大連帰国日記
賭け事と遊びの境界線ってどこだと思います??

中国人はたまに親戚等集まると、マージャンをするそう。そして親戚、友達同士で実際にお金を賭けて遊ぶ。と、ちょっと話には聞いていた。
・・・なんじゃそりゃ?友達同士でゲームやってお金あげんの?ヘンなの〜。 と、思ったがそれほど真面目に考えていなかった。
この前そのマージャン現場を見た。
4人でテーブルを囲み、ジャラジャラとコマをこ混ぜて並べ、一人一人取っていく。んで勝負が決まると・・・
あ、負けちゃったぁ。はい、○○に千円〜。あ〜勝った。はい、5百円も〜らい。 あ〜ぁ、3千円も負けた〜。
と言う感じだった。なんじゃこりゃ〜?!どーゆー友情だよ? と唖然としてしまったが、中国人同士だとそれが普通だそう。しかも学生も・・・
中国人はお金の感覚について非常にアバウトだ、とは前に書いたが、ここまでだったとは・・・ 
もしももしも、中国人と結婚したら、、
「今日、友達にマージャンで5千円渡してきちゃったよ〜」
とか言われるのかなぁ・・・; と、ちょっと不思議に思った一コマだった。。
あとで他の人にも聞いたが、あまり大金を掛けるのはおかしいけど、ちょっとなら遊びとしてみんなやることらしい。。運動会の賞品と同じだよ、という話。
2006 03/02 15:37:32 | none | Comment(0)
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中国でも韓国ドラマはよく放映されています。
中国は国がデカイだけにチャンネルも非常に多い。大連ではざっと25くらいか。。
ドラマもよくやっているが、中国のドラマというと時代劇みたいなのが多く、現代劇も幅広い。いろんな階級、場所、人を舞台にしてある。
韓国ドラマ、中国でも非常に多い。そしてドラマと言うと、日本みたいに一週間に一時間の放映ではなく、毎日毎日二時間ずつくらいやっている。ま、一週間に一度じゃぁこっちの人は見ないだろうなぁ・・・

そんな訳で私もたまに韓国ドラマを見るようになりました。
理由その1:外国語吹き替え版の方がゆっくり簡単でわかりやすい。時代劇の言葉は分からんです、はい。
その2:ズバリ、ハマる!やっぱ日本のおば様方に大大ブームを巻き起こしているだけありますね〜韓国ドラマ。激しいっす。
あれ!この人たちってここでつながってるの?そんな〜!え、この人ってあそこに出てきた人じゃない?うっそ〜! キャーここでこの人と遭遇しちゃった、マズイよマズイよ。。  あぁ〜ロマンチックだなぁ〜いいなぁ〜・・・うっとり
そんでもって見た後にドッッッッと疲れる。エンディングテーマが流れると同時に現実に呼び戻され、時計を見る。あ〜ぁ、こんなんに二時間も使っちったよ、疲れた。まぁ中国語学習にはもってこいだからよしとするか。
そんで次の日も同じ時間にテレビに向かう→2時間→やれやれ

これがメロドラマ。でもちょっとおもしろい。現実逃避できるし、綺麗な俳優さん見て目の保養にもなるしぃ。要するにあまりにも自分と違う世界だからぁ。。。
ま、見る時間が合えばまた見るかもな。
2006 02/23 09:30:57 | none | Comment(0)
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ところで、日本に帰って思ったことの一つは、
「お年寄りがメチャクチャ多い」
ま、私の実家が東京の外れ(田舎)なので、そういう地域性(田舎)もあるのかもしれないけど。
町を歩く人の30%くらいはお年寄りかもしれない。それから障害をお持ちの方も2日に1回は見た気がする。
ちなみに中国ではお年寄りや障害者は全く、、でもないけどほっとんど見ません。
かと言って、いないはずがない。 あ、でも平均寿命は日本より10歳くらい下だから、まぁ少ないんだろうけど。多分その理由は日本みたいな保険とか医療(人間ドック)とかが少ないから。ちょっとどこか悪くてもあんまり病院だぁ手術だぁ、に行かないんだろうと思います。 それから油料理とか、白酒(50度の酒)も原因かもしれないなぁ。。

