大連帰国日記
大変長らくほうったらかしにしました。。。m(__)m
新職場にも慣れ、まるっきり総務OLと化した今日この頃。

研究所の総務というわけで、お客さんはいないけど風変わりな研究者の多い場所でございます。
仕事内容は一言で言えば雑用。
が、雑用は雑用でも多岐に渡る雑用なので、いろんな経験ができると言う面で、転職は一応成功したと言えましょう。

それにしても「研究者」と聞くと、どういうイメージでしょうか。
超頭よさそう。。。勉強してそう。理屈っぽそう。プライド高そう。。
と言ったところでしょうか?
実際、そんな感じです。
秀才は1つ聞いて10覚える、とか言うけど、確かにそんな感じです。
ただ一つ、誤解を招きやすいのは、何にでも優れていそう。。と思われるところ。
ここはちょいと違う気がする。。。
興味ある分野については、1聞いて10覚えるでしょう。
でも興味ない分野にはてんで意欲を示さず。
「○○を提出してください。」と言ったところで、ちゃんと覚えていられる人は意外に少ないこと判明。
んでもってプライド高いもんだから、私みたいな若造がちょっと刺激するとまた厄介。
といった職場っす。

例えばある日の会話。
研究者の人が、
「イギリスは車、左側通行でフランスは右側通行だけど、、ユーロトンネル(イギリスーフランス間の海底トンネル)の中はどっちだろー?」と言っていた。
途中から車線が変わるんだったら面白いねー、との話。
私、気になってちょいとインターネットで調べてみやした。
ら、ユーロトンネル内、車は通れないそう。車は列車に乗せて運ぶそうな。。
という旨をさっきの人に伝えたところ、、、以下のような回答が。
「そうですか。列車で運ぶということは海底トンネルを作った意味が半減していますね。海上フェリーと同じことですから。
なぜ車は通れないのでしょう?おそらく、排気口がつくれないのではないでしょうか。東京湾のナンチャラ(?)トンネルも約○○Kmの距離で真ん中に大きな換気口がありますから、ユーロトンネルの○○Kmとなるとホニャララホニャララ〜。」
という返信がきた。。
普通の人なら「なぁ〜んだ。車通れないんじゃん!あはは〜。」で終わりそうなもんだが。。
んで、メールの最後には「どう思いますか?」と来たもんだ。
どうも思わねぇよ。つーか私の人生でユーロトンネルを一度でも使わなければいけないことがあろうか?
絶対無いと思う。。。
意見を求められても、答えられず絶句。
研究者の特殊性を知った1コマでした〜。
でもホント、事務処理とかは苦手の模様。

きっと彼らは3度のメシより飛行機や機械が好きなんです。
基本的にマジメなおっさん達。
そういう点で、一応は私の肌に合ってる職場かもしれないです。

しかしバカも利口も紙一重とはよく言ったモンです。。
2007 08/12 15:00:26 | none | Comment(0)
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日本は安全とは言え、一歩外に出るとヘンな輩は多いものです。

現在、私は通勤で一日約15Km自転車に乗り、70分電車に乗っています。決して近
いほうではないですが、西東京区域の住民の中では普通の通勤時間です。

悲観的ですが、私は街を歩いていてヘンな人に会ったり絡まれたりする方だと思
う。言わば、「街を歩く運」みたいなものがあんまりない方だと思います。
例えば電車に乗ると、隣に座るのはよく、肥満体、子連れ、大荷物を抱えた人、
足を伸ばす迷惑なヤツ、或いはズレたおばはんがよく分からん質問をしてきたり
。。。と、言った事がしばしば・・・
また稀ではあるけど、自転車に乗っていると、危ないだのなんだの道端の酔っ払いや不良に因縁
つけられたり。。ということも。(無視してシャーっと通り過ぎていくのですが
・・・)


以上のような出来事は多分、私の外見からでしょう。
いかにも危害のなさそうなヤツ。
電車に乗った時、座席が埋まる順というのは、安全な場所から順に埋まっていく
、という法則がありますよね。
まず、出来るだけ他人と触れない席(両端)から埋まる。チラホラ座席が埋まっ
て間隔があいていると、その次は安全そうな位置から順に埋まっていく。すなわ
ち間隔のより広い場所や安全そうな人の横から順に人が座る。
自分で言うのもなんですが、私はその安全そうなヤツなんです。
とりあえず太ってはないのでスペースには問題なし。黒髪が静かに本読んでるよう
なオブジェなので、横には必ず人が埋まってくる。それも普通よりスペースを必
要とする人が。
まぁそれは公共の場なので、しかるべきところなのですが、もしどうしても対処
したくなったらどうしよう。
ーー超級のデブになる。
 ピエロみたいなヘンな格好をする。
 車内で意味なくケラケラ笑ってみる。とか・・・
あはははは
ま、もともとあんまり座らないし、公共の場なのでいいんです。



でも道路を走っていて(車でも自転車でも)、、大して悪いことしてないのにな
んか他人に怒鳴られた、と言う経験。たいていの人は一度はあるんじゃないでし
ょうか?

