大連帰国日記
宴会みたいなのに集まったメンバーは朝鮮族5人、在日韓国人1人、日本人1人(私)だった。

そこでこの前の結婚式の新郎新婦さんにお会いした。
新婦さんとは初対面。新郎さんとは何回か会ったことあるけど、特にあまり話したことはないな。
新婦さんは在日韓国人。なので韓国語と日本語はベラベラだけど、中国語は分からないそう。
その他朝鮮族たちは当然、中国語と韓国語がベラベラ、人によっては日本語も話せる。んで私は日本語はとりあえずペラペラかどうかも危ういけどまぁそういうことで、中国語はカタカタ、韓国語はあんにょんはせよだけ。
そんな訳で私以外、皆韓国語の母語話者なので、80%韓国語、10%中国語、10%日本語という会話だった。
要するに80%分からないから、半分くらい一人で本見たりして遊んでたけど。
でも日本語じゃァ、誰にも負けなかったかも。エッヘン!(あたりまえだ)

で、その韓国人女性の話を聞くと、韓国でその朝鮮族のお兄さんと出会い、結婚を考えると同時に、中国語は全然分からないのに迷いなく荷物をまとめて中国についてきたそう。そして2年経った今も一日中、家の中で日韓の翻訳の仕事+家事をして生活しているらしい。
いや〜、すごいねぇ。。負け犬気質の私にはとてもマネできまへんわ。一応彼氏はいるけど、人間の根本的な本質ってそう簡単には変わらないモノで。。。
ちょっと話聞いて学んで来てと彼に言われ、そのお姉さんと話した。


The負け犬VS勝ち犬 (いや、別にふつーの世間話ですけどね)
なんでそんな大変なことしたんですか?よく付いてきましたね。という私の話に対し、
お姉さん「日本だって昔は物価も安くて環境も良くはなかったんだし・・・中国もこれからよくなるでしょ。それに日本で日本の給料もらって生活するより、いい給料もらってこっちで生活した方がいい暮らしもできるし、お金も貯まるよね。」
「国が違うから別れるなんて、やってることの割には視野がせますぎるよ」
とおっしゃっていた。
はは〜ん、まぁ、、そうかも。
彼氏「お姉さん、スバラシイ〜。」
と、始めは私が教育されていた。
ちなみに彼は新しい会社の入社が決まり、その研修で1年間日本(中国地方)行きが決定していて、その時点では出発直前だった。
要するに中国地方に付いていけ、と言われたけど。私の反応は
「・・・・・・・・・・・・」
(私は一年間そこで何すんねん・・・)

で、だんだん私の話をしていくと(大学卒業と同時に大学の先生の友達に「大連のIT企業で日本語教育やってみない?」と言われ、簡単に決めて来てしまった事、日本での社会経験もないのでまた日本に帰りたいこと等等・・・)
そんな話をしていたら、なんか雰囲気が逆転した。。。

お姉さんの日常はかなり大変だそう。
まず言葉が分からない。そしてず〜〜っと家に一人でいて、話し相手は旦那さんのみ。たまに旦那さんの友達との交流はあっても、自分の信頼できる友達はいないわけ。
翻訳の仕事はしているものの、そんな生活で、あるとき孤独ノイローゼみたいになって旦那さんに当たっちゃう、という。

「そうだよね!女にだって女の人生があるんだよね! 男についていってもダメだよね〜! 私ももし生まれ変わって同じ状況になったら、外国人は選ばないかも。」
と、結局そういう話になり、終わった。
負け犬勝利!洗脳成功! でもそこまで考えないで下さい。。。
おねぇさん:「いいなぁ〜独身の若い子は〜〜。。。自由だよな〜〜」
とこぼしていたそう。韓国語で私には分からなかったけど。。
旦那さんと彼氏、、ジロッと私を見る。。
い、、いや、いやぁ・・・そんなつもりじゃぁ。。
「あの夫婦がアンタのせいでうまくいかなくなったらどうすんの!?」
と彼に責められた。。
(いやぁ、、そこまでの影響力はないと信じます・・・)