よくよく考えたら、年寄りが歩ける環境じゃないわ。。道路が車優先だからヨボヨボ歩いていたら轢かれるし、バスも運転が荒いから早く乗り込まないと転ぶし。スーパーも人が多いし広いから、買うのもしんどいだろうし。。
この前一時帰国したとき、バスの中で障害者の方が歌を歌って独り言を言っていた。それからちょっとしたら、バスを一時停止して運ちゃんが台を下ろし、車椅子の人が乗ってきた。 あぁスバラシイ〜!!と、私にとっては新鮮な一こまでした。


中国は女の人が結婚、出産後も仕事を続ける習慣なので、子供はじっちゃんばっちゃんが見るそう。基本的に一人っ子だし。だから中国のお年よりは、家の中で子育てに明け暮れているみたいだ。
そんな年寄りも、もちろん外へ出ることもある。たまに道路横断しているのを見かけるが、それでもタクシーたちはかっ飛ばして進んでいく。年寄りが歩いてんだろーがあぁぁぁ! と突っ込みたくなるが、みんな時代劇のチャンバラシーンみたいに(打ち合わせ済みかのように)、、うまく避けていく。。。お〜、お見事!私があの年寄りだったら、ひかれてます・・・・
そんなお年寄り達、道やバスなどを通る時に、何も言わず人の体を腕でグイっと押しのけて通っていかれる習慣がある。(若い人もたまにやるけど)
失礼なジジババだなぁ・・・と思わず顔を見てしまうけど、ふと視点を変えると、この人たちもこうして頑張って生きているんだなぁ。。とも思えてくる。

脳障害者の方は本当に一度も見たことがないです。家にいるのでしょうかね? これは本当に分からない。。。

とにかく、中国も早く社会的弱者が積極的に町を歩けるようになるといいですね。広くて人口が多すぎるから、まだ浸透は難しいかもしれないけど。
道路状況さえ何とかなれば、かなり変わるだろうになぁ・・・
2006 02/18 10:09:35 | none | Comment(0)
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戻りました。大連に。 またいつもの生活に戻りまっす。
若干寒さが和らいだ気がする。。前みたいに、
「うぉ〜!凍り死ぬ〜!」 とまで行かなくなった。ピークを越したんだ。これからは逆に暖かくなるかと思うと気が楽です。
さてさて、昨日12日は旧暦の1月15日。小正月です。お正月´(ダッシュ)見たいな感じ(?)・・・なので大連はかなりにぎやかでした。 花火と爆竹が。。。
春節の元旦ほどではないらしいが、それでも個人で勝手にどこででも打ち上げ花火や爆竹を打つ。大連中花火と爆竹に包まれ、街中が火薬臭く、ちょっと危ない一晩でした。 
大連の至る所で花火や爆竹を売っていて、個人でやりたい人は勝手に買い、好きなところで放つ!だから見晴らしのいいところへ行くと、視界の左右、真ん中で打ち上げ花火が絶え間なく上がっています。豪華な花火大会でとてもキレイ☆ だけどなんの規制もなく、みんな好きなように打つので、、ちょっと危ないでしょうね。。
大連市政府の主催で、星海広場にて、花火大会があった。以下、その写真です。

夜の大連星海広場周辺の風景。右は展示会場です。


花火大会始まり。星海広場と星海公園の二箇所で同時に上げるので、
あ、アッチで上がった、お、今度はコッチ、あ、またアッチでも上がった。そしてまたコッチ。おぉ〜両方同時だ!う〜んどっちを見たらいいんだ。。。
目をキョロキョロ首をクルクル。と、豪華満載の花火だった。以下の画像が視界一杯に広がっていた。


ちなみにその花火大会、すんごい人だった!帰りの道なんかもう車なんかピクリとも動けないほど人が歩道にも車道にも線路にも(!)群がっていた。。そのときの道路の様子(ちょっと分かりにくいかも・・)


