大連帰国日記
彼氏が日本の中国地方に行って、約2ヶ月がたった。
そして私が帰国するまであと1ヶ月。
私の少ない脳ミソ達が、今後どうしようか毎日深刻なディベート大会を開いております。

別れ推進派: いやぁ・・・もうやめた方がいいっしょ?
続ける推進派: う〜ん。どうかなぁ。頑張ってみようよ。
別れ推進派: 帰国して親元帰ったらさ、もうそれどころじゃなくなるって。現実の世界戻って忘れていくのが関の山。私、元々結婚願望ないじゃん。せっかくの人生、結婚して子供の世話なんかするより、自分の為に生きようぜぃ。
続ける推進派: それで今後、本当にさっぱりさわやかに過ごせる? 心豊かに過ごせる?
別れ派: ・・・・・・・・
続ける派: 思い出しては忘れようとし思い出しては忘れようとし思い出しては忘れようとし、っていう毎日になるんじゃないの?
別れ派: ・・・・しばらくはねぇ。でもさでもさ、また新しい出会いがあるかも〜・・・・ 
続ける派: それだけを期待して別れんの?
別れ派: だって日本人の方がいいって。彼にとっても、中国人の方がいいって。
続ける派: ・・・あ〜、国籍ね〜。でも今までの学生時代の同世代の男の人、共学だったからたくさん出会ったけど、どうだった?アンタについていける人、自己中を相手にしてくれる人、いた?
別れ派: ・・う・・・・いない。;
続ける派: 中国語も日本語も自分より達者で、言語以外も何かあったら教えてくれる人、いた?
別れ派: いない。。てか、大学ではテスト前、ノート持っていかれた。ダッシュで購買部行って、コピーしたみたいだったけど・・・ だっせーって思ったよ。
続ける派: 思い出したでしょ。新しい出会いだけを期待してその為に別れたい?じゃぁ何?、あの人とは遊びだったの?
別れ派: う〜ん。。そんなことない。 でもさでもさ、ちょっと現実的に将来考えてみようよ。中国に定住できる?親も友達もいないし、車は危ないし。病院はあれだし。。具合悪くなったらどうするよ?寒いし。 油断して買い物すると日本人だからってボラれるし。
続ける派: ・・・・・そだね。  相当、子供並みに保護されながら生きるようだよね。。子供育てるんじゃなくて、一緒に育つって感じだよね。 あはははは。
別れ派: 笑うな!  だべー。ちょっと惨めじゃない?
続ける派: まぁ。 でも彼、面倒見は相当いいし、私も中国はもう慣れたし大丈夫かなぁ。。あ、それに日本の事だったら私のほうが詳しいもーん。
別れ派: うーん。
続ける派: でもさでもさ、将来と言えばだよ、別れて日本にずぅ〜っといること考えてみ。大学卒業する頃、つまり中国来る前はさ、早く来たくてしょうがなかったよね。
別れ派: あ、そうだったね。
続ける派: 出身地の周りウロウロしているのがつまらなくて物足りなくて、外国出たくて仕方なかったよね。
別れ派: そういえば、そんな時期あったね。 
続ける派: 元々、そんな性格で、それで中国行く機会を得て来たんだったよね。
別れ派: うんうん。2年も経って忘れてた。
続ける派: で、今後その出身地の周りにずっといられるかしら。(一応)若いうちにこんな事しちゃってさ。これから先の方が長いはずなんだからさぁ。
別れ派: や・・・ それは。。。
続ける派: また前みたいに物足りなくなる時が来るだろうね。確実に。
別れ派: う・・・ん。
続ける派: そしたら外国人といるのもちょっと面白そうじゃな〜い?
別れ派: まぁそうだけどさ、それで自分の国に帰れなかったら、いくらなんでもやだよー!
続ける派: ・・・そりゃそうだ。
      ・・・まぁ、、今は何とも分からないね。
別れ派: だね。
続ける派: それに、相手がいることだからね・・・・・お互い、一応人間だからねぇ。
別れ派: ね。 どうしよっか。
続ける派: どうしよっか。
別れ派: じゃぁ、別れる。
続ける派: えー。続ける。
別れ派: はー? ・・・
続ける派: 今回も続きは明日に延長しますか。
別れ派: しますか。
続ける派: じゃぁおやすみー。
別れ派: おやすみー。
続ける派・別れ派: ぐぅ。。ZZzzz