あれ、ムカつきません?
これも私は言われやすい方なんだと思う。
私の行動地区(西東京地区)というのは、夜になると程度の低い若者や
酔っ払いが右往左往しているとこであります。

道端で他人に怒鳴ったり因縁つけてくるヤツ、というのは元々わがままなのです

なにか、面白くないことがあり、ちょびっとイライラしている所で、人の自転車
(車)がたまたま目に付いた。・・・というキッカケで、うさばらしをしているだけ
なのですね、きっと。
また彼らは、「因縁をつけても許してくれそうなおとなしい人」を瞬時に嗅ぎ分
ける、という面で非凡な才能を持っています。
あぁ、そういえば。。って経験したこと、ある人多いんじゃないのでしょうか?
そういうのって後になっても、完全には忘れないんですよね。


そういう人対策はどうしよう。。
ま、一番賢明なのは「相手にしない」ことでしょう。道端の石と捉えて目も合
わせない。
でもあんまり腹が立ったときはどうしよう。言われてばっかも馬鹿馬鹿しいワ。。
私はメチャクチャ論理頭なので、そういう場面での直感神経が全くにして働かず、
いつもボケッと言われて終わりです。。
そこで言い返せる人って直感神経が敏感なんでしょうね。
んで、その直感神経の鈍いわたくしはどうしましょ。

ん〜、、、作戦会議〜。
「○○!」と言われたら、単に「お前が○○!」でいいかしら。
う〜ん低能丸出し。
説教ってのはどうよ?
「人にアクタレ付いてないで、早く帰りなさい。」
あっ、ちょっとよさげ。どうせ絡んでくるとしたら、酔っ払いか、若いヤツだし。
でも瞬時に人を見分けないと。。こわーいおっちゃんに言っちゃった日にゃぁ・・・

・・・なんか別にどーでもよくなってきた〜。。
やっぱり一番は相手にしない方向で。

と、街歩きの煩悩。。ちょっとネチネチ考えてしまったのでした。
2007 06/18 10:02:58 | none | Comment(0)
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私が足を踏み入れた業界に、「日本語教教育」という業界があります。
外国人に日本語を教える、一種の教師職です。

教師は教師でも、一般の先生とはちょっと違うこの「日本語教師」。
一般に「教師」というと、いわゆるガッコウの先生。ですがこの日本語教師さんは、教師の中でも異色だと私は思います。
学習者はほとんど大人。年齢や国籍は様々なのですから。

普通の学校の先生になる人(または目指す人)は、学生時代を有意義に過ごした、よい子上がりの人が多いのではないかと思います。
まず勉強が嫌いではできないから。学生時代にあまりにも勉強が出来なかった人には成れない。
そして学生時代を荒れた学校で揉まれて育った、ましてやイジメに合った人なんかは絶対かかわりたくないNo1に輝く職業でしょう。

ウチの中学校は市内でも一、二を争うほどの荒れバカ中で、不良グループの先輩方がしょっちゅう暴れている様な所だったので、とりあえず同級生で学校の先生になった(あるいは目指した)人は一人もいない。。
そういう中高の出身者は教師職なんて関わりたくもなくなるものです。


おっと、話を元に戻して、異色な日本語教師業界、、、
―――――それは、、文系のちょいインテリなオンナの世界。。。
だと思いました。
オンナの世界というものは日本中、、いや、世界中で、しかも各時代の至るところで存在するものです。
嫁姑から母娘から姉妹、少女達のグループ行動やらナースセンターの看護婦達やら女子社員やら受け付け嬢やらグループ秘書やらモデル事務所やらママさんバレーやらPTAやらご近所の奥さんやら大奥やら。。。
とまぁ挙げていったらキリがない。
ナースセンターなんか、理想と現実のギャップが激しいだけに、そのオンナ戦争も激しいとかなんとか。。。

日本語教師は、その99%が女性です。しかも比較的自由に生きている、自立願望の強い女性。それで文系、国際派、好奇心旺盛。んで文法表現、活字を扱うのは比較的強い方。
と、そんなオンナが織り成す世界、といった感じでしょう。

不特定多数の外国人を相手にする職なので、時間や生活に割と余裕のある人でないとできない。
夕方、自転車の前と後ろに小さな子供を乗せて走っているようなママさんはまず、いない場所です。