花火大会はともかく、その他のところでもまだ花火花火花火!爆竹爆竹爆竹!
これはもう中国13億人の宗教なんじゃ・・・? という感じだった。
その花火や爆竹も夜10時ごろまで続き、小正月は「元宵」(ユエンシァオ)と呼ばれるお団子を食べて過ごすのでした。。
で、ここでもまた、新年あけましておめでとうございます。・・という行事でした。
2006 02/13 00:18:47 | none | Comment(0)
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予定通り、遊び呆けております。
始めはカルチャーショックもどきを感じたけど、やっぱり22年間も生きていた場所だからすぐに慣れ、、
と思いつつ、
人の話を聞き返すときに「アァァ〜?」と言って引かれている自分がいたり、人とぶつかりそうになってもすぐに「すみません」が出てこない自分がいたり、物価が高くて買い物も戸惑う自分がいたり、道路のド真ん中を平気で横断する自分がいたり。。。
・・・ヤベェ・・・
それに対して、久々に会う友人たちはなんと垢抜けていること!気候が違うから仕方ないけど、スカートにストッキング、ハイヒール、薄手の首もとのあいたカットソー(だっけ?)とか、薄いコート。に対して私は、大連産モコモコセーターやら、モコモコ羽毛ジャケット。
ババシャツモモヒキセットやデカマスク、腰に巻いたショール、はこっちでは必要ないけど。
でもみんな寒いって言っている、、東京は十分過ごしやすいっすよ!

で、話は戻って私の習慣や服装。日本に帰るまでにちょっと何とかしないとなぁ。。と反省した毎日です。

親知らずの抜歯は、結構すんなりすんだ。実は私、この歳で歯を抜くのは7本目。歯がものすごく大きく、アゴが小さいので、自分の持ち歯が自分のアゴの中に収まらないのだ。
親知らずは根っ子が浅いから、結構出ていた親知らずを抜いたので楽だった。
まだ他の親知らずが2本埋まっているのでいずれはそれも抜かねば。そしたら抜歯9本だわ。クワバラクワバラ。
誰でも自分の体で弱いところ、コンプレックスの1つや2つはだろうあるけど。。頭痛もちとか、目が悪いとか、アトピー、アレルギー、身長とか足が太いとかいろいろいろいろあるでしょう。
私の場合、それがとにかく「歯」だった。その点、歯科技術の発達した日本に生まれて本当によかったです。
あ、でもこれは歯医者さんが言うには、遺伝+プラス「日本人現代病」だそう。確かに中国ではそんなに聞かない。。
食べ物の原因もあるんじゃないかと思う。日本は甘くて柔らかいものがなんと多いこと! 私もそういうもの、大好きです。に対して中国は甘いものがマズイ。。デザート系はほとんどなく、油料理をどっさり食べて甘いものはあんまり食べない。しかも結構硬いものが多い気がする。

転職事務所にも行った。景気は結構良くなっているらしく、本帰国してからの就職も何とかなりそうだ。
ただ、日本人よりも日本語が話せる中国人を中国で使ったほうがコスト削減できるらしく、日本人の外国語人材の需要は思ったより低いらしい。。。それよりも実務経験の方が重視されるみたいだ。・・・まぁ納得できるけど。

そんな訳で楽しかった一時帰国ももうすぐ終わり。多分今週中(飛行機が取れ次第)また極寒の大連に戻りまっす。
2006 02/06 12:57:25 | none | Comment(0)
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帰ってきた。日本へ。一年ぶりに。
やっぱり外国人から見た日本、を感じる。

空港では、
ウワ〜、空気が澄んでるな〜!
キャ〜、看板が日本語だ〜!
オォ〜、時刻表がある〜!
ワァ〜、みんな日本語しゃべってるぅぅ〜!

街におりると、、
ヒェ〜、すごい!道路も建物もみんなすんごい整ってる〜!
エェ〜、店員とかすんごい礼儀正しいじゃん!いらっしゃいませ(ニコッ)だってさぁ〜!
ギェ〜、物価がタケぇ〜!
アァ〜、道路とか、店とか、全体的にみんなコジンマリしてるんだな〜。一戸建て多いし。
オォ〜、車とかクラックション鳴らさない!みんななんて静かに走っているんだろう。しかも人が通ると車が止まって待ってんじゃン!
ワォ〜、順番待ちとかみんなビシッと、直角平行ラインで並んで待ってる〜!
ウーン、お年寄りが多いなぁ。


でもなんて過ごしやすいんだろう。澄んだ空気、整った建物や町並み、キレイな道路、愛想のいい店員、ヨボヨボ歩いた年寄りを先に通らせる車たち、ビシッと整列した人たち。私、こんな国で育ったんだぁ・・・全然帰ってなかったから、すっかり忘れてた。。

そんな訳で逆カルチャーショックに見舞われています。
久々に実家に帰ったから、そんな安心感もあるんだろうけど。

とにかく、日本はすごく規制とかルールが徹底していて、みんなが似たような「常識」を共有していて、そういう規制とか常識に人々が守られている国だと思った。そして何より、すごい経済大国だったんだなぁ、と。 
日本人が一般的に謙虚だとか自己主張がない、って言われるのは、豊かでそういう規制や常識に守られて生きているからなんだろうなぁ。。
2006 01/27 23:00:06 | none | Comment(0)
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来週から中国は、春節休暇に入る。
そこで私もめでたく一時帰国できることになった。 一年ぶりに日本に帰れる〜♪

でも今回の帰国は親知らずの抜歯がメイン・・・しかも2本くらい抜かなければならくなりそうで気が重い。。
が、力の限り遊び呆けてやる〜!!