ナレーター: おぅっと。 両者とも試合放棄したー。
という訳で、結論はでないまま日が経っています。。。やれやれ。

2006 06/14 20:13:32 | none | Comment(0)
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大連と言えばアカシア。
と日本人はよく言いますが、ホントのところ、現地人の間では全然重視されていないのです。。
だけど、大連にアカシアが多いのは本当。
で、何週間かアカシアが満開で・し・た。(過去形)笑
いかに周りを見ていないかがバレちゃいますね。気づいたら散ってた・・・
でもかすかに残っているので、なんとかカメラに収めました!散りかけたアカシアを。

大連中心部にある住宅街のアカシア並木。
この木、全部アカシアです。


アカシアの花。ちょっと散ってしまったみたいですが・・・


これ、アカシアの葉です。
昼間は開いていて、夜になるとパタンと閉じてしまいます。


アカシアにもいろんな種類があるようで、まだたくさん花が残っているものもあるみたいですね。


他にも市内から離れたところにもたくさんあるようです。
以上、アカシア報告でした。
2006 06/10 12:17:47 | none | Comment(0)
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今月から新人が2人入ってきた。
一人は同じ営業部に。背の高いスラッとしたキレル感じの人。もう一人は運転手。

営業部、
来月にもう一人新卒が入るらしいけど、二人とも身長172cmのお姉さん。大連、背高い人多いんですよ。同じ東洋なのに。北方民族は大きいって、ホントですね。スラッとした人もすごい多いんですよ。大陸は島国と違っていろんな血が混ざっているからだ、とか聞くけど本当だかウソだか。だって、日本人だって太古、大昔の元はアジアのシベリア、朝鮮半島、中国各地、東南アジアの島々とかいろ〜んな地方から来た移民の混血だって言うでしょ。その矛盾をどう説明するね?え?え? 
食べ物とかお茶が原因だとかも言うけど、どうなんでしょう。食べ物はこっちは油ギタギタ。日本の方がよっぽどあっさりしている。お茶と言ってもそれほどみんなダイエット茶をガブ飲みしている訳でも・・・日本だって緑茶があるしぃ。やっぱ矛盾だ。
なんだか分からないけど、客観的に見て、なんらかの原因で日本人と中国東北地方人の体型が格段に違うのは確かだと思う。

・・・私も、約170cm。な〜んにもしなかったけど。あ、でもビミョ〜に170いかなかったな。もっと食って寝るべきだったかしら。笑。
父親譲りの遺伝だ。うちは兄弟もみんな(ムダに)デカイ。だからうちの食料は、軽〜く日本の一般家庭の1.5倍位超えていると思われる。  うち、北方民族だったのかね?とーちゃんじっちゃんばっちゃん。
ですが、そんな私が同じ部署で一番チビになっちゃった。大きいお姉さんたちを見上げる生活。これまた初めての経験で真新しい。

でもですね、正直言うと、会社のこの求人にはちょっと疑問ですね。
だって、売っているものは日系企業向けの業務管理ソフトウェア。日本企業の所長さんたち相手に営業するべき部なのに、なんでそんな身長ばっかヒュルヒュル伸びただけの若いコムスメばっか取ってるのさ。育てるわけじゃないんだから、経験豊富なおじさん連れてこなきゃダメじゃん。でもそういう人は高くて無理なんですかね。。。
だから結局やっていることって、みんな内勤事務ばっかになってしまうのが現状。


で、もう一人の新人は運転手。会社の祝、初、お抱え運ちゃん。
でもね、でもね、、、車がないんですよ。。。。 いや、ホントに。(爆笑)
まだ車買ってなくて、運ちゃん雇ったそう。(先週の時点では) 
缶詰食べたくて缶切り忘れたっていうレベルじゃないっすよ。缶詰食べたくて缶切り持ってて缶詰忘れたっつーレベルですよ。