授業。
特に日本語の授業というのは、今まで私が出会った中で一番抽象的なもの、だと思います。
日本人が教える日本語教育業界とは、我々が学校で英語を習った時の授業とは違って、「日本語の分からない大人に日本語で教える」、という、ちょいムリのある手段が取られています。
どうするかっていうと、「こういう状況の時にこう言うんだよ!」というコント劇場を作り、新しい言い回し(文法表現)を掲げてひたすら真似させ、その人に定着させるのです。
正解はない。良い悪いは人によってそれはそれは様々だし、よくしようと思えば何が良いのか分からなくなります。(私の場合)
授業はそのコント劇場にかかっています。そのコント劇場のセンスが教師のセンスの良し悪しに繋がる、と言った感じです。

劇場の準備は大変です。なにせ道具係りも自分、役者も自分、脚本作成も自分なのですから。。準備時間は実際の授業時間のかる〜く3倍はかかります。
それで食べていければともかく、よっぽど一握りの人しか食べていけないのです。―というのが日本語教師さん。

そんな訳で、日本語教師養成講座なんてのは実にユニークな場所です。
卵さんたちの授業では、コントの披露会(実践とか実習というのですが)があって、いろんなコントが発表される。
なんか磁石や上質紙など、かなりお金がかかっている人や、コントの道具としてお菓子まで焼いて来る人。そのまま売れそうな見事な油絵を描いて持ってくる人。こうなるとまさに趣味の世界!

そして重要なのが、コントに批評をし合う所なのです。
サッパリしたいい性格の先生もいるのですが、中にはイジワルな先生もいて、純粋な批評と同時にチクチクと陰険な因縁をつけて来るわけです。
純粋な批評、アドバイスと思うか、イジワルな揚げ足や因縁か、その捕らえ方も人によって様々な訳なのですが、ここで私はいや〜なオンナの世界を感じるのです。
分かりゃぁいいべや?、という私の性格とは真っ向にして反対の観念なので、そんな先輩教師に当たっちまった日にゃぁ大変!


でもやりがいはある仕事。文系専門でやりがいのあるという、希少な仕事です。

ここでやっと、大学の時から通っていた日本語教師養成講座が終わったのですが、この仕事、よっぽど頑張らないと食べていけないのが決定的な弱点で、私にゃぁ専門にはできないなぁ・・・というのが本音っす。
とりあえず、資格だけとって持っておこうっと。。

2007 05/03 12:49:29 | none | Comment(0)
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3月で前職の契約が切れました。
前述の通りもともと中国語職を探していたものの、
なかなか見つからず、半年前そこに飛び入りました。
お国の研究所の会計職でした。(または公務員の補佐、とも言う)
そこで半年契約で仕事しながらゆっくり探してたのですが、
そんな長期戦に渡った就活もやっと方向性を定めることが出来やした。


まずですね、一応やっぱ、正社員で探しましたよ。

私みたいな第二新卒の転職とうのは、その将来性で合否が決まるんだと思います。
第二新卒の中国語を使う仕事というのは、かなり少ないですが半年も探せば一応はありました。

一番多いのは、将来的に中国に出ようと思ってるから、その際に向こうとの掛け渡しになってもらいたい。まずは普通に日本で仕事して。
というおシゴト。

面接官が日本人の場合、
「えーとぉ、、これこれこういう風に考えてますんで、そのぉ〜、将来的にはね、あの、産休とかもちゃんとつけますんでね。。」
と、遠まわしで長く働く旨を伝えてくるのですが、

面接官が中国人の場合、
「彼氏はいるのか?結婚はどうするのか。将来どこにいるつもりなのか?」
と、ストレート直球が飛んできます。面接でウソ言っても仕方ないので、
広島に中国人の彼氏がいて、将来どこ行くか分かんないっす。。
という旨が伝わると、即刻落選〜。

という感じでなっかなかうまくいかず、東京にあとどれくらいいたいのか、
自分でも分からないまま、マトモな正社員の就活には限界を感じたのでした。
転職活動の合間、彼氏とは別れよう、という話は何度もしました。。お互い違う場所の人間だというのが分かっているから。
でも結局別れられなかった。

そこで思い立ったのが、「は・け・ん」
社会的、将来的にはいいとは言えない気がするけど、私のようなフラフラしている奴にはとってもいいシステム、派遣社員。派遣で中国関係の仕事を探しました。
が、、求人自体がすごく少ない上に倍率が高いのかどうだか知んないけど、未経験職の多い私は落下、落下、落下。。と落ちまくって、どこも決まらなかった。。
派遣で新しい仕事しながら講座などを受けるつもりが、、も〜うタイムリミット。ちょっと欲張りすぎであることに気づき、また方向を変えました。