そんな訳で新婚さんの人様に迷惑かけて帰ってきました〜・・・ 反省〜
2006 04/21 23:08:03 | none | Comment(0)
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この前、結婚式に行った。
これまた今回おもしろいカップルで、新郎は中国人朝鮮族、新婦は日本で育った韓国人(在日韓国人)だった。要するにどっちも元は韓国人。んな訳で、、結婚式は・・・全て韓国語だった。。。ここって中国じゃなかったっけ??
式全体は多分韓国式60%、中国式30%、日本式10%て感じだった。(実は私、日本で結婚式行った事ないんすよ。。私の周り、皆縁遠くて・・・(スミマセン)なのであくまでも予想です)
言葉が分からなかったので、全体を通してよく分からなかったけど、
始めは誓います儀式をして→お色直し→お酒をついでテーブルを回る→歌や踊り→終わり って感じだった。
そんで、その間ところどころに親戚のメッセージなどが入る。
それにしても今回の新婦さん、これまた韓国美人で!三人姉妹の末っ子らしいけど、お姉さま方もお母様も鼻筋のスッと通った韓国美人で!
しかもみなさん揃ってチマチョゴリをお召しで、絵になる光景でした。

以下、写真です。左から会場、誓います儀式、最後の歌と踊り。新郎新婦がお酒を注ぎながら歌い始めるトコ。です。


やっぱ結婚式って二人のアイデンティティと文化が現れますね〜中国で結婚式に行くのはこれで3回目。
一回目は漢族同士の結婚式。これはずいぶん短くあっさりしていて、親戚、両親の言葉とかジワ〜っとするものはほとんどなく。用のすんだ人、食べ終わった人から帰っていった。。 新婦さんがお色直ししても、もう何人か帰っていて。。。でも大連式ではそんなモンで失礼にはならないそう。あっちで写真撮っていて、こっちでしゃべっていて、そっちで食べてて、向こうは帰ってる。みたいなまさに大連!な、結婚式だった。
2回目は中国人の朝鮮族と漢族。これもまたビックリで、割とあっさり目の儀式が終わり、終了間近になるとみんな立ち上がって前に出て歌い、踊ってた。バンドも呼んでいて、すごくにぎやかだった。
そして今回が3回目です。
あぁ〜、早く日本人の結婚式に行ってみたいなぁ〜。

ま、それはともかく、
お二人とも末永くお幸せに!
2006 04/09 13:00:12 | none | Comment(0)
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(3月16日の「会社雇用事情」の続き)
解決した。
結局彼が多額の違約金を払って辞めた。
そして彼はこれから、新しい会社の派遣研修で日本の中国地方へ行く。
手続きが順調に済めば、2週間後位に出発だそう。
私の主観からするとなんとも複雑でならず・・・

新卒期待一杯で今の会社に飛び込み、日本語教育という口実だったのに、結局営業。それも私に合わない仕事.Best3に入る業務ソフトウェアの営業。
個人で現地採用だったらトックに辞めて他を探してるけど、人脈紹介で会社から住まい(アパート)も与えてもらっているので、簡単に「つまらないし向いてないから日本に帰ります!」なんて言えず、知り合いもいない地で個人主義の会社で働き、やっと親しい人ができたと思ったら、、なんかその人が勝手に借金抱えていきなり全然関係ないところに島流し。。。

なにコレ・・・?私、大連に呪われてる・・・?何か悪いことしたのか・・・心当たりないなぁ。つーかむしろ私なんぞにんな影響力があるはずもないしぃ。。
ちなみに私は会社の契約が過ぎたら(7月)、日本(東京)に帰って働こうと思う。
それには周りも賛成しているし、彼も日本の会社で日本社会を知るべきだという。

彼が借金背負って全然関係ないところに行き、私は東京に帰る時点で終わりを意味している気がするけど、そうではないと言う。将来、力をつける為にしているらしいが私の目の前で繰り広げられているオブジェを見ると・・・・・・
どう見ても私と会社をポイッと捨てて、遠い世界に勝手に行くようにしか見えず。。
一体どう解釈したらいいのか、、、理解に苦しみます。

白馬の王子様だったら、、こんなことないんじゃないかしら・・・?
そうだそうだ、物は考えようによるんだ。
これは、「別に白馬の王子様を探せ」と言う暗示じゃないかしら・・・?
そうだそうだそうだそうだそうだ。東京の外れさ帰って、真っ白な馬に乗った王子様を見つけなさい、という天からの思し召し〜! 日本の未来はWOWOWWOWOW♪・・・・・;;