。。と、心配していたけど今週からは車、来たので安心した。。
でも1日、2日の時点では焦りましたよ。ホントに。

んで今日私は、一人で初乗車したわけなのですが、
タクシーで普通に行ったら45分の道のりを、、2時間以上かかった。
安全運転+迷った。だだっ広い開発区の道路を、迷って迷って迷って。。。
口数の少ない、全然知らない運ちゃん。会社に電話で聞きながら、黙々と運転しているけど全然着かないじゃん。
1時間半以上たった時には、さすがに心配になり、
「このまま一日中着かなかったりして。。
このまま沈陽まで行っちゃったりして。。
そのまま北朝鮮に売られたりして。。」なぁんてちょっと不安になった。

今度出かけるときは一体、何時間前に会社出りゃいいんだろ。。。


そんな中国の会社にいるのもあと1ヶ月。
来月、ビザが切れるので、帰国決定になった。
こんな状態でマヒしちゃってるので、いきなり日本の会社入ったら大変かもな〜

今からもう、少しずつ荷物を片付け始めている。
それにしても、帰ったらどんな気分なんだろうなぁ。。。
多分、「受験生が旅行から帰った日」の長期・深刻バージョン、みたいな感じでしょう。。
こっちにいる間は、ビザの期限も明確だし、7月〇日までの、ここにいる間、今はこうして周りを見ていれば、これでいいんだ。と割り切れる。給料も家もここで生活するには充分なものを与えてもらっているし、周りや上司は全然うるさくないし、ある意味何をやっても怒られない、せかされない、あおられない。
そういう意味では、ちょっと寂しい事を除けばここの生活はパラダイス・・・(?)なのかもしれない。
でも日本の実家に帰ったら、一気に現実の社会に引き戻されるわけ。今まで自分が培ってきたものが目の当たりになって、それで今後の人生計画、貯金計画、就職はもちろん、そこそこの年なので結婚やら何やら。。。を真剣に考えなければならない。
いや〜、、楽しみだけど、、頭も痛いぜ。。
2006 06/08 23:20:09 | none | Comment(0)
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6月ですね。
気候もよくなったことだし、仕事以外の時間暇なので、何か始めようと思い、最近ヨガ教室に通い始めた。たまたまインターネットで見つけたから。ヨガ。道具も特にいらないし、一ヶ月くらいで気軽に出来るものとしてはちょうどいい。
とあるホテルの一角で5000円くらい。それで一ヶ月行き放題だから安いもんだ。でも参加できる時間が限られているので、週4回行ければいい方。

そんな訳でもう何度かヨガ教室に通った。
でも言葉が難しい〜。ところどころ何言われてるのかよく分からない。
何とかなっているけど、、よぉく周りも見ておかないと、私一人だけヨガにならない意味不明のオリジナルポーズとっていて、周りから何コイツ的視線を浴びていたり。。
出来る出来ない、とかいう以前に今そういう問題だ。
ヨガって、日本でも今人気らしいけど、あんまり「動いたぞー」って感覚はないな。。体が硬くて「バキバキ」とか「メリメリ」、「ヨロヨロ」って感じで。。でもハードな運動ではないのに、すごく血行が良くなる気がする。不思議な運動。そして体の所々の筋が伸びて気持ちいい。体が軽くなった感じ、しかも眠くなる。(それはヨガが原因ではないかも)
体にはすごくよさそうだけど、ダイエットにはならない気が。。。あまり汗かいたりしないし、マラソンの方がよっぽどカロリー消費しそう。。まぁ、私はその辺詳しくないのであくまでも感覚です・・・
私の場合、パタパタとか言ってるだけに、精神統一して呼吸を整えて、、というヨガ運動よりも、ドッスンバッタン飛び跳ねてゼーゼーっていう運動の方が私らしいかも。
なぁんて思いながらもヨガの新鮮な動きがちょっと楽しい今日このごろ。契約したので、せいぜいたくさん行こうと思いやす。
2006 06/02 22:16:42 | none | Comment(0)
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仕事が出来る人3ヶ条
社会経験と言えるんだか言えないんだか分からない経験だけど、私が最近独断と偏見で判断した「仕事できる人3ヶ条」を挙げます。