そんで戻った先がまた独立行政法人さん、その雰囲気は講座通いにピッタリで。
そこで働きながら、翻訳の講座に通おう、と決めたのでした。

3月までの半年間、私のやっていた仕事は資産税の申告。
コンピュータ関係の研究機構だったので全国に大〜量の資産があり、それを取りまとめ、税の分類ごとに列挙して各市町村の役所に提出する、という作業。
慣れてしまえば、単調な作業で、特別不満があったわけではないけど。。
一日中ずぅ〜っとコンピュータの小さな字とにらめっこ。
あの資産がどこに移ったぁ、捨てたぁ、増えたぁ、変わったぁ、という羅列。。
ある意味「楽」とはいえ、若いパワーにもうあと一年、一日中税金の申告書を見なければならないかと思うと、、ちょっとな。。
とまぁ、マゴマゴしているうちに新しい人も決まり、やはり転職しました。
せっかく慣れて、顔見知りも出来たところだったのに、といえばもったいなかったけど、、ちょっともう申告書見たくないし、申告書見ていてもあんまり将来的なスキルにはならないし、、もうちっと有機物やいろんなモノを相手にする仕事がしたいなぁ。。と思ったところで探していたら、見つかりました。ちょっと場所が遠くなっちゃうけど、独立行政法人での秘書。
今回は飛行機、宇宙やお空についての研究所です。そこのエンジン研究棟でのグループ秘書みたいな感じ。
同じ独立行政法人でも全然違ってびっくりっす。まぁ今回は研究棟ですからね。周りはなんか、宇宙人みたいな人ばっか。(笑) 
そのせいか、秘書同士の横のつながりもかなり強いです。
大体受かった時点でびっくりだった。
面接時、、
「変わった研究者多いから、その人と事務連絡のつなぎがうまく出来ると望ましい。人付き合いは得意な方か?」
という旨を聞かれ、、
「う〜ん。人並み、、ですかねぇ。。。」
と答えたけど、何度も何度も同じ事を聞かれるものだから、
しかも面接官達がいかにも宇宙人みたいな人ばっかだったので、こりゃやべぇ・・・と思いとっさに、机にポンッと手を置き、
「いやぁ、、、特別優れてるわけじゃないです。。」
なぁんて答えてしまい、、駄目じゃこりゃ〜と内心思っていた。
が翌日、人材会社から「是非に!」とのご連絡が。。
「はい〜??」
と思ったものの、まぁやってみるか。ちょっと遠いけど。。
という訳で始めて約一週間といったところでしょうか。まだ何が何だか分からないのですが、雰囲気的には一応やっていけそう・・・でしょう。

そこで通いながら、将来どこへ行っても使えそうな翻訳の講座を受けようと思います。果たしてそれがどのようなモノなのかは、やってみにゃぁ分からんのですが・・・


それにしても、現実的なドラマなんかでたまにある話っすよね。。ある若い、特別優秀でもないのに意欲はやたらとある娘が、身の程に合わないような高い理想を持ちいろいろやっていて、ある日突然ヘンな男と出会い、あっさりと結婚して身を固めちゃいました・・・っていう話。
そうならないように、気をつけよーっと。。

2007 04/11 12:38:47 | none | Comment(0)
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今更中学生みたいなタイトルですが、
最近思うことがあります。
私は、典型的な文系人間です。
中学の頃から文系科目は得意だったけど、数学はまるでダメ。
でも就職活動で簡単な数学の試験があるところがあって、
最近ちょっと数学を復習しました。

結果、自分の数学力のなさに驚いたのでした。。
数学(算数)というのは
公式があって、それに知り得る数値を当てはめ、未知の値を割り出す、という学問。
それが私の脳ミソはなぜか全くその作業が出来ず、
出された数字を公式に当てはめる時点で行き詰まる。。
あまりの分からなさにイライラしてきたところで、答えを見る。
そして、やっと分かるわけなのですが、
あまりにもその答えが私の持っている発想とかけ離れているため、ちょっと感動までする。
ごくごく稀に、自分で解けた日には、涙が出そうなほどの達成感までするんですよ。笑

全く、文章なら頭の奥からいくらでも湧き出てくるし、
文法分析や外国語も好きな方だけど、数学的発想が全くないこの脳ミソ。
でも世の中の発展に必要なのはそんなモノよりも、数学的発想による発明!なんですね。

その証拠に今、中国から若い理系の人がどんどん来日しています。
私より下の新卒ホヤホヤの子達が、企業の研修とやらで。
んでその対象は日本語のできる文系出身者ではなく、発明のできる理系出身者。