あぁ、久々の日本。きっと外国人が日本に来た感覚になるんだろうな〜。
お札が変わったらしいなぁ。夏目漱石から野口英世になったとか。(←遅い?)
疎遠になってしまった友人達もどうしているかしら?
母上に会うのも一年ぶり。老けただろうな〜。この前50になっちゃったもんな〜。白髪、増えただろうな〜。
家の周りはどう変わっているんだろう? そういやこの前弟が、近所の店つぶれたって言ってたっけ・・・
あ、私の以前のバイト先。・・・も、潰れたって聞いたなぁ・・・;; ま、いいや。


とにかく、やることはたくさん!
抜歯、転職活動、本あさり・・・
日本を客観的に虎視して、今後の展望も考えなければ。
それに何と言っても、遊び呆けなければ!
うふふふふ 
2006 01/25 13:53:12 | none | Comment(0)
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中国で普通の街を歩いていると、
道端でいきなり痰を吐く人が非常に多いです。
テクテク歩いていて、いきなりすれ違いのオジサマが、
ゴガァ〜〜ァッッッ、ぺッッ!!
て言うのは日常茶飯事。時にはオネエサマもごく当たり前のようにやっています。
汚い話題でごめんなさい。
人によるし、日本でもいますが私、アレ大っ嫌い。。というか好きな人がいるわけないですよね?

この前彼(中国人)が風邪気味のとき、やってくれちゃった。
トイレでガァァ〜ッッとはいわなくても、ン゛ゲェ〜みたいなアノ・音が、、、
「は?? 今のって・・・ ガ〜ン、、、ゲンメツ〜。」
知り合ってかれこれ10ヶ月くらいだが、やる人だと思わなかったからビビった。
カッとした私は軽蔑の眼差しで怒った。
「あ、やっぱダメか。価値観や習慣の違いだよ。」という彼。道端では絶対やらないし、どうしても痰が絡んだときはトイレでそうやって出すしかないという。
もう根本的な考え方が違うんだ。あぁ嫌だ。 もうやってられん・・的に言った私。
余計逆ギレされた。
「鼻が出たら鼻かむでしょ。 痰が絡んだら出してどこが悪い?」と。
「黙って飲め!」と私。
それの方が気持ち悪い。基準が違うんだからそれで人を決め付けるな、と彼は言いたいらしい。

そしてその次の日、会社の昼休み食堂で、変わったものを頼んだなぁ・・・と思ったら、、鶏の頭(顔つき)をかじっている。。。
・・・へ?・・・

やれやれ・・・外国人て難しいねぇ〜
2006 01/21 16:48:13 | none | Comment(0)
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バス通勤をして10日くらいたったでしょうか。
極寒の中の、バスで一時間の通勤。毎日毎日うちのアパートの隣の隣のビル(引っ越す前に会社があったところ)を通りすがりに遠い目で見つめながら通っております。
一時間なんて普通かもしれないですが、前は徒歩3分でした。それに狭い大連では一時間は結構長い方なのです。寒いし・・・

バス通勤のいやなところは、、寒い、時間がかかる、人が多い、危ない(事故、スリ)、お金かかる、メンドクサイ、などなど山ほどあるが、
いいところは、ちょっとでも運動するようになったことと、行動範囲が広がった、ってとこだろう。

会社が引っ越した先は「大連ソフトウェアパーク」。ソフトウェアの外注開発が多い大連では、最近になってソフトウェア企業の密集地、ソフトウェアパークが出来たよう。ビルは新しいが大連の外れにあるので交通は不便だし、周りの環境も汚い。市内と違って清掃員が来ていないから。
IT企業のプログラマーが密集している地で、大学も近くに多いので、ソフトウェアパークは若い人だらけだ。バスに乗る人も若い人ばかり、平均25歳くらいなんじゃなかろうか・・・ 
でも若い人ばっかで清掃員が来ていないところなので、周りは非常にゴミが多いです。