?身なり・服装が整っている人。
「人は見かけによらない」って、人は見かけによるからこそできた俗語なんでしょうね。
おっとりしていそうな人はやっぱり本当におっとりしているし、きつそうに見える人はやはりきつい面をもっている。明るそうな人は明るいし、暗そうな人は本当に暗い。
人は見かけによるからこそ、それ以外の意外な面が印象強くてでき、広まった俗語なのかな〜・・・

日本の会社は多分、「みんな正装で」とか「ジーンズはダメ」とか「ノーメイクはNG」とかいう決まりがあるのかもしれないけど、中国の会社は服装、身なりに全く規制がないので、社員はかなり自由な格好で出社します。
私もその中の一人かも・・・人によってはジャージで来るエンジニアも。。
しかも中国は日本ほど毎日洋服をとっかえひっかえする習慣がないので、その人の育ちや感覚、清潔度、どれだけキチンとしているかが一目で分かります。
素朴でいいと言えばいいけど、素朴とだらしないとの見分けが大事。
かといって派手すぎてもNGだけど。派手な人は性格も落ち着いてないから。。。

ちなみに今の私、メチャメチャGパンで思いきりスッピン♪郷に入っては郷に従え〜。
まぁもともと子供顔で、濃い化粧すると「ピエロ」とか「正面から見たガマガエル」みたいになるので、あまりしないくらいでちょうどいーんですけど、日本に帰ったら改革が大変かも。。。。;

?人の話を聞く人。
自分だけまくしたてて、人の話全ッ然聞いてない人、たまにいますよね。
それかまぁ、完全に静かに自分だけの世界に入って聞いてもいないし話もしないパターンの人も。
人の話をちゃんと聞いて理解すること、基本かも〜。

私の場合ちょっと後者の気があるので、、気をつけよぅっと。。

?説明が的確でわかりやすい人。
これ大事。
自分にとっては当たり前でもそれを全く知らない人にいかに分かってもらうか、誰でもちょっと苦戦したことはあるんじゃないでしょうか?
(私は今、特に日本語を外国人に説明する時かな〜。)
お脳が弱い人は、分かってもらえない時点で勝手にキレる。

仕事する上で言うと、言葉が通じても説明が何言ってるか全然分からない人より、外国人でも説明の順序立てがうまい人の方がうまくいったりするんですよね。

以上、パタパタオリジナル独断と偏見による3ヶ条でした。

プラスαを加えると・・・
+@携帯電話が常につながる人。かな。
バリバリ仕事している人は携帯電話を持ち歩いているはず。
携帯電話の管理って難しくないですかね??? え?そんなことない?
だってあれ、料金払っておかなきゃならないし、充電しておかなきゃならないし、電源ONにしておかなきゃならないし、更に持ち歩かなきゃならないもん。
私の場合、大連にほとんど知り合いがいなかったので、携帯電話は買ったものの、ほっとんど使わなかった。
アパートに固定電話があるから日本との連絡はそれ、かパソコンで間に合うし。
かかってもこない電話を持ち歩くバカバカしさ。。
なので、携帯は何週間何ヶ月も放っておいたり、用があったり気が向いたら電源入れた、、という使い方。。 (あ、こっちの携帯はプリペイドなので) 
それにしても意味ないですね〜。
でも名刺には携帯電話番号が書いてあるし、日本の家族も急用があれば携帯にかける(らしい)。

家族が固定電話に何回かかけてもたまたまいなかったことがあったとき、携帯にかけても中国語と英語のアナウンスで
「?■×○∵・・・パワーオフ」
とういうことがしょっちゅうあるようで、その度に次の電話のとき、
母「やっっとつながったよ・・・・ 家に電話していなかったし、携帯は「■×○∵パワーオフ」だし。。会社の電話は中国語でわかんないし。。こっちは行方不明にでもなったかと心配になるんだから、勘弁してよね。」
パタパタ「え?あ、そっか〜。ごめ〜ん。」
というやりとりを何度していることか。。