一体私の脳ミソはいつどこで間違ったのでしょうか。。
自分の年を遡る事約10年。
中高生だったころ、周りのほとんど(多分90%)が文系でした。
今でも学生時代に知り合った人で理系の仕事をしている人はゼロ。
私の世代は多分、「ゆとり教育」の真っ只中の代なんですかね。?
義務教育の週休二日制が始まり、好きなことをやろうとか視野を広めるとかがモットーだった気がする。
それが関係あるのかどうか分からないけど、数学キライと言う人は多かった。
ハタチ過ぎた文系人間も「好きを仕事に」を追っている人がなんと多いことでしょう。。。
それが悪いことだとは思わないけど、文系の専門職というのは一般的に食べていけないのです。
「仕事」=「ごはんを持って帰る場所」として、割り切れる人と割り切れない人がいるのも事実。そしてそれには学生時代の成績の優劣が全く関係していないのもまた事実。
私も割り切れない中の一人かもしれないですね。

それにしても、未知数を割り出せる数学が出来れば相当楽しいものなんだろうなぁ、と思います。

いっそのこと、大学は全部理系学科にしちまえばいいんじゃねぇの?とか思う。
文系大学をごくわずかにして、他は医療か経営、マナー、パソコンの専門学校にしちゃったら・・・?
どうでしょうか。。。?
2007 03/29 21:59:43 | none | Comment(0)
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前に書いた二つの話題を見ると、
中国と日本、どっちが開放的な感じがします?

スカート率露出度の高い日本か、結婚率の高い中国か。
人々はどっちが開放的な感じなんでしょうか?
う〜ん、、迷いますねぇ。。

でもまぁ私は、日本だと思います。
電車に乗っていてよく思う。
電車に必ずと言っていいほどある、ほぼ裸に近いおネエちゃんが微笑んでいるポスター。広告や雑誌の表紙。

またそれを満員電車で堂々と読んでるオヤジ達。
さらにその横には激ミニスカートの女子中高生。
とまぁ、中国にいたときはあり得なかった光景です。

出版社同士で購買率を上げるために競争しあってあぁなっているんでしょうけど、
私のような理屈っぽいおねいちゃんには、、、ちょっとやりすぎなんでねぇの。。。


ミニスカに関しては・・・遡ること7年前、私にも女子高生時代があったのですが、当時もミニスカートは流行っていました。ウチの高校は規則が厳しいほうで、スカートの丈チェックも厳しかった。
なので、平均それほど短い人はいなかったけど、スカートを短くする人=ふてくされている人、という公式がなんぼかあった気がする。
多分、親や周りの関心がない人ほど、私を見てん。
と言わんばかりにスカートを短くしていた。。気がする。
私はその頃から冷めていたので、スカートを折り曲げてウエストが(さらに)モコモコになり苦しいのを我慢して、キレイでもない脚をムキ出し、服装検査で怒られるその行為の、何が楽しいのか、全く分からなかった。

うちは両親や周りの関心が高く、私がもしミニスカートを穿こうもんなら中坊の弟に笑われ、オモテへ出る前に母親に着替えさせられる家なので、ミニスカの発想はなかった。
類は友を呼ぶ、で私の友人もみんなそんな感じの人が集まってます。

また、同じ事が男の場合は、車の音に反映されている感じ。
オレに注〜目!!
と言わんばかりにブンブン音をたてて大通りを滑走していくあの行為。

露出女に暴走男。
全ては甘えと自分を意識してほしい、という深層心理がはたらいているのだと思います。
でも露出する分には個人の問題だけど、事故のリスクを背負ってまで暴走する行為の方より激しいですよね。


確かに露出度と言うもので人生を変えるほど、周りの対応は違うかもしれません。
実際にやってみた・・・・という訳ではないけど、私もスカートを履くこともあるので。。

実験対象は駅前によくいるティッシュ配り&ティッシュを差し出されれば必ずもらう自分。
だるんだるんでつんつるてんのズボンに、な〜んでもないローヒールの紐靴なんかを履いてると。
ティッシュ配り君達はほぼシカト。ティッシュの収穫率はゼロ。
スカートにブーツみたいな恰好だと、差し出される。収穫率は2つくらいでしょうか。
そして、短めのスカートに網目柄のあるタイツか何か穿いていると。「待ってました。どうぞー。」と、コメントまで入るのです。
ティッシュの収穫率は4つに跳ね上がる。