そう言えば、この前機会があって、彼の両親にお会いした。集まった人みんな朝鮮族なので、やはり会話は全て韓国語だった。。
※朝鮮族--中国の少数民族の一つ。かつて戦争などの理由で、韓国や北朝鮮から中国に渡った移民の子孫らしい。かなり民族意識が強く、彼らの間では韓国語が使われているし、子供達も朝鮮族の学校へ通う。当然結婚相手も朝鮮族同士が基本。
これぞ民族アイデンティティー!
当然彼も、朝鮮族と付き合うのが当たり前と言う中で中国人漢族どころか、日本人の私と付き合っているわけなので、私は正に動物園の動物になった気分だった。
みんな、「これがうわさの日本人か〜」という目で見る。そりゃそっか。ちなみに彼らの言っていることは私には全て
「★#?Φ!?〇Λ?Ξ▼Э□〜?」と聞こえるわけで、理解度はゼロだ。
まぁ、おじさんは中国語も話せるので、私には中国語。だけど、おばさんは長いこと専業主婦で、近所のマダムとのお茶飲みも韓国語らしく、中国語は聞いて分かるけど、あまり話せないそう。なので、私にも韓国語だった。

おばさまが「★#?Φ!?〇」と言って腕をポンポンとたたいていたけど、もちろん何言われているか分からない。。 
中国にいる日本人に韓国語で話さないで下さい。。と思いつつもヘラリと笑ってペコッとお辞儀して、、という訳の分からんコミュニケーションをして帰ってきた。。。

・・・・要するにだ! せっかくここまで覚えた中国語も全くにして役に立たず、改めて中国のデカさを認識したわけでした。

2006 04/05 18:25:54 | none | Comment(0)
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社員からもらった心理テストです。
さて、紙と鉛筆を用意して、、、

1.    2.    3.    4.   
5.    6.    7.    8.   
9.    10.    11.   

↑と、11までの項目番号を書いてください。
ここまでは準備の段階。

それでは診断スタート!以下の質問に答えてください。

?まず1と2のところに、自分の好きな数字を入れてください。
?3と7のところに思い浮かんだ異性の名前を入れてください。
?4、5、6に思い浮かんだ友人や身内の名前を入れてください。
?8、9、10、11には好きな歌の題名を入れてください。