んでもって仕事でひどかったのは、、
ある、大連に出張で来た日本人のおじさんが、用があって私の携帯に何度もかけていた。
けど、パワーオフ。。
困ったおじさん、日本の(自分の)会社に国際電話して相談したらしく。その日本の会社からうちの会社にTELが。
んで、出た私。
日本の会社の人「あ、もしもし。○○(パタパタ)さんですか?あの、弊社の△△が連絡したいと申しておりますので、
申し訳ないですが、、、、ちょっとそのぉ・・・・携帯の電源をONにしてもらえますでしょうか?」
パタパタ「・・・・・・・・・・・・・・・・?! え、、あ、、はい。すみません〜・・・・ はい・・・失礼します〜。。。」ガチャ。。

やっべぇぇぇ、バカみたいじゃん、、じゃなくてバカじゃん。。
つーかその△△さん、なんで直接私の会社に電話しないのさぁ?番号分からなかったのかしら?かけ方が分からなかったのかしら。。って人のせいにすんなってね。。

と言うわけで、いつも携帯がつながる人ってすごいなぁ〜ってちょっと思う。
2006 05/29 21:37:18 | none | Comment(0)
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ふとしたきっかけで中国yahooメッセンジャーに登録した。
仕組みはよく分からないけど、中国yahooメッセンジャーは登録した知り合い以外にも、オンラインになっている知らない人にも、声がかけられるようになっている。
そこで、知らない人が声をかけてきた。
始めのうちはどこに住んでるとか、なんの仕事してるとかいうたわいもない話で、適当に切ろうかと思っていたけど、そのうち私が日本人だということがバレた。
多分その人は生粋の中国人。日本人なんて見たことも当然話したこともないんだろう。なので日本に対する印象や知識は丸っきりマスコミや歴史背景からのものだった。しかも南方出身らしい。
その人:うっそ〜日本人だったの?!へっぇ〜。ちょっと電話番号教えてよ。どんな風に話すのか聞いてみたいんだけど。
パタパタ:知らない人に電話番号を教えるのはちょっと・・・
と断ったけど、その後、少しチャットした。

その人:日本てすごいんでしょ?みんな金持ちなんでしょ?
パタパタ:(出た〜、その話)
      いやぁ、、別に。。
その人:俺なんかすごい貧乏でさ、一年で1万元(15万円くらい)しか稼いでないんだよ。日本人て一ヶ月、給料どれくらいなの?
パタパタ:給料も高いけど、物価も高いから生活するには同じだよ。
その人:あんたなんで日本人なのに中国で働いてんの?出稼ぎじゃないでしょ?
パタパタ:海外経験ほしいし、興味あったからさ。。
その人:いいなぁ。俺、今旅行で3ヶ月ベトナムに滞在しているんだけどさ、ここは俺より貧乏だよ〜。

そんな話ばっかりだった。
パタパタ:・・・
(は〜、、カネカネカネ!もう早く切りたい。。。
社会が違うから仕方ないんだっツーの!こういうふうに、日本は金持ちだって、憧ればかりを抱いている人、凄く多いけど。日本と中国は同じ社会で同じことをして給料だけが違うと思っている。 国も規模も習慣も民族も言葉も背景も歴史も土地も社会も全然違うと言うことをすっかり忘れている。
日本を黄金の国、アラビアンナイトの世界に思っている。この世には現実しかないのよ。
この前若い社員を話した時にも似たようなことを言っていた。なんかその人は、日本の暴走族に憧れているとか。。
学生がバイク持っていて、それを飾って走り回っている!カッコイイ! とただそう憧れているだけみたいだったけど。
は??アレですか?!お願いだからアレを日本の憧れの対象にしないでください。物質的豊かさはあっても、心の豊かさがなくて、グレちゃった子達が反発して人様に迷惑かけている行為なのよ。。・・・・って、う〜、説明できない。。

会社、仕事だってそう!
まず、日本語には敬語っちゅーモンがあって、一つでも年上の人には言葉を変えなきゃならないって知ってるか?縦型社会って分かるか?仕事が嫌でも辞められないって、想像できるか?お客様は神様で、自分が悪くなくても謝らなければならないって、聞いたことあるか?
とまぁ説明できないし、しても多分分かりにくいだろうしぃ。直接肌で感じて始めて分かることなのかも。
でも外国人からみた外国って、確かにこんなもんなのかもしれないですね。