同じ顔して同じコートで同じかばんなのに。。
足元一つでこうも違うのか。と改めて人間の単純さを感じるのでした。

露出ではなく、品のあるおしゃれがしたいものですね。
と言いながら、今日もスッピンにだるんだるんのズボンで電車に乗っているのですが。。


あ、話がそれましたが、開放的かどうかっつー話。

でも中国も充分OPENじゃなぁい?とも思います。
中国でのプールの更衣室やなんかはも〜う同性でもどこに目をやったらいいのやら。。という着替えっぷり。

テレビの宣伝やなんかでも中国は、パンパースや婦人科や下着の宣伝など、とっても単刀直入。

要するに、「開放的」なのは日本! 中国は開放的というより「大胆」という言葉がふさわしい、と思えるのでした。

2007 03/25 20:38:03 | none | Comment(0)
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ちょっと前から流行っているパラサイトシングル。私や周りほとんどが
今まさにそれです。。というかそれが普通と言う感じになっている。
ま、地域性もあるのでしょう。うちは一応、東京都(のはずれ)なので、家から通
える仕事がほとんど。特に家を出る必要はないのだ。

仕事して、良くも悪くもないお金をとって、習い事や趣味、遊びに使って楽しむ。

ちょっと前まであったテスト地獄もなく、勉強しなさいともなんでも食べなさい
とも、今更誰も何も言わない。
それでいてまた、結婚しろとも、いい人探して出て行けとも、誰も言わない。
家に帰れば、親がいて兄弟がいて、
ごはんがあって、お風呂もできてる。
そんなパラサイトシングルの生活に依存してしまい、抜け出せなくなりそうで怖
い今日この頃。

日本人は未婚率が中国に比べて圧倒的に高い。
周りの年上の人達を見ても、未婚のほうが多いくらいだ。
それも向上心が高い人や、多趣味でよくしゃべる人に限って結婚していない。。
多分、趣味や勉強にふけっていて、二十代・・・三十代・・・四十と過ぎていく
のだろう。

中国では30過ぎて結婚しないと、あのコは身体か性格に何か問題がある。おかしー
んじゃないの?とか思われるそうだけど、なんだか日本は逆。
え、結婚すんの?大変ジャン!え、離婚した?やっぱりね。みたいな。。
(ーーというのは極端ですが。。)
また日本では、恋愛や結婚なんて一人前の大人になってはじめて許されるのだ、
みたいな感覚があるのではないでしょうか。
そうしている間にみんな平等に年を取り、10代ギャルの子ばかり増え、恋に不器
用な人は特に探しもせず、気づけばあら40!みたいな感じ。。

私は一応まだ、どっちの人生を歩もうか、見て選べる年齢(ギリギリ)なので、
客観的に見られるのですが。(ギリギリで)
どっちの人生もそれなりによさそうに感じます。


そもそもその未婚率の違いは何か?
ズバリ!本人の意識ですね。
中国では例えば、たまぁに会社の人と飲みに行く時、何人かで集まる時等、いち
いちツガイで集まる。
地味ぃ〜な人たちの間でもそうなのです。

・・・いつだかテレビの特番で、アメリカの高校卒業パーティーの様子を見た。
一緒に踊る相手がいないと、卒業パーティーに参加できないそう。
そのためにクラスのド派手なメンバーもじみぃ〜なメンバーも、積極的にパート
ナーを探す。ドキュメントの主役になっていたのは、地味なタイプの男の子で、
パーティに参加するまでをたどった番組だった。。
んなバカな〜。
そんな環境、私じゃぁとても生きていけないわ。日本人でよかった。と思った私。

アメリカみたいに、そこまではいかないとしても、中国もやはり近いところがあ
るのかもしれない。
という雰囲気なので、地味ぃ〜な人たち同士でも親達の間でも‘紹介し合う’と
いう手段が繰り広げられています。
よって一人一人の意識が日本人と全然違うわけです。

それから、医療福祉の進歩、少子高齢化とかもかんけいあるのかもな〜と私は思
います。
他の国と比べ、独身でも不安なく十分生きていける!というかむしろ自由な人生
が送れる。
また親世代にも力があり、寿命も長いですしね。

というのが、パラサイトシングルが繁殖し続ける理由なのだと考えられます。

それにしてもこのパラサイトシングルって最高!
このまま時代がとまればいいのに〜・・・・;
2007 02/23 12:41:26 | none | Comment(0)
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中国に行ってから叩き込まれた概念の中の一つ。
それは、 スカート=夏服
以前にも触れましたが、中国人は冬、スカートをはく習慣があまりありません。
冬スカートを穿くというのは、極端な話、我々にとって言えば11月にキャミソール一丁で街を歩くようなもの、みたいです。そしてスカート+コートというのは、キャミソール一丁にマフラーと手袋をする、様な感覚みたいです。(極端ですが) 
コイツ寒いのか暑いのか、どっちかにしろよ。ってなるみたいです。