寒いので毎日、モコモコ羽毛ジャケットとマフラー手袋はもちろん、+顔の2/3を覆うデカマスク、そして中にはババシャツモモヒキセットを身にまとっております。
その姿は正にババアスタイ・・・とと、おばあさまスタイル以外の何者でもありません。
それでもむなしく扁桃腺炎を繰り返し、苦虫つぶした顔して通っております。

そしてどの路線が一番早いか、一歩でも歩かなくて済むか、毎日ない頭を使って計算したり、ウロウロバス亭探しながら研究中でございます。
どーせ一時間かかるっちゅーに。。。
よぅし!明日は31路で民生街で降り、26路に乗り換えてみよ〜。


それはそうと、会社引越しに伴って、社員もかなりの人が引っ越したよう。
若いプログラマーばっかの企業なので、みんな身軽だ。しかもこっちでは引越しに敷金、礼金とか全くない為、まぁ割と簡単に引っ越せる。
会社と一緒に、ホイサッとすぐ引っ越すところ、、さすがだ。そして新しい場所でも夜遅くまで残業している彼ら、給料は数万円なのに。中国人の若者ってそういうとこ、けなげだなぁ。
日本人のおっちゃんがよく、中国人の若者を評価するけれど、こういうことを言っているんだろう。
これはもう臨機応変に慣れている国民性なんだろうけど、いつ見てもちょっと尊敬する。
2006 01/17 21:36:02 | none | Comment(0)
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ウチとソトの関係。。社内外の尊敬語について言いたいのではありません。
人間関係の距離について思ったのです。
中国人は人のつながりとか家族を大事にする、ってどこかで聞いたけど、まぁ、そうでしょう。
中国人の人間関係は大きく3段階に分けられるような気がする。
1つ目は、全然知らない人。町で道をすれ違うだけのような、へのへのもへじですこぶるどうでもいい人。
2つ目は、同じ会社とか集団に属している関係。或いは話したことがある関係、いわゆる顔見知り。
3つ目は、親しい友人や恋人、身内。
日本人だってそんなもんじゃん。って一見思いますが、ちょっと違う気がする。日本人だったら2,5に当たる、会社の同僚とか、まぁ普通の友達、っていう段階があまりない気がする。

中国語には敬語表現があまりないので、話し方は2も3も、上司も部下も同じ。そのせいか、初対面でもすごく親しみを感じます。前から友達だったように見える。でも実際は、お互い顔は知ってるけど、名前も知らなかったりする。いつ見ても不思議です。

段階1の時点では、バスや店のカウンターの順番も、我先にチックだが、段階2の顔見知りになった時点では、お先にどうぞ、になる。でもそんな段階2は、いつどこで別れてもおかしくない関係。平たく言うと、会社とかで「あの人最近いないなぁ〜」  「え?やめたの?!」て言う関係。「ご近所さん最近静かだなぁ〜」  「え?引っ越したの?!」っていう感じです。
そして段階3、ここでかなり人数は減る。昔からの友人や恋人、身内。なんでも話せるような間柄。ここで日本人と違うのは、お前の物は俺の物俺の物はお前の物、になること。
中国人のお金の感覚って非常にアバウトで、一緒に食べに行って割り勘とかはほとんどありえないのです。必ず誰かしらがおごる。交互におごる。そのくらいならまだしも、友達の家とかに一緒に住んで、家賃払わなくても失礼にはならないらしい。
トイレや洗面所、風呂場も勝手に使ってOK。テーブルの上にある食べ物も、誰が買って置いたに構わず、みんなで勝手にひろって食べる。
そこんとこ、日本人だったらありえないほど寛大です。むしろ細かい料金計算するほうが失礼になるよう。

そしていろいろ言う。。。
例えば女の子に対して「アンタ太りすぎだよ。ちょっとダイエットしたら?」とか、「もうちょっと勉強した方がいいんじゃないの?」とか、とにかく思ったことを平気でストレートに言います。
どうもそれがウチの関係。どうでもよくないからしつけというかアドバイスらしいが、真面目に日本の感覚で考えると違和感満点。

う〜ん、やっぱ人が多い国は違うよなぁ。。。
2006 01/15 18:16:47 | none | Comment(0)
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