昨日飯田市図書館に行き新聞を見ていましたら、産経新聞に民主党赤松選挙対策委員長の談話が掲載されていて、なんだか浮ついているように見え心配になりました。
各種世論調査でも、政権が民主党に委ねられるような話ですし、昨日ご紹介したように、選挙評論家として名前のある政治評論家小林吉弥さんも民主党を中心として野党が過半数を獲得すると言うことを表明しているのですから先ず間違いの無いところであろうとは思います。
長年の夢が叶いそうな情勢になってきたわけですから、つい浮ついてしまったとしてもやむを得ないところもあるかとは思いますが、
基本的目標は、「国民の生活が第一」と言う事ですから、そのための戦略目標としては、国会で主導権を握ることが第一目標として挙げられる。しかし赤松さんの談話を読んでみますと、将来は公明党と政権を組むこともありえると言うような話をしています。
しかし現在の自民党の様子を見れば、軒下を貸して母屋を取られたような状況です。民主党が政権を取り公明党と組んだ時、公明党から見たら、自民党より民主党の方が組しやすいと見るのはどなたも感じるところだと思います。
公明党は臨時国会の期間をなるべく短くして、参議院で民主党などによる矢野元公明党委員長招致を不可能にして、池田大作氏喚問か招致を防ごうとしているわけですから、追及されては困ることがあると見たほうが自然です。
多くの国民にも、創価学会、公明党がどんな集団であるか真実を知りたいと思っていることでしょう。公明党で22年間も指導的立場にいた人に国会で知っていることを全て話してもらい、公明党、創価学会側から反論してもらえば、国民の目には今以上にはっきりしてくると思います。
もしそういう中で、創価学会、公明党は福祉を願い平和を希求する集団であることが分かった場合は政権を取ったあかつきには連立すると言う方向を打ち出せばよく、反対ならこの際徹底的に創価学会、公明党を潰しておくと言う戦略が、孫子の兵法、ランチェスターの法則からして重要なのではないでしょうか。
政権を取って、連立してから連立の相手をたたくと言うのは、同じ方向を向いている場合はいいのですが、基本的に相容れない(国民の生活を向上させようと言う方向で)謀略と陰謀で成り立っていると言う一部の主張が本当だとしたら、今のうちから排除しておくべきだと思うのです。
そのために、公明党の臨時国会の短期化に同調することなく、少しでも長引かせ、来年の通常国会でも引き続き解明しておくことの方が、多分民主党にとってはプラスになることでしょう。多分それの方が、多くの国民にとっても役立つことと思います。
私が思いますには、自民党も民主党も基本的には同じような政党であることは、小泉元首相も言っていますので、多分間違いではなく、そうしますと民主党が政権を取った場合は、やることは今の自民党とそんなに遜色は無く、政権維持のためには今の自民党から鞍替えする人を巻き込んで、それに公明党も巻き込まなくては到底維持ができないということになり、国民にとっては頭が変わったと言うだけで、生活はちっとも楽にならないと言う嵌めになると思います。
今の民主党は、政権ほしさに自民党と政局を争っていてそのため国民受けのすることを言わざるを得ない状況だと思いますので、政権を取った後も姿勢を変えられないようにしておく必要があると思います。
そういう意味で、今度の臨時国会は自民党についてはすでに多くの国民が今度は民主党に任せてみようと言う流れのようですが、長らく自民党の補完勢力であった公明党についてどんな政党かを国民の目の前に明らかにする良い機会だと思います。
その結果、きれいな政党である事が分かればそれはそれで国民にとっても公明党に取っても良いことだと思います。いかがでしょうか。
赤松さんの談話が載っていたページがありましたのでご紹介します。
民主党赤松選挙対策委員長さんの談話