話は戻って、
この人ベトナム旅行して何で日本人とチャットしてるんだ?せっかく海外旅行してるんなら、家でパソコンやってないで出歩けばいいのに。。 とも言えないし〜 いきなりブチッと電源切る訳にも行かないし〜)
と考えていると。。

その人:「世界中の豚が笑っちゃうぜ」って歌、知ってる?
パタパタ:知らない。 何それ?
その人:抗日の歌。以下、歌詞。
北京の人が、砂ぼこりが多いって言ってるよ。(内モンゴルの人が笑っちゃうよね)
内モンゴルの人が土地が広いって言ってるよ。(新タンの人が笑っちゃうよね)
新タンの人が民族多いって言ってるよ。(雲南の人が笑っちゃうよね)
雲南の人が高地だって言ってるよ。(チベットの人が笑っちゃうよね)
   ・
   ・
   ・
日本人が自分のこと人間だって言ってるよ。(世界中の豚が笑っちゃうよね)
WATASHIHASAYOUNARA(私はさようなら?)パラッパラッパッパ〜
日本人が自分のこと人間だって言ってるよ。(世界中の豚が笑っちゃうよね)
WATASHIHASAYOUNARA(私はさようなら?) 世界中の豚が笑ってるよ〜。

パタパタ:・・・・(しばらく沈黙)
その人:怒った?
パタパタ:いや、別に。
その人:じゃぁなんで黙っちゃったの?
パタパタ:だって、なんて言ったらいいか分からないし。
その人:テレビでも抗日番組よくあるし、日本人てあんまりいいイメージないけど、あんたとチャットするのはなかなか面白いよ。
パタパタ:そう。どーも。
(私は早く切りたいです)
その後もあまり終わりそうになかったので、最終的には「ごめん!ちょっと忙しいんだ」と言って、終わらせてしまいました。どうもその人は年は私の2つ上。部品工場で働いているらしい。
そうそう、テレビや新聞で抗日報道、結構あるんですよ。でも、私の周りは抗日感情なんか全くない人達だから全然大丈夫だし、ちょっと不思議だったのですが。やっぱり日本を全く知らない人達で抗日意識の人はたくさんいるんですね。

ちょっとネットでその歌を調べたら曲が自動的に流れてくるサイトがあって聞いてみたけど、BGMは全部ブタの鳴き声。複数の人が腹式呼吸発声で声高らかに歌っている。
でも、「わたしはさようなら」という意味不明の日本語から想像できるけど、あまり日本を知らない、というか現代の日本社会を建設的に理解しようとしていない人達の間で、出回っているものなんだろうなぁ。と思われました。

その後、ドッと疲れて、YAHOOメッセンジャーを解除してしまった私でした。


2006 05/19 22:16:32 | none | Comment(0)
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今日、事故に遭いました。
中国に来たことのある人はご存知かと思いますが、日本人が中国に来てまず驚くのは交通事情。
こっちでは人よりも自転車よりもまず、車が優先。モタモタ歩いて轢かれるほうが悪い。根本的なルールが日本とは正反対だ。
だから逆に、中国人が日本に来てまず驚くのも交通事情だそう。車が停まって人が歩くのを待っている!
それだけの事だけど、町全体の住みやすさは格段に変わります。

その根本は何なんでしょうね? 人口が多いからですかね? なんせ人口ダントツ世界1位の国。
中国で歩く人間をいちいち待っていたら車は進めねぇ。人が多いからちょっとぐらい轢いても・・・ってことなのか?(ウソです。。。)
多分人が多いからかな・・・もう習慣化しているので、原因など分からないですが。
家族や親しい人はすごく大事にするけど、そうでない人は全然構わない世界なので、人がテクテク歩いているところを、危ない思いさせて車でビービーブーブー鳴らしても鳴らされても、全然お構いなしの世界なのです。その辺すごく寛大。