以上で診断終了です。結果は続きを見てください↓↓↓
2006 03/28 12:06:03 | none | Comment(0)
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大連の台山という山の住宅街から見下ろした風景。
大連市内には一戸建てはほとんどなく、みんなマンション。しかも今、新しいマンションがドンドンドンドン建てられていて、地価もグングングングン上がっている。かと言ってそんなマンションを買っていい生活をしている人は人口の半分もいないだろう。要するに人が多いんですね。写真はその貧富の差が入り混じったマンションたちです。
2006 03/26 13:33:58 | none | Comment(0)
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以前書いたとおり、会社は市内の外れの学生街にあるので、こんな風景が。。路上の店です。
降りて見ないと分かりにくいですが、左の方は果物売り、真ん中は自転車修理屋、その右のバイクはバイクタクシー、右上はちょっとした軽食屋台です。
どれもかなり安い。バイクタクシーは50円以下、でも危険!軽食は30円、だけどちょっと衛生面が心配・・・だけど果物屋は安いし利用しやすいです。
2006 03/26 13:17:54 | none | Comment(0)
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この前の日曜日(19日)、私の誕生日でした。犬年生まれで24歳になった。もう誕生日も嬉しくないけど・・・
で、そのまた一つ年取った嬉しくもない誕生日、どう過ごしていたかというと、低血圧で病院通い+点滴だった・・・もう誕生日どころじゃなかった。
金曜辺りから激しい頭痛に見舞われて。元々頭痛は多い方かもしれないけど、いつもは寝るかちょっと薬飲めばすぐ治るのに、今回ばかりはずっーと治らなかった。
頭痛は怖いよ、なんせ頭ん中には、少ないだろうけど脳ミソ入ってるんだよ。これ以上頭やられちゃったら私、どうすんだよ。
あんまり長いモンだから、こりゃただの頭痛じゃないなぁ、、と思って、年末にもう行くまいと決意した病院に行ったところ、今回はちゃんとした治療でよかった。人についていってもらったので、安心。
どうも低血圧で脳ミソの血液が不足しているらしい。
治療は体力回復の点滴×3日間と頭痛の漢方薬が出された。日本ではあんまり点滴ってやらない気がするけど、中国では割とすぐ点滴をする。大学病院に行くと点滴室って言うのがあって、そこに椅子がズラーっと100コ位並べてあり、なんか「ちょっと風邪気味ってくらいで、元気なんじゃないの?」って言う人も座って点滴打ってる。んで点滴室にベッドは6つしかない。
医者が点滴3日間と言ったとき、「え、点滴あんまりしたくないんですけど。。。薬だけじゃダメですか?」と言ったが、「いや〜、薬だけじゃかなり時間かかるよ〜」と言われ、結局3日間点滴に通った。
こっちでは点滴は腕ではなく、手の甲の血管にする。
ヒェ〜!なんでそんなとこに針刺すのさ〜?!怖いよ〜 でも子供でもあんまり怖がらずに点滴している。。。負けたぁ・・・
手の甲の指の骨の間に針を刺す。お釣りを投げて渡すだけあって、なんか注射も投げて刺す・・・って事はないけど、人によってはちょっと乱暴で怖かった。
で、私は重症患者でも年寄り子供でもないので、椅子に座って一時間半。結構長い上に脳ミソに血液が足りない中一時間半点滴針刺したまま直立の椅子、、っていうのも辛かった。。横になりたかったけどベッドが足りねぇ。人が多いからベッドを増やしても管理が行き届かないんでしょうね。。。
その点滴3日間も終わり、だいぶ回復したと思ったけどまだ体力が全然足りないようで、ちょっと動くとフワフワフラフラし、今日も会社を早退して寝てました。
そんな状態で皆心配してくれ、さっき課長が栄養あるもん食え、と言ってあるレストランに連れ出してくれ、なんか黒い鳥の丸焼きがボ〜ンッと入っている見た目ちょっとエグイお粥を飲まされ、なんじゃコリャ?と思いながらも栄養たっぷりと言われるそれを食べたらちょっと回復した。
いいぞいいぞ、このまま完治するといいなぁ。ま、早く寝よ。。
2006 03/22 22:54:15 | none | Comment(0)
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現在、私の周りでちょっとモメている事があります。。
営業部の課長であり、彼氏でもある人が辞職しようとしている。
営業が合わないというのと、給料がその理由。
中国の会社は日本と全然違って、社長以外みんな契約社員なのです!コロコロ転職するのが当たり前だから、まず入社したら試用期間として3ヶ月くらい与えられる。貧富の差が激しく、いろ〜んな人が入り混じっている国なので、「なんでこの人がここへ?」みたいな場違いな事もあったりするから、この試用期間は重要。その間に社員も会社側も相性を確かめ、OKだったら2年〜5年の契約をする。基本的に契約期間内は辞められなく、んでもって契約が切れたら辞めて他の会社に移るか、そのまま契約を更新して続けるか、という仕組みになっている。で、もし契約違反したら違約金を請求される。

働く側としては就職先さえあれば楽な話だけど、雇う側や仕事を預けている側からすると、しょっちゅう人が入れ替わってそのうちに引継ぎもメチャクチャになるので、かなり困る話。ま、それも異文化社会だから仕方ない。日本では仕事は3年はやらないとちゃんと覚えられない、とか人によっては5年、10年と聞くが、それが今の日中社会の決定的な違いになっているのかも。

ちなみに彼の場合は5年も契約したそう。かなり長い方だ。その為か分からないけど、以前、彼ともう一人の社員が日本の会社に約2年間派遣されていた。そのおかげで彼らの日本語力や経験は格段に伸びたそう。
で、中国に戻ってきてからは待遇面や仕事etcに不満でもう一人の人は無理矢理辞めた。その時は裁判まで始まり、ホント大変だったみたい。なんせ資本金がかかっている。これで辞められたらたまったモンじゃない、と会社側も必死で大変だったよう。でも彼らの規定の違約金はなんと日本円にすると120万。とてもこっちの待遇で払える額ではなく、内臓売れと言われているようなものだ。