に対し、日本人にとってスカートは、ズボンや靴と同じで、一年中穿くもの。
上半身と下半身は別物で、肩を冷やすと風邪を引くけど、下はそれほど気にしなくても大丈夫、というのが一般的な考えなのでしょうか。
中高生やOLの制服も一年中スカートだし、私服でも冬スカートを穿いていて、なんら不自然なことはないですよね。
日本人の中にはむしろ、「私一年中スカートしか穿きません。」という人も結構いる。なぜか?
まず体型を気にする人。
ズボンというものはヒップから太ももにかけてのライン、形がモロに浮き出ます。
それを気にしてズボンを嫌う女性も結構多い。
それからズボン=ラフ、スカート=フェミニン、なイメージでスカート派の人も多いですね。
またはスカートのほうが購入時に楽だから。
ズボン購入の場合、ウエスト、ヒップ、股上、股下、脚等、合わなければならない場所がいくつもあるのに対し、スカートならウエストとヒップの二ヵ所が合えばOK。
私も長身デカ尻族の一員なので、スカート派の気持ちはよ〜く分かります。


が、中国では冬にスカートなんか穿いたら風邪をひく、とかリウマチになる、とか体に毒、と言われているそう。。
そんなことは私も露知らず、大連一年目は秋口になってもスカートを穿いていました。
すると、、社員のあっちこっちから「寒くないの?!」「なんでスカートなの?!」
と言う声が。
始めのうちは、、人の格好にうるさい人達だなぁ・・・失礼しちゃうワ。。とは思っていたものの、あまり気にしていなかったのですが、11月に入るとまるで変な人みたいな言われ方をし始めたため、やっと事情が分かり、それからは冬スカートを穿くのをキッパリやめちゃいました。

日本人が他に何人かいれば、日本の習慣とはこうなんだ!と示せたものの、私の周りには他に日本人女性がいなかったので、習慣です!という示唆ができなかった。
たまぁに出張等で冬日本に初めて行ってきました!という社員の話を聞くと、
「日本人女性ってキレイ」とか「脚がいい」とか「真冬にミニスカートなんて、挑発だ」という感想を聞きました。
正直私が思うに、外見、スタイルは中国人(大連人)女性の方がず〜〜っといいです。幾何学的な身長、体重等のバランスはホント比にならないと思います。。。;
特に大連は中国の中でもモデルの出身が一位だか二位だかに高い都市。
で、なぜかそんな感想が来るのは、多分日本人の仕草とか、服装でしょう。
スカートとストッキング、80デニール以下のタイツ+形の整ったパンプスやブーツの絶妙なバランスがそういう印象を与えているんでしょう。
(にしても「挑発的だ」までは妄想激しすぎるんじゃないっすかね?)
挑発的な変態女の烙印を捺される前に、やめといた方が無難だな、と悟り、それからは夏以外、私もスカートを穿かなかった。
日本人としてのアイデンティティを潰された気がして、多少のストレスは感じたものの、スカート=夏服という感覚が洗脳されていった。

そして2年。
帰国して会社を見渡すと、半分以上の女性ががスカートではあぁ〜りませんか!
その度にこの人、寒くねぇの?と疑問に思っている自分がいた。タイツ着用なら驚かないけど、ナマ脚だと本当に驚いてしまう。

一番びっくりなのは女子高生。寒空の中のミニスカ。
短い物がピラピラ垂れ下がっていると中を見たくなる、という本能が人間にはあるそうです。
アノ、女子高生スタイルは、そんな人間の本能と高校生と言う身分と学校の規則を応用した、実にセクシーなアイテム。と同時に多少の不健康さを感じるのは私だけでしょうか。

気づいたら、冬にスカートを穿けなくなっている自分がいた。

それにしても夏しかスカート穿けないなんて、中国人の女の子はちょっとかわいそうだなぁ。。。
と思うのは私だけでしょうか。。?
2007 01/24 12:44:01 | none | Comment(0)
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大変長らく放ったらかしにしました。
まだ見ていて下さる方はどれだけいらっしゃるのでしょうか・・・?

