻にグループ分けして朝食時刻に時間差を取って作ってくれますので、夕方明日の出発時刻を言っておきますと女将さんが丁度良い時刻に連絡してくれます。熱い美味しいお魚の焼き物を食べられること間違い無しです。季節によって内容は異なるそうですが、自家製の果物でジュースを作って飲ませてくれます。美味しかったです。玄関口にも、缶詰ジュースでしたが、町のお店に並んでいるより10円は安い値段で置いてありました。普通は100円ぐらい高い値段ですのに。たんかんジュース、ぽんかんジュースなど長野県では飲めないジュースがあって美味しく飲むことができました。屋久島空港の食堂では380円だったかで、屋久島特産ジュースとして飲み放題で、たんかん、ぽんかん、マンゴー、パッションフルーツ(季節により置いてないものもあると思いますが)とコーヒーが置いてあり南国の味を楽しむことも出来ました。
昼食と夕食は基本的に自分たちで外食となります。志保さんで、ご近所で美味しくて安い食堂を案内してくれて満足しました。今日のの地図の左上にある「
かもがわ」HPを見ますと、その量と値段にビックリします。志保さんのご主人も良くあの値段でやっていられるものだと感心していました。屋久島で4回の夕食のうち2回はかもがわに行きました。お昼にはお昼用の食事もあり2回行きました。
その他屋久島では食堂、レストランに日本酒が無い。4日間で私が入った食堂、レストランでは日本酒が無く、お聞きしたら屋久島でお酒といったら焼酎のことだと言うことです。そこでどうしても日本酒を飲みたいときは、地図では民宿志保さんの隣にあるJAスーパーか、かもがわさんの上にある
泊酒店で買って飲むことが出来ました。JAスーパーには新潟のお酒があり、泊酒店には、大関上撰があって、サービスも良かったです。オリオンビールもありました。元気の良い女将さんでお話を聞いているだけで楽しくなりました。屋久島ではどこに行ってもそうですが女性の方が元気のような気がしました。
インターネットカフェについては、インターネットで検索しますと宮之浦にはあるのですが、安房では検索されず、民宿 志保さんに探してもらったところ、地図上の泊酒店の左斜め下の「じいじの家」さんでインターネットカフェとしてではありませんが、お客さんにインターネット接続されたパソコンを貸してくれるとの事。夕食の前に少し借りようとして行ったのですが、疲れ果てていて、翌日にしようと食事だけして帰ってきたのですが、翌日も疲れ果てて結局4日間いて一度も使わないでしまいました。ここの女将さんも親切で、夕食時お酒を飲んでしまって、足はガクガクですしタクシーを頼むといったら車で送ってくれました。ホームページは作成中との事でしたのでブログにリンクしてご紹介できないのが残念です。じいじの家で検索していたところどのなたかのブログにじいじの家に言った記事が載っていましたのでリンクしてご紹介します。お店の雰囲気はとてもリアルに説明していると思います。
じいじの家紹介ブログ。なお「じいじの家」電話番号は、TEL0997-46-3087 です。民宿 志保さんが調べて教えてくれました。詳細お問合せはお電話でどうぞ。
朝夕の散歩民宿 志保さんの前には屋久島漁港があり朝の散歩には潮風が吹いて気持ちが良く、漁港に行ってみたのですがちょうど朝の水揚が始まっていて、港内にも私たち一般の人間にも公開していて見たのですが、金目鯛が多かったです。私の聞き違いかもしれませんが、この地域の特産である飛び魚が見られないので、今日は飛び魚は取れなかったのですかとお聞きしたら、飛び魚は日曜日には取らないことになっているとの事。種の保存にも気を使っているんだなと感心したものです。
粋な風景夕方じいじの家に行く時、安房川沿いの堤防に沿って歩いていったのですが、粋な風景に出会いました。堤防の上にたくさんの木のスノコが少し離して並んでいてなんだろうと思ったのですが、そのうちにわかってきました。若いカップルが一つのスノコに一組づつ食事をしたり話し込んでいたり、港と川の夕方の風景を楽しみながら将来を語り合っているのだろうと思われました。若い男女のカップルのこういう風景は絵になりますね。私たちも昔はこうだっただろうにと思いました。
安房川沿いでは昼間はベンチやパラソル付のテーブルが出してあり、こういう計らいは飯田地方でも見習った方がいいなと思いました。やはりたくさんの観光地を回りますとそれぞれの地域でそれぞれの観光対策がなされていて勉強になります。
観光案内所の利用4泊した屋久島の最後の晩に、いくら美味しくても違ったところで食べてみたいと妻が言うので、かもがわさんの交差点をはさんだ観光案内所が目に入って、ここで妻が山登りのガイドさんから教えてもらったお店の位置を教えてもらおうと尋ねたところ、詳しく教えてくれて、値段もかもがわさんに比べるとかなり高いし予約が必要だがと念を押され、それでも良ければと予約の電話を入れてくれて、お店に到着後すぐ食事ができました。
この
観光案内所というものは、ほとんど町全体を知り尽くした人達が担当していると思いますのでお世話になった方が良いと思います。それに観光案内所維持費を出している各お店にしても、案内所から予約の電話が入ればその価値をありがたく思い積極的に維持費を出してくれるものと思います。
それと今回も思ったのですが、たくさんのお店があるのですが、HPを持てないお店が多く、観光協会様が指導してブログだけでも作って、そこで時々でも毎日でもワープロ感覚でお店やお店の周りのことを書き込めば、私のように旅の思い出を書くときにリンクして口コミならぬ、ブログコミで全国全世界に宣伝してくれますからこれを利用しない手は無いと思った次第です。ブログなら1時間、遅い人でも2時間あれば出来ることですから、観光協会を支えている会員様に無料でご指導すれば喜ばれることは間違いないところだと思います。
小林旭主演の「ギーターを持った渡り鳥」的な風景、寅さん的風景を見ました。地図上で、「かもがわ」さんから「泊酒店」さんの通りはちょうど、昔小林旭主演の「ギターを持った渡り鳥」に出てくるバーや飲み屋街に似た風景で夜行って見たいところでしたが、夜は疲れて早く寝てしまい今回は行かずじまいでした。
安房側上流を見ますと、屋台船が繋がれていて、なんとなく寅さんの映画に出てくるような風景で、のんびりした気持ちの良い風景です。
宮之浦方面は今回は行けなかったのですが、屋久島の主要な町ですから多分また違った良さがあるものと思います。
ともかく種子島に渡るとか、縄文杉登山、温泉などを計画されている人には安房港近くの
民宿志保さんはお勧めです。