ちなみに今の彼の給料はこっちではまぁいい方だけど、とても高いとはいえない。
ま、30才近くになってもこのままじゃぁ、結婚は到底無理だよね。アハハハハ〜。なんて話はよくする。 
そして契約はあと2年ある。私が日本人である事とは切り離しても、このままでは満足できないらしい。。
しかも仕事も技術系だったのにいきなり営業。
でも違約金は120万円だし会社側に日本に派遣してもらったし社長らに一目置いてもらっている、という恩もある。。。
この堂々巡りは今始まったことではなく、だいぶ前からフツフツ考えていた。。
でもこのまま2年したらもう28になるし、それまで売れない営業やっていてもいつか転職するときにどこへも行けない奴になってしまう。。。と、相当危機感を感じてきたらしく、ちょっと転職活動をしたところいい会社が見つかった。日本でソフトウェア開発の研修を受け、その後大連に戻って開発マネージャーとやらにつく。帰国後の給料も今の約3倍。という会社に受かったらしく、彼は辞職を決意した。
で、辞職したい旨を社長に話した。
ら、当然「ダメ!辞めるなら契約どおり、120万違約金を払いなさい。」との事。
辞められる感じじゃないでしょ〜。そこまでして辞めなくても、必要とされているんならいいじゃん?と私は思ったが、一度しかない人生、20代の大事な時に後悔したくない。と彼。今の給料であと2年働いているより、違約金払ってその会社に行った方がいずれはもとを取れるし、自分にとっての将来性もある。との事。
あぁ、そっか。と私も納得し辞職を応援している。
んでもってそれからと言うもの、社長と彼のバトル!私も呼ばれて話したこともあって、あんたがそそのかしたんでしょ?、みたいな事を言われた気がする。いいえ、私は至って清く正しく生きております・・・ 
どっちも折れない、しかも社長ったら120万に上乗せしてきた。 若い彼が社長に敵うはずがないけど、、訴訟とかまではしてほしくないなぁ。

もう結構こじれちゃっているので、結果は多分辞めるんだろうけど、彼らの行方は如何に??
2006 03/16 18:39:15 | none | Comment(0)
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昨日(3/8)は国際婦人デーで、大連はなかなかにぎやかだった。日本では全然騒がなかった気がするけど、大連ではこの日、女性は特別優遇された。

会社から配られたものは映画の割引券。で、女子社員は3:00で仕事上がりだった。。と言っても私は今日中にやらなければならない用があって、結局意味なかったけど〜。

でその後、会社の人とバーに行った。どんなバーで何するのか知らないが行ってみたら、多分あれは普通のバー。。バーなんてほとんど行ったことないからよく分からないけど、真中にちょっとした舞台やマイクがあって、そこでいろんな人が歌を歌う。
そのバーに集まっている人は「車友会」と言って、車を持っている人のインターネットサークルだった。日本語では「愛車同好会」とでも言おうか。そのサークルの行事で、バーを貸切にし、そこでいろんなメンバーが歌い、踊り、騒いでいた。
貧富の差の激しい大連では、自家用車なんてすごく贅沢な話で、一部の金持ちしか持てたモンじゃないんです。だって大連の平均所得は1000元(約15000円)ですよ?それでも車は日本と同じ値段、いや、需要が低いだけにもっと高いかも。なので自分で車を買って乗り回せる人なんてごく一握り。

そこに行ったメンバーは、事務のおねぇさんとその旦那さん&営業部の先輩と私、だったが、事務のおねえさん夫妻が車をお持ちだ。旦那さんが結構年上で大学の先生らしく、生活はかなりいい方らしい。私の二つ上のおねえさんなのにもう子供もいらっしゃる。
彼ら「車友会」はインターネットの車に関するサイトを通じて知り合い、成り立っているらしく、その場ではみんなネット名で呼び合っている。お互い本名も職業も知らず聞かず言わずで、遊び仲間として出会い、たわいもない話をして盛り上がって遊んでいる。
でもやっぱ上流階級の集まりなだけあって、つばを吐く人とかはいないし、服装もみんなキチッとしていた。その雰囲気とかノリはなんか、アメリカ人みたいな感じだった。
いきなりハイテンションなおじさんがテーブルに来て、
「わたしはシェンラン。 HAPPY婦人デー!」
「わたしはランラン、ぼくユンユン、この子(パタパタ)はシーシー。よろしく〜!」なんて適当に名前付けて
「かんぱーい!!♪」