それにはもう慣れ、とりあえず大丈夫なのですが、車同士も危ない。(これはタクシーの運ちゃんに任せるしかない。)
なんせ世界第3位の広大な国土の中国なので、道路もメチャクチャ広い。大連は狭い方だけど、片道2〜3車線は当たり前。
なので車もだだっ広い道路を列になってるんだかなってないんだかのまま、車同士もスレスレのラインで走る。


で、今回タクシーに乗っていての衝突事故。運ちゃんやってくれちゃったよ。。前のトラックに、かる〜く激突した。
平和な5月の昼下がり、総経理とタクシーでお客さんのとこへ行く途中、私は書類を見ていた時にいきなり
「ガゴォォォォ〜ン!!」と衝撃が。
何が起こったのか分からなかった私は、一人で
「ギヤァァァァァ〜〜」
ですが、なぁんてことはない。タクシーのバンパーがガコッと外れただけで、怪我人はいなかった。幸い大した事故じゃなかったので、こうして今、元気に理屈をこねていられるのですが、かる〜く首が痛い。かる〜い鞭打ち症みたいだ。たいしたことない衝撃だったけど、書類を理解するのに集中していた私は衝突の際、体(首の骨)に力が入っていなかった。


ところで、、中国では、それほど親しくなくても、いやたとえ初対面でも女の子同士だとよく腕を組んで歩く。おばさん達もたまにそうして歩いてる。男同士ではさすがに見ないけど、人と人同士の距離が狭い。ピッタリくっついて歩いている感じ。
その場では親しい人になった気になるけど、でもそうして歩いている社員同士で個人的な付き合いはやはりない。不思議に思っていたけど、その習慣て車が危ないからなのかな〜と思います。
全く眼中に入ってない道端の人 > 何かあった時は助け合う顔見知り > いつも一緒にいる身内や親しい友人
みたいに人間関係のランク付けがあるのかな〜、なんて、大きな道路を眺めながら、首にトクホン薬貼ってぼ〜っと考えている今日この頃でした。
2006 05/11 21:46:43 | none | Comment(0)
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ゴールデンウィーク、
いかがお過ごしでしたか?

私はお馴染み父上と弟&伯母といとこが大連旅行に来ていた。
なぜ伯母といとこかと言うと、いとこのお兄さんが中国人と結婚したから。なぜかうちのいとこは国際結婚が多く、今回2人目だ。しかも両方とも父方。血ですかねぇ。
でも、うちはバリバリ現代家庭で、また年もだいぶ離れてたくさんいることもあって、あんまり親戚とか、いとこで集まらないので、いとこと言ってもほとんど初対面。私が赤ちゃんの時に会ったらしいので全く覚えていない。なのであまりよく分からないし、深い話はしないのですが、、
1人目は10コくらい上のお姉さん、英語の先生をしていてアメリカ人と結婚したそう。
2人目は今回のお兄さん、20コ年上で、中国人の嫁さんをもらいました。たまたま日本で出会ったそう。長春出身の方です。
そんな訳で、ほとんど初対面の親戚と一緒に長春へ。大連から北へ約700km。
行ったものの長春て、、特に何もなかった。ただただ広いだけで。
住んでいる町が大連でよかったぁ。。。大連の方がずっと住み易い。
両親同士も無事会えて、
満州国の跡地を観光して帰ってきました〜
お二方はもちろん国際結婚。しかも割と遅めのご結婚なので、両親も結構お年。なかなか会うのは難しい中、やっと会えたので、感動のご対面でした。
集合写真ばかりで、風景は少ししか撮らなかったのですが、、
旧満州国軍事部旧址。現在は吉林大学付属病院になっているそう。


