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2007年 02月 15日 の記事 (1件)


良いイカが手頃な値段であったので久しぶりにイカの塩辛を作りました


スーパーで見つけた大き目の「するめイカ」2ハイで380円
鮮度が良く、値段も割りとお安いので「塩辛」が作りたくなりました。衝動買い
鮮度が良いかどうか?は見た目の色つやで判ります。
ピカピカしてる感じでパリッとした感じ・・・
決め手は新鮮なイカ特有の「パール色」がでているかどうか?
ちょっと虹色掛かったパールのような光沢があって、1ハイ当たり200円を切るイカ・・・
コレが塩辛用のイカの「買い」基準といった所でしょうか?
安い時は1ハイ100位まで下がります。


まずは、漬け込み液(ワタのタレ)から・・

イカの胴体と足を分離します。
足の根元を持ってワタを引っこ抜く感じ・・・
割りと簡単にズボっ て抜けます


更にワタと足を包丁で切り離します。


画像を良く見てください
ワタに沿って「黒いスジ」が付いています。
コレがスルメイカのスミ袋!!
コレを外します。隅っこを引っ張れば簡単に剥がれます


こんな感じで取れました
スミ袋は捨てます。

次はイカのワタの中身を取り出します。
まずこの作業の前にまな板を良く洗い、キッチンペーパーなどでキチンとまな板の
水気を引き取っておきます。

コレが今回の2ハイ分のイカのワタ・・・
明太子スパを作るときの明太子の中身を出す要領で膜の中のワタを取り出します。
画像で見るとあんまり綺麗なもんじゃないですネ
色はイカによって黄色・茶色・赤っぽいものまで様々です。
味に変わりは無い様に思えますが・・・良くわかりません
ワタには細かい繊維がたくさん走っているので、それを切る様に包丁で叩きます。
トロトロな感じになればOK


今回イカ2ハイ分でワタが38g。
ココに調味料を入れます。
いつも目分量でやっていましたが、今回は分量を量ってみました
■ワタ  38g
■塩    8g
■酒   16cc
■薄口醤油 8cc
■みりん  4cc



コレで漬け込み液の出来上がり

次にイカの身を処理します。

まず胴体を冷水で水洗いし、この画像の様に包丁で開きます。
そのあと、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。

注目!! 寄生虫

コレなんだか判りますか?
ニベリニアという寄生虫でスルメイカにほぼ100%の確立で存在するものです
スルメイカを開いて身の裏側を見るとこの「ご飯粒」みたいな物体がたくさん付いています
万が一、人体に入っても問題は無いそうですが、気持ち悪いので全部徹底的に取り除きます
冷凍したり、加熱すると死滅するそうです。参考まで・・・


イカの身を自分の好みの大きさに切ります
私は細目が好きなので長さ4cm位、幅3mm位のイメージで切っていきます。
良く研いだ包丁の先でまな板に線を引くように切っていきます。


切ったイカの身を漬け込み液に投入しました。
今日はイカの身を160g位入れました
目安はイカの身を入れて漬け込み液とのバランスがちょうど「ヒタヒタ」になる位です。


一晩おいて取り合えず出来上がり!!
一番美味しいのは三日間位漬け込んだものだと私は感じます

今日はコレで私は白い炊き立てご飯!!
奥方は冷酒です!!




2007 02/15 01:03:04 | 料理 | Comment(0)
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