一体何が起きたんだ・・・?みたいに思って、私はポカンと口開けておじさんの顔を見てしまった。そんな私を見たおじさん、
「ね! あんたちょっと笑って!笑って!」なぁんて言っていたら、他の人が
「この子日本人なのよ〜」
もちろん、なんでこんなとこに外人がいるのかどういう関係かとか何も聞かれず、
「KO N NI CHI HA!★☆ A RI GA TO〜!★」
「かんぱーい!」

・・・・・・???
まぁなんだか分からんがこういう雰囲気もいっかな〜♪

それからみんなカラオケ大会。歌いたい人が前にでて、ノリノリで歌う。それにしてもみんなすごく歌がうまくて、聞いていて気持ちよかった。「芸は身を助ける」とはよく言ったもので、歌がうまいとホント得! 私は歌が下手なのでこういうときに強要されないかとハラハラもんです。

てな感じで、3・8婦女の日、にぎやかな夜でございました。
2006 03/09 18:27:25 | none | Comment(0)
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バスで一時間の通勤をして、かれこれ2ヶ月。
慣れたとはいえ、まだまだ意外な事は多い。
貧富の差の激しい中国では、バスの運転手ってあんまり礼儀とかはなく、結構やりたい放題だったりする。。乗客たちもいろんな人が入り混じっているので、驚くことも少なくない。
大連のバスは普通、どこまで行っても1元(15円)。で、遠くまで行くバスや冷暖房完備のバスはどこまで行っても2元となっている。
ウチから会社への行き方は、1元バスの乗り換えか、2元バス一本の2通りあるが、1元バスの乗り換えの方がちょっと早いので大体1元×2で行っている。
大体順調にいけるが、ある日はバスがなかなか来なくて遅刻。
またある日はバスの運ちゃんと乗客が喧嘩をおっ始め、遅刻。
またまたある日は乗ろうと思ったところでドアを閉められ、遅刻。
またまたまたある日は途中の道路で水道管が破裂して交通渋滞し、遅刻。 と、いう感じ。

バス停にはもちろん時刻表はなく、バスが来たら乗る。朝とかは多めに出ているみたいだけど。
1元バスでの話だが、とあるバス停で乗客が乗り終わり、一旦ドアを閉めた。が、走ってようやく辿り着いた他の乗客が、「もう一回開けて〜」とドアをノックしたそう。だけど、運ちゃんは開けなかったらしく、その乗客は怒ってバスの前のライトを割ってしまった。。。それを見て運ちゃん逆ギレし、バスを降りて「賠償金よこせー!」と怒鳴り合い(15分間)。警察も来て大騒ぎだったらしい。。乗客たちはブーブー言ったり、見切ってバスを降り、他のバスに乗り継いだりしたらしいが、かなりの人が遅刻したみたいだ。 それでも運ちゃん、お構いなしで喧嘩している。。 アリエナイワ・・・;

乗ろうとしてドアを閉められたと言うのは、多分運ちゃんの意地悪ではない。たまたまそれは朝の混雑用臨時急行バスだった。だから走って早く乗り込まないと、乗らないのかと思われ、行ってしまう。この前は多分それだ。たまたま私の前におばあさんが立っていて、その人も乗るのかと思い、待っていたら、どうもそのおばぁさんはただ立っていただけ。運ちゃんは乗る人がいないのかと思ったらしく、ガチャっとドアを閉めてしまい、私は遅刻した。
途中の道で水道管が破れたと言うのは、工事ミスだ。ある場所が池みたいになっていて、交通渋滞。。

ちなみに私の会社、遅刻すると給料からちょっと差っ引かれる。勘弁してくれよ〜。
会社と一緒に引っ越した人、かしこいな〜。
2006 03/04 22:32:17 | none | Comment(0)
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