更新していなかった理由その1
帰国しちゃいましたから。。
私も、これを見ている方も日本人ですよね〜。んでもってブログのネタにしていたのは海外の生活。
んなわけでもちろん、ネタが大幅に減ってしまいやした。

理由その2
会計職。
今しているのは、とある独立行政法人での会計職。
一日中パソコンのこまっか〜い字を見ています。従ってプライベートでもパソコンに触るのが嫌になってしまったのです。。

理由その3
うちは今、6人家族。家中、デカイ人間が目の前を右往左往しています。
なので彼らを見ているだけで手持ち無沙汰な時間がなくなってしまうのです。。

と言うわけで、大変長らく放ったらかしにしていました。


仕事の方は、、公務員の世界で続けております。
公務員とは、言わずと知れた年功序列の世界。誰もが羨む非接客業。
本当にそれを感じる今日この頃です。
非接客業ゆえか、心の豊かな人は大変多い。従業員同士の言葉遣いもかなり丁寧だし、みんな多趣味!
仕事とプライベートをきっちり分け、趣味や子育てに励んでいる感じがします。
それにしても、趣味ってこんなにもいろいろあるのか、という感じです。絵、相撲、切手、ゴルフETC。身近に画家がいたのにはメチャクチャ驚きました。

年末年始の休暇、ちょっと違う業界が見たいな、という好奇心と貯金がほしい為、リゾート地の単発バイトに参加しました。
時は金なり。
私の配属は伊豆にある某高級リゾートマンションのバイキングレストラン。
バイキングでよかったっすよ。コース料理じゃぁ訳が分からんですもん。
でも結構大変だった。。。体力勝負でした。
ホテルの仕事って朝と夜が忙しく、真ん中が空くんですよね。慣れない生活と体力勝負だったもんで、相当疲れた。

職業柄も普段の非接客とは対極の、究極の接客業。
でも究極の接客業だからか、従業員は裏ではピリピリしていた。
厨房のコックさんたちなんか、言葉が乱暴で喧嘩しているようにさえ見えた。
そういったとき、ピリピリしている人の矛先は単発バイト生に向けられる。特に私は外見が実年齢よりだいぶ若く見えるらしく、かなりピリピリを被った。もちろん中身は理屈の塊なので、黙っては帰らなかったけど。。
やはり人は人に大事にされないと歪んでしまうのかもしれないですね。

このバイトで楽しかったことは、ルームメイトとの談話。
ルームメイトと言っても、私より20歳以上年上の方。
なんで年末バイトにこの位の人がいるんだろうって思ったけど、話を聞いていてキャリアウーマンと判明。
転職活動中のつなぎの仕事、兼業界研究だそう。

すごく頭がよく、話を聞いていて面白かった。
母親とそんなに年変わらないけど、全然違う生活と価値観、人生観。
メチャメチャ所帯染みた母と、バリバリ仕事しているその人。
自分のやりたいことはほとんどしてないような母と、やりたいことはやり尽くし行きたいところは行き尽くしてしまった、というその人。
大家族の母と、離婚してしまったその人。多分彼女は、男性に支配される生活に耐えられなくなってしまったようだった。

対極的な人生を眼前にし、戸惑ってしまった。
もうあまりヒトゴトとは言っていられない年になってしまったから。。;

私は自分の好きなこともしていたいけど、寂しいのは嫌だなぁ。自立もしたいけど、寄りかかりもしたいなぁ。。
日本に帰っていろんな先輩の生き方を見ている今日この頃です。
2007 01/08 19:47:04 | none | Comment(0)
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大変長らく放ったらかしにしました。。。
やっぱり大連にいるときの感覚とは全然違うんだなぁ。。。

帰国して早、2ヶ月半が経ちました。
私はまた、全然関係ないことをやっております。
就職活動をしていたけど、思うように求人がなかった。
いや、ショックでした。ホント。帰ったら絶対くいっぱぐれない!とか、勝手に自信満満だったけど、実際本当にないのか、それとも見つからないだけなのか。
多分両方だと思うけど、なかなか興味が湧くような求人が見つからず。あまり長い間職探しばかりしているのもイヤになり、時間の方がもったいない!感じるようになりました。

と、その時たまたま登録した人材会社から電話があり、研究所で事務職をしないか。今急募で半年だけだから。と言われ。。
このままあてのない就活をしているより、一度、腰をおろすか。
と決めて、そこで働いています。
ちなみに中国の「ち」の字とも関係のないところ。でも研究所なので雰囲気とかは気楽です。数字を追わないだけに。。
入って分かったけど、そこの事務職はみんな公務員。帰国して公務員の世界に入るとは、全く思っていなかった。。
でも公務員というと、まるっきり日本の代表みたいな感じの社会で、私も日本人に戻ってきました。今までとは関係ないどころか、全く違った場所。

派遣社員なので自分の時間も多いし、これから半年は、公務員の中で日本人になりつつ、ゆ〜くりと就職活動&将来設計をしていくか、という事に決めました。

2006 10/17 12:46:11 | none | Comment(0)
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