最近出来た観光地、彫刻の公園と博物館にも行きました。


満州国の皇帝の家にも行った。多分これが見所だけど、写真撮るの忘れてしまいやした。。。
2006 05/10 18:40:32 | none | Comment(0)
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金曜日珍しく、宴会みたいなのがあった。
うちの会社は一応資本は日系企業だけど、役員はみんな中国人だし、
社員も99%中国人。なので雰囲気や習慣もやっていることも思いっきり中国企業。
なのでしつこい様ですが、個人主義でポンポン人が入れかわる。
新人が来ても、歓迎会どころか自己紹介もない世界。直接関係ある人だけ、段々に覚えていきます。
そんなだから朝も帰りもほとんど挨拶もなく、みんな出勤・帰宅します。要するに、社員全体がお互い「へのへのもへじ」。
だから当然、帰りにちょっと一杯やってこうよ。っていうシーンはほっとんどありません。
国が大きく貧富の差が激しいから、能力給のうちの社内でも貧富の差は激しい。隣の席の人と給料が倍違うことは不思議ではなく、デキル部長とヒラだと5倍以上も差があったりする。
住んでいる家も様々なので、家に遊びに行くというシーンも当然ないですよね。。。

そういう社会なので、家族や自分の特に親しい友人だけは、いつも一緒というか、、特別親しく、大事にするように見えます。
自分の親しい人とどうでもいい人との見えない境界線がバシッと引かれている感じ。

もちろん日本にいた時、私もそんな事は知らなかったので、バリバリ日本の感覚で入社した訳なので、始めは驚くことが多かった。それに何よりも、会社以外丸っきり人脈がないので、丸っきりいつも一人で過ごさなければならず、物足りなく感じたことも多かったけど。まぁもともと一人で気ままに過ごす時間が好きなので、別に鬱にもならず過ごせました。
今では個人主義の中国企業の方に慣れてしまい、帰ったら逆カルチャーショックを受けるんだろうな〜、と思います。
でもね、日本のあのネチネチぶり。マイペース(自己中)な私にとって、日本人の集団主義というか、ネチネチした感覚はすごくうっと惜しく感じたこともありました。。日本での社会経験がないので、よく分からないけど、大体想像できる。でもね、あのネチネチセカセカぶりで日本はこんなにも発展したんですよ、きっと。。
社員同士がお互いへのへのもへじだと、仕事もそのままへのへのもへじになる。

※そりゃま、中国でも会社によって違うんでしょうけどね。。

で、話は戻って、そんな社内でも開発のお兄さん達はたまにプログラムが終わったりすると宴会があるそう。
今月、私はそのグループに日本語を教えていたので、今回はたまたま呼ばれた。
今回の教え方は、開発部長の指示により、まるっきりソフトウェアエンジニア向け。開発と日本語の分かる中国人も一緒に教えていた。
例えば、ごはんを食べます。っていう、名詞+を+動詞 の構文を教えるとすると、「サンプルデータを表示します」「ファイルをアップロードします」
言っている私が訳わからない。。適当に例文を作っていると、
「なんか変、なんか変、、開発上そーゆーのないよ。」
ごめんね。この際ガマンして。。

という授業が終わったので、一緒に火鍋を食べに行った。まぁ始めのうちは取りとめもない話をしていたのだけど、途中からゲームをし始め。。。それも私の苦手な数学の概念が思いっきり入ったゲーム。。3と7の倍数を飛ばして一人一人数字を言って行く。間違えたらお酒を飲む。。
ソフトウェアのエンジニアやっている人とそれは勘弁でしょー。おもいっきり文系人間なんだからー。掛け算なんか忘れたよ。。案の定、毎回毎回、私で止まる、間違える、止まる、止まる。。お酒は弱いので代わりにお茶を。あんまり止まるもんだからって、急須やポットまで目の前に置かれた。
今まで一応先生ヅラしていたのに〜、頭弱いのが思いっきりバレテしまいました。
と同時にみんなへのへのもへじから顔のある人間になった気がした。

2006 05/02 21:34:26 | none | Comment(0)
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黄砂の時期です。
大連ではいつも以上に風邪がビュウビュウ吹いています。今年は特に異常なほど風が強いそう。
で、西の砂漠から黄砂が運ばれるわけですが、大連は海沿いなのでまだいい方らしい。内陸は大変だそう。写真の通り、大連の黄砂が飛んでいる時の風景はこんなモンです。
ちなみに私は言われなければ分からなかった。いつも空気は割と淀んでいるので。。。
でもよく見てみてください。太陽が白いんですよ。砂が太陽の光を吸収して白太陽になるそう。
2006 04/23 17:00:00 | none | Comment(0)
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